ウブな二人のカウントダウン

アキノナツ

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【本編】〇〇までのカウントダウン

13・手を濡らすまでのカウントダウン ※

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週末、タケシの部屋にいる。
エッチな事する為じゃないよ。勉強会だよ。

ノートを広げて、問題を解いてます。
カツカツ、カリカリとペンが立てる音が響く。
「ラジオとかつけないの?」
沈黙というか音が少な過ぎて、なんだろう…。オレんが賑やか過ぎるんだろうか。

「そうだな…。音楽かけようか…」
タケシの音楽趣味って、スマホで聴いてるのは、話題の音楽ばかりだったけど。

様子を見に這って、コンポのところで作業してるタケシに近付く。

クラシックにジャズ(?)…えーと、オレ分かんない。ラックに横文字のジャケ。

「賑やかなのがいい?」
「うん。ゲーム音楽みたいな派手なの」
「スカパンクバンドのがあったなぁ……」
再生ボタン。
確かに賑やか。青空みたいに気持ちいい音楽。
「ノリノリで済ませるべッ」
くるっと回れ右で、ハイハイで戻る。

音楽に耳を浸しながら、サクサク進めて、終わった!

万歳しながら、顔を上げたら、タケシがローテーブルを挟んで向こう側で頬づえして、じっと見ていた。

「なぁ…、昨日の続きしないか?」
え…。
「昨日の?」
分かってるけど、訊いてみた。
エロい目で見られてるし。
オレもたぶんエロい事考えてるから、そんな感じなんだと思う。

「鍵かけてるし。音楽はエンドレスにしてるから」

ズッと横にきた。
きったーーー!

ピッタリ身体をくっつけきた。
オレからも身体を寄せる。

OKです。

ヤりたいお年頃ってヤツだね。興味はあるんです。気持ちいい事もあるんだけど、昨日の続きとなると、後ろに指入れるヤツだよね。アレはどうも良く分かんないんだよなぁ。
でも、頑張んないとタケシの入らないし……。

キスは気持ちいいので、タケシの唇にオレからキスした。

スイッチが入ったみたいです。

この前は、ふかふか加減を知りたいが為にダイブしたベッドに押し倒されてる。

屋上の動き辛い体勢とは雲泥の差。
気持ちいいだけが駆け巡る。
タケシの手がオレの身体の上を撫で回して、舌は口の中で暴れ回ってる。
胸の前で手が円を描いてる。

「なんで、胸?」
タケシが離れた隙に訊いてみた。
返事がない。手は止まったけど。

「俺、女じゃないぞ?」
オレの服を脱がしてるタケシの目がギラギラしてて、コワイ。眼光鋭いんだよな。
そこも好き。

「分かってる」
オレを脱がし終わったタケシは、自分の服を脱いでた。

オレは裸になった胸を寄せてみた。んー、女みたいな谷間は出来ないな…。
「煽らないでくれないか?」
「え…。煽ってる?」
分からん。
首を傾げる。

「お前は、俺でグッとこねぇのかよ」
胸を撫で、乳首を摘んで捏ね出した。

「擽ったいよ。オレは…そうだなぁ」
胸の上の手を掴んだ。されるがままにしてくれてる。
片手を口元に引っ張ってくる。
もう片方は胸の上のまま。

「この手が好き。指が好き。グッとくる」
指に舌を這わした。
長い人差し指と中指を口に咥える。
ねっとり舌を這わせて、チュポッと指を解放させて、するっと掌を頬にあてた。

「この手と指に触られてると思うとグッとくるよ」

上から見下ろしてたタケシの喉仏がゴクっと動く。
煽ってるのかもしれないかぁ、困ったね。
ガバッと視界が暗くなる。

激しいキスでどうにかなりそう!

オレの陰茎を扱き出した。
オレもタケシのを掴んだ。
ドクンッと波打つ。熱くて太くて、掴んだまま動けなくなった。

キスが止まった。
タケシが何かに耐えてる。
あー、ごめん。感じちゃった?
分かるよ。オレもそうだから。

「ヌき合う?」
提案してみる。
やってみたかったんだ。
「おぅ」
抱き起こしてくれた。
向き合って、互いを扱き始めた。

うっわぁ! めっちゃくる!

「すっげぇな…」
オレの率直な感想。直ぐにでもイキそう。
「そう、だな…」
なんか耐えてる。イってもいいのに。

「イったら?」
「すぐイったら、面白くないべ」
「そうだな。勝負する?」
なんとなく言った言葉をこのあと後悔した。
「勝ったら何してくれる?」
勝の前提かよ。試合前の目みたい。
その眼光にぼうっとなってた。

陰茎眺めながら、訊かれた事を反芻する。
「ちんこ舐めてやる……」
ぼんやり答えてた。

「訂正なしなッ」
はぁあ? オレなんて言った?!!!

訂正云々言う前に、亀頭を中心に本気モードでタケシが扱き始めた。

「ま、待ってぇぇぇ」
オレも負けじとタケシのを触るが、ねっとりした指の動きに視界まで犯されて、オレの好きな何度もおかずにしてた指がリアルに襲ってくる。
腰が揺れて、手が思うように動かずに、そうこうしてる内に、あっけなく果ててしまった。
タケシの手がオレの精液で濡れている。

「勝ったな」
タケシが雄の色香を漂わせていた。



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