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「寡兵の叛徒相手に何を戸惑っている!」
せわしなく石畳を踏み鳴らしながら、ビョルンは檄を飛ばす。
大臣の報告によると、ヴァイス村の村人たちが現在王都へ向けて驚異的な速度で進軍中だという。
進路上にある砦や関の類はことごとく破壊され、後に残るは地に横たわる兵の姿ばかり。
「幸いな事に民に被害は出ていないようですが……」
「何が幸いなものかっ! たかが50そこらの平民だぞ!?」
「それがどうにも『鑑定士』の物見によると、ほぼ全員のレベルが40を越えているようでして」
「そんな馬鹿な話があるか!」
叫び声のような怒声を上げた後、ビョルンはふと気が付く。
自身がヴァイス村を訪れた時の事を。
あの時供に付けた騎士たちが、怯えたような不審な顔で報告してきたのである。
後方で様子を伺っていた村民を含め、ヴァイス村にいる多くの者が高水準の戦闘能力を持つようだと。
その時は馬鹿げた与太話だとビョルンは大して気にも留めていなかったが、それが事実ならこの惨状も頷ける。
そしてその場合、これは己の失敗である事にも同時に気が付いた。
レベル40ともなれば、一般的に人種の戦力としては最高到達点。
兵の一団を率いる長として相応しい猛者である。
それが50も集まって一斉に反旗を翻すなど、悪夢以外の何者でも無い。
「い、いや! 仮に高レベルだとしても、奴らが寡兵である事に変わりは無いだろう! 戦の基本は数の筈だ!」
ビョルンは足を止め、傍らに立つ大臣の肩を掴む。
まるで幼子に言い聞かせるような姿勢。
しかし実際の所、ビョルンが納得させたいのは自分自身に違いなかった。
「殿下、それは兵法の上での話でございます」
大臣は死体を谷底に放り捨てるが如く、無慈悲に首を横に振った。
「だから何だ! これは戦だろう。それとも王国の培ってきた軍学は机上の空論だとでも言いたいのか!」
「いいえ、殿下。これが真っ当な戦なら、殿下のおっしゃる通り数で対処出来る問題です。高レベル帯の駒が幾ら集まろうと、その後の統治がままなりませんので」
都市を落とした後、本体が合流するまでの一時的な占領政策。
反乱市民(レジスタンス)の抑え込みに、失地回復を目指す敵残党への対処。
戦であればそのような問題にも取り組まなければならない。
そうまで指摘した後に、大臣は更に言葉を付け加えた。
「ですがこれは反乱です。その上叛徒の目的は王都。彼らにとって落とした拠点はただの障害に過ぎず、取る物も取らず、全てを捨て置いてただひたすらに進軍しているのです」
これが真っ当な戦で、相手が落とした拠点に籠っているのならまだやり様はある。
相手が強者であろうと、人一人に出来る事には限界がある。
単純に包囲して干し上げるも良し、飽和攻撃を仕掛けて疲弊させるも良し。
だが今回はそのような手段は全く意味を為さないのである。
「……お前の言う通りだとしても、それでは奴らとしても後がないではないか」
「ですから平民の反乱とは基本的に死兵なのです」
「ふざけるなッ! 狂人共めが!」
最悪の場合は後先の事も考えず、自分たち諸共国を滅ぼして終わり。
そんな最悪の結末が、ビョルンの脳内で描かれていく。
果たしてその時、後の歴史書に暗愚として記されるのは誰の名か。
そして一連の騒動の種として、自分の横に記される名は。
「ボクとカリンの未来を穢させたりはしないっ」
爪が割れるのも構わず、ビョルンは近くの壁に指先を突き立てた。
すべて上手く行くはずだった。
仮に何か下手を打っても、50そこらの小村ごと悪を葬れば済む話だった。
それがなぜこんな目に遭ってしまうのか。
そうしてビョルンの駆け巡る思考の内に、不意に浮かび上がったのはエレノアの顔。
「そうだ、あの女。あれを使おう!」
「あれ、とは? ……まさかエレノア様の事ですか!?」
「叛徒の目的はエレノアだ。奴らを止める楯ぐらいにはなるだろう」
「お辞めください! 人質など王者の所業ではありません!」
「ええい、離せ! ボクはカリンの為に出来る事をするんだ!」
地下牢へ引き返そうとするビョルンに、それを止めようとする大臣。
ぐるぐるとこねくり回された肉団子のようになりながら、二人は王城の廊下で醜態を晒す。
「何をやってるのだ貴様らは……」
その珍妙な見世物は、たっぷりと城内の者に見られた後になってから、威厳ある声によって阻まれる事となった。
この城の主である、ビョルンの父王である。
「ち、父上!」
「また大変な事を仕出かしてくれたな、貴様は!」
「も、申し訳ありません! しかし叛徒共が此処にたどり着く前に事を片付けて見せましょう!」
「もう遅いわ! ……叛徒共は既に王都周辺に居座っておる」
「何ですって!?」
その声を上げたのはビョルンか、大臣か。
どちらにせよ、驚くべき報せに違いは無かった。
「幾ら何でも早すぎます!」
「実際に来ているのだから仕方なかろうが!」
一直線に砦を二つ三つ落としながら進軍している。
その事前の報告だけでも脅威だと言うのに、そこに加えてこの速さ。
王都までの距離を考えれば、理屈が通らない話だった。
「だがそう悪い話ばかりではないぞ」
王はビョルンの口が開くのを遮り、口角を釣り上げた。
「シュテルン伯爵がいち早く王都に応援へと駆け付けてくれた。今は外で叛徒共とにらみ合いをしておる」
「おおっ! シュテルン伯がッ! 彼こそが真の忠義者です!」
「どうやらお前からの報せがあったとの話だが?」
「……ええ、こんな事もあろうかと彼にはエレノアの事を相談していたのです。きっとこの反乱も、魔神と組んだエレノアの企みの一つに違いありません!」
ビョルンはさらりと嘘を混ぜながら、王に勝ち誇ったような顔を見せる。
「まぁこうなればどの道、責任はエレノア嬢に負って貰う他無いがの。後方の備えとしてシュテルン伯を用いた事、これだけは誉めてやろう」
そして親子は似たような顔を交わしながら、ともに歩き出した。
向かう先は会談に使う王城の一角。
そこで多くの兵と共に駆け付けたシュテルン伯を迎えねばならない。
「シュテルン伯よ。誠に大義である」
部屋に入るなり、王はシュテルン伯を褒め称えた。
救援に駆け付けた諸侯は、現状このシュテルン伯のみである。
「礼を言われるような事はしておりませんが」
しかしシュテルン伯は固い表情で王親子を迎える。
人相が悪いのいつもの事ではあるが、ビョルンは同時に妙な違和感に気が付いた。
見渡してみれば、部屋の中に見覚えの無い顔が幾つも並んでいた。
格好も戦装束ではあるが、どこかみすぼらしく王宮の騎士とも思えない。
「なんだ……?」
そうしてぐるりと視線を巡らせ、一番の異変を見つける。
そこにはよく見知った少女の姿があった。
ビョルンが地下牢へ押しやったはずの、エレノアの姿である。
せわしなく石畳を踏み鳴らしながら、ビョルンは檄を飛ばす。
大臣の報告によると、ヴァイス村の村人たちが現在王都へ向けて驚異的な速度で進軍中だという。
進路上にある砦や関の類はことごとく破壊され、後に残るは地に横たわる兵の姿ばかり。
「幸いな事に民に被害は出ていないようですが……」
「何が幸いなものかっ! たかが50そこらの平民だぞ!?」
「それがどうにも『鑑定士』の物見によると、ほぼ全員のレベルが40を越えているようでして」
「そんな馬鹿な話があるか!」
叫び声のような怒声を上げた後、ビョルンはふと気が付く。
自身がヴァイス村を訪れた時の事を。
あの時供に付けた騎士たちが、怯えたような不審な顔で報告してきたのである。
後方で様子を伺っていた村民を含め、ヴァイス村にいる多くの者が高水準の戦闘能力を持つようだと。
その時は馬鹿げた与太話だとビョルンは大して気にも留めていなかったが、それが事実ならこの惨状も頷ける。
そしてその場合、これは己の失敗である事にも同時に気が付いた。
レベル40ともなれば、一般的に人種の戦力としては最高到達点。
兵の一団を率いる長として相応しい猛者である。
それが50も集まって一斉に反旗を翻すなど、悪夢以外の何者でも無い。
「い、いや! 仮に高レベルだとしても、奴らが寡兵である事に変わりは無いだろう! 戦の基本は数の筈だ!」
ビョルンは足を止め、傍らに立つ大臣の肩を掴む。
まるで幼子に言い聞かせるような姿勢。
しかし実際の所、ビョルンが納得させたいのは自分自身に違いなかった。
「殿下、それは兵法の上での話でございます」
大臣は死体を谷底に放り捨てるが如く、無慈悲に首を横に振った。
「だから何だ! これは戦だろう。それとも王国の培ってきた軍学は机上の空論だとでも言いたいのか!」
「いいえ、殿下。これが真っ当な戦なら、殿下のおっしゃる通り数で対処出来る問題です。高レベル帯の駒が幾ら集まろうと、その後の統治がままなりませんので」
都市を落とした後、本体が合流するまでの一時的な占領政策。
反乱市民(レジスタンス)の抑え込みに、失地回復を目指す敵残党への対処。
戦であればそのような問題にも取り組まなければならない。
そうまで指摘した後に、大臣は更に言葉を付け加えた。
「ですがこれは反乱です。その上叛徒の目的は王都。彼らにとって落とした拠点はただの障害に過ぎず、取る物も取らず、全てを捨て置いてただひたすらに進軍しているのです」
これが真っ当な戦で、相手が落とした拠点に籠っているのならまだやり様はある。
相手が強者であろうと、人一人に出来る事には限界がある。
単純に包囲して干し上げるも良し、飽和攻撃を仕掛けて疲弊させるも良し。
だが今回はそのような手段は全く意味を為さないのである。
「……お前の言う通りだとしても、それでは奴らとしても後がないではないか」
「ですから平民の反乱とは基本的に死兵なのです」
「ふざけるなッ! 狂人共めが!」
最悪の場合は後先の事も考えず、自分たち諸共国を滅ぼして終わり。
そんな最悪の結末が、ビョルンの脳内で描かれていく。
果たしてその時、後の歴史書に暗愚として記されるのは誰の名か。
そして一連の騒動の種として、自分の横に記される名は。
「ボクとカリンの未来を穢させたりはしないっ」
爪が割れるのも構わず、ビョルンは近くの壁に指先を突き立てた。
すべて上手く行くはずだった。
仮に何か下手を打っても、50そこらの小村ごと悪を葬れば済む話だった。
それがなぜこんな目に遭ってしまうのか。
そうしてビョルンの駆け巡る思考の内に、不意に浮かび上がったのはエレノアの顔。
「そうだ、あの女。あれを使おう!」
「あれ、とは? ……まさかエレノア様の事ですか!?」
「叛徒の目的はエレノアだ。奴らを止める楯ぐらいにはなるだろう」
「お辞めください! 人質など王者の所業ではありません!」
「ええい、離せ! ボクはカリンの為に出来る事をするんだ!」
地下牢へ引き返そうとするビョルンに、それを止めようとする大臣。
ぐるぐるとこねくり回された肉団子のようになりながら、二人は王城の廊下で醜態を晒す。
「何をやってるのだ貴様らは……」
その珍妙な見世物は、たっぷりと城内の者に見られた後になってから、威厳ある声によって阻まれる事となった。
この城の主である、ビョルンの父王である。
「ち、父上!」
「また大変な事を仕出かしてくれたな、貴様は!」
「も、申し訳ありません! しかし叛徒共が此処にたどり着く前に事を片付けて見せましょう!」
「もう遅いわ! ……叛徒共は既に王都周辺に居座っておる」
「何ですって!?」
その声を上げたのはビョルンか、大臣か。
どちらにせよ、驚くべき報せに違いは無かった。
「幾ら何でも早すぎます!」
「実際に来ているのだから仕方なかろうが!」
一直線に砦を二つ三つ落としながら進軍している。
その事前の報告だけでも脅威だと言うのに、そこに加えてこの速さ。
王都までの距離を考えれば、理屈が通らない話だった。
「だがそう悪い話ばかりではないぞ」
王はビョルンの口が開くのを遮り、口角を釣り上げた。
「シュテルン伯爵がいち早く王都に応援へと駆け付けてくれた。今は外で叛徒共とにらみ合いをしておる」
「おおっ! シュテルン伯がッ! 彼こそが真の忠義者です!」
「どうやらお前からの報せがあったとの話だが?」
「……ええ、こんな事もあろうかと彼にはエレノアの事を相談していたのです。きっとこの反乱も、魔神と組んだエレノアの企みの一つに違いありません!」
ビョルンはさらりと嘘を混ぜながら、王に勝ち誇ったような顔を見せる。
「まぁこうなればどの道、責任はエレノア嬢に負って貰う他無いがの。後方の備えとしてシュテルン伯を用いた事、これだけは誉めてやろう」
そして親子は似たような顔を交わしながら、ともに歩き出した。
向かう先は会談に使う王城の一角。
そこで多くの兵と共に駆け付けたシュテルン伯を迎えねばならない。
「シュテルン伯よ。誠に大義である」
部屋に入るなり、王はシュテルン伯を褒め称えた。
救援に駆け付けた諸侯は、現状このシュテルン伯のみである。
「礼を言われるような事はしておりませんが」
しかしシュテルン伯は固い表情で王親子を迎える。
人相が悪いのいつもの事ではあるが、ビョルンは同時に妙な違和感に気が付いた。
見渡してみれば、部屋の中に見覚えの無い顔が幾つも並んでいた。
格好も戦装束ではあるが、どこかみすぼらしく王宮の騎士とも思えない。
「なんだ……?」
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