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第0章~プロローグ~
lamentabile
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-雨の降る日、いつもの通学路-
-いつものように帰ろうとしていた-
-けど、その日は少しだけ雨の音が大きかった-
-後ろから来る原付の音に気づけなかったんだ-
-風景が一瞬にして反転した-
「…と」
「あ…と」
なんだ…?
「葵翔!」
「…!?」
「早く準備しろよ、式始まるぞ。」
「あ、ごめん…」
今日は3年間を過ごした学び舎との別れの日だ。
「あっという間だったな。」
「あぁ…」
「珍しいな、葵翔ってそんな悲しい顔するやつだったけか?」
「…お前とも会えたし、楽しい学校生活だったからな。」
「そんな恥ずかしいことよくサラッと言えるんだな。だから彼女作れたのかお前は。」
「関係ないだろ。」
楽しかったのは本当だ。
あの事故を除けば。
あれさえなければ将来も楽しめたはずなのに…
「春からは別々の高校か。」
「そうだな。」
「葵翔は作山だっけ?」
「おう、親から勉強して大学に行けばとりあえず生きていけるって言われたからな。」
「お前は勉強出来る方だからいいよな。」
「悠咲は?」
「大杏高校だよ。一応野球は続けないとな。」
「お前って野球しか出来ないもんな。」
「…うるさいわ。」
悠咲は俺が怪我で入院してる時も毎日のようにお見舞いに来てくれた。
一番の親友と呼べる存在だ。
「俺は絶対に甲子園に行く。だから、その時は応援に来いよ。」
「当たり前だろ。」
「俺も葵翔が高校で何か始めたら見に行くからな。」
「分かったよ。その時は連絡する。」
俺らは向き合い互いの拳を互いの胸に突き立てた。
野球をしてた時からの俺たちだけの合図だ。
『健闘を祈る』
-いつものように帰ろうとしていた-
-けど、その日は少しだけ雨の音が大きかった-
-後ろから来る原付の音に気づけなかったんだ-
-風景が一瞬にして反転した-
「…と」
「あ…と」
なんだ…?
「葵翔!」
「…!?」
「早く準備しろよ、式始まるぞ。」
「あ、ごめん…」
今日は3年間を過ごした学び舎との別れの日だ。
「あっという間だったな。」
「あぁ…」
「珍しいな、葵翔ってそんな悲しい顔するやつだったけか?」
「…お前とも会えたし、楽しい学校生活だったからな。」
「そんな恥ずかしいことよくサラッと言えるんだな。だから彼女作れたのかお前は。」
「関係ないだろ。」
楽しかったのは本当だ。
あの事故を除けば。
あれさえなければ将来も楽しめたはずなのに…
「春からは別々の高校か。」
「そうだな。」
「葵翔は作山だっけ?」
「おう、親から勉強して大学に行けばとりあえず生きていけるって言われたからな。」
「お前は勉強出来る方だからいいよな。」
「悠咲は?」
「大杏高校だよ。一応野球は続けないとな。」
「お前って野球しか出来ないもんな。」
「…うるさいわ。」
悠咲は俺が怪我で入院してる時も毎日のようにお見舞いに来てくれた。
一番の親友と呼べる存在だ。
「俺は絶対に甲子園に行く。だから、その時は応援に来いよ。」
「当たり前だろ。」
「俺も葵翔が高校で何か始めたら見に行くからな。」
「分かったよ。その時は連絡する。」
俺らは向き合い互いの拳を互いの胸に突き立てた。
野球をしてた時からの俺たちだけの合図だ。
『健闘を祈る』
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