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052 モストティアの鉄鉱山
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「ここが鉄鉱山の入口になります」
灰色の岩肌が露出した岩壁に大きな空洞が開いている。
鉄鉱石の採掘を担うオークとミノタウロスが切り開いたものだ。
オークとミノタウロスと聞いて最初は獰猛な魔物をイメージしたのだが。
実際に会ってみると普通に受け応えが可能だった。
もちろんモストティアに在住する種族に限ってだ。
本来のオークとミノタウロスは粗暴で邪悪な魔物らしい。
そもそも知性が低いため人間のみならず亜種族をも手にかけるという。
だがモストティアに在住する亜種族は違う。
エルフや吸血鬼など知性の高い種族から教育を受けた事で理性を獲得したのだ。
そうでなければ共存できているわけがない。
もちろん人間に対する悪感情は少なからずあるようだが。
「暗いので足元にお気をつけを」
エルフ族の戦士が坑道を先導した。
ブリュンティールの提案で行動を共にする事になったエルフ族の戦士達だ。
全員が10代後半(150歳くらい)という若々しい青年達である。
彼等は若いが凄腕揃いのようだ。
弛まぬ鍛錬を続けてきたのだろう。
リオンとハンゾウには遠く及ばないが。
亜種族の中でも強い部類に入るだろう。
おそらく中級の上。
若輩という点を考慮すれば飛び抜けた実力者達だ。
俺はリオン、アスタール、ハンゾウを伴って坑道に入った。
薄暗い坑道に入るとエルフ族の青年が松明に火を灯す。
薄暗い坑道が明るくなった。
オークとミノタウロスは夜目が効くため灯りは必要ないらしいが。
俺達は灯りが無ければ前に進む事すら出来そうにない。
「さすがにオークとミノタウロスが採掘しただけあって広いな」
松明で照らされた坑道は高さ5メートル、幅4メートルはあるだろう。
体躯の大きい両種族が往来するために必要な大きさだ。
子供の俺から見たらとんでもない大きなになる。
これを機械を使わずに掘ったというのだから驚きだ。
今更ながら亜種族の身体能力に恐ろしさを感じる。
坑道の壁面を触ると石とは違う感触を覚えた。
硬質で金属質な光沢感がある。
おそらく鉄鉱石なのだろう。
まさか壁面を触るだけで確認できるとは。
これは相当な量が埋蔵されているに違いない。
「この壁面の鉄鉱石だけでも品質が良いッスね」
アスタールは感心したように言った。
目利きに長けたアスタールの鑑定だけに説得力がある。
どうやらモストティアの鉄鉱石は噂通りの高品質らしい。
「純度の高い鉄鉱石は奥から採掘されています。よろしければ御案内致しますが?」
「行こう。採掘現場を見てみたい」
鉄の岩盤を掘削している現場が見たかった。
さぞや迫力のある光景が見られるに違いない。
年甲斐もなく、いや、今の俺は子供か。
ワクワクと胸躍らせながら奥に進んだ。
そもそも鉄鉱山を訪れたのは鉄鉱石の純度を確認したいからだ。
すでに鉄の取引はテイルを通して売買を行う事で締結している。
そのための金額の折り合いもアスタールが調整済みだ。
ただ、鉄鉱石の純度がどの程度であるか。
それを我が目で確認したかったのだ。
「エルロンド様はどのような本を読まれているのですか?」
「僕が読む本は……」
「エルロンド様はどのような料理を召し上がってるのでしょうか?」
「料理か。僕の場合は……」
「御質問をお許しください。人間族の文化について伺いたいのですが」
「ああ、それなら……」
奥に進む道すがら若いエルフ達から質問攻めにあった。
どれも人間社会に対する強い関心を感じる。
この機会を逃さず知識を得ようと貪欲になっているようだ。
この若者達がエルフ族の悩みの種になっているらしい。
というのも彼等は人間と交流するべきだと主張を繰り返していたという。
人間の文化や知識を吸収する事で亜種族の発展を促そうと思い立ったらしいのだ。
立派な考えだと思う。
とはいえ先の大戦で人間族と激しい戦いを繰り広げた亜種族が多いだけに訴えが通るはずもない。
そして彼等は先の大戦を知らない世代だ。
その認識のズレが溝を埋める事を強く阻んでいた。
その結果、議論が衝突して暴力沙汰に発展してしまった。
その咎で若者達は監禁され、一時的にだが騒ぎは収まったらしい。
それでも彼等は古い考えに縛られていては滅びると強く訴え続けた。
大罪を犯した訳ではない。
考えも理解できる。
若者の一部が考えに賛同している現状もあった。
その対処に困っていた所に俺が現れた。
しかも人間と亜種族との共存共栄を訴えている。
その実績をアピールする材料まである。
願ったり叶ったりだ。
ブリュンティールが渡りに船だと思うのは当然の成り行きだろう。
という訳で俺はこの若者達を引き取る事になった。
ハンゾウ達オーガの前例を踏まえてエルフ族の若者達が人間と交流できたなら。
その時はエルフィネス国王も人間を信用するだろう。
人間嫌悪の亜種族に対して説得する材料になるはずだ。
「うおぉ!」
突如として轟音が鳴り響いた。
まるでダイナマイトが爆発したような。
坑道内を揺り動かす激しい振動が襲いかかる。
「エルロンド様!」
リオンとハンゾウが俺の前後を固めた。
アスタールは覆い被さるようにして俺の盾になる。
「いかん!瓦礫からお守りせよ!」
エルフ族の若者達は機敏な動きで俺を守護した。
幸いにも硬質の壁面は耐震性に優れていて崩落する様子はない。
しかし細かい瓦礫が舞い落ちるのは致し方ないだろう。
その細かい瓦礫を一礫すら俺に当てていないのだ。
見事な手際と言う他ない。
「なにが起きたんだ?」
振動は奥から響いてきた。
という事は採掘現場で派手な崩落が起きたのではないか。
そう考えたのだろう。
リオンとエルフ族の若者達は安全を確保すべく俺を入口に誘導しようとする。
その時だった。
奥からオークとミノタウロスの鉱夫が血相を変えて駆けて来るのが見えた。
俺達を発見するなり先頭のミノタウロスが大声で叫ぶ。
「逃げろ!魔物が出たぞーーーっ!」
「魔物だと!?そんな馬鹿な!」
エルフ族の若者達が耳を疑うように言った。
というのもこの坑道は岩盤を採掘して出来たもので、魔物が棲息する環境ではないからだ。
入口も警備を徹底しているため魔物が侵入すれば必ず報告が入る。
つまり魔物が出現する可能性など全く無いはずなのだ。
「見間違いじゃないのか!?」
「見間違いなんかじゃない!あれは魔物だ!ゴーレムなんだ!」
「なっ、ゴーレムだと!」
エルフ族の若者達はギリッと奥歯を噛み締めた。
ゴーレムなら可能性として無くはない。
しかも攻撃力、防御力共にオークとミノタウロスを上回っている。
彼等が血相を変えて逃げ出してきたのも当然だろう。
「ここは一旦退きましょう。ゴーレムが相手では我やリオン殿の力を持ってしても敵いませぬ」
ハンゾウが提案した。
リオンも頷き同意する。
物見遊山で来たため完全武装していない状態だ。
とても対応できる場面ではない。
「仕方ない。撤退だ!」
俺が号令をかけると速やかな撤退劇となった。
オークとミノタウロスは我が身可愛さでさっさと逃げ出したが。
エルフ族の若者達は懸命に俺を守りながら撤退したのだった。
灰色の岩肌が露出した岩壁に大きな空洞が開いている。
鉄鉱石の採掘を担うオークとミノタウロスが切り開いたものだ。
オークとミノタウロスと聞いて最初は獰猛な魔物をイメージしたのだが。
実際に会ってみると普通に受け応えが可能だった。
もちろんモストティアに在住する種族に限ってだ。
本来のオークとミノタウロスは粗暴で邪悪な魔物らしい。
そもそも知性が低いため人間のみならず亜種族をも手にかけるという。
だがモストティアに在住する亜種族は違う。
エルフや吸血鬼など知性の高い種族から教育を受けた事で理性を獲得したのだ。
そうでなければ共存できているわけがない。
もちろん人間に対する悪感情は少なからずあるようだが。
「暗いので足元にお気をつけを」
エルフ族の戦士が坑道を先導した。
ブリュンティールの提案で行動を共にする事になったエルフ族の戦士達だ。
全員が10代後半(150歳くらい)という若々しい青年達である。
彼等は若いが凄腕揃いのようだ。
弛まぬ鍛錬を続けてきたのだろう。
リオンとハンゾウには遠く及ばないが。
亜種族の中でも強い部類に入るだろう。
おそらく中級の上。
若輩という点を考慮すれば飛び抜けた実力者達だ。
俺はリオン、アスタール、ハンゾウを伴って坑道に入った。
薄暗い坑道に入るとエルフ族の青年が松明に火を灯す。
薄暗い坑道が明るくなった。
オークとミノタウロスは夜目が効くため灯りは必要ないらしいが。
俺達は灯りが無ければ前に進む事すら出来そうにない。
「さすがにオークとミノタウロスが採掘しただけあって広いな」
松明で照らされた坑道は高さ5メートル、幅4メートルはあるだろう。
体躯の大きい両種族が往来するために必要な大きさだ。
子供の俺から見たらとんでもない大きなになる。
これを機械を使わずに掘ったというのだから驚きだ。
今更ながら亜種族の身体能力に恐ろしさを感じる。
坑道の壁面を触ると石とは違う感触を覚えた。
硬質で金属質な光沢感がある。
おそらく鉄鉱石なのだろう。
まさか壁面を触るだけで確認できるとは。
これは相当な量が埋蔵されているに違いない。
「この壁面の鉄鉱石だけでも品質が良いッスね」
アスタールは感心したように言った。
目利きに長けたアスタールの鑑定だけに説得力がある。
どうやらモストティアの鉄鉱石は噂通りの高品質らしい。
「純度の高い鉄鉱石は奥から採掘されています。よろしければ御案内致しますが?」
「行こう。採掘現場を見てみたい」
鉄の岩盤を掘削している現場が見たかった。
さぞや迫力のある光景が見られるに違いない。
年甲斐もなく、いや、今の俺は子供か。
ワクワクと胸躍らせながら奥に進んだ。
そもそも鉄鉱山を訪れたのは鉄鉱石の純度を確認したいからだ。
すでに鉄の取引はテイルを通して売買を行う事で締結している。
そのための金額の折り合いもアスタールが調整済みだ。
ただ、鉄鉱石の純度がどの程度であるか。
それを我が目で確認したかったのだ。
「エルロンド様はどのような本を読まれているのですか?」
「僕が読む本は……」
「エルロンド様はどのような料理を召し上がってるのでしょうか?」
「料理か。僕の場合は……」
「御質問をお許しください。人間族の文化について伺いたいのですが」
「ああ、それなら……」
奥に進む道すがら若いエルフ達から質問攻めにあった。
どれも人間社会に対する強い関心を感じる。
この機会を逃さず知識を得ようと貪欲になっているようだ。
この若者達がエルフ族の悩みの種になっているらしい。
というのも彼等は人間と交流するべきだと主張を繰り返していたという。
人間の文化や知識を吸収する事で亜種族の発展を促そうと思い立ったらしいのだ。
立派な考えだと思う。
とはいえ先の大戦で人間族と激しい戦いを繰り広げた亜種族が多いだけに訴えが通るはずもない。
そして彼等は先の大戦を知らない世代だ。
その認識のズレが溝を埋める事を強く阻んでいた。
その結果、議論が衝突して暴力沙汰に発展してしまった。
その咎で若者達は監禁され、一時的にだが騒ぎは収まったらしい。
それでも彼等は古い考えに縛られていては滅びると強く訴え続けた。
大罪を犯した訳ではない。
考えも理解できる。
若者の一部が考えに賛同している現状もあった。
その対処に困っていた所に俺が現れた。
しかも人間と亜種族との共存共栄を訴えている。
その実績をアピールする材料まである。
願ったり叶ったりだ。
ブリュンティールが渡りに船だと思うのは当然の成り行きだろう。
という訳で俺はこの若者達を引き取る事になった。
ハンゾウ達オーガの前例を踏まえてエルフ族の若者達が人間と交流できたなら。
その時はエルフィネス国王も人間を信用するだろう。
人間嫌悪の亜種族に対して説得する材料になるはずだ。
「うおぉ!」
突如として轟音が鳴り響いた。
まるでダイナマイトが爆発したような。
坑道内を揺り動かす激しい振動が襲いかかる。
「エルロンド様!」
リオンとハンゾウが俺の前後を固めた。
アスタールは覆い被さるようにして俺の盾になる。
「いかん!瓦礫からお守りせよ!」
エルフ族の若者達は機敏な動きで俺を守護した。
幸いにも硬質の壁面は耐震性に優れていて崩落する様子はない。
しかし細かい瓦礫が舞い落ちるのは致し方ないだろう。
その細かい瓦礫を一礫すら俺に当てていないのだ。
見事な手際と言う他ない。
「なにが起きたんだ?」
振動は奥から響いてきた。
という事は採掘現場で派手な崩落が起きたのではないか。
そう考えたのだろう。
リオンとエルフ族の若者達は安全を確保すべく俺を入口に誘導しようとする。
その時だった。
奥からオークとミノタウロスの鉱夫が血相を変えて駆けて来るのが見えた。
俺達を発見するなり先頭のミノタウロスが大声で叫ぶ。
「逃げろ!魔物が出たぞーーーっ!」
「魔物だと!?そんな馬鹿な!」
エルフ族の若者達が耳を疑うように言った。
というのもこの坑道は岩盤を採掘して出来たもので、魔物が棲息する環境ではないからだ。
入口も警備を徹底しているため魔物が侵入すれば必ず報告が入る。
つまり魔物が出現する可能性など全く無いはずなのだ。
「見間違いじゃないのか!?」
「見間違いなんかじゃない!あれは魔物だ!ゴーレムなんだ!」
「なっ、ゴーレムだと!」
エルフ族の若者達はギリッと奥歯を噛み締めた。
ゴーレムなら可能性として無くはない。
しかも攻撃力、防御力共にオークとミノタウロスを上回っている。
彼等が血相を変えて逃げ出してきたのも当然だろう。
「ここは一旦退きましょう。ゴーレムが相手では我やリオン殿の力を持ってしても敵いませぬ」
ハンゾウが提案した。
リオンも頷き同意する。
物見遊山で来たため完全武装していない状態だ。
とても対応できる場面ではない。
「仕方ない。撤退だ!」
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