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7 退院後療養編
退院後の初回検診&CT検査
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投薬6回を終え退院後、翌週の火曜日に退院後検診に行ってきた。
過去の一時入院後の検診である血液検査による先生の診断と白血球を上げる注射についてはいつも通りであったが、今回は投薬コース完了後の検査方針として、翌週行うCT検診と県都の大学病院で行うPET検診(放射線を使ったCTの上位版のようなもの)の同意と予約の確認があった。
先生曰く、体に散らばったがん細胞に抗がん剤が効いたのかどうかを客観的かつ体全体を網羅し判断するにはCT検診とPET検診が最適であること。この結果により病巣が写っていないことを確認できれば寛解と判断して薬物治療は終了と判断するとのことであった。
経過は順調であろうとのことは聞いていたので、寛解を予感し思わず笑みが溢れる瞬間があったが、そこは先生、良い未来のみならず悪い未来の可能性を伝えることに怠りはなかった。笑みがこぼれた私の横で先生曰く「ガンが残っていれば、2ヶ月に1回通院でガザイバの投与があるよ」と間髪入れずに説明してくれた。左様ですか・・・そうですよね、検査も終わってないのに寛解を夢見るには早すぎますもんね・・・。と自分を納得させるのであった。
そして月日は流れ次週、病院でCT検診を受診し更に2週間後に県都の大学病院でPET検診を終えることが出来た。CT検診については15分程度横になるだけで体全体の撮影を行うことができる。しかも痛みは全く無く、当日朝の絶食(真水とお茶程度はOK)くらいを我慢するだけで良かった。下手すればバリウム飲みより楽なのかななどと感じた。補足だが、何も飲んだりしていないので、バリウムみたいな腹のもっさり感も無く、下剤も飲まなくてもいいのはとても楽であった。まあ、値段と手軽さ・注意事項の少なさを考えればバリウム検査は無くならないだろうなあ・・・とは思うけど。
過去の一時入院後の検診である血液検査による先生の診断と白血球を上げる注射についてはいつも通りであったが、今回は投薬コース完了後の検査方針として、翌週行うCT検診と県都の大学病院で行うPET検診(放射線を使ったCTの上位版のようなもの)の同意と予約の確認があった。
先生曰く、体に散らばったがん細胞に抗がん剤が効いたのかどうかを客観的かつ体全体を網羅し判断するにはCT検診とPET検診が最適であること。この結果により病巣が写っていないことを確認できれば寛解と判断して薬物治療は終了と判断するとのことであった。
経過は順調であろうとのことは聞いていたので、寛解を予感し思わず笑みが溢れる瞬間があったが、そこは先生、良い未来のみならず悪い未来の可能性を伝えることに怠りはなかった。笑みがこぼれた私の横で先生曰く「ガンが残っていれば、2ヶ月に1回通院でガザイバの投与があるよ」と間髪入れずに説明してくれた。左様ですか・・・そうですよね、検査も終わってないのに寛解を夢見るには早すぎますもんね・・・。と自分を納得させるのであった。
そして月日は流れ次週、病院でCT検診を受診し更に2週間後に県都の大学病院でPET検診を終えることが出来た。CT検診については15分程度横になるだけで体全体の撮影を行うことができる。しかも痛みは全く無く、当日朝の絶食(真水とお茶程度はOK)くらいを我慢するだけで良かった。下手すればバリウム飲みより楽なのかななどと感じた。補足だが、何も飲んだりしていないので、バリウムみたいな腹のもっさり感も無く、下剤も飲まなくてもいいのはとても楽であった。まあ、値段と手軽さ・注意事項の少なさを考えればバリウム検査は無くならないだろうなあ・・・とは思うけど。
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