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第3章 新たなる日常
報酬の使い道
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今回の初依頼で600万円以上の報酬を受け、早速社内会議が行われた。
「まず、事務所の移転が良いと思います!」
真っ先に井上が意見を述べた。
「今のテナントビルの二階の事務所では人数が増えた時にスペースも限られますし、車両の駐車場とも離れすぎています。ここは駐車場付きの一戸建てに事務所を移すべきです!!」
その意見に松浦が反論した。
「先を見すぎです。確かに移転は必要ですが、今すぐ必要なものではありません。ここは、貯蓄に回して経済的に余裕を持たせるべきです。」
と述べ柊を見る。
「代表はどのようにお考えですか?」
と発言を求める。
「自分の考えとしては、装備の充実かな?今回は上手く作戦がはまって完勝できたが、手札は増やしておきたい。」
と意見を述べる。それに反応したのは井上だった。
「でも、代表、私達では銃器は手に入り難いですし、そもそも魔力のせいで威力不足ですよ?」
柊はパンフレットのようなものを取りだし、2人前に置いた。
「これは適合者のみに配布される物で他言無用で頼む。2人はアルケミスト、錬金術師と呼ばれる適合者をしっているか?」
「あっ、はい。もとは鍛冶職人や鉱物学者の人がなった珍しい適合者の職業ですよね?」
松浦が答えた。
「そう、その錬金術師達が自分達適合者が倒したモンスタ一から回収された魔石からアイテムを作ることに成功したらしい。その一部を適合者に販売してくれるそうだ。このパンフレットはその一覧。」
何気無く言ったその言葉に井上と松浦がパンフレットに目を通す。ラインナップはさまざまで弓矢から剣や槍に鎧までもある。
「まあ、今、日本にしか居ない適合者しか満足に扱え無いものばかりらしいが、少しでも、魔力を宿した一品ばかりだ。被害は日本に押し付けて成果だけを得たい自称友好国の某国が狙っているって話しもある。」
「実際、モンスタ一の目撃情報を元に現場に行ったら爆撃でもしたんじゃないか?って位に破壊の跡を残してモンスタ一の死骸が消えていたって噂もある。」
「嫌だねぇ、他人が持っていて金になりそうなら奪いに来る友好国なんて。」
と柊は嫌味を言う。
「代表流石に口に出すのは不味いのでは?」
松浦が注意すると、井上もうんうんと頷く。
「大丈夫。ここには3人しか居ないし、流石に人前では言わないさ。」
と返事した柊は、
「で、今回はこの装備品が良いと思う。」
と示した物は、
ハルバ一ト 300万円 全長3m斧、槍、鉄槌が一体化したような長柄の武器
ライトア一マ一 50万円 軽装の金属製の鎧
ボウガン 50万円 ボルト20本付きボルトに魔石
であった。
「鎧とボウガンは2人分で井上さんと松浦さんの護身用で500万円。残りは貯蓄で良いかな?」
「私達にも新装備良いんですか!」
と井上。
「いきなり遣いすぎの気もしますが、つぎの仕事の当てもありますし、良いでしょう。」
て松浦。
松浦に賛成して貰えると思っていなかった柊は、不思議に思ったが、次の松浦の言葉で納得する。
「次の仕事はオ一クからの人質救出です。装備品の発注急いで下さいね。」
「まず、事務所の移転が良いと思います!」
真っ先に井上が意見を述べた。
「今のテナントビルの二階の事務所では人数が増えた時にスペースも限られますし、車両の駐車場とも離れすぎています。ここは駐車場付きの一戸建てに事務所を移すべきです!!」
その意見に松浦が反論した。
「先を見すぎです。確かに移転は必要ですが、今すぐ必要なものではありません。ここは、貯蓄に回して経済的に余裕を持たせるべきです。」
と述べ柊を見る。
「代表はどのようにお考えですか?」
と発言を求める。
「自分の考えとしては、装備の充実かな?今回は上手く作戦がはまって完勝できたが、手札は増やしておきたい。」
と意見を述べる。それに反応したのは井上だった。
「でも、代表、私達では銃器は手に入り難いですし、そもそも魔力のせいで威力不足ですよ?」
柊はパンフレットのようなものを取りだし、2人前に置いた。
「これは適合者のみに配布される物で他言無用で頼む。2人はアルケミスト、錬金術師と呼ばれる適合者をしっているか?」
「あっ、はい。もとは鍛冶職人や鉱物学者の人がなった珍しい適合者の職業ですよね?」
松浦が答えた。
「そう、その錬金術師達が自分達適合者が倒したモンスタ一から回収された魔石からアイテムを作ることに成功したらしい。その一部を適合者に販売してくれるそうだ。このパンフレットはその一覧。」
何気無く言ったその言葉に井上と松浦がパンフレットに目を通す。ラインナップはさまざまで弓矢から剣や槍に鎧までもある。
「まあ、今、日本にしか居ない適合者しか満足に扱え無いものばかりらしいが、少しでも、魔力を宿した一品ばかりだ。被害は日本に押し付けて成果だけを得たい自称友好国の某国が狙っているって話しもある。」
「実際、モンスタ一の目撃情報を元に現場に行ったら爆撃でもしたんじゃないか?って位に破壊の跡を残してモンスタ一の死骸が消えていたって噂もある。」
「嫌だねぇ、他人が持っていて金になりそうなら奪いに来る友好国なんて。」
と柊は嫌味を言う。
「代表流石に口に出すのは不味いのでは?」
松浦が注意すると、井上もうんうんと頷く。
「大丈夫。ここには3人しか居ないし、流石に人前では言わないさ。」
と返事した柊は、
「で、今回はこの装備品が良いと思う。」
と示した物は、
ハルバ一ト 300万円 全長3m斧、槍、鉄槌が一体化したような長柄の武器
ライトア一マ一 50万円 軽装の金属製の鎧
ボウガン 50万円 ボルト20本付きボルトに魔石
であった。
「鎧とボウガンは2人分で井上さんと松浦さんの護身用で500万円。残りは貯蓄で良いかな?」
「私達にも新装備良いんですか!」
と井上。
「いきなり遣いすぎの気もしますが、つぎの仕事の当てもありますし、良いでしょう。」
て松浦。
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「次の仕事はオ一クからの人質救出です。装備品の発注急いで下さいね。」
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