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3章 職業体験…おお、学校っぽい! でも俺が行く職場って…
1話 職業体験
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「あら、おはようございます」
「ミリアさん、おはようございます」
「今日から夏休みなんですよね?登校する子供たちがいなくなるのも少し寂しい気もします」
「そうですね。でも俺こないだ大会で優勝したじゃないですか」
「ええ」
「優勝・準優勝者はなんか呼ばれるらしくて」
「あら、なんでしょうね」
「寂しいのはまだ我慢してくださいね」
「ふふ。私は子供じゃありませんよ。リック君みたいに」
「誰がいつ寂しがりましたか」
「私から見ればリック君も子供なんですよ」
「そうですね。そろそろ時間なので行ってきますね」
「はい。行ってらっしゃい」
学校につくと、生徒会室に案内された。中に入ると、会議用の机にメンバーはそろっていた。
「やあリック君。君で最後だぞ」
一番手前にクリス先輩が座っている。
「あ、すいません」
「君は僕の隣だ。座り給え」
ちょうどクリス先輩の隣が空いている。
「じゃ失礼して」
座ってみて気づいたのだが、向かいに座っているハルがかわいそうになっている。両隣に知らない先輩が座って、自分より実力が上の人間に挟まれてがちがちになっている。俺の両隣はクリス先輩とアダムで思いっきり身内だ。あんま気にしないけど、なんかよかった。
「では、初めての方もいらっしゃるということで、説明に参りたいと思います」
司会の人が話を切り出した。生徒会の人だったか。
「皆さんには今日と明日の二日間、職業体験に行っていただきます」
ほえー、この学校意外と普通の学校みたいなとこあんだな。
「1日目はこちらで割り振った各自警団に、2日目は適性を見込んでご協力いただいている事業者さんについて体験していただきます」
学校側が決めるのかよ。希望はないのか。
「趣旨といたしましては、ご本人の希望とは違い、高い能力を最大限生かせる職業を体験していただくことで新たな興味を有効活用できる職業に向けていただくことで...」
こういうのってやたら話長いんだよな。向こうはマニュアルがあって言わないといけないんだろうけど。
「ねーねー、そんなの去年も一昨年も聞いたよ。もういいから本題いこー」
集められていた一人が声を上げた。少女のような容姿だが、一昨年とか言ってるから3年だろう。
「説明は義務ですので...」
「それじゃあ私たちがいなくなってから一人でやっててよ。私たち早く行きたいの」
アダムが反論する。
「いやしかし、説明は聞いておかないと後々聞いておけばよかったでは済まされません。ここはおとなしく聞きましょうぞ」
「うるさい。火力ぶっぱしか能がないやつが口答えしてんじゃないわよ」
「ぐう...」
おお、あのアダムがひるんでる。というか、あの女精密調整の優勝者か。
これまでもこの会に来ていたということは別競技でも優勝していたんだな。怒らせんとこ。
「で...では下に自警団の皆さんを待たせておりますので...」
「わかればいいの。さ、行きましょ」
みなが立ち上がった。ああ、本当にこれで終わりでいいんだ。
「はあ。会長の奔放さには参るね」
クリス先輩がつぶやく。会長...クリス先輩って実行委員会やってたってことは生徒会だよな...ん?アレ生徒会長?この学校大丈夫か?
「リック君、僕らは対人戦闘を見込んで中等犯罪者の追跡班に配属だよ。行こうか」
「ああ、はい」
そうして玄関に出ると(玄関近い。まさかこのために生徒会室が一階に?)、自警団から迎えが来ていた。
ひいふうみい...4つの自警団が来ているらしい。多分種目ごとに割り振っているようだ。
「おうクリス、そいつは後輩か?」
その中の一つ、白い服を来た人が話しかけてきた。
「はい。決闘優勝者です」
「ははっ、そいつ確か後輩だろ?クリスお前後輩に負けてやんの」
「やめてくださいよ、こいつ多分今学校で一番強いですから」
「ほーう、クリスのお墨付きってか。よろしくな」
「はあ...よろしくお願いします」
次の瞬間、その自警団の人が蹴りかかってきた。
「ほう、そういう能力か」
あっぶねー...とっさに透過してなかったら粉砕骨折だったわ。
「避けられないやつは帰ってもらうつもりだったが、問題ないようだな」
このおっさん、やべえ人か?
「俺はアレン。よろしくな」
「ミリアさん、おはようございます」
「今日から夏休みなんですよね?登校する子供たちがいなくなるのも少し寂しい気もします」
「そうですね。でも俺こないだ大会で優勝したじゃないですか」
「ええ」
「優勝・準優勝者はなんか呼ばれるらしくて」
「あら、なんでしょうね」
「寂しいのはまだ我慢してくださいね」
「ふふ。私は子供じゃありませんよ。リック君みたいに」
「誰がいつ寂しがりましたか」
「私から見ればリック君も子供なんですよ」
「そうですね。そろそろ時間なので行ってきますね」
「はい。行ってらっしゃい」
学校につくと、生徒会室に案内された。中に入ると、会議用の机にメンバーはそろっていた。
「やあリック君。君で最後だぞ」
一番手前にクリス先輩が座っている。
「あ、すいません」
「君は僕の隣だ。座り給え」
ちょうどクリス先輩の隣が空いている。
「じゃ失礼して」
座ってみて気づいたのだが、向かいに座っているハルがかわいそうになっている。両隣に知らない先輩が座って、自分より実力が上の人間に挟まれてがちがちになっている。俺の両隣はクリス先輩とアダムで思いっきり身内だ。あんま気にしないけど、なんかよかった。
「では、初めての方もいらっしゃるということで、説明に参りたいと思います」
司会の人が話を切り出した。生徒会の人だったか。
「皆さんには今日と明日の二日間、職業体験に行っていただきます」
ほえー、この学校意外と普通の学校みたいなとこあんだな。
「1日目はこちらで割り振った各自警団に、2日目は適性を見込んでご協力いただいている事業者さんについて体験していただきます」
学校側が決めるのかよ。希望はないのか。
「趣旨といたしましては、ご本人の希望とは違い、高い能力を最大限生かせる職業を体験していただくことで新たな興味を有効活用できる職業に向けていただくことで...」
こういうのってやたら話長いんだよな。向こうはマニュアルがあって言わないといけないんだろうけど。
「ねーねー、そんなの去年も一昨年も聞いたよ。もういいから本題いこー」
集められていた一人が声を上げた。少女のような容姿だが、一昨年とか言ってるから3年だろう。
「説明は義務ですので...」
「それじゃあ私たちがいなくなってから一人でやっててよ。私たち早く行きたいの」
アダムが反論する。
「いやしかし、説明は聞いておかないと後々聞いておけばよかったでは済まされません。ここはおとなしく聞きましょうぞ」
「うるさい。火力ぶっぱしか能がないやつが口答えしてんじゃないわよ」
「ぐう...」
おお、あのアダムがひるんでる。というか、あの女精密調整の優勝者か。
これまでもこの会に来ていたということは別競技でも優勝していたんだな。怒らせんとこ。
「で...では下に自警団の皆さんを待たせておりますので...」
「わかればいいの。さ、行きましょ」
みなが立ち上がった。ああ、本当にこれで終わりでいいんだ。
「はあ。会長の奔放さには参るね」
クリス先輩がつぶやく。会長...クリス先輩って実行委員会やってたってことは生徒会だよな...ん?アレ生徒会長?この学校大丈夫か?
「リック君、僕らは対人戦闘を見込んで中等犯罪者の追跡班に配属だよ。行こうか」
「ああ、はい」
そうして玄関に出ると(玄関近い。まさかこのために生徒会室が一階に?)、自警団から迎えが来ていた。
ひいふうみい...4つの自警団が来ているらしい。多分種目ごとに割り振っているようだ。
「おうクリス、そいつは後輩か?」
その中の一つ、白い服を来た人が話しかけてきた。
「はい。決闘優勝者です」
「ははっ、そいつ確か後輩だろ?クリスお前後輩に負けてやんの」
「やめてくださいよ、こいつ多分今学校で一番強いですから」
「ほーう、クリスのお墨付きってか。よろしくな」
「はあ...よろしくお願いします」
次の瞬間、その自警団の人が蹴りかかってきた。
「ほう、そういう能力か」
あっぶねー...とっさに透過してなかったら粉砕骨折だったわ。
「避けられないやつは帰ってもらうつもりだったが、問題ないようだな」
このおっさん、やべえ人か?
「俺はアレン。よろしくな」
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