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戦場
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「おはようございます!」
僕はレイチェルとふくふくにゃんこの店舗に来ている。
「おはよう、マオレイさん、レイチェルちゃん」
茜さんは既に僕が作った制服を身に着けていた。茜さんが着るとやっぱり可愛いな。良かったと僕はホッとしている。
「じゃあ更衣室は向こうだから」
案内されて僕たちも着替えることになった。そう、僕の2度目の人生、初の接客業務だ!楽しんでやろう、と茜さんに言われて、その通りだなと僕は思っていた。
着替えを済ませて、僕たちは店舗に向かった。既に開店準備は済んでいるようだ。異次元飛躍装置の待機人数を見たら30と書かれていた。ふくにゃんの人気、恐るべし。
いよいよ開店だ!ということで、お客様が来店してくる。今日の僕の仕事はお客様の反応を視察するというものだ。でもさすがに視察だけでは申し訳ないので、こうしてお手伝いをすることにしたわけである。お客様は猫ちゃんにおやつをあげたり、おもちゃで遊んでいる。
(うん、しっかり内装を見てくれる人もいるな)
僕は感想のメモを取った。
「わ、可愛い!予約しておいて良かった」
こんな声が聞こえてきて、僕はコップにお水を注ぎながら耳をそばだてた。
「こちらでお間違えなかったでしょうか?」
茜さん、ハキハキしてて好印象。
「はい!あの、ここで開けてもいいですか?お店と写真撮りたくて」
お客様のお願いキター!!茜さん、どうするんだろう?
「マオ、水がこぼれそうだぞ」
僕はハッとなった。いけない、自分の仕事もちゃんとしなくちゃな。レイチェルにお礼を言う。僕は新しく来店されたお客様にお冷やを配ったのだった。
✢
「はい、チーズ!!!」
この掛け声は異世界でも通用するのか…と僕は驚いていた。現実世界でも死語に近いような?
写真は無事に撮れたらしい。ふくにゃんとローズキャットのコラボ記念だ。しばらくお店の壁に飾ってもらえるらしい。この後はスタッフの皆さんと打ち上げらしい。さすがルナリア、お金持ってるー!
✢
「マオレイさん、今日は視察ありがとうございました」
「いえ、大変勉強になりました。あの、本当に異次元飛躍装置を無料で貸してもらえるんですか?」
「今日、受注限定のクッションを受け取ったお客様はみんな嬉しそうでしたよ」
茜さんの言葉に僕はドキッとなった。そうやって評価をダイレクトに頂けるのは有り難い。
「良かったです。ありがとうございます」
「マオレイさん、今後も末永いお付き合いをよろしくお願いします。ウチは定期的にコラボカフェも開催しているので」
イブ社長が手を差し出してきたので、僕は握り返した。
「こちらこそよろしくお願いします」
さぁ、やっと自分の店を持てそうだぞ。僕の胸は高鳴っている。
僕はレイチェルとふくふくにゃんこの店舗に来ている。
「おはよう、マオレイさん、レイチェルちゃん」
茜さんは既に僕が作った制服を身に着けていた。茜さんが着るとやっぱり可愛いな。良かったと僕はホッとしている。
「じゃあ更衣室は向こうだから」
案内されて僕たちも着替えることになった。そう、僕の2度目の人生、初の接客業務だ!楽しんでやろう、と茜さんに言われて、その通りだなと僕は思っていた。
着替えを済ませて、僕たちは店舗に向かった。既に開店準備は済んでいるようだ。異次元飛躍装置の待機人数を見たら30と書かれていた。ふくにゃんの人気、恐るべし。
いよいよ開店だ!ということで、お客様が来店してくる。今日の僕の仕事はお客様の反応を視察するというものだ。でもさすがに視察だけでは申し訳ないので、こうしてお手伝いをすることにしたわけである。お客様は猫ちゃんにおやつをあげたり、おもちゃで遊んでいる。
(うん、しっかり内装を見てくれる人もいるな)
僕は感想のメモを取った。
「わ、可愛い!予約しておいて良かった」
こんな声が聞こえてきて、僕はコップにお水を注ぎながら耳をそばだてた。
「こちらでお間違えなかったでしょうか?」
茜さん、ハキハキしてて好印象。
「はい!あの、ここで開けてもいいですか?お店と写真撮りたくて」
お客様のお願いキター!!茜さん、どうするんだろう?
「マオ、水がこぼれそうだぞ」
僕はハッとなった。いけない、自分の仕事もちゃんとしなくちゃな。レイチェルにお礼を言う。僕は新しく来店されたお客様にお冷やを配ったのだった。
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「はい、チーズ!!!」
この掛け声は異世界でも通用するのか…と僕は驚いていた。現実世界でも死語に近いような?
写真は無事に撮れたらしい。ふくにゃんとローズキャットのコラボ記念だ。しばらくお店の壁に飾ってもらえるらしい。この後はスタッフの皆さんと打ち上げらしい。さすがルナリア、お金持ってるー!
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「マオレイさん、今日は視察ありがとうございました」
「いえ、大変勉強になりました。あの、本当に異次元飛躍装置を無料で貸してもらえるんですか?」
「今日、受注限定のクッションを受け取ったお客様はみんな嬉しそうでしたよ」
茜さんの言葉に僕はドキッとなった。そうやって評価をダイレクトに頂けるのは有り難い。
「良かったです。ありがとうございます」
「マオレイさん、今後も末永いお付き合いをよろしくお願いします。ウチは定期的にコラボカフェも開催しているので」
イブ社長が手を差し出してきたので、僕は握り返した。
「こちらこそよろしくお願いします」
さぁ、やっと自分の店を持てそうだぞ。僕の胸は高鳴っている。
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