異世界の冒険の果てに。~ハーレムなんて当たり前!果てに至るは天帝~

シロガネーダ

文字の大きさ
8 / 88
落ちた異世界

6話 蒼守の企み

しおりを挟む
さっき見た裸を、思い出しドキドキとしていると、久二郎に追い打ちをかけるように、裸で蒼守から出た水で背中を流し終え、背中を拭こうとしていたうさみだが、うまく拭けず、

「背中拭けないから拭いてぴょん♪」

「は?なな、なんだと?」

と言いつつも上目遣いで頼まれており断りきれず、

「わわ、わ、わかった!うう、後ろ向け!」と言い、

(うさみの上目遣いは卑怯だ!)と思いつつ、うさみの腰まで伸びた綺麗な髪の毛を優しく一纏めにし、肩から前に垂らしてから、うさみの手に持った手拭いを取り、軽く絞ってから拭いていった。

「やん♪ご主人様くすぐったいです!ひゃははは♪」

背中を綺麗に拭き、たまに蒼守から流れてる水で手拭いを洗い、背中を拭いていたら、
脇から腰あたりを拭いていた時、うさみはくすぐったかったみたいだ。

「あっごめん、ごめん。」

「だ、大丈夫ぴょ~ん。つ、続けて下さいぴょん!」

少しうさみの様子が少しおかしいのを感じつつ、背中を拭いていたら、うさみの丸々として可愛い尻尾がが気になり、

さわさわと触ってしまい、

「ひゃん!だ、だめー!」

うさみはぴょんっと前に飛び屈み、蒼守の水を出しながら、顔を真っ赤して恥ずかしそうに久二郎の方へ顔を向けて来た。

「あっごめんごめん!くすぐったかったか?」

「いっ、いえ、何でもないですひょん!」

(ひょん?ぴょんじゃなくひょん?)っと久二郎は思ったが、尻尾の事には何も感じず、

「後は流すだけだ。背中流せるか?てか蒼守って俺でも使えるのか?」

「あっ大丈夫ですぴょん。自分で流すぴょん!蒼守ちゃんに聞いとくぴょん!」

顔真っ赤にしたまま返答し、うさみは自分で流すのであった。

(うーん。うさみのやつどうしたんだろな。)

そんな中うさみはというと、

(ご主人様に尻尾触られちゃったーもうお嫁に行くしかないよー)

心の中で叫んでいると蒼守が、

『もう!うさちゃんってば、久二郎様の事好きなんでしょ!もっと頑張りなさいよ!お情け貰えないわよ!』

久二郎に対しては丁寧語なのに、うさみには、友達感覚な喋りでうさみにダメ出しを言っていた。

 因みに背中の件は、蒼守の提案でうさみは蒼守に言われたままの事をやっていたが、裸は見られても大丈夫なのだが、やはり大事な所を触られるのは恥ずかしく、得に大事な尻尾は触られると恥ずかしいのに、触られたのが大変気持ち良かったので、困惑していた。

(むーん!尻尾は大事なんだからね!)

『はい、はい。わかったわよ。久二郎様を余り待たしてはいけないわ。早く背中流して乾いた手拭い貰って拭きましょ。』

(はーい。そ~いえば。蒼守の力ご主人様でも使えるの?)

『勿論使えるわよ。元々は久二郎様の短刀なのだから当然なのですわ。』

(分かった。後でご主人様に言っとくね!)

うさみの心の中ではぴょんの語尾は余り使われてないようだ。声に出すと言ってしまうのであるようだ。しかし逆もありそうだ。

そんな中、久二郎はと、

(様子がおかしいな。尻尾か?尻尾に触ってはいけなかったのだろうか?うーん。尻尾触ってから様子が変だな。)

っと思っていて鈍感ながら少し冷静になった久二郎は周囲の警戒しつつも、さっきからチラッチラッと、うさみの裸を見ながら、ふと乾いた手拭いの事を思い出し、渡そうとうさみに声をかけたら、その頃うさみも背中と体全体の水浴びが終わり、蒼守の水を止め、絞った手拭いで拭き終わって、乾いた手拭い貰おうとしていたらしく、

「うさみ!乾いた手拭いつかうか?」

「ご主人様、乾いた手拭い貸して欲しいぴょん♪」

 同時に言い、うさみは、何故か少し照れくさそうに手拭いを貰い、

「濡れた手拭い貰うな。」

濡れた手拭いを久二郎に渡し、

「ありがとぉぴょん。あのぉ手の届く所まで拭いたらまた背中拭いて貰えますぴょん?」

「わかったよ。待ってるから早く拭きな。」

「わかったぴょん♪」

うさみは髪の毛からしっかりと拭き、届く範囲まで素早く拭き終え、今度は、きちんと髪を背中を拭きやすいようにしてから、

「ご主人様拭き終えましたぴょん。」

照れくさそうに言い、

「分かった。手拭い貸せ。拭いてやる。」

久二郎も照れくさそうにしているが、さっきより冷静で

うさみは、言われず後ろに向き、久二郎は先程のようにならないように丁寧に背中を拭き終えた。

「拭き終わったぞ!」

「ありがとぉぴょん♪あっ有り難う御座いますぴょん♪」

「ん?どうした?何だ急に畏まって?」

「蒼ちゃんがちゃんとした言葉で話しなさいと言われましたぴょん。」

「蒼ちゃん?そっか。俺はどちらでもいいがな。」

「はいぴょん♪頑張って良い女になりますぴょん♪」

うさみはとても張り切っていた。蒼守を持っている間、蒼守にあれこれと言われていて、言われた事を色々とやっていたのだ。

(んー?蒼守の考えか?いいのかなぁ?あんまり畏まれてもなんかいい気分ではないがな。)

久二郎が考える間、うさみさっさとまだ少し濡れている羽織を着て久二郎に教えて貰ったたすきの巻き方をして、たすきを腰に巻き久二郎から貰った魔石を羽織の内側のポケットから出し、眺めてから大事に握り締めまたポケットに入れた。

その後、うさみは腰に巻いてあるたすきに大事に短刀を差し此方に歩いて来た。

「さてと、街に向かうか!」

「はい!了解ですぴょん♪」

久二郎が歩き出したら、うさみは久二郎の手を繋ぎ2人仲良く街に向けて歩き出した。
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界に行った、そのあとで。

神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。 ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。 当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。 おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。 いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。 『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』 そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。 そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

2週目の人生ですが、生きていた世界にファンタジーがあるとは思ってなかった

竹桜
ファンタジー
 1人で生きていた男はある事故に巻き込まれて、死んでしまった。  何故か、男は生きていた世界に転生したのだ。  2週目の人生を始めたが、あまり何も変わらなかった。  ある出会いと共に男はファンタジーに巻き込まれていく。     1周目と2週目で生きていた世界で。

処理中です...