30 / 47
8-1
しおりを挟む
美しい青空だった。
カラフルに彩られた、白百合の花畑がそこにはあった。
一面に花が咲いていて、足場が無いほどだった。
その真ん中に彼女が居た。
後ろ姿だったけれど間違えないと確信出来た。
「・・・」
百合の花言葉は純潔。
彼女らしいと俺は思えた。
「エナトリア!」
俺は叫ぶ。
「クル・・・バス?」
その瞳はとても優しい目をしていた。
あの偽物たちのように鋭く、凶暴さを感じなかった。
「あぁ、そうだ・・・ようやく会えた」
俺は抱きしめる。
「どうしたんだよ、クルバス。
君の方から抱きしめるなんて、私が抱きしめる方が多かったのに」
「今はそんな気分なんだ、ずっと会いたいって思ってて、それでようやく君に会えたんだ・・・その幸せを肌で感じたいって思っても可笑しくないだろ」
「そうだね、私もずっと会いたかった。
まるで・・・地下に1人幽閉されていたような・・・そんな寂しさを感じてたんだ・・・でも・・・今は違う」
「そうだ、今は俺が傍に居る」
「本当?」
エナトリアが俺の目を見つめて言ってくる。
「あぁ、本当だ」
俺は迷いのない心で断言した。
「嘘つき」
エナトリアは豹変する。
邪悪な笑みを浮かべて、血涙を瞳から流すのだった。
「え?」
俺はその豹変さについていけず、惚けてしまった。
「本物の私を見つけてくれるって約束したのに」
エナトリアは俺の事を押し倒す。
すると、世界はセピア色になり、白黒の世界がやってくる。
あの美しかった白百合は黒百合の花畑に変貌する。
黒百合は呪い、それは目の前の血涙を流してる彼女に合ってると思えた。
「エナトリア、違うんだ・・・俺は・・・」
「本物の私を見抜けずに、本物の私を君は殺したんだ。
君にとっては偽物でも、本物でも大差ないんだよね」
「エナトリア、聞いてくれ・・・俺は・・・君に会いたくて」
「違うでしょ」
「え?」
「君はただ、怖かっただけなんだ。
偽物の私だからではなくて、愛していた者から醜悪な殺意を向けられることに。だから殺したんだ、それは偽物だからではなくて、早く自分の中にある恐怖を拭いたくて。そうだよね、殺意を向ける人間が死ねば、怖くないもんね。平和に生きるには手を取り合う道を選ぶのではなく、敵を殺した方が手っ取り早いもんね。だから君は私を殺したんだ、偽物を殺すって都合の良い言い訳を神様が用意してくれたんだ、君はそれに甘えたんだ。違う?」
「違う・・・俺はただ、本当に本物の君に会いたくて、本物の君を探してるだけなんだ、偽物を殺すのは・・・仕方が無かったんだ」
「でも、私を殺した・・・本物の私を・・・それじゃ何のために旅を続けてるの?」
「止めてくれ、エナトリア。そんなことを言わないでくれ。
頼む、何でもするから許してくれ・・・俺は・・・お前にどうすれば贖罪できる?」
「死んで」
「がっ・・・」
エナトリアは俺の首に手をかけてくる。
そして、その力はどんどん強くなるのだった。
生きたいという生物が持つ普遍的な欲求を満たすが如く、
俺はその手に抵抗を示す。
自らの手を持って、その手を払いのけようと己の手に力を入れるのだった。
「本物の私はすでにこの世に居ないんだ。
酷いよ、寂しいよ、約束したじゃないか。私が死んだら、君も死ぬと・・・だったら今・・・その約束を果たして。
ここで死んでよ、クルバス」
「ぐぁ・・・」
息が出来ない。
首が絞められて、思うように呼吸が出来ない。
空気が、酸素が取り込めない。
頭の中がぼーーっとしてくる。
次第に俺はこのままでいいんじゃないのかなって気がしてくる。
俺は本物のエナトリアを殺してしまったんだ。
そんな罪深い俺が生きてる価値なんてあるのだろうか?
いいや、無いだろう。
それだったらエナトリアに殺されるのは正しいことで、
悪くないんじゃないかなって思えてくる。
「ばいばい、クルバス。
私の最愛の人」
「・・・」
抵抗を止めれば楽なものだった。
腕をぱたんと下ろす。
いっか、このまま死んでも。
俺は目を閉じる。
「・・・バス」
誰かが呼んでる。
うるさいな、死ねないじゃないか。
「クルバスさん!」
そうだ・・・確かこの声は。
「クルバス、起きろ!」
「はっ!」
俺は目を覚ます。
すると、そこは元の世界だった。
セピア色ではなくて、彩のある世界。
そこには心配そうな眼をしていたギルシュバインと、レスキィが居た。
「お前、大丈夫か」
ギルシュバインに肩を掴まれる。
「大丈夫だって、ただ寝ていただけなんだから」
俺は否定する。
「バカ、お前息してなかったんだぞ」
「え?」
「レスキィが気づかなかったら僕は気づけなかった」
「レスキィが?」
「あぁ・・・彼女に感謝するんだな」
「クルバスさんの寝顔を見て暇を潰していたんですが、ふと寝苦しそうなことに気づいて、大丈夫かなって心配になって見続けてたら、急に息が止まって、それで、急いでギルシュバインさんを呼んで、もう、不安でしょうがなかったんです」
「そう・・・だったのか」
俺はどうやら寝てる間に心配をかけたようだった。
「本当に平気か、クルバス」
ギルシュバインは心配そうな顔をする。
「平気だ、ただ・・・悪い夢を見ていただけだ」
「そう・・・か・・・もう少し休むか?」
「問題ない、レスキィ、今度はお前が寝ろ」
「でも」
「心配ない、ギルシュバインも起きてるしな。
それに、寝てる間に息が止まってたんだろ。
それなら見張りをしていた方が長生きできるだろ」
「そう・・・ですね・・・では自分は休ませてもらいます」
そう言ってレスキィは横になる。
「疲労が残ってるなら言えよ」
「心配ない、大丈夫だ。
レスキィが寝休憩が終わったら旅を再開しよう」
「そうは言うが」
「もう、この話は終わりだ。
うだうだ喋ってると、その声に反応して魔族が来るかもしれないんだぞ・・・静かにしろ」
「分かったよ」
無理やり話を切った。
これ以上、この話をつづける気にはなれなかったからだ。
数時間後、レスキィは覚めてギルシュバインと交代になる。
それも終わったら、夜明けになる。
そうして、俺たちは旅を再開するのだった。
カラフルに彩られた、白百合の花畑がそこにはあった。
一面に花が咲いていて、足場が無いほどだった。
その真ん中に彼女が居た。
後ろ姿だったけれど間違えないと確信出来た。
「・・・」
百合の花言葉は純潔。
彼女らしいと俺は思えた。
「エナトリア!」
俺は叫ぶ。
「クル・・・バス?」
その瞳はとても優しい目をしていた。
あの偽物たちのように鋭く、凶暴さを感じなかった。
「あぁ、そうだ・・・ようやく会えた」
俺は抱きしめる。
「どうしたんだよ、クルバス。
君の方から抱きしめるなんて、私が抱きしめる方が多かったのに」
「今はそんな気分なんだ、ずっと会いたいって思ってて、それでようやく君に会えたんだ・・・その幸せを肌で感じたいって思っても可笑しくないだろ」
「そうだね、私もずっと会いたかった。
まるで・・・地下に1人幽閉されていたような・・・そんな寂しさを感じてたんだ・・・でも・・・今は違う」
「そうだ、今は俺が傍に居る」
「本当?」
エナトリアが俺の目を見つめて言ってくる。
「あぁ、本当だ」
俺は迷いのない心で断言した。
「嘘つき」
エナトリアは豹変する。
邪悪な笑みを浮かべて、血涙を瞳から流すのだった。
「え?」
俺はその豹変さについていけず、惚けてしまった。
「本物の私を見つけてくれるって約束したのに」
エナトリアは俺の事を押し倒す。
すると、世界はセピア色になり、白黒の世界がやってくる。
あの美しかった白百合は黒百合の花畑に変貌する。
黒百合は呪い、それは目の前の血涙を流してる彼女に合ってると思えた。
「エナトリア、違うんだ・・・俺は・・・」
「本物の私を見抜けずに、本物の私を君は殺したんだ。
君にとっては偽物でも、本物でも大差ないんだよね」
「エナトリア、聞いてくれ・・・俺は・・・君に会いたくて」
「違うでしょ」
「え?」
「君はただ、怖かっただけなんだ。
偽物の私だからではなくて、愛していた者から醜悪な殺意を向けられることに。だから殺したんだ、それは偽物だからではなくて、早く自分の中にある恐怖を拭いたくて。そうだよね、殺意を向ける人間が死ねば、怖くないもんね。平和に生きるには手を取り合う道を選ぶのではなく、敵を殺した方が手っ取り早いもんね。だから君は私を殺したんだ、偽物を殺すって都合の良い言い訳を神様が用意してくれたんだ、君はそれに甘えたんだ。違う?」
「違う・・・俺はただ、本当に本物の君に会いたくて、本物の君を探してるだけなんだ、偽物を殺すのは・・・仕方が無かったんだ」
「でも、私を殺した・・・本物の私を・・・それじゃ何のために旅を続けてるの?」
「止めてくれ、エナトリア。そんなことを言わないでくれ。
頼む、何でもするから許してくれ・・・俺は・・・お前にどうすれば贖罪できる?」
「死んで」
「がっ・・・」
エナトリアは俺の首に手をかけてくる。
そして、その力はどんどん強くなるのだった。
生きたいという生物が持つ普遍的な欲求を満たすが如く、
俺はその手に抵抗を示す。
自らの手を持って、その手を払いのけようと己の手に力を入れるのだった。
「本物の私はすでにこの世に居ないんだ。
酷いよ、寂しいよ、約束したじゃないか。私が死んだら、君も死ぬと・・・だったら今・・・その約束を果たして。
ここで死んでよ、クルバス」
「ぐぁ・・・」
息が出来ない。
首が絞められて、思うように呼吸が出来ない。
空気が、酸素が取り込めない。
頭の中がぼーーっとしてくる。
次第に俺はこのままでいいんじゃないのかなって気がしてくる。
俺は本物のエナトリアを殺してしまったんだ。
そんな罪深い俺が生きてる価値なんてあるのだろうか?
いいや、無いだろう。
それだったらエナトリアに殺されるのは正しいことで、
悪くないんじゃないかなって思えてくる。
「ばいばい、クルバス。
私の最愛の人」
「・・・」
抵抗を止めれば楽なものだった。
腕をぱたんと下ろす。
いっか、このまま死んでも。
俺は目を閉じる。
「・・・バス」
誰かが呼んでる。
うるさいな、死ねないじゃないか。
「クルバスさん!」
そうだ・・・確かこの声は。
「クルバス、起きろ!」
「はっ!」
俺は目を覚ます。
すると、そこは元の世界だった。
セピア色ではなくて、彩のある世界。
そこには心配そうな眼をしていたギルシュバインと、レスキィが居た。
「お前、大丈夫か」
ギルシュバインに肩を掴まれる。
「大丈夫だって、ただ寝ていただけなんだから」
俺は否定する。
「バカ、お前息してなかったんだぞ」
「え?」
「レスキィが気づかなかったら僕は気づけなかった」
「レスキィが?」
「あぁ・・・彼女に感謝するんだな」
「クルバスさんの寝顔を見て暇を潰していたんですが、ふと寝苦しそうなことに気づいて、大丈夫かなって心配になって見続けてたら、急に息が止まって、それで、急いでギルシュバインさんを呼んで、もう、不安でしょうがなかったんです」
「そう・・・だったのか」
俺はどうやら寝てる間に心配をかけたようだった。
「本当に平気か、クルバス」
ギルシュバインは心配そうな顔をする。
「平気だ、ただ・・・悪い夢を見ていただけだ」
「そう・・・か・・・もう少し休むか?」
「問題ない、レスキィ、今度はお前が寝ろ」
「でも」
「心配ない、ギルシュバインも起きてるしな。
それに、寝てる間に息が止まってたんだろ。
それなら見張りをしていた方が長生きできるだろ」
「そう・・・ですね・・・では自分は休ませてもらいます」
そう言ってレスキィは横になる。
「疲労が残ってるなら言えよ」
「心配ない、大丈夫だ。
レスキィが寝休憩が終わったら旅を再開しよう」
「そうは言うが」
「もう、この話は終わりだ。
うだうだ喋ってると、その声に反応して魔族が来るかもしれないんだぞ・・・静かにしろ」
「分かったよ」
無理やり話を切った。
これ以上、この話をつづける気にはなれなかったからだ。
数時間後、レスキィは覚めてギルシュバインと交代になる。
それも終わったら、夜明けになる。
そうして、俺たちは旅を再開するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる