42 / 52
藤棚の家②
しおりを挟む
しばらく招待券を見たあと、俯いたまま何か考えている風だった。
そうした後、顔を上げて私にこう訊ねた。
「遠野さん、恭子が私に来るように言ったの?」
何が訊きたいのだろうか?
「いえ、これは私の独断です。恭子さまは何も知りません」
私が答えると「そう・・」と言った後「・・でしょうね」と呟きまた俯いた。
このことは多香子さまに頼まれたことだ。恭子さまの意思はどこにもない。
「あちらの奥さまはこのことをご存知なのですか?」
「はい」
私が答えると由希子さまの表情が一瞬緩んだように見えた。
「恭子は元気にしてるの?」
やっと由希子さまの口から母親らしい言葉が出てきた。
「はい・・」
私が答えると「そう・・」と言ってまた少し俯く。
「ねえ、お母さま、キョウコってだあれ?」
娘の言葉に由希子さまは我に返ったようだ。
「ゆかりには関係ない話よ」
関係ない話・・人・・この家で長田家のことがオープンになっていなければそう言うしかないかもしれない。
ただ、私はその言葉は聞きたくなかった。
「私ども家族三人は年明けに下関の方に行きます。帰って来るのは何年先かわかりません」
話がいきなり変わる。
「山口県は遠いですね」
「遠いと言っても一年に何度かここに戻りますが・・もう・・」
その先の言葉が宙に浮かんだ。
もう・・長田の家とは関わりたくない、というなのか。
娘である恭子さまとも。今はここの家族が大事だということなのか。
それらは全て当たり前のことだ。
この家は普通の家庭とは一線を画す名家だ。離婚の事実と恭子さまの存在は世間には大っぴらにできることではないのだろう。
「この子はせっかく出来たお友達と別れることになって・・」
母親、綾取り、そして友達・・
それらを全て恭子さまは持ち合わせていない。
けれど、そのことで誰を責めることができるというのだ。
由希子さまは娘の頭を撫ぜていたが、娘の方は少し退屈になったのか「お母さま、お部屋で待ってる」と言って部屋を出ていった。
「遠野さん、わかりました。これは頂きます。時間の都合がつけば会場の方に出向きます」
由希子さまは招待券の入った封書を受け取った。
「お願いします」
「ただ、遠野さん、わかってください・・こちらにも色々事情というものがあります」
私は別にこの家の事情やしきたりなどに文句を言うつもりはない。
ただ、私は多香子さまに言われてここにきただけ。
できれば、恭子さまのピアノを聴いて欲しいだけ。
そして、ご成長された愛娘をその目で見て欲しいだけ。
「ご出席されるかもしれないことを恭子さまにお伝えしてもよろしいでしょうか?」
「ごめんなさい・・行くとは決まっていない事を伝えるのはやはりいけません」
多香子さまは目の前の由希子さまに決めてもらって、と言っていた。ここは従うしかない。
「そうですね、恭子さまにはお伝えしないでおきます」私はそう言ったあと、お茶を少し口にして「最後に一つお聞きしてよろしいでしょうか?」と言った。
「何でしょう?」
「藤棚のことです」
私は庭の門に続く小道を覆っている藤棚を見ながら言った。
「藤棚のことを聞かれるということは、遠野さんは、もうご存知なのでしょう?」
「ええ、ある程度は・・」
おそらく花言葉の意味のことを言っているのだろう。
「あの人があそこに家を建てられたと聞いた時には大変驚きました」
「そうでしょうね」
「ただ、そのことについて第三者である遠野さんに言うわけにはまいりません」
由希子さまは私の目を真っ直ぐに見た。
「遠野さん、ただ、これだけは伝えておきます。この家の藤棚は私があの人と別れてこの家に戻った時に作らせました」
やっぱり・・
由希子さまは別れた後もしばらくはヒルトマンさまを待っていたのだと思う。
その証が藤棚だ。
けれど由希子さまにはどうしても養子を迎えなければならならない何らかの家の事情ができたと推察する。その理由までは第三者の私が詮索することではない。
「夢は、ずれてしまうものですね」
由希子さまは何かを吐き出すようにそう呟いた。
夢がずれる?・・すれ違う?
その時、私は恭子さまと「冬の夢」の話をした際に結婚の話をしたことを思い出していた。私は男女のすれ違いの原因の一つに「夢」があると恭子さまに言った。
「年を経るにつれてそう思うようになりました。お互いの夢はどんどんずれていくものだと・・そして夢はやがて叶わなくなる」
本当にそうなのだろうか?
ギャツビーも夢を取り戻したがっていたが、それは最後まで叶わなかった。
そこにどんな心の葛藤があったのか私には知る由もない。
ただ言えることは今となっては二人の間にあったことと娘の恭子さまとはもはや関係がない。
「遠野さん、これ以上、私は何も申し上げることはできません。どうかご理解下さい」
私が何を訊いても由希子さまはもう何も言わないだろう。
それに私もこれ以上ここに留まるわけにはいかない。
「それでは奥さま、私はこれで失礼します・・ご都合がつけばどうか会場の方に」
私はお暇を告げるとバッグを手にして立ち上がった。私は次に行かなければならない場所がある。
「遠野さん、一つお聞きしてよろしいでしょうか?」由希子さまは私を見上げて訊ねた。
「はい、何でしょうか?」
「恭子は、あなたの前ではどんな子なのでしょうか?」
「いい生徒さんですよ」
私はそう言って微笑んだ。
他にどんな言葉を使って表現しても当てはまらない気がする。
そうした後、顔を上げて私にこう訊ねた。
「遠野さん、恭子が私に来るように言ったの?」
何が訊きたいのだろうか?
「いえ、これは私の独断です。恭子さまは何も知りません」
私が答えると「そう・・」と言った後「・・でしょうね」と呟きまた俯いた。
このことは多香子さまに頼まれたことだ。恭子さまの意思はどこにもない。
「あちらの奥さまはこのことをご存知なのですか?」
「はい」
私が答えると由希子さまの表情が一瞬緩んだように見えた。
「恭子は元気にしてるの?」
やっと由希子さまの口から母親らしい言葉が出てきた。
「はい・・」
私が答えると「そう・・」と言ってまた少し俯く。
「ねえ、お母さま、キョウコってだあれ?」
娘の言葉に由希子さまは我に返ったようだ。
「ゆかりには関係ない話よ」
関係ない話・・人・・この家で長田家のことがオープンになっていなければそう言うしかないかもしれない。
ただ、私はその言葉は聞きたくなかった。
「私ども家族三人は年明けに下関の方に行きます。帰って来るのは何年先かわかりません」
話がいきなり変わる。
「山口県は遠いですね」
「遠いと言っても一年に何度かここに戻りますが・・もう・・」
その先の言葉が宙に浮かんだ。
もう・・長田の家とは関わりたくない、というなのか。
娘である恭子さまとも。今はここの家族が大事だということなのか。
それらは全て当たり前のことだ。
この家は普通の家庭とは一線を画す名家だ。離婚の事実と恭子さまの存在は世間には大っぴらにできることではないのだろう。
「この子はせっかく出来たお友達と別れることになって・・」
母親、綾取り、そして友達・・
それらを全て恭子さまは持ち合わせていない。
けれど、そのことで誰を責めることができるというのだ。
由希子さまは娘の頭を撫ぜていたが、娘の方は少し退屈になったのか「お母さま、お部屋で待ってる」と言って部屋を出ていった。
「遠野さん、わかりました。これは頂きます。時間の都合がつけば会場の方に出向きます」
由希子さまは招待券の入った封書を受け取った。
「お願いします」
「ただ、遠野さん、わかってください・・こちらにも色々事情というものがあります」
私は別にこの家の事情やしきたりなどに文句を言うつもりはない。
ただ、私は多香子さまに言われてここにきただけ。
できれば、恭子さまのピアノを聴いて欲しいだけ。
そして、ご成長された愛娘をその目で見て欲しいだけ。
「ご出席されるかもしれないことを恭子さまにお伝えしてもよろしいでしょうか?」
「ごめんなさい・・行くとは決まっていない事を伝えるのはやはりいけません」
多香子さまは目の前の由希子さまに決めてもらって、と言っていた。ここは従うしかない。
「そうですね、恭子さまにはお伝えしないでおきます」私はそう言ったあと、お茶を少し口にして「最後に一つお聞きしてよろしいでしょうか?」と言った。
「何でしょう?」
「藤棚のことです」
私は庭の門に続く小道を覆っている藤棚を見ながら言った。
「藤棚のことを聞かれるということは、遠野さんは、もうご存知なのでしょう?」
「ええ、ある程度は・・」
おそらく花言葉の意味のことを言っているのだろう。
「あの人があそこに家を建てられたと聞いた時には大変驚きました」
「そうでしょうね」
「ただ、そのことについて第三者である遠野さんに言うわけにはまいりません」
由希子さまは私の目を真っ直ぐに見た。
「遠野さん、ただ、これだけは伝えておきます。この家の藤棚は私があの人と別れてこの家に戻った時に作らせました」
やっぱり・・
由希子さまは別れた後もしばらくはヒルトマンさまを待っていたのだと思う。
その証が藤棚だ。
けれど由希子さまにはどうしても養子を迎えなければならならない何らかの家の事情ができたと推察する。その理由までは第三者の私が詮索することではない。
「夢は、ずれてしまうものですね」
由希子さまは何かを吐き出すようにそう呟いた。
夢がずれる?・・すれ違う?
その時、私は恭子さまと「冬の夢」の話をした際に結婚の話をしたことを思い出していた。私は男女のすれ違いの原因の一つに「夢」があると恭子さまに言った。
「年を経るにつれてそう思うようになりました。お互いの夢はどんどんずれていくものだと・・そして夢はやがて叶わなくなる」
本当にそうなのだろうか?
ギャツビーも夢を取り戻したがっていたが、それは最後まで叶わなかった。
そこにどんな心の葛藤があったのか私には知る由もない。
ただ言えることは今となっては二人の間にあったことと娘の恭子さまとはもはや関係がない。
「遠野さん、これ以上、私は何も申し上げることはできません。どうかご理解下さい」
私が何を訊いても由希子さまはもう何も言わないだろう。
それに私もこれ以上ここに留まるわけにはいかない。
「それでは奥さま、私はこれで失礼します・・ご都合がつけばどうか会場の方に」
私はお暇を告げるとバッグを手にして立ち上がった。私は次に行かなければならない場所がある。
「遠野さん、一つお聞きしてよろしいでしょうか?」由希子さまは私を見上げて訊ねた。
「はい、何でしょうか?」
「恭子は、あなたの前ではどんな子なのでしょうか?」
「いい生徒さんですよ」
私はそう言って微笑んだ。
他にどんな言葉を使って表現しても当てはまらない気がする。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる