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1年
魔物の森へ4
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「ありがとうございました!」
「お疲れさん。無駄遣いするんじゃないぞー」
「はーい」
学び舎のフィラー先生の部屋で僕たちは解散となった。リロイさんたちはこのまま部屋に残って、今日のことをいろいろ報告するんだそうだ。危険なことは無かったけど、子供の引率ってことを考えたら疲れただろうなと思ったよ。主に精神面でね。しかも僕が猛毒キノコなんてものを見つけちゃったりなんかしたからね、あれはきっと焦ったと思う。
冒険者ギルドで薬草を換金してもらったところ、まあまあの金額になったよ。アルト君とトーマ君は軽食程度の金額で、マシューはボリュームがある晩御飯くらいの金額だった。僕は二種類の薬草を出したので晩御飯二人分くらいかな。湿疹の軟膏に入れる薬草は少量でも良い金額になったんだ。
猛毒キノコはビックリしすぎて笑っちゃうくらいの金額だったよ。手元に置いておくのは怖すぎて無理な金額。なのでギルドに学生口座を作ってそこに入金してきたんだ。今すぐ使う必要は無いし、上級生になったときいろいろ必要なものが出てくるかもしれないからね。
ギルドに猛毒キノコを出したとき、実はちょっとした騒ぎになっちゃったんだ。このキノコは本当に珍しいもので、十年以上ぶりに発見されたらしいよ。わざわざキノコに詳しい人を呼びにいってじっくり確認してもらって、それからやっとお金を貰えた。それまでずーっと別室で待たされたから少し緊張しちゃったし。本来は窓口の前にある椅子で待つらしいけど、僕たちが子供だからギルド側で気を使ってくれたみたい。
「なあなあ、明日の昼は皆でデザートをたのまないか? オレ初めて自分でお金稼いだしさ、そのお金で美味しいもの食べたいんだ」
「それいいね。僕も賛成!」
「セインは沢山稼いだだろう。オレたちに奢ってくれてもいいんだぜ」
「えー、ひどい」
「なんてな! 今回は初めてだから記念に自分で買う。皆もいいだろ?」
アルト君がとっても嬉しそうだ。明日のデザートはものすごく美味しく感じるんじゃないかな。きっと大人になっても忘れない嬉しい思い出になると思うよ。
そうそう、フィラー先生の部屋では二つのことを口止めされたよ。
一つ目はリロイさんにも言われてたエンダルベリーのことだ。今のところあの場所以外では発見されてないんだって。公にすると人が大勢来ちゃう可能性があるから、今は伏せておくんだってさ。あと数年は様子を見て、もう少しベリーの木が増えてたらギルドを通して公にすることを考えてるみたい。
もう一つは猛毒キノコの件だ。毒キノコがお金になると聞いた子がキノコ探しをする可能性が高くなるからだって。普通の毒キノコは珍しくないから、ギルドでも引き取ってはくれないんだ。それもそうだし、万が一誤って食べちゃったら危険だからね。そっちは本当にシャレにならないから、この話は絶対に言わないようにって念を押された。
「それにしてもセイン君は面白いね。入学早々無詠唱で水球を出すし、魔力制御も1年にしては完璧すぎ、しかも今回は珍しい猛毒キノコ発見かぁ……。次は何してくれるのかな? 私は常に注目してるから、楽しみにしてるよ」
フィラー先生にニコニコ顔でそんなことを言われ、僕の顔はものすごーく引き攣ってたと思う。ちなみにマシューは笑いを堪えてたらしく、微妙に身体が痙攣してたし。
そんなこんなで魔物の森遠足は終了したんだ。
でも僕は終了してないよ。どちらかと言うとこれからが本番だ。だって暫くの間魔物の森に通おうかと思ってるんだもの。期間は秋の終わりくらいまでかな。ひとりで行くときっとマシューが怒るから、一緒に行くために少し練習した方が良いかも。よく考えてみたら今世では初めてだから、練習は必須だよね。風魔法の練習は。今のところ土壁を越えるのは風魔法でやろうと考えてるんだ。
「ねえマシュー、魔物の森に忍び込もうと思ってるんだけど、一緒に行く?」
「……エンダルベリーか」
「アハ、やっぱり分かる?」
「あれだけ未練がましい目をしてたらな。やっぱり忍び込む気満々だったか」
「うん!」
「とりあえず、オレを誘ったことだけは褒めてやる」
「うわぁ、何その上から目線は」
きっと僕ひとりだと何しでかすか分からないって心配してるんだろうね。でも言わせてもらえば、僕自身は何かをしようとは思って無いんだよ。出来るだけ目立たず平凡でいたいと思ってるんだもの。ちょこちょこ失敗するのはまあ……不可抗力ってやつだと思うな。
「それでどうやって忍び込もうと考えてるんだ?」
「魔法で土壁を越えようと思ってる」
「ふうん。まあ、セインなら出来るか」
「うん。でも少し練習する必要があるかな。使えるのは分かってるし魔力制御も大分上手く出来るようになったけど、でも今世ではまだ風魔法は使ったことが無いんだよね」
「えーっと……、もしかしてオレを抱えたまま風魔法で飛び越えるってこと?」
「そうだよ。だから練習もマシューを抱えてやるよ」
「いや、ダメだそれは。オレはまだ死にたくない」
「えー大丈夫だよ。ケガは僕の魔法ですぐ治せるし」
「却下、却下だ。おまえなぁ、前世のオレのトラウマを刺激してくれるなよ」
「トラウマ?」
「オレを抱えて木から木へ風魔法で移動しただろう? 何度失敗したと思ってるんだよ。あれは本当に死ぬかと思ったんだからな。いや、実際死にかけた」
マシューの言葉に前世の記憶を辿る……。そう言えば魔物の森で練習したことがあったかな。マシューを抱えて木から木へ移動したんだ。と言うか移動できるように練習したんだった。なるべく素早く移動したいのもあって、その為の制御がかなり難しかったんだよねぇ。
何度もマシューを落として大怪我させたっけ。そうか、さすがのマシューもトラウマになってたのかぁ。うーん……。
「あのときは速く移動することを目的にしてたから難しかっただけだよ。ゆっくりやったら失敗することは無いよ」
「だとしてもダメだ。だいたいさ、一日に何度も骨折してみろってんだよ。絶対イヤになるから」
「うーん……、じゃあ僕ひとりで行く?」
「それも却下。オレに心配かけるなよ」
で結局、最初の練習は別の物でやることになったんだ。ゆっくりだったら絶対大丈夫って言ったのに、マシューったら首を縦に振らないんだもん。まあ日に何度も骨折したことを言われると僕としても強行は出来ないからね。しかもあれは僕のせいだし。
とりあえず一番最初はマシューと同じくらいの重さの岩を土魔法で作って、それを僕が抱えて飛ぶ練習をすることにしたんだ。本当は人型にしてとか考えたんだよ。でもマシューサイズを土魔法で作ったら、重さがとんでもないくらいになるのが分かってるからね。魔法で移動する以前に僕が抱えれない可能性が高くて、結局それは作らないことにした。
「それでどこで練習する? 考えてみたらセインは、表向きはまだ初級魔法の一部しか使えないんじゃなかったっけ? 学園で練習したらバレるよ」
「あ……」
「でも学園以外で練習する場所ってあったっけ?」
「あー……」
練習場所かぁ……。まさかこんなところに落とし穴があるとは。
「お疲れさん。無駄遣いするんじゃないぞー」
「はーい」
学び舎のフィラー先生の部屋で僕たちは解散となった。リロイさんたちはこのまま部屋に残って、今日のことをいろいろ報告するんだそうだ。危険なことは無かったけど、子供の引率ってことを考えたら疲れただろうなと思ったよ。主に精神面でね。しかも僕が猛毒キノコなんてものを見つけちゃったりなんかしたからね、あれはきっと焦ったと思う。
冒険者ギルドで薬草を換金してもらったところ、まあまあの金額になったよ。アルト君とトーマ君は軽食程度の金額で、マシューはボリュームがある晩御飯くらいの金額だった。僕は二種類の薬草を出したので晩御飯二人分くらいかな。湿疹の軟膏に入れる薬草は少量でも良い金額になったんだ。
猛毒キノコはビックリしすぎて笑っちゃうくらいの金額だったよ。手元に置いておくのは怖すぎて無理な金額。なのでギルドに学生口座を作ってそこに入金してきたんだ。今すぐ使う必要は無いし、上級生になったときいろいろ必要なものが出てくるかもしれないからね。
ギルドに猛毒キノコを出したとき、実はちょっとした騒ぎになっちゃったんだ。このキノコは本当に珍しいもので、十年以上ぶりに発見されたらしいよ。わざわざキノコに詳しい人を呼びにいってじっくり確認してもらって、それからやっとお金を貰えた。それまでずーっと別室で待たされたから少し緊張しちゃったし。本来は窓口の前にある椅子で待つらしいけど、僕たちが子供だからギルド側で気を使ってくれたみたい。
「なあなあ、明日の昼は皆でデザートをたのまないか? オレ初めて自分でお金稼いだしさ、そのお金で美味しいもの食べたいんだ」
「それいいね。僕も賛成!」
「セインは沢山稼いだだろう。オレたちに奢ってくれてもいいんだぜ」
「えー、ひどい」
「なんてな! 今回は初めてだから記念に自分で買う。皆もいいだろ?」
アルト君がとっても嬉しそうだ。明日のデザートはものすごく美味しく感じるんじゃないかな。きっと大人になっても忘れない嬉しい思い出になると思うよ。
そうそう、フィラー先生の部屋では二つのことを口止めされたよ。
一つ目はリロイさんにも言われてたエンダルベリーのことだ。今のところあの場所以外では発見されてないんだって。公にすると人が大勢来ちゃう可能性があるから、今は伏せておくんだってさ。あと数年は様子を見て、もう少しベリーの木が増えてたらギルドを通して公にすることを考えてるみたい。
もう一つは猛毒キノコの件だ。毒キノコがお金になると聞いた子がキノコ探しをする可能性が高くなるからだって。普通の毒キノコは珍しくないから、ギルドでも引き取ってはくれないんだ。それもそうだし、万が一誤って食べちゃったら危険だからね。そっちは本当にシャレにならないから、この話は絶対に言わないようにって念を押された。
「それにしてもセイン君は面白いね。入学早々無詠唱で水球を出すし、魔力制御も1年にしては完璧すぎ、しかも今回は珍しい猛毒キノコ発見かぁ……。次は何してくれるのかな? 私は常に注目してるから、楽しみにしてるよ」
フィラー先生にニコニコ顔でそんなことを言われ、僕の顔はものすごーく引き攣ってたと思う。ちなみにマシューは笑いを堪えてたらしく、微妙に身体が痙攣してたし。
そんなこんなで魔物の森遠足は終了したんだ。
でも僕は終了してないよ。どちらかと言うとこれからが本番だ。だって暫くの間魔物の森に通おうかと思ってるんだもの。期間は秋の終わりくらいまでかな。ひとりで行くときっとマシューが怒るから、一緒に行くために少し練習した方が良いかも。よく考えてみたら今世では初めてだから、練習は必須だよね。風魔法の練習は。今のところ土壁を越えるのは風魔法でやろうと考えてるんだ。
「ねえマシュー、魔物の森に忍び込もうと思ってるんだけど、一緒に行く?」
「……エンダルベリーか」
「アハ、やっぱり分かる?」
「あれだけ未練がましい目をしてたらな。やっぱり忍び込む気満々だったか」
「うん!」
「とりあえず、オレを誘ったことだけは褒めてやる」
「うわぁ、何その上から目線は」
きっと僕ひとりだと何しでかすか分からないって心配してるんだろうね。でも言わせてもらえば、僕自身は何かをしようとは思って無いんだよ。出来るだけ目立たず平凡でいたいと思ってるんだもの。ちょこちょこ失敗するのはまあ……不可抗力ってやつだと思うな。
「それでどうやって忍び込もうと考えてるんだ?」
「魔法で土壁を越えようと思ってる」
「ふうん。まあ、セインなら出来るか」
「うん。でも少し練習する必要があるかな。使えるのは分かってるし魔力制御も大分上手く出来るようになったけど、でも今世ではまだ風魔法は使ったことが無いんだよね」
「えーっと……、もしかしてオレを抱えたまま風魔法で飛び越えるってこと?」
「そうだよ。だから練習もマシューを抱えてやるよ」
「いや、ダメだそれは。オレはまだ死にたくない」
「えー大丈夫だよ。ケガは僕の魔法ですぐ治せるし」
「却下、却下だ。おまえなぁ、前世のオレのトラウマを刺激してくれるなよ」
「トラウマ?」
「オレを抱えて木から木へ風魔法で移動しただろう? 何度失敗したと思ってるんだよ。あれは本当に死ぬかと思ったんだからな。いや、実際死にかけた」
マシューの言葉に前世の記憶を辿る……。そう言えば魔物の森で練習したことがあったかな。マシューを抱えて木から木へ移動したんだ。と言うか移動できるように練習したんだった。なるべく素早く移動したいのもあって、その為の制御がかなり難しかったんだよねぇ。
何度もマシューを落として大怪我させたっけ。そうか、さすがのマシューもトラウマになってたのかぁ。うーん……。
「あのときは速く移動することを目的にしてたから難しかっただけだよ。ゆっくりやったら失敗することは無いよ」
「だとしてもダメだ。だいたいさ、一日に何度も骨折してみろってんだよ。絶対イヤになるから」
「うーん……、じゃあ僕ひとりで行く?」
「それも却下。オレに心配かけるなよ」
で結局、最初の練習は別の物でやることになったんだ。ゆっくりだったら絶対大丈夫って言ったのに、マシューったら首を縦に振らないんだもん。まあ日に何度も骨折したことを言われると僕としても強行は出来ないからね。しかもあれは僕のせいだし。
とりあえず一番最初はマシューと同じくらいの重さの岩を土魔法で作って、それを僕が抱えて飛ぶ練習をすることにしたんだ。本当は人型にしてとか考えたんだよ。でもマシューサイズを土魔法で作ったら、重さがとんでもないくらいになるのが分かってるからね。魔法で移動する以前に僕が抱えれない可能性が高くて、結局それは作らないことにした。
「それでどこで練習する? 考えてみたらセインは、表向きはまだ初級魔法の一部しか使えないんじゃなかったっけ? 学園で練習したらバレるよ」
「あ……」
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