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3・イージーモード
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「ん?」
遊戯がキョロキョロと辺りを見渡している。遊技にもその理由が分かった。モンスターの気配が一切しないからだ。
「皆が倒しちゃったのかな?」
「モンスターなら俺たちでかなり捕獲したはずだぞ?」
「そう、なんだよね。じゃあなんで?」
とりあえず次の階へ急ごうと二人は階段を駆け上がった。これはあくまでタイムアタック制だ。クリアは早ければ早いほどいい。次の階でもやはりモンスターの気配はない。罠も探ったがあっさり解除できた。
「ちょっと待ってよ。いくらなんでもこれじゃ遊びになってないじゃない!」
遊戯が苛立ちを見せ始める。
「遊戯、落ち着いてくれ。とにかく先に進んでみよう」
「まぁ遊技ちゃんがそう言うなら仕方ないかな」
二人はいつの間にか最上階に到達していた。もちろんモンスターもいない。ここまで約40分ほどだろうか。部屋の奥には大きな宝箱が置かれている。
「遊技、これは罠ではない」
ジャスが遊技の目に憑依して答えてくれた。ジャスの能力はデーモンの中でもかなり上だ。
「報酬、なんだろねー!」
遊戯はすっかり機嫌を直している。二人は力を合わせて大きな宝箱の蓋を開けた。中に入っていたのは人だった。しかも少年である。隅に金塊があるが、あまり目立たない。
「はぁぁぁ?どうゆうこと!漆黒くん!!」
「遊戯、落ち着け。とりあえずこいつを放っておく訳にはいかないだろ。ジャス、頼む」
「了解した」
遊技は詠唱してジャスを召喚した。ジャスは眠っている少年を横抱きに抱える。
「遊技、周りの宝飾品は本来の報酬のようだ。吾輩は先に漆黒様の所に戻る」
「あぁ、報酬を回収したら俺たちも戻る。頼んだぞ」
ジャスはす、と音もなく消えた。
「もー!本当に何なのさ!」
「遊戯、落ち着け。ほら、タイムアタック制なんだし早く行くぞ」
遊技は報酬を拾い集めてゴールに向かった。
結果、今回のゲームでは遊戯と遊技のペアが優勝した。だがそれを喜ばないのが遊戯である。ずっとぶううとふてくされている。
「つまんないのー」
「とりあえず漆黒のところに戻るぞ」
「ぶうう」
「豚さんだってもっと聞きわけいいぞ」
遊技がそう突っ込むとやっと遊戯が笑った。
「ふふ、僕、豚さんみたいに可愛いもん」
「そうだな、遊戯は可愛いぞ」
二人は再びデーモンの翼を憑依させ、空を飛び屋敷に戻った。
「漆黒くん!どういうことなのさ!」
遊戯がくってかかるが漆黒は冷静だった。
「イレギュラーが起こったらしい」
「イレギュラー?」
遊技が尋ねると、漆黒も首を横に振る。
「今は、あいつの意識が戻るのを待つしかない」
「僕たちのゲームの邪魔をしたんだからそれなりの目に遭ってもらうからね」
遊戯が物騒なことを言っている。
「遊戯、お前の気持ちはよく分かる。楽しみにしていてくれたのだな」
「僕、漆黒くんのゲーム好きなんだよ」
「ああ、知っている。お前はいいプレイヤーだ。期待している」
遊戯はようやくにっこりと笑った。
「僕、あの子のとこ行って来る。乱暴はしないから安心して」
「ああ」
遊戯が立ち去ったのを見て遊技は改めて漆黒に尋ねた。
「で、イレギュラーって一体なんなんだ?」
遊戯がキョロキョロと辺りを見渡している。遊技にもその理由が分かった。モンスターの気配が一切しないからだ。
「皆が倒しちゃったのかな?」
「モンスターなら俺たちでかなり捕獲したはずだぞ?」
「そう、なんだよね。じゃあなんで?」
とりあえず次の階へ急ごうと二人は階段を駆け上がった。これはあくまでタイムアタック制だ。クリアは早ければ早いほどいい。次の階でもやはりモンスターの気配はない。罠も探ったがあっさり解除できた。
「ちょっと待ってよ。いくらなんでもこれじゃ遊びになってないじゃない!」
遊戯が苛立ちを見せ始める。
「遊戯、落ち着いてくれ。とにかく先に進んでみよう」
「まぁ遊技ちゃんがそう言うなら仕方ないかな」
二人はいつの間にか最上階に到達していた。もちろんモンスターもいない。ここまで約40分ほどだろうか。部屋の奥には大きな宝箱が置かれている。
「遊技、これは罠ではない」
ジャスが遊技の目に憑依して答えてくれた。ジャスの能力はデーモンの中でもかなり上だ。
「報酬、なんだろねー!」
遊戯はすっかり機嫌を直している。二人は力を合わせて大きな宝箱の蓋を開けた。中に入っていたのは人だった。しかも少年である。隅に金塊があるが、あまり目立たない。
「はぁぁぁ?どうゆうこと!漆黒くん!!」
「遊戯、落ち着け。とりあえずこいつを放っておく訳にはいかないだろ。ジャス、頼む」
「了解した」
遊技は詠唱してジャスを召喚した。ジャスは眠っている少年を横抱きに抱える。
「遊技、周りの宝飾品は本来の報酬のようだ。吾輩は先に漆黒様の所に戻る」
「あぁ、報酬を回収したら俺たちも戻る。頼んだぞ」
ジャスはす、と音もなく消えた。
「もー!本当に何なのさ!」
「遊戯、落ち着け。ほら、タイムアタック制なんだし早く行くぞ」
遊技は報酬を拾い集めてゴールに向かった。
結果、今回のゲームでは遊戯と遊技のペアが優勝した。だがそれを喜ばないのが遊戯である。ずっとぶううとふてくされている。
「つまんないのー」
「とりあえず漆黒のところに戻るぞ」
「ぶうう」
「豚さんだってもっと聞きわけいいぞ」
遊技がそう突っ込むとやっと遊戯が笑った。
「ふふ、僕、豚さんみたいに可愛いもん」
「そうだな、遊戯は可愛いぞ」
二人は再びデーモンの翼を憑依させ、空を飛び屋敷に戻った。
「漆黒くん!どういうことなのさ!」
遊戯がくってかかるが漆黒は冷静だった。
「イレギュラーが起こったらしい」
「イレギュラー?」
遊技が尋ねると、漆黒も首を横に振る。
「今は、あいつの意識が戻るのを待つしかない」
「僕たちのゲームの邪魔をしたんだからそれなりの目に遭ってもらうからね」
遊戯が物騒なことを言っている。
「遊戯、お前の気持ちはよく分かる。楽しみにしていてくれたのだな」
「僕、漆黒くんのゲーム好きなんだよ」
「ああ、知っている。お前はいいプレイヤーだ。期待している」
遊戯はようやくにっこりと笑った。
「僕、あの子のとこ行って来る。乱暴はしないから安心して」
「ああ」
遊戯が立ち去ったのを見て遊技は改めて漆黒に尋ねた。
「で、イレギュラーって一体なんなんだ?」
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