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課題完了!
楽しみにしていたお盆も終わり、樹と克樹は夢プロの寮に戻ってきていた。
風は既に帰ってきていて、2人を出迎えてくれた。風はこのお盆の間、課題を全て終えたらしい。
樹や克樹もお盆の間頑張ったが、まだもう少し残っている。
健悟や真城、楓の姿も見かけた。
疾風も寮に居るようだ。
朝食を食べ終えた樹は、克樹と共に部屋で課題を進めていた。
「やだー!もうやだー!!英語嫌いー!」
始めて15分も経たないうちに克樹が駄々をこね始める。
「かっちゃん、リスニング得意なのに」
耳の良い克樹の特技の一つだ。
「英語が聞き分けられるのと勉強は別だもん!
ねえいっくん、休憩していい?」
「あと三問やってからね」
「鬼!」
そんなやりとりをしていると風が笑い始めた。
「長い休みが明ける度に思うんだけど、2人のやりとり本当に笑える」
「そりゃ風は課題が終わって余裕だからでしょー!こっちは死活問題なの!」
そんな克樹にまた風が笑っている。
「兄貴、どんどん問題を解く」
「ひゃい」
ようやく最後の問題に入った。
樹はノートを見ながら解き方を確認する。
「ねー、風ー。ここ教えてよー」
「いいよ」
克樹には少なくても一人は誰かがついていた方がいいようだ。
克樹は好奇心が強い。そのせいかちょっと危なっかしい一面もある。
今、克樹は風に英語の文章の作り方を説明してもらっている。
克樹はすぐ理解して問題を解き始めている。
「よし、完了」
樹は思い切り腕を伸ばした。
英語の課題はこれでおしまいだ。
残るは小論文だった。
テーマは「今後の学生生活について」である。この学校は普通の学校とは違う。
ここに通っている生徒の将来の進路は芸能関係の職に進むことだ。
それ以外の進路を選ぶ者も、もちろんいるが、大抵はメディア関連に属する仕事に就く。
樹はまず大まかに書く内容をノートに書き出した。この前、楓から小論文の書き方のこつを教わった。それを今活かす時だ。
「いっくんの課題、それが最後?」
そう尋ねられて、樹は頷いた。
「わー、俺も頑張らなきゃー!」
「頑張れ!かっちゃん!」
樹は夢を目指したきっかけから始まり、曲作りで散々苦労したことを書くことにした。
そしてここに来るまでの間、色々な人に助けられたこともだ。
(これからどうなりたいかじゃない。俺は必ずプロデューサーになるんだ。それ以外は捨てよう)
もう自分の進むべき道は決まっている。
出来る事は、夢に向かってひたすら邁進することなのである。
周りを見渡してばかりでは前に進めないのだから。
風は既に帰ってきていて、2人を出迎えてくれた。風はこのお盆の間、課題を全て終えたらしい。
樹や克樹もお盆の間頑張ったが、まだもう少し残っている。
健悟や真城、楓の姿も見かけた。
疾風も寮に居るようだ。
朝食を食べ終えた樹は、克樹と共に部屋で課題を進めていた。
「やだー!もうやだー!!英語嫌いー!」
始めて15分も経たないうちに克樹が駄々をこね始める。
「かっちゃん、リスニング得意なのに」
耳の良い克樹の特技の一つだ。
「英語が聞き分けられるのと勉強は別だもん!
ねえいっくん、休憩していい?」
「あと三問やってからね」
「鬼!」
そんなやりとりをしていると風が笑い始めた。
「長い休みが明ける度に思うんだけど、2人のやりとり本当に笑える」
「そりゃ風は課題が終わって余裕だからでしょー!こっちは死活問題なの!」
そんな克樹にまた風が笑っている。
「兄貴、どんどん問題を解く」
「ひゃい」
ようやく最後の問題に入った。
樹はノートを見ながら解き方を確認する。
「ねー、風ー。ここ教えてよー」
「いいよ」
克樹には少なくても一人は誰かがついていた方がいいようだ。
克樹は好奇心が強い。そのせいかちょっと危なっかしい一面もある。
今、克樹は風に英語の文章の作り方を説明してもらっている。
克樹はすぐ理解して問題を解き始めている。
「よし、完了」
樹は思い切り腕を伸ばした。
英語の課題はこれでおしまいだ。
残るは小論文だった。
テーマは「今後の学生生活について」である。この学校は普通の学校とは違う。
ここに通っている生徒の将来の進路は芸能関係の職に進むことだ。
それ以外の進路を選ぶ者も、もちろんいるが、大抵はメディア関連に属する仕事に就く。
樹はまず大まかに書く内容をノートに書き出した。この前、楓から小論文の書き方のこつを教わった。それを今活かす時だ。
「いっくんの課題、それが最後?」
そう尋ねられて、樹は頷いた。
「わー、俺も頑張らなきゃー!」
「頑張れ!かっちゃん!」
樹は夢を目指したきっかけから始まり、曲作りで散々苦労したことを書くことにした。
そしてここに来るまでの間、色々な人に助けられたこともだ。
(これからどうなりたいかじゃない。俺は必ずプロデューサーになるんだ。それ以外は捨てよう)
もう自分の進むべき道は決まっている。
出来る事は、夢に向かってひたすら邁進することなのである。
周りを見渡してばかりでは前に進めないのだから。
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