音に浸る〜トリのウタ〜

アキノナツ

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3.霞の中を ※

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「もうココは受け入れられるね」
漸くここまできたと言いたげに、男がオレの後ろを弄ってる。

解しとけと言われてたが、気が進まず、自分ではしてなかった。弓を滑らせてる方が何倍も楽しい。自分の世界がある。

「これからは、自分で出来るようにね。復習っておくんだよ」
男はレッスンと同じように言葉を並べる。

洗浄用のキッドの入ったポーチを渡してきた。受け取りたくなかったけど、痛い事をされそうだから、大人しく受け取る。



今日のレッスンはホテル。
オレのチェロは、部屋の隅で佇んでる。
ケースに仕舞ってやればよかった。

見られたくないな。

「もうすぐフルサイズのを用意しないと…」
そうか。オレに生涯の相棒が出来るんだ。

後ろの洗浄の復習をさせられ、検分されて、頭を撫でられる。

上手く弾けた時と同じ。

オレはこの手が好き…なんだろうか……。

ベッドで解されて、枕を抱えて、震えていた。
尻を高く上げ、内腿は小刻みに震えている。

そんな状態でもお構いなしに、腰を掴まれる。尻が広げられ、孔を晒してる。

「生でしたかったが、ゴムで慣らして行こうね」
ひんやりした液体が垂らされ、孔にアレが押し当てられた。オレの口に突っ込まれてたモノが、今度は後ろに。

オレはどこまで、この男のものを受け入れていくのだろう。オレはこの男に作られたようなものだ。

音楽も性も男の手解きだ。

ズブンと這入ってきた。
充分に解されたそこは難なく受け入れていく。オレの気持ちは何処かに置いてきぼりだ。
喉に引っかかるあの部分が孔の皺を拡げて、ブチュッと入り込んだ。
太い部分が肉輪を通過した。後はズルズルとカリが肉筒を拡げて、奥へ進んでいくだけだ。

進んで、戻って、冷たい液体が足される度に背が反って孔が締まる。
尻が揉まれて、緩めるように促される。

背中に男の身体を感じる。
耳元でふぅうと吐息を掛けられ、全部入ったと告げられた。

なんだか終わった感じがして、安堵に弛緩した。
しかし、これが始まりだった。

嵐だった。
荒い息遣いが後ろでしてた。
肉を打つ音。孔を出入りするぐちゅぐっちゅと耳を覆いたくなる嫌な音。
枕に顔と耳を押しつけて、口から出てくる音を押さえ込む。

息苦しい。

枕を取られた。
息が吸えるが、聞きたくない音に晒された。

「あぁ、はぁあ、はぁん…はぁぁ!」
これ、オレの声?
「いい声で啼けるじゃないか」
頭を撫でられる。

腰を掴む手に力がかかる。
奥に熱を感じた。

「射精したんだよ。……口では飲んでくれてるけど、下の口で飲むのは今度ね」

そうか。アレが出てるのか。
ゴムしてくれてるから、こんな感じなんだ。

ズルズルと抜けて、男がゴムを始末してる。
終わった。

仰向けに返されると、膝を深く押さえつけてきた。
キョトンと見てると、笑われた。
「今度はこっちからね」
再びゴムをした肉棒を受け入れる。さっき受け入れてたので、難なく呑み込んだ。

「いい子だ」
孔が全てを呑み込んでるところを見せられる。窮屈に身体を折られていた。

オレはこの男が好きなのだろうか。

結合部を見せられながら、組み敷かれる。
ヌッチヌチと肉杭が後孔を出入りしてる。ぐっちゅぐちゅと打ち込まれる。

はぁぁ、なんだってこんな肉棒に感じてるんだろう。
オレの前が勃ってる。
ナカを肉棒が指で何度もイイところだと教えられたところをみっちり擦られる。

ブシュっとオレのが白濁を垂らす。

男がいやらしく舌舐めずりしてオレを見てる。
ーーーー見ないで!

視界がボヤける。
耳に生温い液体が幾重も流れ込んできた。
涙だと気づいたのは随分経ってから。男に舐め取られて気づいた。



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