医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘～い愛の物語

324話 家長の責任・莉子の昼寝

　今日は火曜日だ。オンライン診療の日なんだけど、スケジュールがちょっと過密だ。だから今後のことを考えて午前を大幅に変えた。

今受けた予約は消化しないといけないが、次の予約枠をつぶして予約済にしておけばいい。で、夜に枠を増やしたから問題ないだろう。

朝8時までにすることは、俺が昼食と夕食の準備。莉子は部活準備と桃香の準備。

朝のオンライン診療は8時⇒11時。昼食11時⇒12時（風呂を溜める）莉子と風呂12時⇒12時40分　

ベッドタイム12時40分⇒2時　よし、これでOKだ。

ふっ、莉子がなんというかはわからないが、昼寝だけさせても良いからね。

スキンシップを取りたいんだよ。俺の方が。

だから、莉子の絵画部に着く時間を3時にしてもらおう。

つまり部活時間は3時⇒4時半だ。俺が家を出るのは4時過ぎだ。

家で待っている時間は桃香を風呂に入れよう。

もしかしたら、誰かが莉子を送ってくれるかもしれない。めちゃめちゃ助かるな。

こっちは桃香の面倒を見ないといけないからな。

午後からの診療時間は18時⇒20時までにしよう。

18時までには夏が帰ってくるから、あとのことはすべて任せよう。

莉子と二人で夕飯を食べてもらおう。

まあ、莉子に昼寝の時間はあまりないけど、大学から帰ったらすぐ寝ても良いしさ。

結局、莉子は何時に寝てもいい。昼間に大事なことを済ませておけばいいから。(笑)

なんせ莉子は夜には体力がなくなるから、さわらせてくれないんだよ。

ああ～もうちょっと普通の体力があったらなあ‥‥‥。

やはり、日中の昼寝時間の確保がいるな。

0歳児保育に2か所予約を入れているけれど、全く連絡がないな。まあ、無理か。

最初に入り込まないと、ずっと空きが出るわけがないな。

もっと長時間預かってくれるところを探してみよう。