まほカン

jukaito

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第127話 偏愛! 受け入れざる少女の恋愛観 (Bパート)

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「で、実際のところ、どうなのよ?」
 学校の休み時間、教室で理英が訊いてくる。
「え、実際のところって……?」
「もう、とぼけちゃって!」
「とぼけるもなにも何のことかさっぱりわからないんだけど」
 本当は何のことか半分くらい察しがついているのだけど、とぼけていた方が面倒が無さそうだ。
「かなみがそんな調子だと、とられちゃうわよ」
「とられる、ねえ?」
「それでいいの?」
「とられてイヤなのはランチのおかずくらいよ」
「そいつはいえてる、ハハ!」
 貴子は笑い出す。
「まったくこの二人は色気より食い気なんだから」
「その方が平和じゃない」
 そう平和が一番なのだ、と、かなみは心底思う。
「これじゃ、せっかく昨日聞いてきたウワサも意味ないわね」
「ウワサ?」
 何やら聞き捨てならないようなフレーズに思えた。
「柏原先生って気になってる人がいるみたいなのよ」
「はあ!?」
 かなみは驚く。
 そのあまりの食いつきに、話題を振った理英は退く。
「え、思ったよりリアクション大きいわね? そんなに気になるの?」
「ええ、気になる!!」
 かなみは素直に認める。
 あの人(?)が気になる人というのは、危険が迫っているのかもしれない、ということで他人事ですませてはいけない。
「そ、そうなの?」
「それで誰なの!? あの人が気になってる人!?」
「え、そ、それは……」
「それは!?」
「そ、そういうウワサがあるって聞いただけだから……」
「は、はあ……つまり、わからないってこと…」
 かなみは拍子抜けする。
「かなみ、すごい食いつきだったわね。そんなに先生が気になってるのね」
「もしかして、そのウワサの人って、かなみじゃねえのか?」
 貴子が面白全部でとんでもないことを言い出す。
「はああああああッ!?」
「なるほど」
「なるほどって、理英!? 納得しないで!? 貴子もいい加減なこと言わないで!!」
「ハハハハハ!!」
 貴子は大笑いする。
「それは気づかなかったわ、さすが貴子ね」
 理英は感心する。
「さすが、じゃないでしょ。根も葉もない想像は迷惑よ」
「――火のないところに煙は立たない」
 理英は嫌な言葉を呟く。
「燃えてない、燃えてないから」
 かなみはどうやったら理英の誤解が解けるか頭を抱える。

キンコーンカンコーン

 そして、休憩時間終了のチャイムが鳴る。
 この授業が終わると昼休みの時間に入る。



 かなみは授業の間、誤解を解く方法を考えてみたものの、その方法を思いつくことができなかった。
 授業が終わると、かなみ達三人は食堂でランチをとることになっている。
 かなみ達は誰が何か言うでもなく、自然と集まって教室を出て、食堂へと向かっていく。
 今のところ、会話は無いものの、口を開いたら柏原のことの続きに決まっているので、かなみからは話さないことにした。
(でも、食堂に着いても無言なわけがないのよね……はあ、どうやってごまかそう……)
「結城さん」
 そんなことを考えると、男性から呼び止められた。
 男性、渦中の柏原だった。
「は?」
 かなみは素っ頓狂な声を上げる。理英はソワソワし始める。
「なんですか?」
 一応他の生徒の手前もあるので、敬語で返す。
「少し話したいことがあるので、今いいですか?」
 そんな提案されて、かなみはキレかけたけど、なんとか我慢した。
「ここでは話せないことです」
 我慢していると、そんなことを言われた。
 理英は顔を見れば、顔を赤くして興奮しているだろうから、見ないようにした。
「……わかりました」
 極力感情を抑えた声で返事した。



「ふざけないでよ!!」
 人がいないところまできたタイミングを見計らって、かなみは怒鳴った。
「ふざけるって、何をですか?」
 柏原は爽やかな笑顔を浮かべている。
 こっちのウワサのことなど知る由もないだろう。
「あんな言い方されて、誤解されるじゃないの! ただでさえ、理英にも誤解されているのに!」
「誤解って何ですか?」
「……誤解っていうのはね! あぁ! もういいわ!!」
 わからないならわからないままにしておいた方がいい、と、かなみは思った。
「あ、そうだ! あんた、気になる生徒がいるってウワサになってるんだけど!」
「気になる、生徒……?」
「そう! それって誰!? その子を悪巧みに利用しようとしてるの!?」
 かなみは捲し立てる。
 どうせなら聞きだしてやろうと思った。
「……何やら誤解されているようですね」
 柏原は相変わらず爽やかな笑みを浮かべている。
「誤解?」
「私は特に悪巧みなど企てていませんよ」
「嘘言わないで!」
「嘘は言ってませんが……気になる生徒ですか、それって、かなみさんのことではないでしょうか?」
「え、私? 私ぃぃぃぃぃッ!?」
「そんなに驚くことでしょうか?」
「いや、だってあんたは怪人で! 私は人間なのよ!? そんなことってありえないでしょ!?」
「怪人と人間が結ばれることがありえないですか。まあ怪人にはそもそも性別ありませんし」
「え、そうなの?」
「えぇ、僕のこの姿も都合がいいから身体を創り変えただけに過ぎません」
「身体を創り変えたって、そういえばヨロズも怪人の身体から人間の女の子になっていたわね」
 今ではすっかりそっちの姿が馴染んでいるように思えた。
「とはいえ、ずっとその身体でいると、心もそっちの方に引っ張られてしまうことはありますね」
「引っ張られる? それってどういうこと?」
「男性として、女性に興味を持つようになる、ということです」
「……マジ?」
「マジですよ」
 柏原は悪びれなく答える。
「あんたも人間に恋することってあるの?」
 かなみは警戒しながら訊く。
「さあ、わかりませんね」
 柏原はとぼけたように答える。
 そんな柏原をかなみは睨む。
「嘘は言ってませんよ。本当に自分でもわからないことなんですから。人間だってそうでしょ? 誰を好きになって、誰に恋をするか、分かる人は少ないでしょ」
「そ、それは……」
 柏原が言っていることは、一見正しいように思える。
 しかし、柏原が言うとどこか胡散臭さを感じてしまい、素直に肯定することができなかった。
「とはいえ、今あなたを気にしているこの気持ちが恋なのか」
「気持ち悪いこと言わないで」
 かなみはうんざりした顔で答えて、この場を去ろうとする。
 聞きたいことは聞けた。それが聞きたかった内容かはさておき。
「あ、待ってください」
 それを柏原は呼び止める。
「何?」
「ボクの用件をまだ言ってないんですが」
 かなみはスルーするつもりだった。
 どうせろくでもないことに決まっているから、と、その用件を聞きたくなかった。
 しかし、このまま無視してこの場を去るのもバツが悪い気がしたので、ひとまず聞くことにした。
「用件って何?」
「大したことではないんですけどね」
 彼はそう前置きして言い継ぐ。
「――かなみさんはどこ志望でしょうか?」
「志望?」
 柏原からは意外な問いかけだった。
「志望っていうと……」
「つまり、どこの高校へ行くか、ということですよ」
「なんで、あんたがそんなこと訊くのよ?」
「単なる好奇心ですよ」
 本当に単なる好奇心なのだろうか。
 どうにもこの男からは正体が怪人だということを差し引いても胡散臭さばかりが先立ってしまう。
「……あんたに答える義理はないわよ」
「そうですか、残念です」
 本当に残念なのか。
 それさえも嘘くさく思えてならない。
「用件はそれだけ? 私行くわよ」
 理英達が食堂で待っている。
 貴重なお昼休みの時間をこんなことに使ってしまって、かなみは苛立つ。
 しかも、理英は柏原から呼び出されたことで、大いに誤解している。その誤解をどうやったら解けるか頭を悩ませて、また苛立つ。
「待ってください」
「まだ何かあるの?」
「急に呼び出したお詫びです」
 そう言って柏原は、かなみへ菓子パンを渡す。
「……どういう風の吹き回し?」
「本当にお詫びですよ。かなみさんの貴重なお昼休みを使わせてしまったのですから」
「……なんか嘘くさいわね」
「信じてもらえなくて結構です。それも気に入らなければ捨ててしまって構わない」
 そう言われると捨てづらい。
「……一応、もらっておくわ」



「はあ~……」
 かなみは大きなため息をついて、デスクに突っ伏す。
「かなみさん、大丈夫?」
 翠華は心配になって訊く。
「翠華さん、聞いて下さい」
「え、えぇ、いいけど……」
 普段は、かなみとどうしてもお喋りなんて愚痴でも聞きたいところなのだけど、今回は嫌な予感がして、つい躊躇してしまう翠華だった。
「昨日の柏原のことなんだけど……」
「あぁ、かなみさんが好きなんじゃないかって誤解されてるって人ね」
 自然と翠華は柏原を警戒する。
(誤解から始まる恋、というのもあり得ることだし……)
「ええ、そうなんです。その人から今日のお昼、呼び出されまして……」
「それで告白されて、誤解が本当に……」
「え? ……いやいやいやいや!? そうじゃないです! そうじゃないですよ!!」
 かなみは思いっきり否定する。
「あ、ごめんなさい。変なこと言ってしまって、それで呼び出されてどうしたの?」
「呼び出された内容は大したことじゃないんですけど……それでますます誤解されちゃいまして……どうしたらいいでしょうか?」
「うーん、難しい問題ね。好きな人なんていないのに、好きな人がいるって誤解を解くのは……」
 翠華は大いに同意してしまう。
(……私も、好きな人かなみさんに、好きな人いない彼氏がいるって誤解されているから、どうすれば解くのか、私も教えてほしいくらいなのに……)
 などと愚痴をこぼすことが出来ず、翠華は平静を装う。
「かなみ君」
 そこへ鯖戸からお呼びがかかる。
「はい」
 かなみあは返事をして、鯖戸のデスクの方へ向かう。
「ウシシシ、正直に言えばよかったのにな」
「正直に、って……」
 そんなこと言えるはずがない。言えたら苦労はしない。
「どうやって言えばいいのよ……?」
「ウシシシ、そいつは自分で考えることだな」
 このマスコット、肝心なときに言ってほしいことは言ってくれない。と、翠華は心の中でまた愚痴をこぼす。



「はあ、来ちゃった……」
 仕事を言い渡されたかなみは、その目的地にたどり着いたけど、憂鬱だった。
「ねえ、どうしても会わなくちゃダメ?」
 かなみはマニィに確認する。
「会わないで仕事できるんならね」
「ん~~……なんとかする!」
 かなみは考えなしに答える。
 マニィが呆れているようだった。
「君ならなんとかできそうだけど……とにかく会ってもらわないと」
「やっぱりダメ?」
「これ以上グズると罰金も考えるよ」
「はあ、仕方ないわね……」
 かなみはため息をついて、小さなビルに入っていく。
 ここである人と会って仕事を言い渡されることになっているのだけど、その会う人が問題だった。
 入口にある内線電話を鳴らす。
「――結城かなみが来ました」
 かなみは意を決して告げると、入口の扉から強面の黒服の男が出てくる。
「こっちです」
 意外にも礼儀正しくそう言って、案内される。
 強面の黒服の男が案内した先に、その男が座って待っていた。
「待っていたよ」
 男の名前は佐々部ささべ良介りょうすけ
 案内された強面の黒服の男を従えていることから、堅気の人間ではない。以前、確か若頭わかがしらと呼ばれていた。
 無愛想な顔をしていて出来れば会いたくない、人だ。
 それというのも、若頭という立場以上に、彼の性格に問題があった。
「依頼すればすぐに来てくれると言われた」
「すぐ、って……」
 入口前でグズっていたので、すぐ来たとは言えないかなみであった。
「それで依頼って何ですか?」
「単刀直入だ。そういうところは嫌いじゃない」
「誰だってそうですよ」
「まあ、座りなさい。コーヒーくらいは淹れるよ」
「結構です。来る前に飲みましたから」
「二杯飲んでもいい」
 佐々部がそう言うと、黒服の男がコーヒーカップを差し出してきた。
 人の意見を聞かない。その性格は相変わらずのように感じる。
「マイペースなところは相変わらずですね」
「これが私だ。生き方を変えるつもりはない」
 佐々部はきっぱりと言いきる。人によってはそれがかっこいい。というより顔立ちはキリッとしていて悪くはない、と改めてみて、かなみは思った。
「だが、考え方が変わることはある」
「……そういう話をしに来たわけじゃないんですけどね」
「そうか。では、それはまた別の機会にしよう」
 そんな機会は訪れませんように、と、かなみは密かに祈った。
「――私は命を狙われている」
「それは、狙われるような筋の人だからじゃないですか?」
「君は以前会ったときより辛辣だね」
 佐々部の言動からは嫌悪感を感じない。
「そのくらいはっきりした物言いの方が私は好ましい」
「私はあんたに好かれたいとは思いません」
「そうか。では本題に入ろう」
「命を狙われてるって誰に、ですか?」
「誰、というのはわからない」
「わからない?」
「奴は壁をすり抜けてやってくる」
「幽霊!?」
「いや、そいつには足はあった」
「じゃあ、幽霊じゃないわ」
 かなみは一安心する。
「あ、ということは、佐々部さんはそいつを見たってことですか?」
「ああ、とても人間とは思えなかった」
「怪人、ですね?」
「その言葉がしっくりくる」
「なるほど」
 それで、かなみは今回の仕事の内容は理解した。
 ようはこの男の命を狙ってくる怪人から守りつつ、怪人を倒せ、ということだ。
「なんで、怪人に命を狙われてるんですか?」
「君も言ったじゃないか。命を狙われるような筋の人だと」
「それは、言いましたけど……」
「私はそのとおりだと思っている。仕事柄、他人から命を狙われているのはわかっているし、そういった輩から身を守る手段も心得ている。しかし、相手が怪人となると話は別だ」
「その狙っているのは壁をすり抜けてくる怪人なんですか?」
「そうだ。どんなに強固な部屋に立て込もったり、厳重に警備した部屋でも奴はすり抜けてやってくる。返り討ちにしようとマシンガンやバズーカを持ち出した」
「マシンガン、バズーカ……」
 かなみは頭の中にババババッと連射するマシンガンやバズーカによる大爆発を想像する。
「戦争でもしたんですか?」
「まあ、そんなものだ」
「そんなものって……」
 こともなげに言ってしまう佐々部は、やっぱり変な人だと、かなみは思った。
「だが、倒せなかった。我々の攻撃は全く通じなかった」
「それは厄介ですね」
 怪人に人間の武器は通じず、魔法でしか倒せない。なんてことはない。
 剣で斬られたり、銃で撃たれたり、すればちゃんと傷つく。
 それにも関わらず、倒せなかったということは、マシンガンやバズーカが通じない怪人ということになる。それはつまり、かなみの魔法弾も同じように通じない可能性が出てくる。
「でも、それでしたらどうして無事なんです?」
 見たところ、佐々部は五体満足で重傷というわけでもなさそうだった。
「マシンガンやバズーカがきかないとわかったから全力で逃走した。それでまくことが出来た」
「まくことが出来たんですね」
「敵の速度はそれほどでないみたいだ。バイクで一八〇キロ飛ばせば逃げ切れるということだ」
「そ、それは、そうでしょうね……」
 いくら怪人でもそこまで速度を持って動けるのは、幹部クラスである。
 それほどの怪人ではない、ということは収穫だけど、それでも厄介な魔法を使う怪人である可能性は否めない。
「だが、また狙われる可能性は高い」
「それで、部長に依頼したわけですね」
「そうだ。君が来てくれると思ってね」
 佐々部のその台詞に寒気が走る。
「部長……どうして、私にこの仕事を……?」
 ぼやかずにいられなかった。
 これも仕事で仕方がない。と、気持ちを切り替える。
「それで、どんな怪人だったんですか?」
「これがその写真だ」
 佐々部が写真を出す。
「これは……」
 怪人の出で立ちは、神社の神主が着ているような袴で、これだけだと普通なのだけど、そこからその首から上はおかめの面をつけている。
「おかめ……?」
「私も驚いたが、ネガサイドの怪人というのはこういう奴もいるのか?」
「え? そ、それは……いない、と思いますけど……似たような怪人がいたような……」
 おかめの面をつけた怪人はみたことはないけど、般若の面をつけた似たような出で立ちの怪人なら心当たりがある。
「それじゃ、こいつはやはり怪人か」
「それで間違いないと思います。というか、こんな人間がいたらヤバいと思います」
「そういうものか」
(あ、目の前に同じくらいヤバい人がいたわ……)
 そういうことは思っていても口にしないようにしているかなみだった。
「そういうものです」
「なるほど、参考にする」
「しなくていいと思います」
「そうか……コーヒーお代わりするか?」
 そう言われていつの間にか、カップが空になっていたことに気づく。
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