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番外編 なぎさの死(side湊)
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side 湊
僕は、橘 湊。
今、僕は幼馴染の夜月 なぎさの病室にいた。
なぎさは、僕の親友(あいつは、親友と思ってるか、わからない。)と中学のときから付き合っている。
僕の親友のことで話があると呼び出されたため、この病室に訪れたのだった。
「で、話って?」僕は、なぎさに聞いた。「ふふ、ごめん。あれ、あなたを呼び出すための嘘なの。本当は、湊が私のことをどう思ってるのかな、って思ったから呼び出したの。大河の名前を出せば、あなたは必ず来るでしょ?」いたずらっぽく笑うなぎさに僕は、苦笑した。小さいときから一緒に過ごしていたから僕のことは、お見通しらしい。
「まあ、ね。小学生のときからライバルだったから。」僕はそう言う。
小学6年生の2学期、転校してきた大河のことを思い出した。
あのとき、転校してきた大河を見て、珍しい子が転校してきたなぁ、と思った。
赤色の目に、漆黒の髪。大河は、無愛想で、クラスの皆は、不気味がった。
悪魔の子だとか、カラコンをしてるだとか、色んな噂が飛び交った。
しかし、なぎさは物怖じせずに大河に話しかけた。
大河は、なぎさを鬱陶しそうに、辛辣な言葉で遠ざけようどした。
だけど、なぎさは大河に話かける。
追い払われようと、辛辣な言葉を浴びさせられようと、毎日、なぎさは大河に話しかけた。
僕は、なぎさに恋をしていたから、そんな態度をとる大河を許せなかった。
僕は、なぎさが話しかけないときを見計らって、大河に話しかけた。
「なんで、なぎさを遠ざけようとするのさ。」なるべく刺がないよう、言ったけど、後の大河の話では敵意が剥き出しだったらしい。
その時、大河はその敵意に動じることもなく、「お前、あの女のことが好きなのか?」と小学生にしては、大人びた言葉で言ったのだった。
それから、僕はことあるごとに、大河に突っかかった。
大河は、無愛想の仮面をくっ付けたまま、僕の文句に対応するため、いつしか悪い噂は消え失せていた。
だけど、無愛想さは、健在で僕となぎさ以外誰とも話さない。
僕は、大河がなぎさと話しているところを見ると焦りを覚えるようになっていった。
ある日僕は、なぎさを体育館裏に呼んだ。
「湊?話ってなに?」なぎさは、きょとんとして言った。
「あ、あのね、僕さ、な、なぎさのことが、す、好きなんだ。」僕は、そう言った。
「湊、ごめんね。気持ちに気付いてあげられなくて。私も湊のこと、好きだよ。だけどね、それは、男の子としてじゃなくて、友達として。私は、湊のこと、男の子として好きになれない。私が好きなのは、大河なの。ごめんね、湊。」なぎさは、僕に言うと、バイバイというように、手をふって体育館裏から居なくなった。
「大河が、なぎさは好き……。」僕は、静かにその場で言った。
「らしいな。」そう言ったのは、大河だった。
「いつからそこにいたの?」僕は聞くと、「なぎさが、大河が好きつったとこから。」といった。
「どうなの?」僕は大河に聞いた。
「女としては………好きだよ。あいつは、どんな俺にも寄り添えるやつだ。ただ、俺があいつと男と女の仲になれば、俺はあいつを手ばなせなくなる。告ってきたら、ふる。」大河の言葉は、寂しさが滲んでた気がした。
次の日、なぎさは大河にふられたと、泣いて僕に報告した。
大河のあの言葉を聞いていなければ、仕方ないと言ったかもしれない。
だけど、僕はなぎさに、大河にこの恋を諦めて欲しくなかった。諦めちゃだめだと、なぎさに言った気がした。よく覚えていないけど。
それから、なぎさは大胆に大河を誘った。付き合ってとか、デートしようとか、あの手この手で、大河と付き合おうとした。
そして、中学に上がった頃、大河が折れたのだった。
それから、なぎさと大河は、付き合っている。
僕が、なぎさに告白した時の話を大河にするとなぎさにけしかけたのは、お前か、と睨み付けられた。
どことなく嬉しそうでもあった気がしてニヤニヤ笑えば殴られかけたりもした。大河のツンデレは、命がけだ。そして、今にいたる。
そのことを、思い出し、二人で笑う。
「やっぱり、私のこと、どうでもいいや。今日、楽しかった。」なぎさは、ニコニコ笑って言う。
「大河ってやっぱりお見舞い来てる?」僕が聞くと、うん。となぎさは言った。
それから、なぎさはこの世を去ろうとしている。大河に呼ばれなかったら、もう生きて会うことはなかったかもしれない。
なぎさが目を瞑り大河の手をぎゅっと握っている。
大河は、なぎさにねだられて歌を歌っている。
人間の喉からこんな不思議で、美しい旋律が流れるものだろうか。
妖しくもなぎさに対する愛が感じられる旋律。
しかし、大河は、歌を急にピタリとやめた。
「どうしてやめたの?」僕の問いには答えず、大河は「おやすみ、なぎさ。また、向こうで会おう。」とささやいた。
「もう、逝ったの?」僕涙をこらえ言うと、「ああ、あの歌は死の歌だからな。最後まで歌うと、お前も死ぬ。」大河は、言うと、お前も向こうに行けば、ここに用はない。と言って去っていった。
大河は、なぎさの葬式に来ることもなく、僕とも会うことはないはずだった。
なぎさの葬式の後の数日後、僕は大河と街中で再開した。
隣には、金髪の少女がいる。
僕は、憤りを感じて大河に詰め寄った。
金髪の少女が大河の後ろにサッと隠れる。
「湊?どうした?」大河は、金髪の少女がいることを気にせず僕に話かける。
「なぎさのことは、遊びだったの?」僕は、大河に言う。
「!?待て、俺はなぎさと遊びだったことはない。おい、湊どうしてそうなった?」大河は慌てて言った。
いつもの無口さが消えている。
「だって、その金髪の女の子と、付き合っているんじゃないの?」僕が、睨み付け言うと、ぶっ、と後ろにいる金髪の少女が吹き出した。
大河は、ため息をついて空を仰いでいる。
「………湊、みごとに蓮の策略に引っ掛かったな。こいつは、俺の弟だ。」大河のジト目とともに大河の口から真実が飛び出した。
「え、お、弟?」僕は目をぱちくりさせる。
確かに、服はズボンで、女の子らしい格好はしていない。
「兄さんがお世話になってます。ボクだけで街に行くと男の人にナンパされちゃうから、あに、じゃなくて、兄さんについて来てもやってるんです。誤解させちゃってすみません。」大河の弟は、姿だけでなく、声も中性的で、女の子と間違われても仕方ないかもしれない。
そうして、僕と大河は別れた。
僕は、その後事故にまきこまれ、呆気なく死んだ。
事故の時、遠くから僕が死ぬと分かっていたかのように、大河が無表情でこちらを見ていた。
僕は、橘 湊。
今、僕は幼馴染の夜月 なぎさの病室にいた。
なぎさは、僕の親友(あいつは、親友と思ってるか、わからない。)と中学のときから付き合っている。
僕の親友のことで話があると呼び出されたため、この病室に訪れたのだった。
「で、話って?」僕は、なぎさに聞いた。「ふふ、ごめん。あれ、あなたを呼び出すための嘘なの。本当は、湊が私のことをどう思ってるのかな、って思ったから呼び出したの。大河の名前を出せば、あなたは必ず来るでしょ?」いたずらっぽく笑うなぎさに僕は、苦笑した。小さいときから一緒に過ごしていたから僕のことは、お見通しらしい。
「まあ、ね。小学生のときからライバルだったから。」僕はそう言う。
小学6年生の2学期、転校してきた大河のことを思い出した。
あのとき、転校してきた大河を見て、珍しい子が転校してきたなぁ、と思った。
赤色の目に、漆黒の髪。大河は、無愛想で、クラスの皆は、不気味がった。
悪魔の子だとか、カラコンをしてるだとか、色んな噂が飛び交った。
しかし、なぎさは物怖じせずに大河に話しかけた。
大河は、なぎさを鬱陶しそうに、辛辣な言葉で遠ざけようどした。
だけど、なぎさは大河に話かける。
追い払われようと、辛辣な言葉を浴びさせられようと、毎日、なぎさは大河に話しかけた。
僕は、なぎさに恋をしていたから、そんな態度をとる大河を許せなかった。
僕は、なぎさが話しかけないときを見計らって、大河に話しかけた。
「なんで、なぎさを遠ざけようとするのさ。」なるべく刺がないよう、言ったけど、後の大河の話では敵意が剥き出しだったらしい。
その時、大河はその敵意に動じることもなく、「お前、あの女のことが好きなのか?」と小学生にしては、大人びた言葉で言ったのだった。
それから、僕はことあるごとに、大河に突っかかった。
大河は、無愛想の仮面をくっ付けたまま、僕の文句に対応するため、いつしか悪い噂は消え失せていた。
だけど、無愛想さは、健在で僕となぎさ以外誰とも話さない。
僕は、大河がなぎさと話しているところを見ると焦りを覚えるようになっていった。
ある日僕は、なぎさを体育館裏に呼んだ。
「湊?話ってなに?」なぎさは、きょとんとして言った。
「あ、あのね、僕さ、な、なぎさのことが、す、好きなんだ。」僕は、そう言った。
「湊、ごめんね。気持ちに気付いてあげられなくて。私も湊のこと、好きだよ。だけどね、それは、男の子としてじゃなくて、友達として。私は、湊のこと、男の子として好きになれない。私が好きなのは、大河なの。ごめんね、湊。」なぎさは、僕に言うと、バイバイというように、手をふって体育館裏から居なくなった。
「大河が、なぎさは好き……。」僕は、静かにその場で言った。
「らしいな。」そう言ったのは、大河だった。
「いつからそこにいたの?」僕は聞くと、「なぎさが、大河が好きつったとこから。」といった。
「どうなの?」僕は大河に聞いた。
「女としては………好きだよ。あいつは、どんな俺にも寄り添えるやつだ。ただ、俺があいつと男と女の仲になれば、俺はあいつを手ばなせなくなる。告ってきたら、ふる。」大河の言葉は、寂しさが滲んでた気がした。
次の日、なぎさは大河にふられたと、泣いて僕に報告した。
大河のあの言葉を聞いていなければ、仕方ないと言ったかもしれない。
だけど、僕はなぎさに、大河にこの恋を諦めて欲しくなかった。諦めちゃだめだと、なぎさに言った気がした。よく覚えていないけど。
それから、なぎさは大胆に大河を誘った。付き合ってとか、デートしようとか、あの手この手で、大河と付き合おうとした。
そして、中学に上がった頃、大河が折れたのだった。
それから、なぎさと大河は、付き合っている。
僕が、なぎさに告白した時の話を大河にするとなぎさにけしかけたのは、お前か、と睨み付けられた。
どことなく嬉しそうでもあった気がしてニヤニヤ笑えば殴られかけたりもした。大河のツンデレは、命がけだ。そして、今にいたる。
そのことを、思い出し、二人で笑う。
「やっぱり、私のこと、どうでもいいや。今日、楽しかった。」なぎさは、ニコニコ笑って言う。
「大河ってやっぱりお見舞い来てる?」僕が聞くと、うん。となぎさは言った。
それから、なぎさはこの世を去ろうとしている。大河に呼ばれなかったら、もう生きて会うことはなかったかもしれない。
なぎさが目を瞑り大河の手をぎゅっと握っている。
大河は、なぎさにねだられて歌を歌っている。
人間の喉からこんな不思議で、美しい旋律が流れるものだろうか。
妖しくもなぎさに対する愛が感じられる旋律。
しかし、大河は、歌を急にピタリとやめた。
「どうしてやめたの?」僕の問いには答えず、大河は「おやすみ、なぎさ。また、向こうで会おう。」とささやいた。
「もう、逝ったの?」僕涙をこらえ言うと、「ああ、あの歌は死の歌だからな。最後まで歌うと、お前も死ぬ。」大河は、言うと、お前も向こうに行けば、ここに用はない。と言って去っていった。
大河は、なぎさの葬式に来ることもなく、僕とも会うことはないはずだった。
なぎさの葬式の後の数日後、僕は大河と街中で再開した。
隣には、金髪の少女がいる。
僕は、憤りを感じて大河に詰め寄った。
金髪の少女が大河の後ろにサッと隠れる。
「湊?どうした?」大河は、金髪の少女がいることを気にせず僕に話かける。
「なぎさのことは、遊びだったの?」僕は、大河に言う。
「!?待て、俺はなぎさと遊びだったことはない。おい、湊どうしてそうなった?」大河は慌てて言った。
いつもの無口さが消えている。
「だって、その金髪の女の子と、付き合っているんじゃないの?」僕が、睨み付け言うと、ぶっ、と後ろにいる金髪の少女が吹き出した。
大河は、ため息をついて空を仰いでいる。
「………湊、みごとに蓮の策略に引っ掛かったな。こいつは、俺の弟だ。」大河のジト目とともに大河の口から真実が飛び出した。
「え、お、弟?」僕は目をぱちくりさせる。
確かに、服はズボンで、女の子らしい格好はしていない。
「兄さんがお世話になってます。ボクだけで街に行くと男の人にナンパされちゃうから、あに、じゃなくて、兄さんについて来てもやってるんです。誤解させちゃってすみません。」大河の弟は、姿だけでなく、声も中性的で、女の子と間違われても仕方ないかもしれない。
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