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第19章 アニメと新しい世界へ
381話 コンサートが終わって
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夏の体調を心配したが、朝は熱がなかった!
よし、叩き起こそう。
「夏、起きろ。熱がないんだから朝礼で皆にお礼を言わないと駄目だろう?終わればまた寝ていいからさ」
「ふぁ~~い」
手を引っ張って洗面所に連れて行った。
のろのろとスクラブに着替えていた。
俺達が6階の休憩室に現れると、皆が歓声と拍手で迎えてくれた。
夏もようやくこれで目が覚めたようだ。
夏に朝礼をやらせよう。
<朝礼にて>
夏が台に上ると、まだまだ拍手は止まなかった。
夏「皆さん、コンサートにお越しくださって、本当にありがとうございました。すごくうれしかったです!今回は少し曲も増えたし、木内さんの素敵な世界の作詞や詩を提供してもらって最高でした。
前回は俺が後で寝込んでしまったのですが、今回は監督のレオさんやトレーナーのみずきさんが考えてくれて、無理のないスケジュールやダンスで調整してくれました。お陰で今ここに出て来られました。
幸せです。本当に皆さん、ありがとうございました」
「では解散します」 最後だけ俺が号令をかけた。
いつものように、その後はみんなが列になって、夏に一声かけてハイタッチをしたがった。
長い列が出来ていたが、まあいいや。好きにやってくれ。スタッフの特権だ。
その後、夏はまたベッドに戻った。
コンサート後は3日間の休みをもらったそうだ。
まあ、事務所スタッフも二日間休み。代休だね。
昼食になんかスープでも作るか。大根と肉団子のスープを作った。
夏が起きて来た。莉子も一緒に昼食だ。
「大根と肉団子のスープを作ったよ」
「いえ~い!」二人で子供みたいに喜んでいる。成長しないな、この二人。
おいしそうに食べている二人を見ているのが幸せだ。
夏「マジ旨いよ」
莉子「同じく」
桃香の分も取っておいてやろう。塾の前に食べさせよう。
莉子「夏さ、昨日のコンサートだけで、どれくらいの利益があったの?」
夏「ちょっと―、それ今聞く?」
莉子「聞くさ。だってあれだけのスタッフを動かしたんだよ。気になるでしょう?」
夏「多分ね。集計は出てないけど、500万から800万かな?絵がどの程度売れたかは知らないからさ」
莉子「ええ?たったそれだけ?」
夏「ちょっと、“たった”ってことはないでしょう?収益はゲームと比べたら駄目だよ」
莉子「それはそうだけどさ。こんなことはずっと続けられないよね?だって割が合わないもん」
夏「それ言っちゃ~おしまいなんだけどさ、実は俺もそう思ってた。割が合わなすぎるよね?」
莉子「ミュージックビデオや配信は?」
夏「だからさ、まだ木内さんの曲を昨日出したばかりだから、SNSの反応がどうか?だよ」
莉子「私も早くリトグラフの結果を知りたいよ。木内さんだってすごく頑張ったのにさ」
夏「俺さ、ちょっとアイデアがあるんだよ」
莉子「なに?」
夏「うちのアニメプラスで映画って出来ないかな?春休みや夏休みに親子を動員させるようなさ。木内さんの世界観があればできるような気がするんだよね。まあ、それには莉子にも頑張ってもらわないといけないんだけどさ」
莉子「いいよ。私だって稼がないと駄目だもん。木内さんにも儲けて欲しいしさ。だってさ、お弁当代が贅沢だって言うんだよ。かわいそうでしょう?」
「それさあ、みんなで映画館で見るだけじゃなくて、コンサートホールで上映しながらみんなで歌ったり出来ないの?観客も3Dで楽しめるようなアニメをさ。連動だよ」
二人がパタッと食べるのを止めた。
夏「お兄さん。それどこで覚えて来たの?」
莉子「そうだよ、悔しい。春ちゃん素人なのに、いつ閃いたの?」
アハハハ、笑い転げた。
「だってさ、やっぱりあれだけの動員と手間をかけたのに、医者一人の年収にも満たないんじゃ。やる価値ないじゃん」
夏「ひどい!それ言ったら終わりなんだよ」
「だからさ、夏と莉子がそれを終わりにしなきゃいいんでしょう?」
二人とも思いっきり顔をゆがめて俺を睨んだ。
よし、叩き起こそう。
「夏、起きろ。熱がないんだから朝礼で皆にお礼を言わないと駄目だろう?終わればまた寝ていいからさ」
「ふぁ~~い」
手を引っ張って洗面所に連れて行った。
のろのろとスクラブに着替えていた。
俺達が6階の休憩室に現れると、皆が歓声と拍手で迎えてくれた。
夏もようやくこれで目が覚めたようだ。
夏に朝礼をやらせよう。
<朝礼にて>
夏が台に上ると、まだまだ拍手は止まなかった。
夏「皆さん、コンサートにお越しくださって、本当にありがとうございました。すごくうれしかったです!今回は少し曲も増えたし、木内さんの素敵な世界の作詞や詩を提供してもらって最高でした。
前回は俺が後で寝込んでしまったのですが、今回は監督のレオさんやトレーナーのみずきさんが考えてくれて、無理のないスケジュールやダンスで調整してくれました。お陰で今ここに出て来られました。
幸せです。本当に皆さん、ありがとうございました」
「では解散します」 最後だけ俺が号令をかけた。
いつものように、その後はみんなが列になって、夏に一声かけてハイタッチをしたがった。
長い列が出来ていたが、まあいいや。好きにやってくれ。スタッフの特権だ。
その後、夏はまたベッドに戻った。
コンサート後は3日間の休みをもらったそうだ。
まあ、事務所スタッフも二日間休み。代休だね。
昼食になんかスープでも作るか。大根と肉団子のスープを作った。
夏が起きて来た。莉子も一緒に昼食だ。
「大根と肉団子のスープを作ったよ」
「いえ~い!」二人で子供みたいに喜んでいる。成長しないな、この二人。
おいしそうに食べている二人を見ているのが幸せだ。
夏「マジ旨いよ」
莉子「同じく」
桃香の分も取っておいてやろう。塾の前に食べさせよう。
莉子「夏さ、昨日のコンサートだけで、どれくらいの利益があったの?」
夏「ちょっと―、それ今聞く?」
莉子「聞くさ。だってあれだけのスタッフを動かしたんだよ。気になるでしょう?」
夏「多分ね。集計は出てないけど、500万から800万かな?絵がどの程度売れたかは知らないからさ」
莉子「ええ?たったそれだけ?」
夏「ちょっと、“たった”ってことはないでしょう?収益はゲームと比べたら駄目だよ」
莉子「それはそうだけどさ。こんなことはずっと続けられないよね?だって割が合わないもん」
夏「それ言っちゃ~おしまいなんだけどさ、実は俺もそう思ってた。割が合わなすぎるよね?」
莉子「ミュージックビデオや配信は?」
夏「だからさ、まだ木内さんの曲を昨日出したばかりだから、SNSの反応がどうか?だよ」
莉子「私も早くリトグラフの結果を知りたいよ。木内さんだってすごく頑張ったのにさ」
夏「俺さ、ちょっとアイデアがあるんだよ」
莉子「なに?」
夏「うちのアニメプラスで映画って出来ないかな?春休みや夏休みに親子を動員させるようなさ。木内さんの世界観があればできるような気がするんだよね。まあ、それには莉子にも頑張ってもらわないといけないんだけどさ」
莉子「いいよ。私だって稼がないと駄目だもん。木内さんにも儲けて欲しいしさ。だってさ、お弁当代が贅沢だって言うんだよ。かわいそうでしょう?」
「それさあ、みんなで映画館で見るだけじゃなくて、コンサートホールで上映しながらみんなで歌ったり出来ないの?観客も3Dで楽しめるようなアニメをさ。連動だよ」
二人がパタッと食べるのを止めた。
夏「お兄さん。それどこで覚えて来たの?」
莉子「そうだよ、悔しい。春ちゃん素人なのに、いつ閃いたの?」
アハハハ、笑い転げた。
「だってさ、やっぱりあれだけの動員と手間をかけたのに、医者一人の年収にも満たないんじゃ。やる価値ないじゃん」
夏「ひどい!それ言ったら終わりなんだよ」
「だからさ、夏と莉子がそれを終わりにしなきゃいいんでしょう?」
二人とも思いっきり顔をゆがめて俺を睨んだ。
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