『カケラ探し』〜全ての感覚が消失。取り戻すには、半身のような唯一を探すしかない。

アキノナツ

文字の大きさ
9 / 32

視覚戻る(1)  (※)

しおりを挟む

えーと、リバ表現と3Pです。
はい、そう言う事です。m(_ _)m


===========


「遅かったね」

ん?

「お兄さんごめんね。もう店じまいなんよ。またねぇ~」

露店を見に来た観光客に笑顔で対応している。さっきの匂い立つあの感じは幻かと思うような風情だ。

指揮者のように両手をスッと上げると、露店がパタパタと空中で畳まれて、大きめのトランクに吸い込まれていった。

パタンと蓋が閉じられ、カチャリと軽やかな音で終わり。周りの人々が拍手を送っている。

俺も思わず手を叩いていた。

大道芸を見てる気分だった。

『ごめんなさいッ』
ジュラの悲痛な声に振り返る。
じっとこちらを見てるが、声を送った気はないようだ。
心の声?

「フミ行くよ。荷物も一緒だから、転送魔法だから、近くにぃ~」
腕を掴まれ、引きづられるように連れて行かれる。

ジュラは見つめるばかりで動かない。

フミ?
オレンジの髪を見た。
なんで俺の名前を知ってる?
初対面だよな。

トランクの近くに来たら、ぐにゃりと視界が歪み、はっきりしたら部屋だった。
窓から遠くに海が見える。
山の斜面に建てられてる家か?

大きな家が斜面に建てられていた。
別荘か何かと思ってたが、人が住んでるんだ。

外の様子をぼんやり見てたら、トランクを片付けたオレンジ頭がやって来た。

「フミはぼんやりさんだな。こっち」
笑顔で手を引かれる。
奥の部屋に連れて行かれる。

大きなベッドがあった。
大人二人寝ても余裕がありそうな広さ。そこにオレンジ頭がもう一つ。

???

「やっと来たね、フミ」
手を引いてる男と瓜二つだが、何か違う。目尻にホクロがあるぐらいの外見の違い。
匂いもどちらも甘い香りが漂ってる。

「イルマは待ちくたびれちゃって、ここから動かないんだよ」
「露店なんて、ハイロだけでも問題ないだろ」

喧嘩か?

「「さぁあ、始めよう」」

ベッドに転がされ、上から二人に見つめられる。

「どっちの『ケーキ』から食べる?」

ホクロがないからハイロか。

「二人相手?」
ちょっと予想外。
経験はジュラだけだし。出来れば、寝ないで感覚を取り戻したい。

「相談なんだけど、エッチな事しないと『フォーク』は『ケーキ』を食べた事にならないの?」

俺の上で二人が顔を見合わせてる。

「別に『フォーク』は寝てるだけでもいいよ。要は精液を貰えれば問題なしだと思ってる」
「そうそう、寝てていいよ。僕たちでするから」

ヤらないとダメらしい。

喋りながら俺の服を脱がしてる二人。

なんだか可愛らしく見えてくるから不思議だ。
小柄だからだろうか。

交代で自分たちも脱ぎ出す。
胸がぺったんこ。
薄い腹。
少年の体つきだ。
ついてるブツはなかなかのサイズだが。

ピンクの坐薬が出て来た。
俺は他に方法はと言いながら、動けないでいた。全く動けない。
本当に指一本動かせない。
全裸で金縛りに遭っていた。

ハイロが俺の膝を立てて、大きく開かせ、腰にクッションを入れた。
下を覗き込んでる。

肛門めっちゃ見られてます。
嫌な汗がこめかみと伝う。目と分泌物は動けるようです。
耳に入りそうだ。

「フミはこっち見て」
イルマが勃たせて更にサイズアップしたブツを俺に見せつけるように撫で扱いてる。まだ勃ち切ってないのか??

でけーなと見てたら、クンっと大きくなった気がする。
やっぱ完勃ちじゃなかったのか。

ツプンと後孔に何かが挿し込まれた。

えーと、俺がヤられる???
じわっと汗が吹き出して来た。

「ほらほ~ら、見てぇ?」
「見てぇ~」
尻を俺の向けている。

丸みがあるきゅっと張った桃尻が二つ。
同時に尻肉を割り開き窄まりを晒す。
尻肉を左右に開き、寄せて、窄まりを見せて、隠してと動きもしっかりシンクロしていて、、、全然エロく感じない。ケツ穴です。

大きく開きピンクの坐薬を二人揃って同時に挿し入れた。
入っていく速度、角度、全てが一緒で、鏡を見てるようだ。

洗浄されていく過程を見せつけられる。

俺もほぼ同じ感じで挿れられたから、すでに準備は整っているだろう。

つい先日童貞を卒業して、今度は処女ですか。処女でいいのか?
要は後ろを使われちゃうって事ですね。

イルマが俺のやる気のない陰茎にキスしてる。
反対側にハイロが指を絡めて扱き出した。

いよいよどうにもならない事態になっていってるようです。

ーーーー観念の境地で天井を見遣った。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。

ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。 異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。 二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。 しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。 再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。

優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―

無玄々
BL
「俺たちから、逃げられると思う?」 卑屈な少年・織理は、三人の男から同時に告白されてしまう。 一人は必死で熱く重い男、一人は常に包んでくれる優しい先輩、一人は「嫌い」と言いながら離れない奇妙な奴。 選べない織理に押し付けられる彼らの恋情――それは優しくも逃げられない檻のようで。 本作は織理と三人の関係性を描いた短編集です。 愛か、束縛か――その境界線の上で揺れる、執着ハーレムBL。 ※この作品は『記憶を失うほどに【https://www.alphapolis.co.jp/novel/364672311/155993505】』のハーレムパロディです。本編未読でも雰囲気は伝わりますが、キャラクターの背景は本編を読むとさらに楽しめます。 ※本作は織理受けのハーレム形式です。 ※一部描写にてそれ以外のカプとも取れるような関係性・心理描写がありますが、明確なカップリング意図はありません。が、ご注意ください

完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました

美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

騎士様、お菓子でなんとか勘弁してください

東院さち
BL
ラズは城で仕える下級使用人の一人だ。竜を追い払った騎士団がもどってきた祝賀会のために少ない魔力を駆使して仕事をしていた。 突然襲ってきた魔力枯渇による具合の悪いところをその英雄の一人が助けてくれた。魔力を分け与えるためにキスされて、お礼にラズの作ったクッキーを欲しがる変わり者の団長と、やはりお菓子に目のない副団長の二人はラズのお菓子を目的に騎士団に勧誘する。 貴族を嫌うラズだったが、恩人二人にせっせとお菓子を作るはめになった。 お菓子が目的だったと思っていたけれど、それだけではないらしい。 やがて二人はラズにとってかけがえのない人になっていく。のかもしれない。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

塔の上のカミーユ~幽囚の王子は亜人の国で愛される~【本編完結】

蕾白
BL
国境近くにあるその白い石の塔には一人の美しい姫君が幽閉されている。 けれど、幽閉されていたのはある事情から王女として育てられたカミーユ王子だった。彼は父王の罪によって十三年間を塔の中で過ごしてきた。 そんな彼の前に一人の男、冒険者のアレクが現れる。 自分の世界を変えてくれるアレクにカミーユは心惹かれていくけれど、彼の不安定な立場を危うくする事態が近づいてきていた……というお話になります。 2024/4/22 完結しました。ありがとうございました。 

処理中です...