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第1話 るるる子
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彼女の名前は流るるる子だ。
るるる子ちゃん。
苗字が流、ながれ。
名前がるるる子。
純粋に本名である。
戸籍にそう書かれているのだ。
るるる子としては致し方ないのである。
トーゼン、子供の時は揶揄されたりする。
「おめーの名前、ややこしいんだよ」
「るるこなのか、るるるるこなのかよ」
「いいにくいだろー」
そんな時は幼馴染の獅子王暁くんが助けてくれた。
苗字が獅子王、ししおう。
名前が暁、あかつき。
とんでもなくアニメの主役っぽい名前の少年だ。
アカツキ君は叫ぶ。
るるる子の後ろから。
「君達。個人の名前を揶揄したり、馬鹿にする様な発言をするのは人間として正しい行動とは言え無いんじゃないかと僕は思うんだ。他人の気持ちを考えられる人間になろうよ」
喋ってる内容は高度で無駄に長いけど、声は小さい。
るるる子ちゃんにしか聞こえない。
その先にいるいじめっ子三人組には何も聞こえてない。
「なにブツブツ言ってんだよ」
「聞こえねーぞ」
「女のウシロにかくれてんじゃねーよ」
アカツキ君は小さくなってる。
るるる子の後ろに体を隠してるのだ。
アカツキ君が嫌がってる!
るるる子の瞳に炎が燃える。
「ばーちかるあっぱー!!」
バーチカルとは垂直だ。
アッパーはアッパーカットの略。
ボクシングで下から突き上げるパンチの事である。
勿論るるる子は意味が分かってない。
強そーだからいいじゃん。
いじめっ子は上空へ飛んでいった。
「れっぐとまほーく!!」
レッグと言うのは足だ。
トマホークは斧の一種。
北米インディアンが使ってた物を言う。
だから足斧と言ったところか。
浴びせ蹴りである。
るるる子ちゃんの身体が自分の身長より高く跳ぶ。
体重の乗った蹴りをくらったいじめっ子はダウン。
「ばーんなっくる!!」
バーンは燃えるとか焼けるだ。
ナックルは拳。
だから燃える拳である。
るるる子ちゃんは走りながら拳を突き出す。
走る速度と拳を突き出す速度が掛け合わされる。
拳が空気摩擦で熱く燃え上がる。
もちろんいじめっ子は彼方へとすっ飛んでいった。
重傷じゃ無い事を祈る。
るるる子ちゃんとアカツキ君。
二人は帰っていく。
「ありがと、アカツキ君。
助けてくれて」
「えーと……客観的に見ると助けられたのは僕の様な気もするけれど……
なんて事ないよ。
るるる子ちゃんの為ならいつでも僕は駆けつけるよ」
そんなるるる子ちゃんもすでに中学生。
JCなのだ。
思春期真っ只中である。
彼女はある日召喚された。
異世界から。
勇者として。
るるる子ちゃん。
苗字が流、ながれ。
名前がるるる子。
純粋に本名である。
戸籍にそう書かれているのだ。
るるる子としては致し方ないのである。
トーゼン、子供の時は揶揄されたりする。
「おめーの名前、ややこしいんだよ」
「るるこなのか、るるるるこなのかよ」
「いいにくいだろー」
そんな時は幼馴染の獅子王暁くんが助けてくれた。
苗字が獅子王、ししおう。
名前が暁、あかつき。
とんでもなくアニメの主役っぽい名前の少年だ。
アカツキ君は叫ぶ。
るるる子の後ろから。
「君達。個人の名前を揶揄したり、馬鹿にする様な発言をするのは人間として正しい行動とは言え無いんじゃないかと僕は思うんだ。他人の気持ちを考えられる人間になろうよ」
喋ってる内容は高度で無駄に長いけど、声は小さい。
るるる子ちゃんにしか聞こえない。
その先にいるいじめっ子三人組には何も聞こえてない。
「なにブツブツ言ってんだよ」
「聞こえねーぞ」
「女のウシロにかくれてんじゃねーよ」
アカツキ君は小さくなってる。
るるる子の後ろに体を隠してるのだ。
アカツキ君が嫌がってる!
るるる子の瞳に炎が燃える。
「ばーちかるあっぱー!!」
バーチカルとは垂直だ。
アッパーはアッパーカットの略。
ボクシングで下から突き上げるパンチの事である。
勿論るるる子は意味が分かってない。
強そーだからいいじゃん。
いじめっ子は上空へ飛んでいった。
「れっぐとまほーく!!」
レッグと言うのは足だ。
トマホークは斧の一種。
北米インディアンが使ってた物を言う。
だから足斧と言ったところか。
浴びせ蹴りである。
るるる子ちゃんの身体が自分の身長より高く跳ぶ。
体重の乗った蹴りをくらったいじめっ子はダウン。
「ばーんなっくる!!」
バーンは燃えるとか焼けるだ。
ナックルは拳。
だから燃える拳である。
るるる子ちゃんは走りながら拳を突き出す。
走る速度と拳を突き出す速度が掛け合わされる。
拳が空気摩擦で熱く燃え上がる。
もちろんいじめっ子は彼方へとすっ飛んでいった。
重傷じゃ無い事を祈る。
るるる子ちゃんとアカツキ君。
二人は帰っていく。
「ありがと、アカツキ君。
助けてくれて」
「えーと……客観的に見ると助けられたのは僕の様な気もするけれど……
なんて事ないよ。
るるる子ちゃんの為ならいつでも僕は駆けつけるよ」
そんなるるる子ちゃんもすでに中学生。
JCなのだ。
思春期真っ只中である。
彼女はある日召喚された。
異世界から。
勇者として。
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