SARAという名の店と恋のお話

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その後のSARA

◇ランチ営業始める

 ※気まぐれ追加投稿をしています

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 夏が過ぎ秋も深まった頃SARAはランチ営業を始めました。
 夜遅くに訪れる客が減ったのもあるが、タウンに住む世帯が増えたことにより、若い家族が住むようになってきたのでそれに合わせる意味合いが出て来たのだった。

 昼は11時から2時迄として休憩を挟み夕方6時から11時迄を営業時間に決めました。
 ランチタイムは一人では無理なので、バイトを一人雇い入れた。
 これに関して貴史は最初反対をしていた。

「何故男子なの?バイトは女子でいいでしょう」

 要するに嫉妬です。
 去年のゴールデンウイークにランチ営業した際、貴史と和宏が手伝い(モチロン真理ちゃんも)近所の奥様方に評判が良く、冗談で
『イケメンのバイトを入れてランチ営業始めようかな』と言ったところ、直ぐに却下されてしまった。
 理由は貴史が居ない間に男と2人きりでいることが許せないという呆れた理由だった。
 何故今回それが通ったかというと、バイトとして来てくれるのが香織の弟分である和宏だったからです。

 和宏の本業は親が経営するバイクと自転車を扱う店で店長をしています。しかし、夏前にオートレースの選手だった兄の智弘が怪我で引退し実家へ戻って来た為、店に張り付いていなくても良くなったという事情があった。
 貴史も彼なら真理という彼女もいる訳だし問題ないと思ったのでした。

 それに伴いカウンター席だけだった店内を少し広げテーブル席を確保。
広かったデッキが少しだけ狭くなったが、元々広いデッキにガラス張りのサンテラス風のスペースが出来ても違和感もありませんでした。

 和宏もそこそこのイケメンであり、地元人からは自転車屋のお兄さんという面識もあってか若いママさん達に人気が出たようで、ランチタイムもそれなりに客足は絶えなかった。
 真理も時間が空いた時には今まで通り手伝いに来ているので香織としては大いに助かっているのです。
 そして夜の営業がその日のうちに終わるとあって香織の帰る時間も早まり貴史も密に喜んでいたのでありました。


感想 3

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