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後2.保健師の紅唇 ※
しおりを挟む「……んぅ。んふぅん。あうぅんーーーー首、もう、いいだろぉ? 耳ダメぇ、あぁーーーッ」
鎖骨に降りていき、乳首に。
暫く舐めて噛んで吸って横にスライドして脇に。
腋から腕をペロてろーんと舐められてる。
変態だ。
舌が手首まで来るとチリッと痛みがして、チュッと音がして唇が離れた。終わった?
今まで舐められた事のないところに、ぞわぞわした感覚。
だらんとなった指に舌が這ってると思ったら、指の股をヌルッと舐め上げられた。
「ひゃんぅ! やぁん! んーーー」
もう! 舐め過ぎ! 変態ぃ!
「……もう…ムリぃ」
肝心なところは触ってくれないのに、舐めまくられてます。
私のアレはもう涎ダラダラで、勃ち上がって切なく震えてる。
変態さんに欲情してる。
息が上がって、口が閉まらなくて、喘ぎっぱなし。口端から涎が垂れてるのも分かってる。
全身、汗とこいつの唾液とでベタベタだよ。
もうどんだけ舐めんだよ、変態!
変態に喘がされてる私も変態に感化されてる?
嫌ぁぁぁ……。
ああ、またキスかよ。
口じゃなくて、あっちにしてくれぇ。
キスも気持ち良くて好きなんだけどさぁ……良過ぎるぅ。
厚い唇も舌も気持ちいぃ。
ハムッと引きずり出された舌をその唇で挟まれ、吸いつかれながら唇を擦り付けてくる。
舌に押しつけられる唇の柔らかい感触に、私自身が扱かれてるかの錯覚に陥る。
ますます中心に熱が集まるのに、イけない。
ゴリラの身体に擦りつけて、このじれじれの感覚をどうにかしたいと腰が揺れるが、彼の身体の何処にも届かない。ピタっ、ヒタっと掠って触れるだけでしっかりとした刺激が得られない。
もどかしい。熱い。鼻から漏れる音が媚びている。
イきたい……。
決定的な刺激が欲しい。
なんだっていい。
あぁぁ、どうにかしてーーーッ
自分で触りたくても、手が馬鹿力で固定されてびくともしない。
力も入らなくなってるけど。
足もゴリラが乗って押さえてけられて腰が僅かに揺れるだけだ。
「小宮ぁ…さわってぇ。はひぃ……もう、イかせて、くれよぉ」
後孔も触ってくれない……。
私、何かしましたか?
◆◆◆
突然扉が開くと目が三角になったゴリラが出入り口を塞いでいる。
いつもノックをしてから入って来るのに今日はどうした?
「びっくりしたなぁ」
穏やかに驚いた事を伝える。
どうも怒ってるみたいだし、相手を逆撫でる訳にはいかない。ここは冷静に。
手元のファイルを鞄に入れる。
「化粧臭い…」
もう風呂は済ませてるから、化粧臭くないはずだが。
ゴリラが帰ってきたら居間でイチャつこうかと思ってたけど、今日は無理かな?
化粧品は片付けたけど、まだ匂いが残ってる?
最近、女子の化粧が問題になってきて生活指導の先生がご立腹だ。
でも、乾燥する季節、リップは必需品になるし。男子だってつけてるんだが。
今、いちごの味と香りの色付きリップが流行ってる。それにファンデやラインが付随してきて、目くじら立ってきた訳でね。
私的にはいいじゃんと思うところもあるのだが。
つまり、適度に化粧を覚えるのもこれからの彼女たちには必要だ。
ほい!と社会に放り出されて、今日からナチュラルメイクしてねって言われて、即出来る子がどれ程居るのか。
あとアイラインをマジックって子が居てびっくりだった。目がやられる!
で、女性教諭の方々に声を掛け化粧の講習会を行えないものかと。
アレルギーの子が使える物とかどの表示を見たらいいかとか。パッチの仕方とか教えたいのだが。
これがなかなか進まない。
進言用に資料をまとめて、教務や生活指導の先生を交えて話せるか?ってところまではきた。
女性教諭たちの協力が力強かった。
何人か同席してもらう予定だ。
だから、私の書斎には、没収されたリップや化粧品などが入った箱が隅にある。
もう資料は纏めたので、返却の為しっかり封はしてあるので、匂いはしないはずなんだが。
「最近、狭山先生と親密そうですね。それに高橋先生も」
えーと、狭山先生?高橋先生?ーーーーああ、確かに作戦会議という立ち話をちょいちょいしてましたよ。彼女たちも忙しいんでね。
最近は近しい同志のような存在になってきて、彼女たちがヤダァとか言って、バンバン叩いてきたりして接触も多くなってきたかもしれない。
そういえば、上手くいったら打ち上げというか慰労会として飲みに行きましょうとも言われている。
「何ぃ? ヤキモチぃ?」
ちょっと嬉しくなってニヤついてるなと自覚しながら、ゴリラの腹筋を突いた。
乱暴に手を掴まれた。
「痛ぅ!」
「あんた、女とやりたいのかよ」
「何言って…」
トン!と書斎のカウチソファベッドに突き飛ばされるように座らせれた。
「な、何?」
服の裾から手が潜り込んで腹を撫でてくる。
エッチなスイッチが入りそうになって慌てた。
イチャイチャしたかったけど、コレじゃない。
なんかゴリラの目つきが変だ。
「酒臭い」
「ちょっと飲んできました」
「食事会だから、呑むのは当たり前だけど。どうしたの?」
胸を触りながら鎖骨に鼻を擦り付けてくる。
くすぐったくて身体を捩ったら、カツンと小さな音がして床に何か落ちた。
コロコロ転がる物を小宮が拾い上げる。
リップですね。
色付きの可愛いのなんだけど、グロスに近いので、参考に購入した私物です。
鞄に入れ忘れた。ソファにあったのか。
「誰のですか?」
なんか怖いよ、小宮さん。
「私のです」
「誰かへのプレゼント?」
「私の……」
「………」
なんでキャップ外すの?
私に塗るの?
えーと…。
ちょっと乱暴に塗られました。
綺麗に塗ってよぉ。はみ出てるなコレ。
リップをポイっとゴミ箱へ投げた。
ええーーーッ!捨てた。人の物捨てたよ、この人!
キッと睨んだら、いやらしく嗤ってキスしてきた。
ねっとり口内を這い回る舌と乳首を捏ねる指が私を蕩けさせる。
「これ甘ったるい味がする。あんたが更に甘くなるってか。喰べて欲しい?」
酒臭くて、イチゴの味がして、カクテルでも飲んでるみたいだ。悪酔いしそう。
乱暴に手の甲で濡れた口を拭っている。
赤滲みが広がった。
あー、やっぱりグロスだな。学校的にはアウトになるから比較に使うか。
なんでダメかの話もした方がいいな。
相手を誘うとか言っても響かないか。服に付いても厄介そうだ。この線かな。
「考え事ですか? いただけませんね」
色々考えてたら、指摘された。
「ごめん?」
なんか謝ってしまった。
赤い唇が降りてくる。
口が塞がれて喋れない!
いやいや!小宮さん、あんた、今おかしいって!
「あふぅ…もう、なんなのぉ」
流されて喘がされた自分も如何なものかだが。
くったりとなってたら、身体が浮き上がった。
はいぃい?
「ちょ、ちょっとぉ、小宮ぁ?」
寝室に運ばれてる?
イチャイチャはしたかったけど、なんか違うコレ。
これって襲われてる?
レイププレイ?
そんなプレイするって話あった?
書斎から運び出されてしまった。
なんか嬉しそうに服脱がしにかかってますが、小宮さんよぉ。なんなの、コレ?
「小宮ぁ? どうした?」
すっかり剥かれましたよ。
今度はるんるんで小宮が脱いでる。
綺麗な背筋ですね。
見惚れてしまいます。
胸筋もいい形してます。好きだよ。
お尻のキュッとしてるのも。腹筋もその太い腿もとっても好み。。。
じゃなくて!
「浮気する気がなくなるまで俺色にしてやるよ」
「浮気? 誰が?」
ちょっと身体の奥がキュンとなったのはナイショ。
「女なんか気にならないようにしてやるから、覚悟しな」
「おま…んーーーーーッ!」
声ごと覆われた。
最後まで言わせろ、変態!
『お前だけだって!』って言わせろ。
びくともしない胸板をテシテシと叩いた。
そして、冒頭部分が今でして。
ああ、挿れて。触って……。
イけなさ過ぎて、気が遠くなって来た。
「みのるさんの唇、紅くていいな。誘ってるみたいだ」
またキス?!
もう苦しい。私、本格的に泣きたい。泣くぅ。
じんわり涙が溜まってきたなとは思ったけど、ポロリと流れれば、あとは、ポロポロと涙が止まらない。
グスグスと泣き出して、やっとキスから解放された。
喘いでるのか、泣いてるにかわからない声に、変になりそうだ。
エグエグと嗚咽が漏れる。
「みのるさん、泣かないで」
ちょっと後悔が滲んでる?
おじさん泣かして楽しいのか?!
抑え込まれてた重みがなくなると、ぎゅっと抱き起こされて包まれるように抱きしめられ、背中をぽんぽんと優しくあやされる。
ちょっと気持ちは落ち着いてきたが、前は痛いぐらいに勃ってる。ゴリラもギンギンじゃん。
ゴリゴリ合わさる。
ああ、イけそう……。
「イきたいのぉ」
グズグズな声で強請った。
もうどうしていいか分かんないよぉ。
おっさんグスグスにさせて、何がしたいんだ。
「挿れるね」
嬉しそうだな。もうどうにでもしてくれ!
指が後孔を這うように揉んで、ツプンと一気に指を挿れられた、と同時にイった。前立腺に触れたかもしれないが。指を挿れられただけで……。
「はぁぁぁーーーーッ!」
ビクビクしてる身体を抱え込んで、指を深く挿れて動かしてる。
吐精して、快感が突き抜け、ビリビリした痺れが全身を覆っている。
「んーーッ……あーぁ!んふぅ。いー!」
やめてぇ。イってるのぉ! 今イったからぁーッ!
激しく訴えてても、出てる声は呻き声しか出てこない。
イチャイチャしたかったから、少し解して準備してたから、いい具合に解れて、すぐにでも挿入れられるはずなのに、なかなか指を出してくれない。
入ってる数も増えてるし。
バラバラに動いて、孔を広げて皺が伸ばされ、刺激してくる。
指も気持ちいいけど、もっと奥に刺激が欲しい。
執い刺激に、おかしくなるぅぅ。
「あ、ひゅうぅ…うーー」
再び勃ち上がってきたよ。
ああ、前立腺弄り倒すなぁ…。
「縛りたい…」
なんか言ってる…。
「みのるさん、紅が似合う。きっとここを這う紅も似合うよ」
腹から胸へと舌が這う。
ねっとりした刺激にビクビクと身体が揺れる。
いつか見た少し太めの赤い紐を思い出していた。
マ、マジか?!
ビクつく身体に何を思ったのか、小宮がニヤっと嗤った。
「アレの中、見たんですね?」
「み、見へぇにゃいぃ!」
変な声で必死に否定!
むふふ……
あわわ、嗤ってるよ、この人ぉ。
地雷踏んだぁ!
自白してるよな。見ましたよ。アレが何に使う物なのかも分かってるよって。
小宮のナニがしっかり私の中で、ゴリゴリ擦り上げて、私を翻弄する。
大きな身体の彼の雄は立派で、私を串刺しにする。
ふわっと意識が飛びそうになると、私の耳元で見ちゃったねっと囁かれる。
見てないとゆるゆる首を振る。
後孔はきゅっと締まって肯定してしまってるけど。
今日は最奥をノックするだけでなく、押し込んでくる。
ああ、ダメ! 這入らないでぇ。
それダメ。
イキっぱなしになって降りてこれない。
一緒にイチャイチャじゃない。
イかされっぱなしになっちゃうんだよ。
それは、嫌ぁぁぁぁ……。
奥をクポクポされて、絶頂に投げ出され、何も考えられなくなった。
「もう浮気はダメですよ」
散々中に小宮のモノを出されて解放された。
射精しては中に擦るつけるように腰を振っていた。
奥に奥にと擦り付きてきて、その刺激に私の肉襞が小宮にこれでもかと絡みついてた気はする。
みっちりと中をいっぱいにして私を良いように突き上げた。
最奥の入っちゃいけない場所にも出されたと思う。
マーキングでもした気でもいるのだろうか。
その度にビクビクとイってた私。
いつかの時みたいに指一本も動かせない程に翻弄された。
あの時は自分でも腰を振って動いたような気もするが、今回はされるがまま。
今回の方が強姦みたいじゃん。
「浮気って。そんな気なんか起きないよ。ーーーお前だけだよ。」
ボソボソ言ったけど、聞こえただろうか。
正面に顔がある。
顔近いから聞こえてるよね?
頬が赤らんだ。
可愛いな。
微笑んで、浮かんだ言葉を言ってみた。
「一度しか言わんぞ。愛してる」
自分で言って、ボンと体温が上がるのを感じた。
恥ずいッ!
一度だけしか言わん!
言えん!
「みのるさん……もう一回」
小宮真っ赤。耳まで赤いな。
もう取れたけど、あのリップ並みに赤いわ。
「………風呂連れてけ! 中の出したい」
「もう一回」
「嫌」
「もう一回」
「嫌」
顔が熱い。真っ赤になってると思う。
もう一回と言いそうな口に軽くキスする。
「風呂!」
「はい……」
風呂でゆっくりしてる時、食事会で女性教諭陣から私をべた褒めしてるのを聞いて、独占欲が刺激されたらしいという事が分かったんだが。
はぁー、困った人だ。
この困った人を好きなんだから、困った。
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