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編集作業練習
ここは視聴覚室だ。パソコンがずらっと並んでいる。
樹は真城から、動画編集の仕方を習うことになっていた。
「じゃ、これから簡単に説明するね」
「お、お願いします」
「で…」
真城が樹の後ろを見る。
「克樹くん、君はダンスの練習でしょ?」
「ちょっとだけだから!!ここにいてもいいでしょ?」
「もー、健悟に怒られるよ?僕は知らないからね?」
やれやれ、と真城がため息を吐いている。
克樹は樹の後ろからぎゅむ、と抱き着いてきた。そのままの体勢でマウスを弄っている。画面にはサンプルの動画が停止した状態で映っている。
「ね、真城先輩、どうやるのー?」
「まぁ君にとっても損じゃない知識だろうし、簡単に教えてあげる。二人共、パソコンは触ったことあるよね?」
樹と克樹は頷いた。自宅にもパソコンがある。
それに夢プロに入ってから、情報科学の授業も受けている。
「それならあとは慣れと根気だから。じゃ、いくよ」
真城はタイムラインの見方から始まり、音声編集、画像編集の初歩的な動きを一通り教えてくれた。
「わー、こうやって動画編集するんだ」
樹が言うと真城が笑う。
「字幕を入れたりも出来るからやってみよ!」
「はい」
ガララ、と乱暴にドアが開かれる。
当然健悟だった。
「克樹!やっぱりここにいやがったか!」
「わぁ!健悟先輩!」
ひゅっと克樹が樹の後ろに隠れるがそもそも無理である。それくらい体格差がある。
「練習するぞ…ったく、お前は」
「はーい。じゃ、いっくん!後でね!」
克樹がぎゅっと樹を抱き締めて立ち上がる。
それに樹はドキドキしてしまう。
「健悟のやつ、丸くなったなぁ。前まで猛犬だったのに」
真城が呟いている。樹もそれを実感していた。初めに感じた粗野な雰囲気は今の健悟にはない。優しい兄貴分という感じだ。
「樹くんが、健悟を変えたのかもね?」
「え?」
真城がくすり、と笑う。
「さ、早速、動画編集の練習、してみよ!MVを作るなら音源のミックスも出来るようにならないとね!」
「はい!お願いします!」
✣✣✣
(つーかーれーたー)
樹はフラフラしながら寮に向かって歩いていた
。動画編集は本当に根気の要る作業だった。
カッコいいMVを作るのはなかなか大変そうだ。
MVは約4分程。だからこそ、そこに全てを凝縮する必要がある。
真城も手伝ってくれると言ってくれたが、彼は彼で忙しいのだ。
真城から聞いたが、写真集を出さないかと直接打診があったのだという。
真城にはそれを断る理由はない。
そのため、彼は空いた時間や休日を使って写真を撮っているのだそうだ。
真城は衣装作りも手伝ってくれた。
これ以上手を煩わせるわけにはいかない。
(夕飯食べたら今日習ったこと復習しよ)
しばらく気は抜けない。
樹は気を引き締め直した。
樹は真城から、動画編集の仕方を習うことになっていた。
「じゃ、これから簡単に説明するね」
「お、お願いします」
「で…」
真城が樹の後ろを見る。
「克樹くん、君はダンスの練習でしょ?」
「ちょっとだけだから!!ここにいてもいいでしょ?」
「もー、健悟に怒られるよ?僕は知らないからね?」
やれやれ、と真城がため息を吐いている。
克樹は樹の後ろからぎゅむ、と抱き着いてきた。そのままの体勢でマウスを弄っている。画面にはサンプルの動画が停止した状態で映っている。
「ね、真城先輩、どうやるのー?」
「まぁ君にとっても損じゃない知識だろうし、簡単に教えてあげる。二人共、パソコンは触ったことあるよね?」
樹と克樹は頷いた。自宅にもパソコンがある。
それに夢プロに入ってから、情報科学の授業も受けている。
「それならあとは慣れと根気だから。じゃ、いくよ」
真城はタイムラインの見方から始まり、音声編集、画像編集の初歩的な動きを一通り教えてくれた。
「わー、こうやって動画編集するんだ」
樹が言うと真城が笑う。
「字幕を入れたりも出来るからやってみよ!」
「はい」
ガララ、と乱暴にドアが開かれる。
当然健悟だった。
「克樹!やっぱりここにいやがったか!」
「わぁ!健悟先輩!」
ひゅっと克樹が樹の後ろに隠れるがそもそも無理である。それくらい体格差がある。
「練習するぞ…ったく、お前は」
「はーい。じゃ、いっくん!後でね!」
克樹がぎゅっと樹を抱き締めて立ち上がる。
それに樹はドキドキしてしまう。
「健悟のやつ、丸くなったなぁ。前まで猛犬だったのに」
真城が呟いている。樹もそれを実感していた。初めに感じた粗野な雰囲気は今の健悟にはない。優しい兄貴分という感じだ。
「樹くんが、健悟を変えたのかもね?」
「え?」
真城がくすり、と笑う。
「さ、早速、動画編集の練習、してみよ!MVを作るなら音源のミックスも出来るようにならないとね!」
「はい!お願いします!」
✣✣✣
(つーかーれーたー)
樹はフラフラしながら寮に向かって歩いていた
。動画編集は本当に根気の要る作業だった。
カッコいいMVを作るのはなかなか大変そうだ。
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真城も手伝ってくれると言ってくれたが、彼は彼で忙しいのだ。
真城から聞いたが、写真集を出さないかと直接打診があったのだという。
真城にはそれを断る理由はない。
そのため、彼は空いた時間や休日を使って写真を撮っているのだそうだ。
真城は衣装作りも手伝ってくれた。
これ以上手を煩わせるわけにはいかない。
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しばらく気は抜けない。
樹は気を引き締め直した。
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