銃世界でハーレム部隊をッ!

ラト鬼

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第1章

ボルドの街

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サキアと一緒に店を出て、大通りを歩いているとベンチがあったのでそこに座る事にした。
サキアは、俺に一目惚れしたらしくベンチにつくまでとてもアピールしていた。
「サキア、ちょと良いか」
「はい!なんでしょう」
「俺は、異世界から来た。だから何もこの世界の常識を知らない。たまにこの世界ではありえない事をするかもしれない。だから分からない事は教えてくれ」
「はい、そのくらいでしたらって、ええええ!異世界から来たんですか!?」
「ああ」
「それかなりスゴイですよ!百年に一人くらい異世界から来る事は聞いた事ありましたが、まさかご主人様がそうだったとは、私感激ですッ!」 
この時サキアは、ベンチの隣に座っていてサキア自ら密着してきていた。
ちょ腕に柔らかい感触が....オラ幸せだべ。
サキアの胸はDカップかEカップはあるだろうか、そう考えると、うん実に素晴らしい。
「どうかしました?」
サキアは、身長が俺より10cmくらい低いので俺を見る時は常に上目遣いになる。
サキアよ そんな輝いた目で見るな 俺の自我が崩壊してしまう。 
「異世界から来た事は言わないようにしたほうがいいのか?」
「そうですね。盗賊にさらわれたり、国に解剖されたりしそうですし」
さすがに解剖はないだろう。(ガクガクブルブル
「ご主人様に何かあったら私...」
「何か言った?」
「いえ何も言ってません」
何も言ってませんと言われると余計気になる。
「これから騎士団の詰め所に行きたいのだが、連れてってくれ」
「分かりました」
そう言うとサキアは俺の手をつかみ立ち上がった。
「行きましょうご主人様」
手をつなぎながら歩いていると、他の男の視線がサキアに向かっていた。
お前らサキアの1m30cm以内に近づいたり触りでもしたら殺す。
「着きました。ここがボルドの街の騎士団の詰め所です」
早速中に入ると中には、某有名SF映画の白い兵士達がいろいろな所に居た。
わーていこくぐんだー。
白い兵士達は、皆盗賊が持っていたような銃ではなくピストルのような銃を持っていた。
俺が驚いて見ているとサキアが
「あの人達は騎士です。犯罪者を捕らえたり治安維持が役目です。10年修行しないと騎士にはなれないそうです」
俺には、悪役の雑魚兵士にしか見えんが10年修行したということは強いのだろう。
サキアがカウンターらしき所にすすんでいくので俺が前に出てカウンターの人に話しかけた。
「すみません」
「はい。何かご用でしょうか?」
カウンターの人はキャビンアテンダントのような服を着た20歳くらいの女の人だった。
「盗賊を倒したので賞金を貰いに」
「それではステータスフィールドをください」
ステータスフィールドは折りたためたので折りたためてポケットに入れておいた。
「どうぞ」
「チェックしますね。キザソギ盗賊団団長とそれに副団長 幹部4人しかも全員二つ名持ち!やりましたね、これで大金持ちですよ。一応倒した人だけ名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
「黒幼ラト、俺だ」
「ありがとうございますラト様、それでは賞金をお持ちいたします」
「ああ」
そう言うとカウンターの人はどこかに行ってしまったのでサキアとこの後の予定を話し合った。
まず報酬を受け取った後、中央通りで狩りや生活に必要な物を買う。
そして宿屋に行って寝る。
宿屋では別の事もやるけどね。
「こちらがラゼ貨4枚と金貨50枚です」
「「ありがとうございます」」
そう言って騎士団の詰め所を出た。
騎士団の詰め所を出て中央通りに向かっていると、もうすっかり暗くなってきたので近い宿屋に泊まる事にした。
何軒か見ていると、「風見寅亭」という安くて夕食朝食付きの宿があったのでそこにした。
カウンターに行き、
「すいませーん」
そう言うと無精髭の40代の男が出てきて
「風見寅亭へようこそ。何泊ですか?」
と聞かれた。
「一泊です」
「シングルですか?それともツイン、ダブルベッドでしょうか?」
「ダブルで」
「分かりました」
「それでは、この羊皮紙にサインを」
そう言われサインを書こうとするとサキアが止めてきた。
「ご主人様がここの文字が書けますか?」
「いや書けない。頼めるか?」
「はい!」
そう言うとサキアは、すらすらと一筆書きで文字を書いた。
この世界の文字は一筆書きらしい。
「ありがとうございます。それでは201号室にご案内します。」
無精髭の男についていくと階段をのぼって真横の部屋だった。
「それではここが201号室でこれが鍵でございます。食堂は3階にあります。それではどうぞごゆるりと」
鍵を開け中に入ると椅子が2つカンテラ2つダブルベッドが一つあり、別室にはトイレと洗面台があった。
どうやらこの世界には、湿らせた布で体を拭く習慣はあるが、風呂の概念はないらしい。
ベッドで横になるとサキアがウルウルした目で見てきた。
「どっどうした?」
「いやほとんどの奴隷持っている人達は奴隷は地面で寝かせているので、ご主人様はやはりとても優しい方だなと...」
「そう言われると照れるな...あっそろそろ飯にしないか?腹が減って仕方ないんだ」
「それではそうしましょう」
考えてみるとこの世界に来てから、何も食べてない。
食堂に行く途中にサキアが
「ご主人様の食べ残しを頂くという事はご主人様と関節キ...」
とか言っていたが
「サキアお前にも食ってもらうぞ、食べ残しではなく」
「ええええなんでですか?!」
「俺が一緒に食いたいからだ」
「ご主人様がそう言うのであれば...」
この時なぜかサキアはしょんぼりしていた。
そんなに食べ残しが食いたかったの!?
その時頭を撫でた。
うん猫耳(虎耳)最高!
猫耳(虎耳)を撫でた時サキアは、猫なで声を出した。
完璧なるゴロゴロ音。
夕飯は、何がどういうのか分からなかったのでサキアに頼んで貰った。
待つ間も猫耳(虎耳)を撫でる。
「お待ちどうさまです」
店員が運んできたのはスナッフィーというねじれたパンと、グリテーというオレンジのシチューだった。
この世界での食べる道具は、箸に箸の持ち手の上の所に片方にはフォーク片方にはスプーンという道具で善と言うらしい。
スナッフィーはとても甘く柔らかかった。
グリテーは...うんとても刺激的な味だった。
部屋に戻る途中サキアに言っておいた。
「サキアこれから夜寝る時と朝起きた時ハグとキスしてくれ。別に嫌だったら構わない」
「いや自分から進んでやらせて頂きます!」
部屋に戻るともう疲れたので布団にすぐに潜り込んだ。
その後にサキアが続く。
そして部屋に戻るまでに言った事を始める。
まずハグをした。
俺の胸にとてつもない果実がぶつかった。
そしてキスを始める。
サキアの柔らかい唇と俺の唇が触れ、俺から行くつもりだったのだがサキアから舌を入れてくる。
とても情熱的なキスだった。
初日だしこんくらいでいいか。
サキアは...物足りないようにこちらを見ている。
サキアよ 安心しろ 明日は抱くつもりだ。
その後俺はサキアの胸に顔をうずめて寝た。

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                                                            著者ラト鬼の言いたい事
                                              ラトよ お前が憎くて(羨ましくて)たまらない!








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