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Scene.EX04 女社長七鮎川円花と俺のいない世界
第181話
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病院から出たわたしは車に乗り込む。
運転者はメイド服。
猫屋敷三毛寝子の部下だった者の一人。
家の外でメイド服は目立つから止めなさいと言っているのだけど。
ネコにどんな教育をされたのかしら。
絶対に止めないの。
「円花さま、どちらへ?」
「渋谷よ、間に合うかしら」
「由羅や佐緒里との待ち合わせは13時だぜ。
充分間に合う」
わたしと一緒に後部座席に乗った逆が言う。
「そうね、二人もこの春で中学生だわ
制服で来るかしら」
「どうかな。
佐緒里はともかく。
由羅は変装でもしないと目立っちまうだろ」
速見佐緒里、はやみさおり。
彼女がようつべに上げた動画はあっと言う間に話題になった。
魔法少女達がゾンビと戦う動画。
炎城寺由羅、えんじょうじゆら。
彼女は瞬く間に有名人になった。
街行く人がみんな振り返る。
そんな時は今でも佐緒里ちゃんの影に隠れてるそうね。
前よりは元気になった少女だけど。
元々大人しくて恥ずかしがり屋の性格はそう簡単に変わらない。
「それは逆だってそうじゃない」
逆も同じだ。
逆の方は魔法少女の動画だけでは無い。
幾つかのCM動画に出演している。
それもカメラマンは佐緒里ちゃんにやって貰った。
編集やサポートはプロの方がいるスタジオをわたしが雇ったのだけど。
機器の使い方を聞いたり、アドバイスを貰った程度。
スタッフからはほとんど佐緒里が一人で作り上げたと聞いている。
「大したおチビちゃんだぜ。
いますぐ映画監督になれそうだ」
スタッフはそんな事を言っていた。
気難しいプロにそこまで言わせるとは。
速見佐緒里、さすがの小学生。
いや、もう中学生ね。
「確かにな。
佐緒里の動画で見ると円花がキレイだし。
オレもカッコ良く映ってるもんな」
「あら、逆。
やっと自分が男から見ても魅力的な女子だと認める気になったのね」
「そんな事言ってねー。
オレの動画は女の方に人気なんだ。
ヤローに大人気なのは円花オマエだろ」
スポーツ用品の宣伝動画。
五古河がやっている運動用具の会社。
七鮎川のアパレルメーカー。
両社のコラボアイテムを造った。
運動の為の高機能は備えた上で、ファッション性も高い。
逆にやって貰ったのはその宣伝動画のモデル。
彼女が服を着て、その運動能力を発揮する。
ハイジャンプにバック転、運動選手の様な技。
武道の達人の様な演舞。
全てが恐ろしく美しかった。
やって見せる逆も凄いし、その魅力を映像にして見せた佐緒里も凄い。
「チッ、ホントウに凄いのはすぐさま五古河と七鮎川の会社でコラボ企画を通しちまったオマエだよ。
それも魔法少女の動画が話題になってると聞いて即だ。
佐緒里に撮らせて、同じ投稿者としてブチ上げた。
おかげでオレは魔法少女のコスプレイヤー兼、謎の運動選手としてプチ有名人になっちまったじゃんか。
オマエのコスプレイヤー兼、謎の高校生女社長には負けるけどよ」
運転者はメイド服。
猫屋敷三毛寝子の部下だった者の一人。
家の外でメイド服は目立つから止めなさいと言っているのだけど。
ネコにどんな教育をされたのかしら。
絶対に止めないの。
「円花さま、どちらへ?」
「渋谷よ、間に合うかしら」
「由羅や佐緒里との待ち合わせは13時だぜ。
充分間に合う」
わたしと一緒に後部座席に乗った逆が言う。
「そうね、二人もこの春で中学生だわ
制服で来るかしら」
「どうかな。
佐緒里はともかく。
由羅は変装でもしないと目立っちまうだろ」
速見佐緒里、はやみさおり。
彼女がようつべに上げた動画はあっと言う間に話題になった。
魔法少女達がゾンビと戦う動画。
炎城寺由羅、えんじょうじゆら。
彼女は瞬く間に有名人になった。
街行く人がみんな振り返る。
そんな時は今でも佐緒里ちゃんの影に隠れてるそうね。
前よりは元気になった少女だけど。
元々大人しくて恥ずかしがり屋の性格はそう簡単に変わらない。
「それは逆だってそうじゃない」
逆も同じだ。
逆の方は魔法少女の動画だけでは無い。
幾つかのCM動画に出演している。
それもカメラマンは佐緒里ちゃんにやって貰った。
編集やサポートはプロの方がいるスタジオをわたしが雇ったのだけど。
機器の使い方を聞いたり、アドバイスを貰った程度。
スタッフからはほとんど佐緒里が一人で作り上げたと聞いている。
「大したおチビちゃんだぜ。
いますぐ映画監督になれそうだ」
スタッフはそんな事を言っていた。
気難しいプロにそこまで言わせるとは。
速見佐緒里、さすがの小学生。
いや、もう中学生ね。
「確かにな。
佐緒里の動画で見ると円花がキレイだし。
オレもカッコ良く映ってるもんな」
「あら、逆。
やっと自分が男から見ても魅力的な女子だと認める気になったのね」
「そんな事言ってねー。
オレの動画は女の方に人気なんだ。
ヤローに大人気なのは円花オマエだろ」
スポーツ用品の宣伝動画。
五古河がやっている運動用具の会社。
七鮎川のアパレルメーカー。
両社のコラボアイテムを造った。
運動の為の高機能は備えた上で、ファッション性も高い。
逆にやって貰ったのはその宣伝動画のモデル。
彼女が服を着て、その運動能力を発揮する。
ハイジャンプにバック転、運動選手の様な技。
武道の達人の様な演舞。
全てが恐ろしく美しかった。
やって見せる逆も凄いし、その魅力を映像にして見せた佐緒里も凄い。
「チッ、ホントウに凄いのはすぐさま五古河と七鮎川の会社でコラボ企画を通しちまったオマエだよ。
それも魔法少女の動画が話題になってると聞いて即だ。
佐緒里に撮らせて、同じ投稿者としてブチ上げた。
おかげでオレは魔法少女のコスプレイヤー兼、謎の運動選手としてプチ有名人になっちまったじゃんか。
オマエのコスプレイヤー兼、謎の高校生女社長には負けるけどよ」
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