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第18章 回復と未来を目指して
379話 Natsuコンサート・本番
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いよいよ本番だ。光が華やかでまぶしい。
舞台の後ろの設営も凝っていて、まるで別世界のようだ。
MCが登場して紹介を始める。なんか喋っていたけど、もういいや。
バンドの皆が舞台に出ている中を、夏が登場して歌い始めた。
ステラビートもさーっと後ろに出て、一緒に踊る。
ドキドキするから、舞台裏のモニターをひたすら見ていた。
何曲も連続して歌うと、ちょっと小休止のようだ。
MCが再び登場。今日も華やかなロングドレスで、舞台に映えていた。
MC「ではここで舞台の空気を変えて、今回初めて作詞をされた木内真亜子さんと、おなじみのRIKOさんにご登場いただきましょう。どうぞ!」
二人が舞台に出て行った。パステルカラーの素敵なドレス姿。
MC「前回はRIKOさんが作詞されましたが、今回は木内真亜子さんも作詞をされたんですよね?どんなきっかけだったんですか?」
木内「本当に偶然だったんです。アトリエで詩を書いた手帳を落としてしまって……院長先生に読まれてしまったんです。恥ずかしかったのですが、詩を褒めていただいて、桐生社長に紹介していただき、作詞家として契約していただいたんです」
MC「うわ~、それはすごい偶然ですね。でもその場で認められるくらい詩が良かったんですね。今回もパンフレットには木内さんの詩が入っています。RIKOさんはその時どう思われたんですか?」
RIKO「私もすごく感動しました。木内さんのリトグラフに雰囲気が合っているから、詩と絵を組み合わせた作品を作ったら?と薦めたんです。そのうち皆さんにもご覧いただけると思います」
MC「ではRIKOさん、木内さん、ありがとうございました。今回は新たにRIKOさんの作詞で1曲、木内さんの作詞で3曲、ピアニストのまあちゃんの作曲で4曲をお届けします。ではどうぞ!」
夏が登場。弦楽アンサンブルが準備OK。レオさんが指揮をしている。
木内さんのやさしい歌詞の歌が3曲歌われた。
案外、夏の高い声と合う。世界観がぴったりだ。
ちょっとファンタジーで、子供でも口ずさみそうな歌だ。
最後に莉子の作詞はにぎやかな歌。
う~ん、これはいいのかどうかは分からない。俺は所詮、音楽は分からん。
そのうちMCが夏にインタビュー。
MC「夏さん。今回はロビーでRIKOさんのリトグラフが展示されていますが、その中に菜の花病院の院長先生の絵もあるそうですね?お二人を描いたものもあるとか?」
夏「そうなんですよ。本当は院長だけの方が売れるんですけど、それだと俺が悔しいので、二人でいるところを描いてもらったんです」
会場が笑いで湧いた。
MC「なるほど、相乗効果ですね?では院長先生のお顔を拝見したいですよね?」
マジか。桐生さんと村瀬さんがそばに来て逃げられないように俺を包囲。
桐生「逃げられませんよ。協力してください」
MC「では皆さんで院長先生をお呼びしましょう。せーの、院長先生ー!!」
夏まで声を合わせて呼んでいる。
桐生「さあ、出てください」と二人にどんと押された。
ふたりの力が強くて危うく転びそうになった。
会場が大笑い。恥ずかしさの極みだよ。
両手で顔を隠した。
夏「お兄さん、大丈夫?」と笑いながら言う。
MC「院長先生はシャイなんですね?お顔を出していただけませんか?」
しょうがないので両手を降ろすと、拍手喝さいを浴びた。
MC「うわーすごいイケメン。確かに夏さんの目論見は分かりますね?」
夏「えー、それひどいじゃないですか」
また会場が大笑い。
俺も照れながら大笑い。一礼して袖に戻った。
MC「逃げられちゃいましたね?」
夏「いつもそうなんですよ。人前に出るのが嫌で……まあ、無駄な抵抗ですけどね」
会場がまた大笑い。
桐生さんと村瀬さんが拍手。
「院長が頑張ってくださって観客が大喜びですよ」
こいつらは何でも売るつもりだな。
舞台ではステラビートによるダンスが始まった。
派手なライトが飛び交い、バックスクリーンでも派手な映像が流れている。
その隙に夏が袖に来て、俺を見ながら水を飲み、酸素を吸った。
その後、ステラビートの真後ろから登場し、一緒にダンス。
身体が丈夫になったなあ。
きっとみずきさんが体力をうまく調整してくれたんだろう。
動きに疲れも無理も見えない。
舞台の後ろの設営も凝っていて、まるで別世界のようだ。
MCが登場して紹介を始める。なんか喋っていたけど、もういいや。
バンドの皆が舞台に出ている中を、夏が登場して歌い始めた。
ステラビートもさーっと後ろに出て、一緒に踊る。
ドキドキするから、舞台裏のモニターをひたすら見ていた。
何曲も連続して歌うと、ちょっと小休止のようだ。
MCが再び登場。今日も華やかなロングドレスで、舞台に映えていた。
MC「ではここで舞台の空気を変えて、今回初めて作詞をされた木内真亜子さんと、おなじみのRIKOさんにご登場いただきましょう。どうぞ!」
二人が舞台に出て行った。パステルカラーの素敵なドレス姿。
MC「前回はRIKOさんが作詞されましたが、今回は木内真亜子さんも作詞をされたんですよね?どんなきっかけだったんですか?」
木内「本当に偶然だったんです。アトリエで詩を書いた手帳を落としてしまって……院長先生に読まれてしまったんです。恥ずかしかったのですが、詩を褒めていただいて、桐生社長に紹介していただき、作詞家として契約していただいたんです」
MC「うわ~、それはすごい偶然ですね。でもその場で認められるくらい詩が良かったんですね。今回もパンフレットには木内さんの詩が入っています。RIKOさんはその時どう思われたんですか?」
RIKO「私もすごく感動しました。木内さんのリトグラフに雰囲気が合っているから、詩と絵を組み合わせた作品を作ったら?と薦めたんです。そのうち皆さんにもご覧いただけると思います」
MC「ではRIKOさん、木内さん、ありがとうございました。今回は新たにRIKOさんの作詞で1曲、木内さんの作詞で3曲、ピアニストのまあちゃんの作曲で4曲をお届けします。ではどうぞ!」
夏が登場。弦楽アンサンブルが準備OK。レオさんが指揮をしている。
木内さんのやさしい歌詞の歌が3曲歌われた。
案外、夏の高い声と合う。世界観がぴったりだ。
ちょっとファンタジーで、子供でも口ずさみそうな歌だ。
最後に莉子の作詞はにぎやかな歌。
う~ん、これはいいのかどうかは分からない。俺は所詮、音楽は分からん。
そのうちMCが夏にインタビュー。
MC「夏さん。今回はロビーでRIKOさんのリトグラフが展示されていますが、その中に菜の花病院の院長先生の絵もあるそうですね?お二人を描いたものもあるとか?」
夏「そうなんですよ。本当は院長だけの方が売れるんですけど、それだと俺が悔しいので、二人でいるところを描いてもらったんです」
会場が笑いで湧いた。
MC「なるほど、相乗効果ですね?では院長先生のお顔を拝見したいですよね?」
マジか。桐生さんと村瀬さんがそばに来て逃げられないように俺を包囲。
桐生「逃げられませんよ。協力してください」
MC「では皆さんで院長先生をお呼びしましょう。せーの、院長先生ー!!」
夏まで声を合わせて呼んでいる。
桐生「さあ、出てください」と二人にどんと押された。
ふたりの力が強くて危うく転びそうになった。
会場が大笑い。恥ずかしさの極みだよ。
両手で顔を隠した。
夏「お兄さん、大丈夫?」と笑いながら言う。
MC「院長先生はシャイなんですね?お顔を出していただけませんか?」
しょうがないので両手を降ろすと、拍手喝さいを浴びた。
MC「うわーすごいイケメン。確かに夏さんの目論見は分かりますね?」
夏「えー、それひどいじゃないですか」
また会場が大笑い。
俺も照れながら大笑い。一礼して袖に戻った。
MC「逃げられちゃいましたね?」
夏「いつもそうなんですよ。人前に出るのが嫌で……まあ、無駄な抵抗ですけどね」
会場がまた大笑い。
桐生さんと村瀬さんが拍手。
「院長が頑張ってくださって観客が大喜びですよ」
こいつらは何でも売るつもりだな。
舞台ではステラビートによるダンスが始まった。
派手なライトが飛び交い、バックスクリーンでも派手な映像が流れている。
その隙に夏が袖に来て、俺を見ながら水を飲み、酸素を吸った。
その後、ステラビートの真後ろから登場し、一緒にダンス。
身体が丈夫になったなあ。
きっとみずきさんが体力をうまく調整してくれたんだろう。
動きに疲れも無理も見えない。
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