82 / 111
第6章*聖女の派遣と新婚旅行
67*中休み♪
しおりを挟む
その夜、寝台の中での二人。
「ナリス様が回復されて本当に良かったですね。バージルも本当にお疲れ様」
そう言ってアンナはお約束のご褒美であるキスをバージルにします。
「ああ、本当に良かった。当初の予定より早く解術出来たしね」
「そうですね。あっ、マリー様もかなり成長してますよ」
「そうか、君の指導の賜物だな」
アンナはフフフと笑う。
「しかし今回、君は本当に大聖女の生まれ変わりだと実感させられたよ」
「そんなこと・・・もちろんジュリアーナの魂はここにありますけど、私は私ですから」
アンナは自分の胸に手を当て微笑みます。
「魔術大会も君なら問題ないだろうがやはり私は心配だ」
バージルは胸に当てている手を取り口づけます。
「バージル様」
熱い眼差しでバージルの金色の瞳を見つめるアンナ。
「アンナが大聖女だろうと、どんなに魔術が強かろうと愛する人が少しでも傷付く事は私は許せない。もし、少しでも君が危うく感じた時は私は直ぐにでも加勢するし、封印した召喚獣も呼ぶからね」
アンナは自分を見つめる瞳に彼の心からの思いを感じ瞳を潤ませました。
「ありがとうございます。ドロップが召喚獣の代役をしてくれるので心配はないと思いますが、もしもの時は助けて下さいね」
そんな事は起こりうる訳がないと確信していますがバージルの気持ちを嬉しく思い敢えて甘えてみます。
「勿論だよ。愛してる私のアンナ」
「私も愛していますバージル」
熱い口づけを交わし二人は眠りにつきました。
魔術大会は二日後に決まりそれまではマリーの訓練に付き合ったり城下へと気晴らしに出ようと云う事になりました。
「そういえば新婚旅行を兼ねてと兄上に言われていたんだよな」
「そうでしたね」
アンナが思い出したように笑います。
「そうだ、帰路は自由な時間を貰って二人で・・・と云っても誰かさん達は付いて来ると思うけど、あちこち周りながら帰ろうか」
アンナの他にダニエル、ビオラ、フォルヴァそしてドロップの目が輝き、皆にんまり微笑みながら頷いたのは言うまでもありません。
「その事でちと頼みたい事があるのだが」
「どうしたの、フォルヴァ?」
アンナの膝の上にいたフォルヴァに頼みがあると言われ一同は黒猫フォルヴァに注目します。
「アデライトとオレオの国境近くの村に寄って貰えんだろうか?」
アンナは国境の手前でふと何かを感じた村だと云う事を思い出します。
「そういえばあそこには国境にある結界とはまた別に結界が張られていたわよね。その村に何かあるの?」
「気付いておったか。行けば判るので立ち寄って欲しい」
直ぐに理由は口にしなかったフォルヴァにバージルは
「まだ、橋も直っていないと聞いている。帰りも同じコースでになるだろうから寄ってもよいぞ。フォルヴァの頼みなど初めてことだしだな」
と言ってくれました。
「感謝するバージル」
何となくホッとした様子のフォルヴァを撫でながらアンナもまたその村に心惹かれる何かを感じていたのでした。
空いた時間でまた港町へ行くことになりました。今回はマリーも一緒です。
「みんなと一緒にお出掛け出来るなんてマリーは嬉しいです」
毎日アンナに出された課題を一生懸命にやっているマリーへのご褒美とデオドールにアンナが願い許しを貰ったのでした。
「マリーは何処へ行きたいんだ?」
バージルが可愛い妹をみる目で微笑み掛けます。
「うんと、メイドさんが貝で出来てるアクセサリーがお土産で人気だと教えてくれたの。マリーはそれが欲しいです」
マリーは仲良くなったメイドに町に行ったらという話をして事前に情報を貰っていたらしい。
「そうか、ならそのアクセサリーは私がマリーにプレゼントしよう」
バージルがマリーにご褒美だと言うと
「バージルお兄様、お兄様はお姉さまにプレゼントしてあげて。マリーはちゃんとデオドールお兄様から自分で買うのもお勉強だよと言われお小遣いを頂いてるんですもの」
ツンとすまして言うマリーがめっちゃ可愛いです。
アンナが「マリー様可愛い」と抱きしめると
「お姉さまも新婚旅行ですからお兄様ともっとラブラブして下さい」
と言われ「えっ?」と思わず声が出てしまった。そしてこんな可愛いレディの前でイチャイチャなんて出来る訳ないわと顔を赤らめます。
「そうか、なら遠慮なく」
バージルはアンナをいつものようにヒョイと腰を持って膝の上に座らせました。
「ちょっ、バージル様!」
「マリーが良いというのだから遠慮はいらんだろう?」
「空気を読んで下さいって!」
アンナが膝から降りようと足掻いているとマリーはクスッと笑いながら向かいに座っていたダニエルの膝の上に自分も乗りあげました。
「ダニエル、これであなたもおあいこだと思うでしょう?」
小さい頃から魔力酔いしてしまうバージルの代わりにダニエルに抱っこしてして貰ってきたマリー。ダニエルの事もまたもう一人の兄の様に思っているのでした。
「そうですね、俺とラブラブすれば目の前の二人とおあいこですね」
と自分の膝に座るマリーの頭を優しく撫でます。
「でもお姉さまは別としてどうしてみんなはいつもバージルお兄様のこんなに近くにいるのに魔力酔いしないの?」
「それはですね、大人になれば傍に居るくらいは平気なんですよ。マリー様も大人になれば大丈夫になりますよ。今はまだ身体がお小さいので少し長く居るだけで酔ってしまうのです」
「まぁ俺でも身体に少し長く触れていると酔いますけどね」
ダニエルはハハハと笑う。
「そうなんだ」
ダニエルの言葉に少し寂しそうにするマリーに
「マリー様も魔力が増えればもう少し長く抱っこされても大丈夫になるかも知れませんよ」
「でも魔力が増えても身体が大きくなったら抱っこは無理だもん」
「俺で我慢しましょうよマリー様」
マリーとビオラ、そしてダニエルの三人の会話を聞いていてはまるで親子の様に見えアンナは思わず笑みが零れました。
港町で初めてのお買い物をしたマリー。自分でお金を支払うのは初めてのことで本人は至極感動している様子です。
小さな貝殻を繋げたブレスレットを大事そうに何度も触り嬉しそうに眺めていました。そして自分だけではなく自分の世話をしてくれている次女やメイドにもそれぞれの顔を思い浮かべながらお土産を買っています。
お土産を購入し買い食いをしたりして楽しい半日を過ごしました。
城に帰ると中庭でサミュエルの腕につかまり歩行練習をしているナリスの姿がありました。
一年ぶりに外に出た妻を労わる様に支えながらゆっくりと歩くサミュエル。
一九〇センチと大柄な皇帝の後ろ姿が優しさに満ち溢れていてそれを見守る側仕えの者たちが涙を流しているのを見て決意を新たにするアンナ。
明日には各領から大公と魔術師が登城してきます。
こんな二人を長きにわたり苦しめていた者を絶対に許せない。
必ず犯人を見つけ二人の前で断罪させて見せるわ。
そう心に誓ったアンナでした。
「ナリス様が回復されて本当に良かったですね。バージルも本当にお疲れ様」
そう言ってアンナはお約束のご褒美であるキスをバージルにします。
「ああ、本当に良かった。当初の予定より早く解術出来たしね」
「そうですね。あっ、マリー様もかなり成長してますよ」
「そうか、君の指導の賜物だな」
アンナはフフフと笑う。
「しかし今回、君は本当に大聖女の生まれ変わりだと実感させられたよ」
「そんなこと・・・もちろんジュリアーナの魂はここにありますけど、私は私ですから」
アンナは自分の胸に手を当て微笑みます。
「魔術大会も君なら問題ないだろうがやはり私は心配だ」
バージルは胸に当てている手を取り口づけます。
「バージル様」
熱い眼差しでバージルの金色の瞳を見つめるアンナ。
「アンナが大聖女だろうと、どんなに魔術が強かろうと愛する人が少しでも傷付く事は私は許せない。もし、少しでも君が危うく感じた時は私は直ぐにでも加勢するし、封印した召喚獣も呼ぶからね」
アンナは自分を見つめる瞳に彼の心からの思いを感じ瞳を潤ませました。
「ありがとうございます。ドロップが召喚獣の代役をしてくれるので心配はないと思いますが、もしもの時は助けて下さいね」
そんな事は起こりうる訳がないと確信していますがバージルの気持ちを嬉しく思い敢えて甘えてみます。
「勿論だよ。愛してる私のアンナ」
「私も愛していますバージル」
熱い口づけを交わし二人は眠りにつきました。
魔術大会は二日後に決まりそれまではマリーの訓練に付き合ったり城下へと気晴らしに出ようと云う事になりました。
「そういえば新婚旅行を兼ねてと兄上に言われていたんだよな」
「そうでしたね」
アンナが思い出したように笑います。
「そうだ、帰路は自由な時間を貰って二人で・・・と云っても誰かさん達は付いて来ると思うけど、あちこち周りながら帰ろうか」
アンナの他にダニエル、ビオラ、フォルヴァそしてドロップの目が輝き、皆にんまり微笑みながら頷いたのは言うまでもありません。
「その事でちと頼みたい事があるのだが」
「どうしたの、フォルヴァ?」
アンナの膝の上にいたフォルヴァに頼みがあると言われ一同は黒猫フォルヴァに注目します。
「アデライトとオレオの国境近くの村に寄って貰えんだろうか?」
アンナは国境の手前でふと何かを感じた村だと云う事を思い出します。
「そういえばあそこには国境にある結界とはまた別に結界が張られていたわよね。その村に何かあるの?」
「気付いておったか。行けば判るので立ち寄って欲しい」
直ぐに理由は口にしなかったフォルヴァにバージルは
「まだ、橋も直っていないと聞いている。帰りも同じコースでになるだろうから寄ってもよいぞ。フォルヴァの頼みなど初めてことだしだな」
と言ってくれました。
「感謝するバージル」
何となくホッとした様子のフォルヴァを撫でながらアンナもまたその村に心惹かれる何かを感じていたのでした。
空いた時間でまた港町へ行くことになりました。今回はマリーも一緒です。
「みんなと一緒にお出掛け出来るなんてマリーは嬉しいです」
毎日アンナに出された課題を一生懸命にやっているマリーへのご褒美とデオドールにアンナが願い許しを貰ったのでした。
「マリーは何処へ行きたいんだ?」
バージルが可愛い妹をみる目で微笑み掛けます。
「うんと、メイドさんが貝で出来てるアクセサリーがお土産で人気だと教えてくれたの。マリーはそれが欲しいです」
マリーは仲良くなったメイドに町に行ったらという話をして事前に情報を貰っていたらしい。
「そうか、ならそのアクセサリーは私がマリーにプレゼントしよう」
バージルがマリーにご褒美だと言うと
「バージルお兄様、お兄様はお姉さまにプレゼントしてあげて。マリーはちゃんとデオドールお兄様から自分で買うのもお勉強だよと言われお小遣いを頂いてるんですもの」
ツンとすまして言うマリーがめっちゃ可愛いです。
アンナが「マリー様可愛い」と抱きしめると
「お姉さまも新婚旅行ですからお兄様ともっとラブラブして下さい」
と言われ「えっ?」と思わず声が出てしまった。そしてこんな可愛いレディの前でイチャイチャなんて出来る訳ないわと顔を赤らめます。
「そうか、なら遠慮なく」
バージルはアンナをいつものようにヒョイと腰を持って膝の上に座らせました。
「ちょっ、バージル様!」
「マリーが良いというのだから遠慮はいらんだろう?」
「空気を読んで下さいって!」
アンナが膝から降りようと足掻いているとマリーはクスッと笑いながら向かいに座っていたダニエルの膝の上に自分も乗りあげました。
「ダニエル、これであなたもおあいこだと思うでしょう?」
小さい頃から魔力酔いしてしまうバージルの代わりにダニエルに抱っこしてして貰ってきたマリー。ダニエルの事もまたもう一人の兄の様に思っているのでした。
「そうですね、俺とラブラブすれば目の前の二人とおあいこですね」
と自分の膝に座るマリーの頭を優しく撫でます。
「でもお姉さまは別としてどうしてみんなはいつもバージルお兄様のこんなに近くにいるのに魔力酔いしないの?」
「それはですね、大人になれば傍に居るくらいは平気なんですよ。マリー様も大人になれば大丈夫になりますよ。今はまだ身体がお小さいので少し長く居るだけで酔ってしまうのです」
「まぁ俺でも身体に少し長く触れていると酔いますけどね」
ダニエルはハハハと笑う。
「そうなんだ」
ダニエルの言葉に少し寂しそうにするマリーに
「マリー様も魔力が増えればもう少し長く抱っこされても大丈夫になるかも知れませんよ」
「でも魔力が増えても身体が大きくなったら抱っこは無理だもん」
「俺で我慢しましょうよマリー様」
マリーとビオラ、そしてダニエルの三人の会話を聞いていてはまるで親子の様に見えアンナは思わず笑みが零れました。
港町で初めてのお買い物をしたマリー。自分でお金を支払うのは初めてのことで本人は至極感動している様子です。
小さな貝殻を繋げたブレスレットを大事そうに何度も触り嬉しそうに眺めていました。そして自分だけではなく自分の世話をしてくれている次女やメイドにもそれぞれの顔を思い浮かべながらお土産を買っています。
お土産を購入し買い食いをしたりして楽しい半日を過ごしました。
城に帰ると中庭でサミュエルの腕につかまり歩行練習をしているナリスの姿がありました。
一年ぶりに外に出た妻を労わる様に支えながらゆっくりと歩くサミュエル。
一九〇センチと大柄な皇帝の後ろ姿が優しさに満ち溢れていてそれを見守る側仕えの者たちが涙を流しているのを見て決意を新たにするアンナ。
明日には各領から大公と魔術師が登城してきます。
こんな二人を長きにわたり苦しめていた者を絶対に許せない。
必ず犯人を見つけ二人の前で断罪させて見せるわ。
そう心に誓ったアンナでした。
0
あなたにおすすめの小説
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
聖女の力を妹に奪われ魔獣の森に捨てられたけど、何故か懐いてきた白狼(実は呪われた皇帝陛下)のブラッシング係に任命されました
AK
恋愛
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』
月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。
外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。
目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。
「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる!
かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。
しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――!
降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。
キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。
リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。
ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。
ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。
優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。
そして、村人に危機が迫った時。
優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……!
「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」
現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】!
凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる