俺の周りは心霊塗れで疲労困憊

最果ての気球

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俺の周りは心霊塗れで疲労困憊その3

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「あ~あ、今日も疲れたね~」

夜もふけて深夜に差し掛からんとするような時間帯、薄暗い夜道を歩きながら八幡由美子やはたゆみこは心底の文句を垂れた。

「だね~。ほんと毎日毎日嫌になるわ」
「中間試験前だからって教師ども気合い入れすぎだから」

一緒に歩いていた宮前茜みやまえあかね渡瀬都子わたせみやこも同意する。

「おまけに塾講師まで気合い入れだしてるし。マジウザイわ」

三人は今、深夜近くに至るまで続いた塾の帰りでだった。
それ程までに時間がかかったのは、数日前に行った小テストの結果が惨憺さんたんたるものだったからではあった。

が、彼女達の結果はそう悪いモノでもなく、他の知りもしない生徒達の出来が悪かったからだ。
その結果に激怒した教師が、本来の予定に無かった試験の復習を開始し、その後に本来のカリキュラムまでこなすという事態となった。

かくして、本来の予定とは違い、大幅に時間を費やして今日の授業を終えたわけである。
周囲に付き合わされる形になった三人からしたら、たまったものではなかった。

が、声とは裏腹に彼女達の足取りは快活だ。
髪を派手に染めたりはしていないモノの年頃の女子として恥じない程度に着崩された制服や丹念に手入れされた髪には些かの疲労感は見えない。

言ってしまえば疲れたと言いたいだけで、実際は全く疲れてなどいないのだった。

「ホントホント。何が『君達の人生は今が正念場だ! !』よ。アタシラまだ10代半ばだっつーの! !」
「寧ろ、アンタの頭皮ケア頑張れよ」
「何それ、ちょーうけんだけど」

街灯しか無い夜道に、彼女らの甲高い声が響き渡る。周囲の家も明かり一つついていない時間だが、近所迷惑といった思考は盛り上がる三人の頭には無い。

それ程までに頭に来ていたし、話をしている間にイライラから段々と楽しくなってしまっていた。
三人は、普段だったら面白くも何ともない話に馬鹿笑いし、好き勝手に悪口を並べ立てまくった。

「うけるといえばさ~」

と、ひとしきり笑った後、不意に由美子の顔が下卑げびた笑みに歪む。

「地下倉庫に閉じ込めた華橋院。アイツ、今頃どうしてるかね?」

それを聞いて、茜と都子も同質の笑みを浮かべた。
今日の放課後、クラスで学校の七不思議の話をしていた時である。
勢いで『確かめに行ってみない?』と、軽口を叩いていた三人にクラスメイトの一人、華橋院静香かきょういんしずかが『七不思議など無いから辞めておけ』と言ってきた。
普段から彼女の事をあまり快く思っていなかった三人は、彼女を地下体育倉庫に閉じ込めてやったのだ。

「さぁ。流石に誰か見付けてくれたんじゃない?」

悪趣味な笑みを浮かべたまま、茜は投げ槍に答えた。
正直、あの女がどうなろうが彼女達からしたらどうでも良い。
この段階で、明日教師に華京院が事の顛末てんまつを語れば確実にしかられるのだが、彼女達はそんな事を全く考えてはいなかった。

「七不思議だなんて無いとか抜かして。ただの噂話の一環じゃん」
「幽霊だなんだ、そんなのアタシラだって信じてねぇっつーの。今時そんなの信じる奴いねぇよ、バーカ」

それどころか、気に入らない相手を陥れてやった事の満足感に浸って、好き勝手に馬鹿笑いした。
だから辺りにうっすら冷たい風が吹き始めた事には気付かなかった。

Prrrrrrrrrrr

と、不意に由美子の携帯電話が鳴り始めた。
なんだ?とポケットから取り出してみると、新着メールだった。



『イルヨ』



「なにこれ?」

メールの文面を見て、由美子は怪訝に顔をゆがめる。
何故か半角カタカナ文字で打たれたメールは、非常に不気味だった。
差出人の欄を見てみると、一緒にいる茜からのものだった。

「ちょっと、茜~」
「ん? どした、由美子」

由美子が不機嫌そうに声をかけると、少し驚いたように茜が反応する。

「何、このメール」
「え? メールなんて送ってないけど?」
「うそつけ! 差出人アンタになってんじゃないの」
怒り顔で携帯を突きつける由美子に、茜は困惑した様子で携帯画面を見る。
「い、いや。だって、携帯なんて使ってないし、普通に話してたじゃん、今」
「……」

困惑する茜に、由美子もまた困惑した。
確かに、彼女は携帯など出してはいなかった。いくら文面が短いとは言え、そんな事が出来るわけが無い。

「……確かに、あたしからのメールだけど…」


Prrrrrrrrrrrrr


と、今度は茜の携帯も同時に鳴った。
彼女は慌てて携帯を取り出すと、新着メールを確認した。
差出人は、都子。



『ダカラ、イルンダッテ』



「ちょ! なにこれ」

今度は茜が、都子に携帯画面を見せる。
都子も先ほどの茜と同じように動揺してみせる。その顔には、深い混乱の色が伺える。


Prrrrrrrrrrrrrr


と、今度は都子の携帯が鳴り始める。



『ムシロ、オマエラノスグソバニイルヨ』



差出人が由美子のメールには、またしても半角文字でそれだけ書かれていた。
都子は無言で由美子に携帯画面を見せる。


Prrrrrrrrrrrrrr


再び鳴り響く携帯電話。
ソレを確認する度に、三人はお互いから送られてくる奇妙なメールを眺めた。


『ダカライルンダッテ』


『イイカゲンキヅケヨ』


『ナンデミツケテクレナイノ』


『ワタシタチハイルンダヨ』


『アンタタチガキヅカナカッタダケデ』


『イルンダヨ』



絶え間なく、何通も何通も、互いの携帯に不気味なメールが届き続けた。
半角カタカナで一行、気味の悪い、意味も分らないメールが、彼女達の携帯を鳴らし続けた。
彼女達はそれが互いの携帯に届くたびに文面を読み、次第に言葉を失ってしまった。

「なんだよ……これ」

鳴り響き続ける着信音に、由美子は小さく呟く。そして、

「なんなんだよ、一体!」

携帯を力任せに地面に叩き付けた。
由美子の顔には、深い苛立ちと共に正体不明の恐怖に戦く色が伺われた。
ソレを、青い顔で眺めながら、茜と都子は携帯が自分の手から抜け落ちたのに気付いた。


Prrrrrrrrrrrrrr


地面に転がった三人の携帯から、止まること無く延々と着信音が鳴り響いた。
それどころか、着信の間隔は、徐々に徐々に縮まって重なり、静寂に沈んだ住宅街に鳴り響いていった。


「くそぉぉ! なんだよ! なんなんだよ!!!」
「もういや」
「やめて、もうやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


三者三様、怒りと恐怖に駆られて半狂乱に三人は叫び、泣き、喚き回った。


そうしてどれだけの時間が経ったか、いつの間にか携帯は鳴り止んでいた。
その頃には、完全に三人は力なく呆然とその場に佇んでいた。

終わった。
よく分らない状態から解放され、彼女達は心にゆとりが生まれた。


『居るって言っても信じないみたいだから、来てやったよ』


と、唐突に背後から声がした。
予期せぬ声に振り向くと三人。しかし、背後には薄暗い無人の路地が続いていた。

「な? 何、今の?」

由美子が恐れと疑問が混じった声で問う。しかし、問われた二人にも分かる筈が無く、ただ無言で首を振った。

『さっきからピーチクパーチクうるせぇんだよ、クソガキども』

また背後から声がした。
慌てて振り向くと、またしても無人の路地。
驚きと恐怖をない交ぜに、由美子は気丈に前方を睨み付け

「……。っ! !」

その目が大きく見開かれた。
先も見えない暗い夜道の奥で何かがぼんやり光っている。目を凝らすとそれは人に似た形をしていた。
その光は、ゆっくりと近付いてくる。

「……ッ」

声も出せない程の恐怖が由美子の身体を支配する。他の二人も同様に恐怖で体がすくんでいるようだった。
それは完全に人だった。
黒い長髪に白い外套を着た青色白い肌の女。

「……ァァ」

だが、これが人間である筈が無い。何故なら



――足が無かった。



突然降って湧いた事態に三人は声すら上げられず硬直する。
そんな三人を尻目に、女は音もなく由美子の耳元へとやってくる。

「幽霊がいないだって? いつからそう思ってた?」
「ッァ! !」

恐怖のあまり、思わず喉からかすれた音が漏れた。
ぎろりと見開かれた女の目が、由美子の瞳を鋭く睨みつける。 

『残念。アタシ、幽霊だから』

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~! !」

何かの呪縛が解けたように由美子は絶叫して駆け出した。
それを受けて他の二人も彼女を追うように駆け出していった。





「こんなもんかね~?」

三人の姿が見えなくなってしばらくした後、姉御は背後にかくれていた俺たちに向き直った。

「ああ。充分だろ」
「ええ。分かっていただけたと思いますわ」

凄く良い笑顔の華橋院。背後から黒いオーラとか上がってそうだ。何を分かったというのか?

「にしても」

と、姉御が華橋院の邪悪な笑みに引く俺に向き直った。
姉御は、何やらニヤニヤ笑っている。見ればチームの幽霊ライダー全員同じように笑って俺を見ている。
な、なんだよ。

「いつもは無関心なまー坊が、今回は随分と積極的だったじゃないか。普段はあまり近付かないアタシラに手を貸してくれなんてさ」
「なっ? なんだよ? こんなのただの人助けだろ? 別に他意なんて無ぇよ」
「ふーん。人助けか。まー坊は相変わらずだね」

からかいの笑みを深めて姉御。

「ただの成り行きだよ。成り行き」

その反応がこそばゆくてつっけんどんに返す。

「成り行きね……まぁ、あんたがそういうならそういう事にしとこうかね~?」

イマイチ釈然としない言い方だったが、まぁ何にせよ、これにて一件落着だな。
辺りを見れば、もう建ち並ぶ家の明かりは殆んど無かった。多分もう大分夜も深いに違いない。
早く帰ろう。

「そんじゃ、俺はかえ」
「ちょっと待ちな」

別れの挨拶は姉御の一喝で途切れた。

「?……何?」
「いくら舎弟と恩人の孫の頼みとは言ってもこんだけやったんだ? ただで帰すわけにゃいかないね~?」

姉御は不敵な笑みを浮かべて言った。
気付けば、ライダースのメンバーに囲まれていた。

え?
一体、何事?

「つーわけだ。相応の礼は用意して貰うよ?」
「礼? 礼ってなんだよ?」
「そりゃ、火付けると煙が出るモノだよ?」

火を付けると煙を出す?なんだろう?

「ああッ!!」

と、頭を悩ます俺の隣でポンと手を叩く華橋院。

「お線香ですね?」

ああ、なるほど。確かに火を付けると煙を出すな。

「ああ、じゃあ明日にでも」
「馬鹿! ! 火を付けて煙ったら煙草に決まってるだろ?」

またしても姉御に遮られた。
あのさ~。人の話は最後まで……って! えぇぇ~?

「ちょい待ってくれよ。今は未成年は煙草買えないように規制が」
「ああ? そんなん知らないよ? あんた、アタシをタダ働きさせる気かい? 姉貴分の言う事が聞けないってのかい?」
「頼むから最後まで話を聞けよ! !」
 
後日、どうにか煙草は手に入れた。
具体的には華橋院家に代々伝わる術によって……明言は避けるが、こいつの家は本当に神道なのか?
八百万の神様、懐が深すぎるぞ。


「で……」

翌日、朝の通学路にて俺は突発性の頭痛に苛まれた。

「何故お前がここにいる?」

じっとりとした目で睨む先には、類い稀な美少女が立っていた。長い黒髪に白い肌の……まぁ、要するに華橋院静香だ。

「何って? 雅貴さんと一緒に登校しようと思いまして」
「何故に?」
「私がそうしたいと思ったからですわ」

胸を張って自信満々に答える華橋院。
いや、その理由が全然わからないのだが……具体的には、そう思った理由が!

「昨日の御活躍を見て決めましたの。私、貴方様に着いていこうと」

またしても、自信満々に言う華橋院。

待て待て。
何恥ずかしい事言ってるの? っていうか、心なしかほほが赤いんだけど、お前も恥ずかしかったろ!!

「ですから、お気になさらず」
「気にするわ! !」

思い切り大声で突っ込む。うわ! 俺、恥ずかしい!!
が、華橋院の良い笑顔は微動だにしない。見る者を魅了してやまないであろうその笑みは、今の俺にとっては頭痛の種だ。
俺は溜息をつき、やさぐれ気味な態度をとる。

「まだ何かあるのかよ?」
「と、言いますと?」
「だから昨日のイジメの一件だよ? 彼奴ら、まだ懲りてないとか?」

疑問顔に即質問を返し、更にじっとりと睨み付ける。

「いいえ。あの方達はもう十分怖い目にあったでしょうから。軽々しく幽霊に関わるとロクな目に会わないと悟ったでしょう」
「だったらなんだ? もう用は無いだろ?」
「いいえ、ありますわ!」

力強い反論。
思いもよらぬ反撃に、たじろいでしまう。

「貴方は私の生まれたままの姿を見たではありませんか」
「っ!!!」

突然の爆弾発言に、周囲の通行人の目が突き刺さる。
あまりの事に慌てて口をふさぎに行く。余計周囲の目が痛いが、そんな事知るか!!

「おい! そんな誤解を招くような事言うな!!」

はがい締めの体制で耳元で告げる。大体、あの時お前幽体だったろうが。

「どんな状態であれ、見た事は事実です。それが華橋院のしきたりなのです」

うわ! 面倒臭ぇ~。
脱力のあまり、拘束が緩む。その隙に、華橋院はさらっと体制を立て直す。
今時、いろいろと風俗が乱れてるからそんなの気にする必要ないだろうに。
ただ、他人の家のしきたりにどうこう言える程偉いわけでもない。

「……お前はそれでいいのかよ?」

なので、率直に聞いてみた。

「俺みたいなのとかかわると、ろくなことにならねぇぞ」

その言葉は、思ったよりも刺々しく飛び出した。
そうだ。
俺とかかわるとろくな事にはならない。
俺の周りには、いつでも怪異があふれている。
そんな日常に、一般人がかかわるべきではない。


――この疫病神がッ!! お前のせいだ!!


不意に思い出す苦い記憶が飛び出してくる。
そうじゃないと……きっと、いつか不幸になる。

「安心して下さい」

返答は予想以上に優しかった。

「私は霊能力者ですから」
「……そうだったな」

自信満々に返され、思わずこけそうになった。

そうだった。
こいつは俺なんかよりも、そこらの怪異より余程危ない霊能力者だった。いじめの仕返しに、平然と丑の刻参りをやらかそうとするやつだ。

「ははっ」

なんだかおかしくて、笑みが漏れた。

「どうかされまして?」

首をかしげる華橋院。

「いや、別に」

俺は短く告げて歩きだした。

「好きにしろ」

妙にすがすがしい気分だった。棘がすっと抜けたように、いつの間にか嫌な記憶も消えていた。少しすると、華橋院が横に並んでくる。

「では、好きにさせていただきます」

手が触れたりはしない、適度な距離で並んで歩いていく。
そういえば、誰かと並んで歩いたのもずいぶん久しぶりだと思い出した。

「お~い! 東郷~!!」

と、そんな気分に浸っていたら、背後からでかい声で呼ばれた。一瞬遅れて頸椎辺りに軽い衝撃。
いてぇよ。

「朝っぱらから何しやがる、三島!」

衝撃からどうにか立ち直り背後に文句を言う。
が、そこにはえらくリアルな彫像、ではなく硬直しきった三島の姿があった。
目ってこんなに丸くなるんだなと言いたくなる程、目を丸くした三島は腹をすかせた鯉みたいに口だけやたらパクパクしている。
なんだ、こいつ?

「……か」

三島の口から絞りだすような声がする。
怪訝に思い、視線を追っていくと、そこには昨日知り合ったばかりの見た目類まれなき美少女がいた。
あ、ヤベッ。

「……華橋院静香さん」
「はい」
「なんで……」
「はい?」
「なんで、東郷と華橋院さんが一緒に!」
「はい? それは~」
「ちょ! ストップ!!」

陸上世界一の短距離走者もかくやというすさまじいスタートダッシュを決め、そのまま華橋院の手を取り

「ッ!!?」
「逃げるぞ、華橋院!!」

彼女を引きずるように、全力で駆け出した。

「あ、東郷! わが校一の美少女になんて事を」
「知るか、馬鹿!! これは俺の生命にかかわる問題なんだ!!」

殺気立つ三島の視線を、同じぐらいの殺気で跳ね返し、俺は猛然と学校までの道をひたすら走る。
その後ろを少し楽しそうな顔で突いてくる華橋院と、殺気だって追いかけてくる三島。
なんで朝からこんな目に。
ああ、それもこれも心霊現象なんてあるからだ!
ちくしょう!!
心霊なんて大嫌いだ!!!!
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