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133話 私をテニスに連れてって・1
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明日は、いよいよ10年ぶりにテニスをする日だよ。もう~どんだけ楽しみに待ったことか!これまでの毎日は本当に並大抵の大変さじゃなかったよ⇒オレ
莉子も行くというので、テニス用品を全部買ったし、毎晩のようにラケットを平らにしてボールをポンポン弾ませる練習と、素振りの練習に、オートテニス場に行って、軽くポンポンと3mくらい離れて打ち合う練習もしてきた。
初心者ってそんなもんだよ。莉子の場合は力も筋肉もないから、幼児用のラケットとスポンジボールで打ち合うだけでも十分なのにね。 莉子も涙ぐましい努力をしたんだよ。両手、腰、足を湿布だらけにして頑張る頑張る。
莉子が地道に努力をする人だということは知っていたが、これほどまでの執念を見せるとは思わなかったよ。
毎晩、俺はせっせと湯船のなかで莉子をマッサージしたんだよ。Hなしだよ。だって莉子が疲れてるんだもん。
でもどさくさに紛れてかわいい乳房に触ったりキスはさせてもらいました。あとは早く寝かせないと湯船で寝ちゃうからさ。油断が出来ないんだよ。あとは、湯船から出してベッドに運んでバタンだよ。はーっ。
何しろ普通のラケットを振ると言うだけで、莉子にとってはどれだけ重くて大変なのか!だよね。これ全部、洋子さんが来る!と言うだけでだよ。すごくないか?
なんでそんなにムキになるのかわからないよ。結婚しているんだから妬く必要もないんだよなあ。別に洋子さんが俺にアタックしたわけでもなく、付き合ったわけでもないんだよ。女って本当に分からないよ。
さあ、とにかく朝食を早めに取って、おにぎりも作り、お茶の用意もして、ピクニック気分で早朝から用意した。
俺たちはシャワーを浴びた後の着替えも用意した。風邪を引くからね。行く時はもうテニスウェアで車に乗るよ。
さあ、どんなことになるのか?わくわくが止まらないよ~。
8:30に現地に集合だった。早いなあ~。まあ近いからいいんだけどね。
皆揃って集まったよ。元気だなあ~。
久しぶりに岩城の顔を見たよ「おう、元気か?久しぶりだよなあ。10年ぶりだよね。一緒にテニスをやるのは」と俺が言うと、「ああ、今回は誘ってくれてありがとうな。すごくうれしかったよ。楽しみにしていたよ。あっ、結婚したんだって?おめでとう。奥さんを紹介しろよ」
莉子おいでと呼ぶとニコニコしながら、とっても良い顔でやってきた。紹介するよ。こちらは俺の医大の同期で、今は大学病院の外科にいる岩城だよと
紹介すると、「初めまして、北原莉子です。兄がいつもお世話になっています」 「ん??なになに?」 へへへ。
俺は義妹の莉子と結婚したんだよ。「そうか!そうなのか!はあ~お前は確か莉子命だったよな?」もう~止めてくれよ。恥ずかしいじゃないか。あはははと二人で笑った。
同じ病院にいても滅多に顔を合わせることがないんだよね。外科はろくに食事も出来ないくらい忙しいんだよ。
そんな話をしていると、川瀬も中村も洋子さんも来た。みんなに紹介するね。
「こちらが俺の高校時代の同級生でテニス部の中村紘一君と妹の中村洋子さんだ。ちなみに二人とも独身だからな」ふふふ。洋子さん、岩城も独身だよ。良いやつだよ~。あははは。
じゃあ、中村と洋子さんに紹介すると、「こちらが産婦人科医の川瀬君と外科の岩城君です」川瀬は既婚者です。「おいやめろよ。いちいち言うなよ」と川瀬が焦る。ふ~ん、洋子さんは美人だもんなあ~。あははは。
笑顔で岩城が洋子さんをしっかりと見ていたよ。ふふふ。
さてと自己紹介が終わると、あれっ? 向こうの方で莉子たちがこっちを見ているなあ。呼んで紹介しようかな。
莉子、皆を呼んでおいでよ。お互いに紹介した方が良いだろう?
で、やってきた。じゃあ、皆に莉子の大学の同級生を紹介するね。こちらは浅田夏輝君と、木下裕司君と沢田詩音ちゃんです。「始めまして、どうぞよろしくお願いします」と頭を下げた。
じゃあ、左のこちらから紹介すると、この前会ったと思うけど、カフェの中村君と妹の洋子さんだ。中村君は高校の同級生で同じテニス部だったんだ。それから大学病院の産婦人科医の川瀬君と外科の岩城君だ。二人とも医大の同期でテニス部だったんだよ。
そしたら、病院組もにこにこして彼らを見て「初めまして、どうぞよろしくお願いします」あっそうだ。莉子は全く初めての初心者です。詩音ちゃんもだっけ?「はい、そうです」
あと、裕司君と夏輝君は大会で優勝するくらいの腕前らしいよ。「へえ~すごい!」とみんなが声を揃えている。
あっ、洋子さんも相当やって来たんじゃないの?お兄さんから聞いているよ。
「ええ??そんなことはないんですよ。もうずっとやっていなんで」えへへへと笑っている。
じゃあ、紹介はその辺で、とりあえず隣同士のコートを2面借りているから、皆さん始めてください。よろしくお願いします。
莉子、準備運動を忘れないでね。と耳打ちをした。で、夏君と裕司君と詩音ちゃんに莉子をよろしくお願いしますと
頼んでおいた。はあ~。これだけでわくわくだけど、疲れるね。ふっ。俺も準備運動をしよう。
莉子も行くというので、テニス用品を全部買ったし、毎晩のようにラケットを平らにしてボールをポンポン弾ませる練習と、素振りの練習に、オートテニス場に行って、軽くポンポンと3mくらい離れて打ち合う練習もしてきた。
初心者ってそんなもんだよ。莉子の場合は力も筋肉もないから、幼児用のラケットとスポンジボールで打ち合うだけでも十分なのにね。 莉子も涙ぐましい努力をしたんだよ。両手、腰、足を湿布だらけにして頑張る頑張る。
莉子が地道に努力をする人だということは知っていたが、これほどまでの執念を見せるとは思わなかったよ。
毎晩、俺はせっせと湯船のなかで莉子をマッサージしたんだよ。Hなしだよ。だって莉子が疲れてるんだもん。
でもどさくさに紛れてかわいい乳房に触ったりキスはさせてもらいました。あとは早く寝かせないと湯船で寝ちゃうからさ。油断が出来ないんだよ。あとは、湯船から出してベッドに運んでバタンだよ。はーっ。
何しろ普通のラケットを振ると言うだけで、莉子にとってはどれだけ重くて大変なのか!だよね。これ全部、洋子さんが来る!と言うだけでだよ。すごくないか?
なんでそんなにムキになるのかわからないよ。結婚しているんだから妬く必要もないんだよなあ。別に洋子さんが俺にアタックしたわけでもなく、付き合ったわけでもないんだよ。女って本当に分からないよ。
さあ、とにかく朝食を早めに取って、おにぎりも作り、お茶の用意もして、ピクニック気分で早朝から用意した。
俺たちはシャワーを浴びた後の着替えも用意した。風邪を引くからね。行く時はもうテニスウェアで車に乗るよ。
さあ、どんなことになるのか?わくわくが止まらないよ~。
8:30に現地に集合だった。早いなあ~。まあ近いからいいんだけどね。
皆揃って集まったよ。元気だなあ~。
久しぶりに岩城の顔を見たよ「おう、元気か?久しぶりだよなあ。10年ぶりだよね。一緒にテニスをやるのは」と俺が言うと、「ああ、今回は誘ってくれてありがとうな。すごくうれしかったよ。楽しみにしていたよ。あっ、結婚したんだって?おめでとう。奥さんを紹介しろよ」
莉子おいでと呼ぶとニコニコしながら、とっても良い顔でやってきた。紹介するよ。こちらは俺の医大の同期で、今は大学病院の外科にいる岩城だよと
紹介すると、「初めまして、北原莉子です。兄がいつもお世話になっています」 「ん??なになに?」 へへへ。
俺は義妹の莉子と結婚したんだよ。「そうか!そうなのか!はあ~お前は確か莉子命だったよな?」もう~止めてくれよ。恥ずかしいじゃないか。あはははと二人で笑った。
同じ病院にいても滅多に顔を合わせることがないんだよね。外科はろくに食事も出来ないくらい忙しいんだよ。
そんな話をしていると、川瀬も中村も洋子さんも来た。みんなに紹介するね。
「こちらが俺の高校時代の同級生でテニス部の中村紘一君と妹の中村洋子さんだ。ちなみに二人とも独身だからな」ふふふ。洋子さん、岩城も独身だよ。良いやつだよ~。あははは。
じゃあ、中村と洋子さんに紹介すると、「こちらが産婦人科医の川瀬君と外科の岩城君です」川瀬は既婚者です。「おいやめろよ。いちいち言うなよ」と川瀬が焦る。ふ~ん、洋子さんは美人だもんなあ~。あははは。
笑顔で岩城が洋子さんをしっかりと見ていたよ。ふふふ。
さてと自己紹介が終わると、あれっ? 向こうの方で莉子たちがこっちを見ているなあ。呼んで紹介しようかな。
莉子、皆を呼んでおいでよ。お互いに紹介した方が良いだろう?
で、やってきた。じゃあ、皆に莉子の大学の同級生を紹介するね。こちらは浅田夏輝君と、木下裕司君と沢田詩音ちゃんです。「始めまして、どうぞよろしくお願いします」と頭を下げた。
じゃあ、左のこちらから紹介すると、この前会ったと思うけど、カフェの中村君と妹の洋子さんだ。中村君は高校の同級生で同じテニス部だったんだ。それから大学病院の産婦人科医の川瀬君と外科の岩城君だ。二人とも医大の同期でテニス部だったんだよ。
そしたら、病院組もにこにこして彼らを見て「初めまして、どうぞよろしくお願いします」あっそうだ。莉子は全く初めての初心者です。詩音ちゃんもだっけ?「はい、そうです」
あと、裕司君と夏輝君は大会で優勝するくらいの腕前らしいよ。「へえ~すごい!」とみんなが声を揃えている。
あっ、洋子さんも相当やって来たんじゃないの?お兄さんから聞いているよ。
「ええ??そんなことはないんですよ。もうずっとやっていなんで」えへへへと笑っている。
じゃあ、紹介はその辺で、とりあえず隣同士のコートを2面借りているから、皆さん始めてください。よろしくお願いします。
莉子、準備運動を忘れないでね。と耳打ちをした。で、夏君と裕司君と詩音ちゃんに莉子をよろしくお願いしますと
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