上 下
5 / 30

【5】 ※

しおりを挟む

今回も本番はないんですが…。※ つけました。
襲われ表現ありますm(_ _)m


==========


今日は何しようかなぁ。

昨晩のペロペロ舐める黒髪のソラを愛おしく思い出して、息子を疼かせていた。

俺の黒猫ちゃんは舌遣いがいいね。
物覚えがいい。どんどんエロに磨きがかかっていく。
漏れ出る色香をどうするかは今後の課題だな。

明日は約束の週末だ。
金曜の夜は眠らせずに、喘がせまくってやる。
ちょいと出さずに溜めとくかな。

キスは気に入ったみたいだから、空き時間はキスしまくってトロトロにしちゃう?
べったり俺にしがみついて、喘いでりゃいいんだよ。
乳首の感度も良かったから一緒に弄ってやるかな……。

キュゥゥンと身体を反らし、イきたくないのにイっちゃうと泣き顔を紅潮させ、俺を後孔に咥え込んでたソラ。
どんな変化があるか楽しみだゼ。

しっかし、遅ッせーな。

息子をいなしながら、スマホの時計をチェック。

真面目なソラくんがいつもの時間に来ない。
このところ突きまくったから、ふらふらだったし、また何処かで寝てるか?

メッセージアプリで『見かけなかったか?』とグループに送ってみる。

即、全員から見てないと返答が。



入ってきた教授と入れ替わりに講義室を出た。


◇◇◇


身体が重い。

昨晩は、泣きながら、お風呂に入って、シャワーに打たれながら、吐いた。
白いものが出てきて、胃液だけになっても吐き気が止まらず、泣きながら吐いた。

シャワーに打たれて感覚がなくなった身体を引きずって出てきて、食事もせず、ベッドに潜り込んだ。

眠ったのかどうなのかも分からないまま、今、鳴り響く目覚まし時計を見ていた。

習慣って怖い。ちゃんとセットして寝たのね。

目覚ましを止められず、時間いっぱいまで鳴って、止まった。

鳴り響く目覚ましをぼーっと眺めていた。
お隣さん、ご近所さん、ごめんなさい。

オレ、今、動けない……。

眠れもせず、起きれもせず、ぼーっと時計を見ていた。

数字が、変わって、いく。
大学、休んじゃった……。

今日はバイトがないから良かった。
手が動かないから、電話も掛けれないから…。迷惑を掛けずに済んだ。

一日寝たら治るかなぁ。
熱が更に上がったんだろうか。朦朧としてきた。
吐く息が熱い。

随分前から熱っぽかったと思い出していた。色々あったし、寝不足だと思ってたけど、あの子が言ってたように風邪だったんだろうか。

あっ、秀悟しゅうごに移しちゃったかも。
ごめんなさい……。

週末までの頑張りで消してくれるんだったな…。
今日は無理だよぉ……。
明日の夜、頑張るから許してくれるかなぁ……。

連絡しないといけないんだけど……。

消してくれるかなぁ。
頑張ってみたけど……やっぱり、オレって、ダメだなぁ……。

秀悟、怒るかなぁ。
怒られるのは嫌だなぁ……。

取り止めもなく、ぽや、ぽや、と考えが浮かんでは消える。

ふわふわする。

落ちるように意識を失った。


◇◇◇


ソラの鍵をかけない習慣が今回ばかりは助かった。

ドラックストアで、氷や薬やらを買ってきた。
ずっしり重い袋を開いて、冷蔵庫に放り込み、出る前に額に乗せて置いたタオルを取る。
温まってる。

熱冷ましのシートを貼ってやる。

身じろいだ。
頸に汗が滲んでる。
汗を拭いてやる。
薄っすらと目が開いたが、ぼんやりしてまた閉じる。

困った。
水分を摂らせたいが、このままではどうしようもない。

たぶん脱水症を起こし掛けてる。

抱き起こしてみたが、首が折れてぐったり。
身体を固定して、経口補水液のペットボトルを口に当てがってみたが、反応が無い。
口に含み唇を合わせ、少し開いてる口に舌を差し込んで、少しずつ流し込んでやる。
コクンと飲んだ。

イケる。

根気よく、飲ませていく。
チュッと吸い付いてきた。
もっと欲しいのか? 流し込む前に吸い取られいく。
強請るように舌が絡んでくる。

煽るんじゃねぇよ……。

せっせと注いでやる。

ふぅと息を吐いて、目が開いた。
ぼやんとしてる。
俺をぼんやり見てる。

秀悟と殆ど声は出てないが呼ばれた。
ふんわりした表情が、クシャッと歪んでポロポロ泣き出した。

「ごめん…ぅぐ……移し…ちゃった」
掠れた声で謝れた。
移し? 風邪だと思ってるのか?
ただの疲労なんだが。
謝るんなら俺の方だけど。謝らないけどね!

手懐けるなら今か? ぐふふ……

まだ飲み足らないだろう。
手にペットボトルを握らせると、きゅっと抱きしめて、頭を撫でてやった。

「大丈夫だ。早く治せ」
ヨシヨシと撫でる。
「ソラは頑張り屋さんだから、少し疲れが出ちゃったんだな…」
俺って完璧?
思ってない事は言えないけど、普段言葉にしない事を言ってやる。

何を頑張ってたかは棚上げである。

自分の言葉に蕁麻疹出そう。

いつものほんわりと笑うか?
俺、ほんわり顔、好きなんだ……。
顔を覗き込んで見たが、ぐしゅぐしゅ泣いてる。泣き止みそうにない。

ーーーー困った。
腹が立ってきた。
俺頑張って言葉にしたぞ? 褒めたぞ?

無心でソラの髪を梳いて、撫でた。

「泣かないでくれ…」
呟いてた。

泣きやんだ。
ズビズビは言ってるけど……。

「秀悟。怒ってる?」
まだ身体が熱い。
「んー、ちょっと」
ペットボトルが落ちそうになる。
おい! 蓋閉まってないんだぞぉ~

慌てて、掴んで、蓋をしてサイドテーブルに置く。

ベッドに腰掛けていた俺の服をきゅっと掴んで見上げてくる。
垂れた目が涙で湿って、熱でトロンとしてる。

「オレ、何してもダメで、ごめんね。何したら、秀悟喜ぶ? オレでも出来る?」
喋る言葉も辿々しい。

えーと、俺、ナニを、ナニに、突っ込みたく、なってます……。

流石に、病人相手に不味いっしょぉ~。

「しゅぅうごぉ~」
あぁ、寝てくれぇ~。

唇に熱い息がかかる。
ほへ? ソラくん? あらら……

舌が唇を撫でてます。
渋々と口を開く。
渋々? NO!
グフゥン! ソラからですよ?
めっちゃ楽しんでますよ。
どうするの?

俺の口内がひんやりするのか。ペロペロと舐めて、徐々に深く口腔を舐め回して舌を絡めてきた。

目はぼんやりしてる。正気じゃない事は確かだが、、、キスぐらいいいんじゃないかな? いいよね?
誰に訊いてる。俺さまだな。許可する!

自発的にやってくれたご褒美はあげないとねぇ。

押し倒して、腰を撫で、尻を撫でながら、舌を絡めて、腰を密着させる。
裾から手を滑り込ませて、乳首をぷにぷに触ってやる。

意識はハッキリしてないと、ここまでエロくしなだれてくるのか。

エッチィイな! チクショウめぇ!

暴走ソラくんも好きですよぉ~。
身体は完全に堕ちたな。

「…うくぅん…ん、ふぅ、はぅぅんん…」

口の中で響く。緩く高く啼いてる。感度最高!
乳首だけでイケるようにしてやる。
俺の息子は用意ドンの位置に着きかけていたが、週末の為に後ろに下がってもらう。

今は、ご褒美をやらないとな。
たっぷり可愛がってやる。
激しくない、ゆったり緩い愛撫でトロトロに快楽だけを与えてやるよ。

乳首を指の腹で優しく転がすように摩る。
おずおずと手が肩から背に這っていく。
遠慮気味に回される腕に愛おしさが募る。

これは、アレか? デレか?

黒猫がニャァーンと擦り付けてくる、アレか?

いいな、コレ!

胸を手に押しつけてきた。強請ってる。

摘んでやると、ピクンと跳ねて、きゅっとしがみついてきた。

乳首をクニクニと捻って刺激を与える。
モジモジと腿を擦り合わせて、舌が大胆に絡んでくる。
もっとはっきりした刺激が欲しいのだろう。
でもね。
今はこのぐらいなの。
だってね。俺が楽しいからぁ~。

尻を揉んでた手も参戦して、両手で乳首を仲良く刺激してやる。激しくないのがポイント。
触ってなかった方の乳首は、触られる前から尖って俺を待っていた。
触れると、更に硬く尖って悦んでいる。

サワサワと触り、プニクニュンとゆるい刺激を与え続ける。
とうとう腰を擦り付けてきた。キタよ!

きゅっと少し強めに摘んでやると、顎が上がって、唇が離れる。

「はぁぁぁ……ん…」

プイっと摘んでた指を離して、先っちょをカリカリと引っ掻いてやれば、腿をきゅっと擦り合わせ身体を捩って、快感に耐えている。

「あ、あ、あん、やぁん、ぁああん…」

カリカリ…プリプリ…
乳首を掻いたり、弾いたりと刺激を与え続ける。
手が、俺の腕に添えられている。止めたいのか?

可愛く喘いで、顎を引いて、身体を縮めて、前を隠すように腰を引いている。

ふふぅぅん、なるほどね!
前をさわっと撫でてやった。

ピクぴくんっと腰が退けてる。
掌には硬い感触を伝わってる。
ムニュんと掴む。

「あはぁぁん! あぅぅん、あぁぁ……」
触られた事で大きくしてる。
ここも触ってやるか。

隙間から手を差し入れ、直に触る。
手の中でピクンピクンと可愛く反応している。
素直に俺に委ねて、快楽に揺蕩ってるソラを視姦していた。

艶のある喘ぎ。
熱い吐息。
ウネる身体。
パジャマの上下をグイッと広げた。

ほんのり色づいた肌。小さいがしっかり尖って主張してる乳首が誘ってる。
あまり使われてないであろう色の綺麗な陰茎もしっかり勃ち上がって期待してる。

誘ってる乳首をチロリと舌先で舐める。

はぁん!と啼かれて、ズクンと腰を直撃。
突っ込みてぇー!

ムチュッと乳首を乳輪ごと大きく口に含んで、プリプリと舌で舐めて弾き、吸い付いた。

「あぁぁぁ…!」
頭を抱き込まれ、胸を押しつけられる。
ゆるく絡まる腕と手にソラの慎ましい性格が現れてる。
キツく吸って、ちゅぽんと離れると反対の乳首を舐めて含む。

うふん、うふんと喘ぎ、頭を撫でられ、髪を乱される。

腰が揺れて、俺の掌に雄芯を擦り付け、自慰してるようだ。
面白いので、俺は手を添えるだけにして、擦り付けられる感触を楽しんでいた。

腰をヘコヘコと動かして、快楽を生み出している。

鼻息が荒くなってきてる。
もうイきたいのだろうか。
目だけでソラを伺うと、薄っすら開いた目が、トロトロに蕩けて、垂れ目が益々垂れて、媚びてる。

口に含んでない乳首を思いっきり指でおはじきのように弾いてやった。

「にゃぅぅううん!」
ニャンコちゃん!
手の中の雄が跳ねて、プチュっと漏れ出た。
気に入ってくれたようで良かった。

陰茎きゅっと掴んで、漏れ出た粘液をクリクリと亀頭に塗りこめて、竿を扱いた。
ピクピクと反応して、チュプチュプと漏れ出て、塗り広げ、鈴口を往復して刺激する。

「にゅぅぅ、にゃぁ、うにゅう…にゃぁぁ…」
猫啼きで、腰が揺れが激しくなってきる。

特別だぞぉ~

気を良くして、チョぽんと乳首から離れると、鼻歌交じりに、ソラの股を開き、パックリ咥えてやった。

片足に残ってたパジャマが邪魔で、掴むとベッド下に投げる。

舌でねっとり舐めて、一旦出して、舌で裏筋を舐め上げ、カリをくるりと舌でなぞり、亀頭もつるりとした面を唾液を乗せた舌でべったりと被せ、押さえながら口に迎え、唇でカリをプリプリと頭を上下させて刺激し、頃合いを見て一気に根元まで唇と舌でブリブリと竿を刺激してやった。

手は頭に乗せてるが、掴みたいのに掴めずにしてる。

彷徨い、自分の身体を撫で上げて、乳首に到達した。
留まって、モジモジしてる。

口を窄めて、キツめに吸い上げてやる。

「はぅぅんん!」
胸を握りしめ、揉み出した。

面白れぇぇぇ!

吸いながら頭を上下させ、ヌプヌプと緩く一定速度で刺激してやる。

新しい刺激が欲しくなったのか、偶然か、乳首を触り出す。
さっき捏ねて引っ張り弾いたのを再現して、うふん、はうんと感じ入ってます。

プリプリと高速で指を往復させてる。

「はぅ、あん、ぅぁん、にゃぁうん、ぅぅう…」
チクニーちゃんだったのかな?

今度言葉責めしてやろうか。楽しみが増えた。

目が合った。
トロトロンな目が懇願してる。
イきたい…と。

いいよぉ~。ご褒美だからねぇ。俺も楽しめた。

ズボズボ、キュッキュッ、ジュッジュッと舌と唇、指で本気で絶頂に導いた。

乳首への刺激を与えてたソラは、感極まって指は止まって、胸を鷲掴んでる。指の隙間からピンクの乳首が飛び出てる。

「…あぁぁっっっっっぁああああ!」

背を反らせ、ピクビクと俺の口の中に果てた。

乱れたソラを見ながら、口の中を処理する。

くったりとして、寝ている。
来た時の荒れた呼吸音はなく、静かに寝ている。
身体を拭いて着替えさせ、寝具を整えてやる。

しまった。
起きてくれたんなら、水分もだが、何か食べて貰えば良かった……ま、無理か。



額のシートを貼り替え、様子を見ながら、イタズラもしながら、給水とゼリーを口移して与えていた。

夕方、もっそりとソラが動いて起きた。
ぼんやりしてる。

台所を借りて、野菜をコトコト煮ていた。
コンソメで煮るだけで放ったらかし。弱火にしてれば、鍋に張り付いてる必要がないので良く作ってるものだ。
カレールーはもとより、シチューの素を入れれば、シチューになる。

洗濯物がそろそろ乾くかな。
夏の日差しになりつつあって良く乾く。

「しゅうご? どうして?」
キョトンとしてる。

急に赤くなって、身体を掻き抱いて、膝も抱えて青くなって首をふるふる振ってる。

俺ってそんなに酷い男?

まぁ、いたずらしてたけどさ。

そばに腰掛けて、シートを外して熱をみる。
下がったな。
「顔色もいいな。何か食べるか? 野菜スープがあるけど?」
俺から少しでも離れたいと言いたげにジリジリと尻をずってる。

ん? イタズラが過ぎたか?
あんだけアンアン鳴いてたのに。

「気持ち良くなかった?」
誘ったのはそっちですよ?
顎を掬って、目を合わせる。
怯えがあるが、しっかりした眼差し。

頬に指を滑らし、掌で頬を包みように撫でて、目尻の黒子を摩る。

「気持ち? 秀悟、何かしたの? 今日の分終わった? あ、あの、明日頑張るから、今日は……」

おやおや、覚えてござらんですかぁ……。

「いいよぉ~。明日頑張ってね?」
微笑んでやった。
意識のしっかりしてるソラとキスぐらいはいいかな?

スッと顔を近づけても、身体を強ばらせてるけど、逃げない。
OKだな。

唇を重ねた。

割れ目を舐めてやると、おずおず開いて、俺の舌を慎ましやかに迎え入れてくれる。
促せば、辿々しく応える。

舌を絡ませ、固くした身体を抱き寄せる。

あの乱れっぷりとのギャップ!
堪らん!

キスは好きなのは、確かだろうな。
自らも少し絡めて、ハタと恥ずかしげに引っ込んでを繰り返してる。

意識の箍を外すまで責め立てれば、アレが見れるのか?
いいねぇ。明日はどこまで乱れるか試してみるか。

早く明日になれ!




============

次回、お約束の週末です。画像は…。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

【R18】幼馴染が変態だったのでセフレになってもらいました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:880pt お気に入り:39

転移したのでその世界を楽しむ事にした

BL / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:148

今度こそ穏やかに暮らしたいのに!どうして執着してくるのですか?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:31,823pt お気に入り:3,450

悪魔に愛された、少女。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:177pt お気に入り:14

魔法の華~転移した魔女は勘違いされていても気づかないわよ?~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:149pt お気に入り:37

処理中です...