神の加護が支配する世界で、俺だけが理から外れていた ~将来を誓った君を思い出したのは、遅すぎた~

ゆきみかん

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断章

ある未来の選択

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 ずっと心が叫んでいる。

 この選択をしたらダメだと、受け入れてはいけない。

 ただ、理由もわからずに。

 俺の心は、ナニを識っている?

 でも、この人の気持ちに応えたいと思っている。

 自分のことが好きだと、全てを受け入れると言ってくれた。

 夢の残りが、胸にだけ残っている。

 体だけが、何かを覚えている。

 帰りたい、と。

 けれど――もう遅い。

 だから。

「俺は君のことを愛するよ」

 ダレかが、笑っている。
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