異世界の冒険の果てに。~ハーレムなんて当たり前!果てに至るは天帝~

シロガネーダ

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落ちた異世界

7話 命名と蒼守とヒサの失態

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大金貨 100万円
白金貨 1000万円 
になりますが小説では僕が算数、数学と苦手で適当になりますです。



 街向けて進んでる時、ゴブリンやスライムと戦闘したが、危なく久二郎とうさみは戦闘し、街に進んでいた。

「うさみだいぶ戦闘に馴れて来たな。」

「蒼ちゃんが戦闘の仕方を色々といっぱい教えてくれるからだいぶ馴れてきましたぴょん♪」

久二郎とうさみは戦闘の仕方を話していると二人とも敵の気配を感じ、警戒した。

 うさみが先に動き、敵の位置の気配を確かめ久二郎を見て久二郎が頷くと、うさみは敵に向って走り出して行った。

(うさみもだいぶ敵の反応に馴れてきたみたいだな。あの反応は、ゴブリン3匹か。マップでも3匹か、近くにゴブリン以外いないみたいだし、今のうさみなら楽勝だな。)

久二郎はうさみよりも早く敵の位置情報を確認し、マップでもまた確認していた。

(プレミアムスキル。後どのくらいで街まで着くんだ?)

 久二郎は歩きながらマップを見て自分なりの街への距離感を悩んでいたのを聞き、プレミアムスキルって言いづらいなぁとも思っていた。

【回答。現在の位置から戦闘無しで1時間ぐらいで街につきます。街の名前はリューゲルと言います。】

(有り難う。プレミアムスキル。ん?やっぱり言いづらいなぁ!うーん。村で料理や文字や計算を教えてくれた村の先生の名前をとって今からお前の名前は理沙だ。)

名前付けた瞬間久二郎の頭が黄色い光が光って、暫くして消えた。

【名付け有り難う御座います。私プレミアムスキル改め理沙です。久二郎様の命名スキル発動後、私、理沙は意志が芽生えました。メニューでの面倒な操作を言って下されば私の方で行います。後、久二郎様の有利な事や危険な事を私が判断して報告しますね。早速ですが、久二郎様の名前を名称の欄に本名と別で登録された方がいいと思います。現在、久二郎様の様な異世界人が活躍してる人もおれば、騙して奴隷などにされたりと色々と面倒事が発生してます。名称を決めれば本名が知られる事が無くなります。】

(プレミアムスキルまで命名が発動したん?吃驚だ!)

プレミアムスキルの命名に驚きながら、異世界人が此の世界にいる事には少し困惑する久二郎。

(ふーん。俺達以外にも異世界人かぁ。会って見たいが、なんか嫌な予感かするなぁ。名称。名前かぁ。あんまり本名からかけ離れなくないしなぁ。うーん。決めた!こっちの文字に従って〈ヒサ〉に決めた!)

名前が決まった途端、久二郎改めヒサは体全体が黄金に輝き、吃驚してステータスをみたが、何も変わっていない事に不思議に思い、理沙に聞いてみる事した。

(なぁ。理沙。今俺、黄金の光に光ったんだけど、ステータス見ても変わってないぞ?)

【確かに名称欄にヒサ様の名前以外変わって無いですね。ヒサ様の目を通したり、情報しか分からないので、ヒサ様のお姿が見えないのが残念です、お変わりはありましたか?】

(うーん。得に変わって無いようだ。うさみに見てもらう事するよ。うさみもこっちの文字で名前変えとかなきゃな。)

【そうですか。体に変わりが無いですか。容姿に関しては、うさちゃんに確認して貰って下さい。うさちゃんの名前も文字変えたほうがいいと思います。あっ。ヒサ様のステータス偽装も行ったほうがよろしいかと思いますよ。】

(顔はうさみに確認してもらうかな。えーっと。仲間ステータス管理システムっと、あっ、うさみもレベル上がったな。レベル5か、俺がレベル6だし、直ぐ俺に追いつくかな?おっと、うさみの名前の文字変えて、ウサミっと完了。俺のステータスっと、うーん。やっぱり何も変わってないな。まぁいいや。うーん。全部Cでするか。理沙、後はなんかある。)

【ユニークスキルは、全部隠した方が良さそうですね。後は称号も努力家と動物愛護家以外隠した方がよろしいかと思いますよ。職業の刀鍛冶師は隠した方が良いかもしれないですね。此の世界に刀鍛冶師はいないですからね。】

(了解っと、俺のステータス偽装完了。んー?えっと此の世界の星ってフロン星だったけ?刀鍛冶師いないのか?じゃあフロン星に刀は無いのか?)

【はい。フロン星です。フロン星に刀鍛冶師はいないですね。刀はダンジョンで稀にボス攻略で宝箱から得られる事が有ります。】

(そうなんだな。ダンジョンかぁ。意味は分かるが、想像できんな。)

【ダンジョンの説明は聞くよりも、行ってヒサ様の目で見た方が、よろしいかと思いますね。この街には無いですけど。いずれダンジョン都市に行くのがいいと思いますよ。】

(ダンジョンは楽しみしとくかな。そろそろウサミ戻って来るかな)




   時は戻りヒサと理沙と話し始めた頃のウサミはゴブリンと対峙していた。

「グギャー!」

「クギャクギャクギャー」

「クギャギャ?」

「うーん。張り切って来ちゃったけど、やっぱりゴブリンじゃあ物足りないぴょん。」

ウサミは鞘を腰に差したまま、蒼守を右手で抜刀し、そのまま逆手持ち替えし、構えゴブリンの来るのを待つ。

『ウサちゃん。短刀術はまだまだ練習有るのみですよ。まずは一刀の逆手の短剣術を覚えてね。はい。1匹めは、そう。相手を引き付けからの躱して斬る!そうですよ。はい!2匹目来ますよ。今度は敵の後ろに回り込んで首斬りしましょう。はい!今です!廻り込んだら、直ぐに首を斬る!はい!良く出来ました!パチパチパチ~3匹目は、正面から行ってフェイントからの胴斬り行きましょう。はい!ゴブリンの正面に走って!走って!はい!始めますよ~。よーいドン!フェイント上手くなりましたね~。そこです!おっ!まぁまぁの胴斬りでしたよ。はい。お疲れ様っ!はい!今度はゴブリンの魔石の解体だよー。心臓に私を刺して、はい、そこに魔石あるよー。後2匹、手早くね。はいサッサッとはい!終わったねー♪私をちゃんと水で流して、手拭いで拭いて下さいよ。あぁ!気持ち良い~~。はい!キレイに納刀してくださいよ。はい。良く出来ました。まだまだですけど、20点ぐらいでしょうか?短刀術のスキル得られたんじゃない?ウサちゃん見てみなよ!たぶーんスキルゲットだぜ!ムフフ~。出来てましたか?そう出来てたのですね。おめでとう!パチパチパチパチ!やっとスタートラインですね。これからが大変ですよー。中々20点以上が難しいんですよー。ここから1点が大変なんです。これからも頑張りましょうね。ウサちゃん!】

ずーっと蒼守に話し掛けられいるウサミは、戦闘にまだ慣れてないのか、蒼守の話し声で戦闘中の集中が乱れる為、凄く疲れていた。

 だが、思い返せば、自分のタイミングの動きと、蒼守に言われてからの動きの方が、凄くタイミングが良く綺麗に、返り血も無く斬り伏せている。

 蒼守のお陰で初戦のスライムの戦闘を二の舞いをせず、蒼守の言われた通りやっていたから今迄大きなミスが無いが、自分の意志で戦うと、多分ミスだらけだろう思い、まだまだ全然修行が足らないだろう思った。

 蒼守のお陰で短刀術のレベル1が取得出来たが、いなかった場合凄く時間が掛かりそうで本当に蒼守に感謝して、戦うのって大変なんだなっと思いつつ、ご主人様の為、そして自分の為頑張ろう思うウサミだったが、

『はーい。ウサちゃん休憩終わり。ヒサ様の所まで隠密術の練習しながらかえりますよー。はい。張り切って行きましょう!おっと。そ~いえば。ウサちゃん靴無いね。あっそこら辺にある蔓を集めながら草鞋を作り、隠密術鍛えましょう。はい!抜き足、差し足、忍び足、はい。繰り返しだよー。はい。もう一回はい。ヒサ様のとこ着くまで蔓取りながら作って行くよー。はい。抜き足、差し足、忍び足。はい。どんどん。行くよーっ!】

 ウサミはヒサの所に行く間、ずっと隠密術の練習しながら、蔓を取り草鞋も作り、ヒサも移動していたから余計に焦るが、蒼守によって落ち着かせられて、また差し足、抜き足、忍び足。っと蔓で草鞋もどきを作りながら、完成したのを履きながらまた差し足、抜き足、忍び足、っとヒサに向って隠密術の練習してヒサに追い付こうと頑張っていた。




     ウサミがゴブリンを倒し終えた頃。


「あっ!ゴブリン倒したな。そろそろ返って来るか?今三時か。余裕で6時に間に合うな。えっと。ウサミのステータスっと、おっ。短刀術、取得してる。早いな…多分。俺に短刀術教えてくれた、短刀術の師匠、ずーっと喋って、中々集中出来なかったな。教え方は良いが細か過ぎて、中々段階踏むの長かったな。あれは、大変だった!父さんや壮吉さんは酷かったけど、毎日同じ事を繰り返すのも大変だったな。ウサミはどんな修行してるんだろな。あっ草鞋が切れそうだな。街まで持つかな。あっ。ウサミ裸足やん!俺って何でこんなにも気遣い出来ないんだろな。はぁ。あきらに甘えすぎてたかな。」

ウサミの話しを独り言を言いつつ過去の話しになりブルーなっていく、ヒサだったが、近くに敵の反応あれば、直ぐ様にモンスター狩りして、街に向っていた。

(なぁ。理沙。どの位魔石集めればいいのかな?今、30個くらいでゴブリン18匹でスライム12匹かな。)

【少し足りませんですね。えーっとですね。街の入門税が1人銀貨5枚×2で大銀貨1枚、そして宿屋が素泊りで1人銀貨3枚×2で銀貨6枚です。取り敢えず、大銀貨1枚と銀貨6枚です。スライムの核が1個銅貨5枚×12で銀貨6枚、ゴブリンの核1個銀貨1枚×18で大銀貨1枚と銀貨8枚合わせて大銀貨2枚と銀貨4枚です。少し増えても冒険者登録も合わせると全然足りません。冒険者ギルドは1人銀貨5枚です。でもゴブリン15匹ぐらいですからそこまで大変では無いですけど、後食事や靴やローブなと最低限の揃えると20匹位後討伐した方が良いですね。」

(うーん!後3時間後ここから街まで約1時間多く見積っても1時間半か。1時間半で20匹位で何とか足りるかぐらいか。もう少し多めでで25匹位か、まぁウサミには街に向いがてら倒してもらい、俺は少し走り回るかな。)

(えーっと。ウサミの居場所はっと、ここから近いな。モンスターのいる場所っと、えーっと、街に行ける道から右に曲がったところか、走れば何とか大丈夫かな?ウサミを探しに行ってウサミに話して後は、実行だな。よし。)

すぐさまヒサはウサミの所に向った。

普段からの修行のお陰か、山道を凄い速さで走り、10分ぐらいでウサミの所に着いた。

「おーい。ウサミー。」

聞こえたのかすぐさまヒサの所に来て。

「どうしましたぴょん?私に用事ですかぴょん?」

「んとな。ウサミはこのまま街に行って欲しい。なるべくモンスターを倒しながらな、ちょっと速めに向えば全然間に合うだろう。道はこのまま真っ直ぐ行き、あの道見えるか?あの道に着いたら右に曲がったら、1本道だが。モンスターの討伐で寄り道しながらだから、道に迷うなよ?大丈夫か?」

「大丈夫ですぴょん。で、ですがわたしは連れて行って貰えないのですか?駄目ぴょん?」

少し不安なウサミは連れて行って欲しくて、少し我儘だ。

「今回は、少しゆっくりし過ぎた。俺の失態だ。ごめん。今回は、連れて行けれない、とても今のうさみに俺に付いてこれない、今は、少し時間が惜しい。また明日から一緒に行こうな。」

と言ってウサミの頭を撫でてから、ヒサは直ぐにどこか行ってしまった。

そんなヒサを見つめるウサミは、いつか絶対に足手纏いにならないようにするんだと、気合いを入れて言われた通りの道を街に目指して歩いて行った。

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