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2.目醒めは遠く ※
しおりを挟む無理矢理表現あり。
ーーーーーー
「もうムリ…」
チュッと頬にリップ音。
褒められた?
きゅっと抱きしめられて、頭を撫でられる。
気持ちいいからいいけど、どうしたんだろう。
「マスター?」
ちょっと苦しい。
「眠るか?」
「どうして?」
マスターとイチャイチャするつもりだったのに。
「ポカポカしてる…から?」
「ポカポカぁ?」
手を握られて、マスターがニッコリ笑ってる。
「手が温かい」
手をスリスリ摩られて……気持ちいい。
うつらうつら……
◇◇◇
弓を滑らせる手の上に大きな手が重なってる。
背中に温もりが。後ろに人が立ってるんだ。
近いな。
オレの手ってこんなに小さかったかな。
あぁ、夢か。
小さいオレ。
何も知らなかったオレ。
ーーー知ったオレ。
楽しく弾いてただけだ。誘ってなんかいない。
でも、オレは何も知らなかった。何をされてるのかも知らなかった。
「ナイショだよ」
頭を撫でられるのは好きだったから、気持ちいい事だと言われたらそうのかなと思ってた。
温かいし、優しく笑ってくれるから、きっとコレは気持ちのいい事なんだと思ってた。
なんで、ナイショか分からなかったけど、楽しそうに言う男が、大好きだから、ナイショでいいと思った。
口の中に突っ込まれる肉棒を必死に受け止める。
最初の頃は、頭を撫でられ、キスをするだけだった。
いつしか、精通を促すようにオレの前を触り、自分自身のを触らせるようになった。
精通があるのを確認すると、それを飲み込んで見せて笑った。コレと同じ事をするように導かれた。
今はこの行為は当たり前のようにされている。
初めは、オレにさせていたが、今では、自分勝手に出し入れ。胃液が逆流するような苦しさに耐えながら、突っ込まれる肉棒を傷つけないように、喉を開いて受け入れている。
男の太腿に縋り付いて耐える。
鼻先を掠る陰毛。視界は霞んで、湿った男の臭いが充満する鼻腔がツーンとしてきた。
涙と涎を流しながら、喉が締まる。早く、終わって欲しい。
頭上でくぐもった声がする。
やっとーーー終わる。
教え込まれたように、思いっきり喉を開いて、奥に導いて、締めた。
直接流し込まれる。熱流。
粘性のある液体は、全てを飲み干さないと髪を引っ張られる。痛いのは嫌だ。
頑張って飲み込む。
飲み干した後は、しっかり舐めて、綺麗にする。鈴口に残ったものも吸い取って空にする。
全てを終えると、男に向かって、大きく口を開けて見せるのだ。
顎に手を添えた男が、微笑みながら確認して、頭を撫でてくれる。ーーー嬉しいと思う。胸が痛い。
◇◇◇
視界が暗い。
温かい。
この胸の感触と匂いは大好き。
スリっと頬を擦り付ける。
「大丈夫、大丈夫……」
呪文が聞こえる。
マスターの声。
グスっと鼻が鳴った。
トントンと背中に振動。
気持ちいい。
すーっと眠りに落ちていく。
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