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027 鉄不足
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「困ったな……」
アスタールから報告を受けた俺は腕組みして低く唸った。
悩ましい問題が起こり、直属部隊の甲冑製作が頓挫したからだ。
解決策は無いか。
そう思いベルナールと話し合った。
が、どうにもならない現実を再確認するだけだった。
「鉄が不足しているのではどうにもなりませんね」
算出した資料を見ながらベルナールが呟いた。
俺は椅子にもたれかかったまま両肩をすくめると。
「ブランドル王国は敵が多いから仕方ない。値段が高騰してるだけならまだしも、戦争特需で鉄が買い占められたんじゃどうしようもない」
ブランドル王国は東西の国々と戦争状態にある。
東の列強は国王率いる貴族連合によって膠着状態が続き、西側の諸国はテオドールによって徐々に制圧されつつあった。
南側の諸国とは敵対関係にはなく、しかし友好的というわけでもない。
唯一、北側の大国とはテオドールがソアラと結婚した事もあり友好的な関係を築いていた。
そして今回の騒動は膠着状態にある東側の戦況が大きく関わっている。
そもそも膠着状態にあるのは東の列強諸国が重装歩兵を有しているためだ。
分厚い装甲は剣と矢を弾き、騎馬の突撃には身を犠牲にした防御で鉄壁の盾となる。
機動力こそ低いものの使い用を熟知していれば恐ろしい兵種だ。
その重装歩兵に対抗するめ国王と貴族連合は鉄を買い占め、自分達も重装歩兵を保有しようとしているのだった。
「まあ、馬鹿だな。重装歩兵に重装歩兵で対抗して打開策になると本気で思ってるのかな?」
国のトップをバカ呼ばわりして呆れ返った。
だってそうだろう。
余計に膠着状態が深まるだけだ。
少なくとも戦況の打開には程遠い。
兵種を熟知している相手に無知な連中がどこまで対抗できるというのか。
少し考えれば分かりそうなものだろうに。
「今回の騒動は貴族連合が主体となっているようです」
「確かに、財力に勝る貴族連合じゃないと鉄の買い占めなんか出来ないしな。国王は押し切られた形か」
「まず間違いないかと。国王は老練な戦上手です。ですが財政基盤が盤石ではない点が泣き所。今回の騒動も、財力に物を言わせた貴族連合がゴリ押ししたのでしょう」
「ろくな采配も出来ない連中の考えそうなことだ。戦力さえ揃えれば勝てると思っているのか?」
「戦闘はもっぱら騎士が担っています。実情を把握していない貴族では致し方ないかと」
「……仕えている騎士が哀れだな」
俺は気疲れして盛大にため息を吐いた。
これでオーガを直属部隊にして衆目から隠す計画は頓挫した。
市場に鉄が出回らない状態ではどうにもならない。
どうしたものか。
頭を悩ませていると。
「失礼します」
リオンがヤシャを伴って現れた。
擬装するためだろう。
ヤシャは農夫姿で角を隠す大きな麦わら帽子を被っている。
「どうした?」
「ヤシャがエルロンド様にお話があると申しまして」
「僭越ながら、甲冑の件で難儀されていると耳に致しました。微力では御座いますが、何か力になれればと思い参った次第で御座います」
「ありがたいがどうにもならないよ。なにせ鉄が買い占められて手に入らないんだ」
「ほう、鉄が」
理由を知ったヤシャは顎髭を撫でながら何やら考え込んだ。
名案な浮かぶとは思えないが、アテがあるなら藁にもすがりたい思いである。
「とりあえず様子見だな。アスタールが手を尽くしてはいるが厳しい状況だ。現状では採掘されるのを待つしかない」
「ですが需要を考えますと必要量を確保するのは困難かと。現状では相当な期間が予測されます」
「仕方ないさ。無い物ねだりしても何も変わらないよ」
俺は頬杖を着いて諦めモードに入った。
こういう時は足掻くだけ無駄だ。
時間がかかっても仕方が無いと割り切るほかない。
その間、開拓作業は滞るだろう。
痛手だが仕方ない。
オーガの存在が知られるよりは遥かにマシだ。
「僭越ながら、一つ心当たりが御座います」
それまで沈黙して悩んでいたヤシャが発言した。
あまり気が進まないのか迷いが表情に出ている。
「心当たりとは?」
「我等が流転していた折の話で御座います。ここから北に行った山間でドワーフと出会いました。彼等は工作が得意で様々な品物を作っておりましたが、材料に鉄も多く用いておりました。彼等なら鉄を大量に保有しておるやもしれません」
「つまり、ドワーフと交渉しろと?」
「ご明察通りに御座います。しかし距離がありますので、いささか困難かと思いまする。恐れながら容易くはないかと」
「ヤシャ殿。ドワーフと出会った場所というのはどの辺になりますか?」
ベルナールがテーブルに地図を広げた。
リュシーファから得た知識を盛り込んだ詳細な大陸の地図である。
ブランドル王国は大陸の中央部に位置し、東西南北に国境を接していて戦略的に厳しい環境にある。
特に東側の諸国とは険悪な関係のため争いが絶えない状況だ。
西側には大陸を分断するように峻険なデオドラス山脈が延びており、西側の諸国を臨むにはテオドールが攻略している領域の確保が必要だった。
この領域を確保できなければデオドラス山脈を大迂回しなければならず、そのためには北側の諸国を通過せねばならない。
そういう事情からも戦略的に奪取したい要地であるためテオドールも必死だった。
その地図上でヤシャが指し示した場所は。
「ここになります」
「そこは……モストティアか」
俺は難色を示した。
ヤシャが指し示した場所はブランドル王国から北西部に位置する空白地帯モストティア。
近隣諸国のいずれもが手を出していない不可侵領域である。
その理由は亜人亜種が数多く生息する領域であるためだ。
「弱りましたね。モストティアは不干渉領域です。下手に立ち入って他国を刺激するような事になると」
「領有権の奪い合いに発展するかもな」
人外種族の領域は統治が極めて困難なため長年放置されてきた。
が、だからといって誰も欲していない訳では無い。
肥沃で広大な領域は莫大な財源を産む可能性があり、なおかつ戦略的な要所として整備すれば他国に睨みを効かす事ができる。
喉から手が出るほど垂涎の好領地だった。
とはいえ正面切って亜種族と事を構える国はない。
モストティアにはリザードマン、エルフ、オーク、銀毛狼といった強力な亜種がいるからだ。
まともに殺り合えば大量の犠牲が出るのは目に見えている。
国力を急激に消耗するのは避けられないだろう。
しかし他国の手に渡るとなれば話は別だ。
熾烈な奪い合いになるのは目に見えていた。
「そもそも交渉する事は可能なのか?」
当然の疑問を呈した。
仮にモストティアに行ったとして交渉できなければ意味がない。
長い歴史の中でモストティアは人間の侵攻を受けて多大な犠牲を出した過去がある。
100年以上も前の話だが、亜種族には長命な種族も多いため未だ恨みを抱く者もいるだろう。
人間に対する悪感情が色濃く残っているかもしれないのだ。
「その心配は無用と存じます。彼等は人間と交易しております。交渉自体は何ら問題ないかと」
「なら、いいが。ところで一つ疑問がある。なぜオーガはモストティアに移住しなかったんだ?亜種族の国なんだからオーガにとっても住みやすかっただろうに」
「確かに同胞の多い国では御座いましたが、かの国には我等の居場所は御座いませんでした」
ヤシャによるとモストティアでは種族間で明確に縄張りの線引きが成されているらしい。
そのため他種族間での争いは極力抑えられていた。
そこに上位種であるオーガが参入すればどうなるか。
境界線が乱れるのは当然の成り行きだろう。
そうなれば内乱が起こるのは目に見えている。
ヤシャはそれを恐れて定住しなかったらしい。
「今ではモストティアに留まらずに良かったと思っております。エルロンド様に出会えたことで我が一族の受けた恩恵は計り知れませぬ。人間と打ち解けるなど思いもよらなかった事で御座いますれば、果報としか言い様が御座いませぬ」
ヤシャの晴れやかな表情が現状に満足している事を物語っていた。
人間によって住処を追われただけに言葉に重みがある。
人間による弾圧。仲間の裏切り。それらを乗り越えてアクセルの住民と良好な関係を築いている。
モストティアに対して不安材料しかない現状で、人間と亜種族が分かり合える可能性を示唆したヤシャの言葉は大きな救いだ。
「わかった。現状ではヤシャの提案に乗るしかないだろう」
「ですが、余計な火種をモストティアに持ち込む訳にはまいりません。我等が軍事に関連する交渉を行えば周辺諸国が黙っているとは思えません」
「わかってるよベルナール。人の口に戸は立てられないからね。だからさ」
俺は一つの案を告げた。
提案したのは誰でも思いつく幼稚な戦術だ。
まあ、実際に子供が考えた訳だが。
「それは、いくらなんでも安直過ぎるのでは?」
予想通りベルナールが難色を示した。
リオンも同様の反応を示す。
しかしヤシャだけは違った。
なるほどと頷いて理解を示している。
「いや、盲点をついた良い案かと存じます。用心のためハンゾウを伴えば尚良いかと」
「決まりだ!アスタールを呼んでくれ」
善は急げと決を下した。
呼び出されたアスタールは説明を受けると大きくため息を吐き「勘弁してくださいッス坊ちゃん」と愚痴を漏らした。
そして、モストティアに行く準備に取りかかったのだった。
アスタールから報告を受けた俺は腕組みして低く唸った。
悩ましい問題が起こり、直属部隊の甲冑製作が頓挫したからだ。
解決策は無いか。
そう思いベルナールと話し合った。
が、どうにもならない現実を再確認するだけだった。
「鉄が不足しているのではどうにもなりませんね」
算出した資料を見ながらベルナールが呟いた。
俺は椅子にもたれかかったまま両肩をすくめると。
「ブランドル王国は敵が多いから仕方ない。値段が高騰してるだけならまだしも、戦争特需で鉄が買い占められたんじゃどうしようもない」
ブランドル王国は東西の国々と戦争状態にある。
東の列強は国王率いる貴族連合によって膠着状態が続き、西側の諸国はテオドールによって徐々に制圧されつつあった。
南側の諸国とは敵対関係にはなく、しかし友好的というわけでもない。
唯一、北側の大国とはテオドールがソアラと結婚した事もあり友好的な関係を築いていた。
そして今回の騒動は膠着状態にある東側の戦況が大きく関わっている。
そもそも膠着状態にあるのは東の列強諸国が重装歩兵を有しているためだ。
分厚い装甲は剣と矢を弾き、騎馬の突撃には身を犠牲にした防御で鉄壁の盾となる。
機動力こそ低いものの使い用を熟知していれば恐ろしい兵種だ。
その重装歩兵に対抗するめ国王と貴族連合は鉄を買い占め、自分達も重装歩兵を保有しようとしているのだった。
「まあ、馬鹿だな。重装歩兵に重装歩兵で対抗して打開策になると本気で思ってるのかな?」
国のトップをバカ呼ばわりして呆れ返った。
だってそうだろう。
余計に膠着状態が深まるだけだ。
少なくとも戦況の打開には程遠い。
兵種を熟知している相手に無知な連中がどこまで対抗できるというのか。
少し考えれば分かりそうなものだろうに。
「今回の騒動は貴族連合が主体となっているようです」
「確かに、財力に勝る貴族連合じゃないと鉄の買い占めなんか出来ないしな。国王は押し切られた形か」
「まず間違いないかと。国王は老練な戦上手です。ですが財政基盤が盤石ではない点が泣き所。今回の騒動も、財力に物を言わせた貴族連合がゴリ押ししたのでしょう」
「ろくな采配も出来ない連中の考えそうなことだ。戦力さえ揃えれば勝てると思っているのか?」
「戦闘はもっぱら騎士が担っています。実情を把握していない貴族では致し方ないかと」
「……仕えている騎士が哀れだな」
俺は気疲れして盛大にため息を吐いた。
これでオーガを直属部隊にして衆目から隠す計画は頓挫した。
市場に鉄が出回らない状態ではどうにもならない。
どうしたものか。
頭を悩ませていると。
「失礼します」
リオンがヤシャを伴って現れた。
擬装するためだろう。
ヤシャは農夫姿で角を隠す大きな麦わら帽子を被っている。
「どうした?」
「ヤシャがエルロンド様にお話があると申しまして」
「僭越ながら、甲冑の件で難儀されていると耳に致しました。微力では御座いますが、何か力になれればと思い参った次第で御座います」
「ありがたいがどうにもならないよ。なにせ鉄が買い占められて手に入らないんだ」
「ほう、鉄が」
理由を知ったヤシャは顎髭を撫でながら何やら考え込んだ。
名案な浮かぶとは思えないが、アテがあるなら藁にもすがりたい思いである。
「とりあえず様子見だな。アスタールが手を尽くしてはいるが厳しい状況だ。現状では採掘されるのを待つしかない」
「ですが需要を考えますと必要量を確保するのは困難かと。現状では相当な期間が予測されます」
「仕方ないさ。無い物ねだりしても何も変わらないよ」
俺は頬杖を着いて諦めモードに入った。
こういう時は足掻くだけ無駄だ。
時間がかかっても仕方が無いと割り切るほかない。
その間、開拓作業は滞るだろう。
痛手だが仕方ない。
オーガの存在が知られるよりは遥かにマシだ。
「僭越ながら、一つ心当たりが御座います」
それまで沈黙して悩んでいたヤシャが発言した。
あまり気が進まないのか迷いが表情に出ている。
「心当たりとは?」
「我等が流転していた折の話で御座います。ここから北に行った山間でドワーフと出会いました。彼等は工作が得意で様々な品物を作っておりましたが、材料に鉄も多く用いておりました。彼等なら鉄を大量に保有しておるやもしれません」
「つまり、ドワーフと交渉しろと?」
「ご明察通りに御座います。しかし距離がありますので、いささか困難かと思いまする。恐れながら容易くはないかと」
「ヤシャ殿。ドワーフと出会った場所というのはどの辺になりますか?」
ベルナールがテーブルに地図を広げた。
リュシーファから得た知識を盛り込んだ詳細な大陸の地図である。
ブランドル王国は大陸の中央部に位置し、東西南北に国境を接していて戦略的に厳しい環境にある。
特に東側の諸国とは険悪な関係のため争いが絶えない状況だ。
西側には大陸を分断するように峻険なデオドラス山脈が延びており、西側の諸国を臨むにはテオドールが攻略している領域の確保が必要だった。
この領域を確保できなければデオドラス山脈を大迂回しなければならず、そのためには北側の諸国を通過せねばならない。
そういう事情からも戦略的に奪取したい要地であるためテオドールも必死だった。
その地図上でヤシャが指し示した場所は。
「ここになります」
「そこは……モストティアか」
俺は難色を示した。
ヤシャが指し示した場所はブランドル王国から北西部に位置する空白地帯モストティア。
近隣諸国のいずれもが手を出していない不可侵領域である。
その理由は亜人亜種が数多く生息する領域であるためだ。
「弱りましたね。モストティアは不干渉領域です。下手に立ち入って他国を刺激するような事になると」
「領有権の奪い合いに発展するかもな」
人外種族の領域は統治が極めて困難なため長年放置されてきた。
が、だからといって誰も欲していない訳では無い。
肥沃で広大な領域は莫大な財源を産む可能性があり、なおかつ戦略的な要所として整備すれば他国に睨みを効かす事ができる。
喉から手が出るほど垂涎の好領地だった。
とはいえ正面切って亜種族と事を構える国はない。
モストティアにはリザードマン、エルフ、オーク、銀毛狼といった強力な亜種がいるからだ。
まともに殺り合えば大量の犠牲が出るのは目に見えている。
国力を急激に消耗するのは避けられないだろう。
しかし他国の手に渡るとなれば話は別だ。
熾烈な奪い合いになるのは目に見えていた。
「そもそも交渉する事は可能なのか?」
当然の疑問を呈した。
仮にモストティアに行ったとして交渉できなければ意味がない。
長い歴史の中でモストティアは人間の侵攻を受けて多大な犠牲を出した過去がある。
100年以上も前の話だが、亜種族には長命な種族も多いため未だ恨みを抱く者もいるだろう。
人間に対する悪感情が色濃く残っているかもしれないのだ。
「その心配は無用と存じます。彼等は人間と交易しております。交渉自体は何ら問題ないかと」
「なら、いいが。ところで一つ疑問がある。なぜオーガはモストティアに移住しなかったんだ?亜種族の国なんだからオーガにとっても住みやすかっただろうに」
「確かに同胞の多い国では御座いましたが、かの国には我等の居場所は御座いませんでした」
ヤシャによるとモストティアでは種族間で明確に縄張りの線引きが成されているらしい。
そのため他種族間での争いは極力抑えられていた。
そこに上位種であるオーガが参入すればどうなるか。
境界線が乱れるのは当然の成り行きだろう。
そうなれば内乱が起こるのは目に見えている。
ヤシャはそれを恐れて定住しなかったらしい。
「今ではモストティアに留まらずに良かったと思っております。エルロンド様に出会えたことで我が一族の受けた恩恵は計り知れませぬ。人間と打ち解けるなど思いもよらなかった事で御座いますれば、果報としか言い様が御座いませぬ」
ヤシャの晴れやかな表情が現状に満足している事を物語っていた。
人間によって住処を追われただけに言葉に重みがある。
人間による弾圧。仲間の裏切り。それらを乗り越えてアクセルの住民と良好な関係を築いている。
モストティアに対して不安材料しかない現状で、人間と亜種族が分かり合える可能性を示唆したヤシャの言葉は大きな救いだ。
「わかった。現状ではヤシャの提案に乗るしかないだろう」
「ですが、余計な火種をモストティアに持ち込む訳にはまいりません。我等が軍事に関連する交渉を行えば周辺諸国が黙っているとは思えません」
「わかってるよベルナール。人の口に戸は立てられないからね。だからさ」
俺は一つの案を告げた。
提案したのは誰でも思いつく幼稚な戦術だ。
まあ、実際に子供が考えた訳だが。
「それは、いくらなんでも安直過ぎるのでは?」
予想通りベルナールが難色を示した。
リオンも同様の反応を示す。
しかしヤシャだけは違った。
なるほどと頷いて理解を示している。
「いや、盲点をついた良い案かと存じます。用心のためハンゾウを伴えば尚良いかと」
「決まりだ!アスタールを呼んでくれ」
善は急げと決を下した。
呼び出されたアスタールは説明を受けると大きくため息を吐き「勘弁してくださいッス坊ちゃん」と愚痴を漏らした。
そして、モストティアに行く準備に取りかかったのだった。
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