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リオはゴソゴソと動いて、ギデオンの首に額を寄せる。
「でもそうなんだって。デックが教えてくれた。アシュレイの守護獣はロンで、デックの力を介してアシュレイを助けるはずだった。でも、その守護獣を、アシュレイが殺してしまった。出会うことすら奇跡の相手を殺してしまったんだよ。そんなの、悲しすぎるよ…」
「そうか。俺はリオも、リオが大切に思うアンも守ると約束する」
「うん、ギデオンがそういう人だって知ってる。だって俺が好きになった人だから」
「俺もリオが好きだ。そしてリオが俺とアンを守るために無茶をする奴だって知っている。だが俺のためを思うなら、二度と無茶はしないでくれよ」
「うん、そうする」
リオは、ギデオンに強く抱きついた。
ギデオンの体温が低くて気持ちいい。あれ、でもギデオンって、こんなに体温低かったっけ?あ、俺が火照ってるからそう思うのか。でもなんで火照ってるの?ギデオンにくっついてるから?あれ?もしかして俺…欲情してる?恥ずかし…。
「リオ!熱があるぞっ」
「ふぇ…?」
大きな手が額に触れた。ギデオンの顔が険しくなり、「すぐに戻る」と慌てて部屋を出ていく。
「なんだ、そっか…」とリオは、ギデオンの温もりが残るシーツに触れて呟いた。
火照っていたのは、発熱していたからか。欲情していたわけではなかった。とはいえ、ギデオンとイチャイチャしたかったのも本当。熱がなければ、昨夜のように触れてほしかったなぁ。
『リオ』
頭の中に声がして横を向く。
アンがこちらを見ている。
「あ、ごめん。起こしちゃったね。俺、また熱出た…体力無さすぎ」
『口をあけて舌を出せ』
「え?なんで?」
『出せ』
「こう?」
リオが言われた通りに舌を出した。
アンが顔を寄せ、リオの舌をペロリと舐める。
驚いたリオは、咄嗟に口を両手で押さえた。
「なっ、なに…?」
『騒ぐな。朝には解熱する。寝ろ』
「あ、もしかして…」
反対側を向いてしまったアンの声は、もう聞こえない。
アンは、リオの怪我を舐めて治してくれる。今のは、熱を下げてくれるということかと理解して、リオはそっとアンの背中を撫でた。
昨夜、発熱したリオは、アンの言う通りに朝には熱が下がった。目が覚めた瞬間から頭がスッキリとしていて、隣で眠るギデオンの頬にキスをして起こした。
「おはよう。朝だよ」
「ん…おはよう。熱はどうだ?」
「下がったよ!もう元気だよ」
「よかった。薬が効いたのだな」
ギデオンが眩しそうに目を細めてリオを見て、頭を引き寄せ唇にキスをする。何度も何度もキスをして甘い時間を過ごしていると、扉の外からニコラの声がした。
「でもそうなんだって。デックが教えてくれた。アシュレイの守護獣はロンで、デックの力を介してアシュレイを助けるはずだった。でも、その守護獣を、アシュレイが殺してしまった。出会うことすら奇跡の相手を殺してしまったんだよ。そんなの、悲しすぎるよ…」
「そうか。俺はリオも、リオが大切に思うアンも守ると約束する」
「うん、ギデオンがそういう人だって知ってる。だって俺が好きになった人だから」
「俺もリオが好きだ。そしてリオが俺とアンを守るために無茶をする奴だって知っている。だが俺のためを思うなら、二度と無茶はしないでくれよ」
「うん、そうする」
リオは、ギデオンに強く抱きついた。
ギデオンの体温が低くて気持ちいい。あれ、でもギデオンって、こんなに体温低かったっけ?あ、俺が火照ってるからそう思うのか。でもなんで火照ってるの?ギデオンにくっついてるから?あれ?もしかして俺…欲情してる?恥ずかし…。
「リオ!熱があるぞっ」
「ふぇ…?」
大きな手が額に触れた。ギデオンの顔が険しくなり、「すぐに戻る」と慌てて部屋を出ていく。
「なんだ、そっか…」とリオは、ギデオンの温もりが残るシーツに触れて呟いた。
火照っていたのは、発熱していたからか。欲情していたわけではなかった。とはいえ、ギデオンとイチャイチャしたかったのも本当。熱がなければ、昨夜のように触れてほしかったなぁ。
『リオ』
頭の中に声がして横を向く。
アンがこちらを見ている。
「あ、ごめん。起こしちゃったね。俺、また熱出た…体力無さすぎ」
『口をあけて舌を出せ』
「え?なんで?」
『出せ』
「こう?」
リオが言われた通りに舌を出した。
アンが顔を寄せ、リオの舌をペロリと舐める。
驚いたリオは、咄嗟に口を両手で押さえた。
「なっ、なに…?」
『騒ぐな。朝には解熱する。寝ろ』
「あ、もしかして…」
反対側を向いてしまったアンの声は、もう聞こえない。
アンは、リオの怪我を舐めて治してくれる。今のは、熱を下げてくれるということかと理解して、リオはそっとアンの背中を撫でた。
昨夜、発熱したリオは、アンの言う通りに朝には熱が下がった。目が覚めた瞬間から頭がスッキリとしていて、隣で眠るギデオンの頬にキスをして起こした。
「おはよう。朝だよ」
「ん…おはよう。熱はどうだ?」
「下がったよ!もう元気だよ」
「よかった。薬が効いたのだな」
ギデオンが眩しそうに目を細めてリオを見て、頭を引き寄せ唇にキスをする。何度も何度もキスをして甘い時間を過ごしていると、扉の外からニコラの声がした。
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