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7》その顔いいよ。 ※
しおりを挟む合意のプレイです。
==============
先輩が背後に陣取ってます。
電車で出勤時はこれが定番の位置関係。時間を先輩に合わせてるので、ボクは今までと同じだったり早起きだったりと忙しいです。今日は早起きだったのでネムネムです。
早めの電車なのに適度に混んでます。席は全て埋まってますし、立ってる人もいます。ぎゅうぎゅうではないけど、混んでます。先輩はガタイがいいので、当然といった風に立って居られて、座れもしないのでボクは彼の前に立ってます。
揺れによろけてしまいました。当然の如く先輩に支えられます。
「凭れてろ。起こしてやるから」
耳元で囁いてきます。ゾクゾクしてしまいます。返事の代わりに凭れて目を閉じました。
…寝れません。
この人は痴漢でした。触ってますね…。
なんと言いますか…ボクもどこか期待してるんですから、仕方がないですね。
先輩に事のあらましを聞くところでは本当かどうかは分かりませんが、先輩の被害者はボクだけだそうです。信じるしかないですね。
痴漢仲間はボクへのイタズラを目撃した方からの声掛けで仲良くなったとか。なんと云うコミュ力。
痴漢さんもネットワークがあるらしくて、先輩がいない時のボクがどうなってるかそれとなく探りを入れていたらしいんです。でも…それって、ボクがターゲットとして『いいカモ』と思われてたって事じゃないんですか?
まぁ、それでそれなりにボクも楽しんでたんで、あまり非難も出来ませんが…。先輩がツバをつけてるって言いたかったんだろうけど、長期で放置されてたら、ボクって飽きられたって思われたりするよね。
グループはひとつとは限りませんものね。グループに所属してない方もおられるでしょうし…。
1か月程度の出張が、長引いてそっちに住む?って言われちゃったらしいけど、ボクそんな事知らないし、あの手(先輩の手だったんだけど)が、痴漢してくれなくなったから、ボクも、色々しちゃったじゃないですかぁ~。
まぁ、ボクの行為が自業自得の事案を発生させたんですから、反省してます。
今はこの人と『痴漢プレイ』を楽しんでます。痴漢さんもその辺りは分かるようで、徐々にボクに関わらなくなってます。たまにひとりで出勤してる時に、時々お尻を触られてます。これが先輩言う『野良さん』でしょうか…。
でも、今は全力で逃げてます。怖いですし、一番怖いのはボクの彼氏(?)位置に陣取ってるボク専属の痴漢さん(先輩)です。お仕置きされるんです。どこで見てるんですか?!
それにしても今日のイタズラはお尻をねっとり撫でてるだけですか…物足りないです。
ボクも毒されましたね。
ん? もしかすると、ボクが眠れるようにソフトタッチなのでしょうか…。
睡眠姦狙いですか?
ここは公共の場です。流石にそれは不味いです。
「………」
斜め掛けのビジネスバッグの陰で何が行われてるか知れはしないけど…。そっと前掛けのリュックを抱えてた片手をそっと彼へ伸ばす。
逞しい太ももに触れて、スラックスの上からでも分かる張りのある筋肉質の盛り上がりを撫でる。ちょっとこっちを気を向けて欲しかったんだけど、勘違いさせてしまったみたいです。
ソフトタッチだった手がいきなり尻肉が歪むほどに掴んできた。
ッ!!!
思わず残ってた手で口を覆った。変な声が出そうになったよ。ズリ落ちるリュック型ビジネスバッグを庇うように少し前屈みになる。彼が透かさず手を貸してくれた。密着してしまいましたがね…。
ふるふると小さく首を振る。俯いていたが背中は彼に接触してたので、彼に熱が上がったのを感じる。ボクだって、熱くなってしまってる。強く握られた尻が揺すられて、その振動で窄まりが刺激されて…ボクの雄まんこが疼いてしまう。
顔を上げると目の前のガラスに蕩けた顔が映し出されてる。
そうじゃないってッ。ぷぅ~ッと膨れても目元は赤みを帯びて誤魔化せなく欲情してる。
そのまま上の映ってる彼の顔を見ると、余裕の笑みでガラスに映るボクを見ていた。
結果オーライ? 少し屈んで耳を貸して欲しかったのだが、意図せず少し近づいてくれた。少し伸び上がって、耳元に近づく。ズリ上がる時に彼の硬くなった盛り上がりに当たったのは無視ッ。
そこまでしてやっと意図を汲んでくれたようで耳を寄せてくれた。
「やめてくれませんか?」
「なんで?」
「恥ずかしいです…」
「…いいね」
ますます勘違いしてるこの男。ボクも伝え方と云うか言葉も間違えたみたいだ…。息が荒れてきてる。確実に興奮してる。ボクも当てられて、色々といただけない事になってて…。ボクの身体なのに忌々しいです。もう少し慎み深くして欲しいです。息が上がってきてしまう。
スーツの下の乳首が立ってきて…シャツに擦れて更に存在を主張していた。ジンジンとして触って欲しいと疼く。ここもこの男にしゃぶられイジメられて随分と変化してしまってます。ボクの意思を無視してくれる。
彼の上着の裾の影から手を這わせて、彼の腰に手を回した。
「やめて下さい」
公共の場所ではもうやめて欲しいのです。声も抑えないといけないし、色々と困ってしまうんです。この状態で出社するとですね、回復するまで数分をトイレで過ごす羽目になるんですよ。顔の熱が、否、身体の熱が治まるまで個室に閉じこもってると…変な事も言われるんですよ。
お腹壊してる訳でもないのに「お大事に」とかお腹にいい食べ物やカイロやお薬とかいただいてしまうんです。
この前なんてパートの事務のおばさまに『腹巻き編んであげようか?』なんて言われたんですよ。どこまで知られてるんだボクの行動。編み物得意で方々に編んでは配ってるおばさまですけどね。虚弱で広まりつつあるボク。
「ん? これが欲しい?」
揺れに合わせて腰押し付けて来ないで下さい。
姿勢を正して、リュックを抱え直します。
添えた手で彼を押しやるが全然離れてくれない。小さな小競り合いをしてる。
「いい加減に…」
「何もしてないよ。混んでるんだから仕方がないだろ」
「ワザとでしょ?」
「違うよ。不可抗力」
小声でコソコソ。車内の騒音に消されてるのが救い。
モソモソとボクの手が壁か岩かって程にビクともしない男を離そうと奮闘してるが、ちっとも上手くいかない。
その間もボクのケツを揉んで股に手を差し込んだりしてイタズラは続いてて…。
股に手を突っ込まれて会陰からの前立腺攻撃は悶絶ものだった。
思わず股締め閉じてつま先立ちになったよ。
彼に支えられてるから、ボクの動きなんて外からは分からない。声を抑え、グリグリされる手を抑えようと太ももを懸命に合わせて締め上げるが、逆効果?って思った時には遅くて、片手で持ち上げられながら、陰嚢を突かれた。革靴の先が電車の床を掠ってる状態で空イキしてた。イっちゃった…。
トンと彼の胸筋に完全に凭れ掛かってる。ぼんやりと息を整えていた。
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次で最後です。
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