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618話 披露宴準備
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莉子がさんざん楽しんだ後は、我慢しきれなくなったらしい夏がその場で本居君に電話した。
「えー?金沢さんなの?」
あ~あ。楽しみが終わっちゃったねえと莉子と目を合わせて笑った。
あぁ面白かった! 俺はコーヒーを淹れた。
「夏、披露宴パーティーは住宅地の中の一軒家で、フランス料理店を借り切ったからね。結構人数がオーバーしていて、ぎちぎちなんだよ。あそこは車がないと行きにくいからさ、マイクロバスを仕立てようか?」
莉子「それとさあ、やっぱり披露宴だったらウェディングドレスは着たいんじゃないの?だってさ旧家の結婚式だったら打掛でしょう? エリナさんに頼んで、借りれるかどうかを聞いてみたらどうかなあ?披露宴の写真をインスタにUPすればいいかもよ。そしたら美容師さんもいるしね。誰か美容師さんと提携しているところはないかなあ?後、宮本先生も本居さんもタキシードがいるでしょう?」
「ああ!そうだった!」夏の頭がいきなり動き出したぞ。
春「髪のカットは夫婦とも1週間前に済ませるとして、当日のセットだよね。後、会場の花だよ。洋子さんに飾りつけを頼もうか? それとウェディングケーキだよ。やっぱりいるだろう?2個いるもんね。これは中村さんのところに頼めばいいよね?」
夏「ああ~そうですよね。そうしましょうよ。あと花嫁さんのブーケと新郎の胸に飾るコサージュもいるよね」
莉子「じゃあ、この前みたいにケーキにはチョコーレート版に絵を描こうか?」莉子が良いことを言うんだよね。
春「当日はみんな電車で来てもらって待合室で待ち合わせだな。マイクロバスは時間になったら菜の花の前に停めてもらおうよ」
莉子「花嫁と花婿は菜の花で着替えて、不要の荷物はロッカーに入れておけばいいよね?後、ヘヤーメイクも菜の花でやってもらおうよ」
春「あと、確かあそこは幼稚園以下の子供は入れないから、恵美先生の赤ちゃんは保育所に預けて来てもらおうよ」
莉子「ちょっとした荷物なら春ちゃんの車に乗るよね?私と桃香が乗るだけだから。花嫁が1人は乗れるわ。あとは夏の車に花嫁1人と新郎二人乗れるもんね」
夏「ケーキはレストランに届けてもらえますかねえ?お兄さんから聞いてもらえますか?あと洋子さんにお花をお願いしたいです」
「うん、いいよ。明日電話するよ。洋子さんも場所の確認をしたいだろうから、一度クリニックに来てもらおうか?新郎と新婦を紹介したいしね。それからレストランに連れて行くよ。時間はお客さんのいない3時から4時の間がいいな」
夏「あとは会費制だから、1人5000円でいいですよね?みんなからのお祝いですが、何が良いか本人たちに聞いておきましょうか?」
春「そうだね。そうしてくれる?予算を言って、その中で公平に選んでもらえると良いよね。あと、花やケーキやマイクロバス代とか他のはみ出したお金は経費で出しておいてくれない?」
夏「了解です。お祝い金は1人2000円くらいでいいですか?だってお兄さんがどんと出してくれるでしょう?」
春「うん、俺は莉子と連名でそれぞれに現金を包むよ。だからお祝いの品には5万くらい出すから足してよ」
夏「バス代が出れば試算ができるので、はっきりしてから皆に伝えますね」
春「こうなるとドレスとタキシード代だよね。明日エリナさんに電話して聞いてみるよ」
あとは、イベントの内容だよね。夏に一任した。あいつはこういうのが大好きだ。
今言った意見も、ダーッと全部パソコンでメモをしていた。入力がジェット機並みの早さなんだよ。
なんか違うエネルギーが出るらしい。笑う。まあ、元気なら何よりだ。
「夏、今言った俺のやることは別にメモしてプリントしてくれないか?一晩寝ると忘れそうだからさ」
「はい、もう分けてますよ。今プリントが出てきます」
そう言ってるそばからタッタッとプリントが出て来た。
全くねえ。医者にしておくには勿体ないよ。
「えー?金沢さんなの?」
あ~あ。楽しみが終わっちゃったねえと莉子と目を合わせて笑った。
あぁ面白かった! 俺はコーヒーを淹れた。
「夏、披露宴パーティーは住宅地の中の一軒家で、フランス料理店を借り切ったからね。結構人数がオーバーしていて、ぎちぎちなんだよ。あそこは車がないと行きにくいからさ、マイクロバスを仕立てようか?」
莉子「それとさあ、やっぱり披露宴だったらウェディングドレスは着たいんじゃないの?だってさ旧家の結婚式だったら打掛でしょう? エリナさんに頼んで、借りれるかどうかを聞いてみたらどうかなあ?披露宴の写真をインスタにUPすればいいかもよ。そしたら美容師さんもいるしね。誰か美容師さんと提携しているところはないかなあ?後、宮本先生も本居さんもタキシードがいるでしょう?」
「ああ!そうだった!」夏の頭がいきなり動き出したぞ。
春「髪のカットは夫婦とも1週間前に済ませるとして、当日のセットだよね。後、会場の花だよ。洋子さんに飾りつけを頼もうか? それとウェディングケーキだよ。やっぱりいるだろう?2個いるもんね。これは中村さんのところに頼めばいいよね?」
夏「ああ~そうですよね。そうしましょうよ。あと花嫁さんのブーケと新郎の胸に飾るコサージュもいるよね」
莉子「じゃあ、この前みたいにケーキにはチョコーレート版に絵を描こうか?」莉子が良いことを言うんだよね。
春「当日はみんな電車で来てもらって待合室で待ち合わせだな。マイクロバスは時間になったら菜の花の前に停めてもらおうよ」
莉子「花嫁と花婿は菜の花で着替えて、不要の荷物はロッカーに入れておけばいいよね?後、ヘヤーメイクも菜の花でやってもらおうよ」
春「あと、確かあそこは幼稚園以下の子供は入れないから、恵美先生の赤ちゃんは保育所に預けて来てもらおうよ」
莉子「ちょっとした荷物なら春ちゃんの車に乗るよね?私と桃香が乗るだけだから。花嫁が1人は乗れるわ。あとは夏の車に花嫁1人と新郎二人乗れるもんね」
夏「ケーキはレストランに届けてもらえますかねえ?お兄さんから聞いてもらえますか?あと洋子さんにお花をお願いしたいです」
「うん、いいよ。明日電話するよ。洋子さんも場所の確認をしたいだろうから、一度クリニックに来てもらおうか?新郎と新婦を紹介したいしね。それからレストランに連れて行くよ。時間はお客さんのいない3時から4時の間がいいな」
夏「あとは会費制だから、1人5000円でいいですよね?みんなからのお祝いですが、何が良いか本人たちに聞いておきましょうか?」
春「そうだね。そうしてくれる?予算を言って、その中で公平に選んでもらえると良いよね。あと、花やケーキやマイクロバス代とか他のはみ出したお金は経費で出しておいてくれない?」
夏「了解です。お祝い金は1人2000円くらいでいいですか?だってお兄さんがどんと出してくれるでしょう?」
春「うん、俺は莉子と連名でそれぞれに現金を包むよ。だからお祝いの品には5万くらい出すから足してよ」
夏「バス代が出れば試算ができるので、はっきりしてから皆に伝えますね」
春「こうなるとドレスとタキシード代だよね。明日エリナさんに電話して聞いてみるよ」
あとは、イベントの内容だよね。夏に一任した。あいつはこういうのが大好きだ。
今言った意見も、ダーッと全部パソコンでメモをしていた。入力がジェット機並みの早さなんだよ。
なんか違うエネルギーが出るらしい。笑う。まあ、元気なら何よりだ。
「夏、今言った俺のやることは別にメモしてプリントしてくれないか?一晩寝ると忘れそうだからさ」
「はい、もう分けてますよ。今プリントが出てきます」
そう言ってるそばからタッタッとプリントが出て来た。
全くねえ。医者にしておくには勿体ないよ。
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