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【その後】好きってナニ? [終] ※
しおりを挟む乱暴な突き上げを受けつつ、彼にしがみつき更に深くに受け入れようとした。
気を遠くしながら、涙も鼻水も唾液も全ての液体を垂れ流して彼を受け入れる。
使われる事の悦びで身体が震える。
快感が脳髄を蕩けさせた。
グリっと押し込まれ熱い飛沫を奥に感じた。
むせ返る臭いに一瞬嘔吐くが、嚥下した。
粘つく精液を嚥み下す。
嚥下しながら、視線を上げる。
涙で歪む視界に彼が見える。
目が合ってる。
視線をしっかり絡めながら、全て嚥み干し、ズルズルと喉から引き出しながら竿にも絡みついてる精液も舐めとるように舌を絡める。
引き出した陰茎の鈴口に溜まった残滓を吸い取り周りにこびり付いてる白濁も綺麗にしていく。
出てきた時は少し項垂れていたが、綺麗に舐め終わる頃には、雄々しく唆り勃っていた。
まだこんなに…。
愛おしく撫でながら、鼻先を擦り付けて匂いを嗅ぐ。
自分の唾液と精液、彼の体臭がする。
もっと強い彼の匂いが欲しくて、陰毛に鼻を押し付けようと、陰茎に沿いながら頭を下げて行くとヒョイと腋の下に手が入れられ持ち上げられてしまった。
手からブリンと陰茎が離れてしまう。
軽く肩に担がれると下をスポンと脱がされ、彼の膝を跨がされて、始めに戻ってしまった。
違うのは二人とも布が無くなって、直に肌が触れ合っている事。
オレの怒張と彼のとか鞘当てされる。
当たる刺激に背が仰け反り、前を押し付けてしまう。
彼がまとめて掴んでしまった。
「ああんッ! はぁぁん…ん、んはっ…」
身体を引き寄せられ、喘ぐ口を顎を掴まれ無理矢理口を合わせて塞がれる。
舌がオレの口内を這い回る。
歯列を舐めて、上顎を舐めて、這い回り、オレの舌に触れると、やっと見つけたとでもいうように、優しく舐めて摩ってくれた。
オレもそれに倣ってゆったりと絡め、吸い上げる。
クチュクチュと上と下で音が鳴ってる。
イヤらしい水音に耳を犯され、陰茎は彼と擦り合わされ扱かれる。後ろに回った手は尻肉を撫でて、割れ目を目指す。
大きく開いた脚。
尻は自然と突き出されて、割れ目は既に開いて待っている。
窄まりがヒクついてる。
指が触れただけで、咥え込もうと自ら彼の指にキスをした。
クスッと笑いの息が吹き込まれる。
恥ずかしくなったが、欲しいものは欲しいのだ。
ムニュと尻を動かし指に擦り付けた。
口づけも深くしようと顔を傾ける。
彼の指が侵ってくる。
欲しいものを与えられて、嬉しくなって、舌を激しく動かしていると、宥めるように舌を舐められ啜られる。
与え、与えられる。
ゆるゆると互いを感じながら昇り詰めて……。
あと少しというところで、彼の手が止まった。
後ろの指は数本になっている。くぱぁ~っと穴を広げて中を外気に晒していた。
ピクピクと身体が揺れ、疼く。
ソファにうつ伏せに移動させられても、疼く身体はイきたくて仕方なく、されるがままで、頭の中はイきたいでいっぱい…。
尻が高く引き上げられ、オレの雄はタラリとと涎を垂らして、腹のつきそうな程に反り返りヒクついていた。
モコモコ服はオレの顔の周りに集まり、背中が寂しい…。
尻が割り広げられて、ふわふわに解れている後孔に熱いモノが当てられた。
小刻みに歓喜に震えながら、待った…。
焦らされるようにゆっくり這入ってくる。
もっと…こう…一気に入って来ていいのに…ッ。
めちゃくちゃにしてッ!
焦れた感覚が這入ってくる部分で渦巻く。
窄まりが肉棒の先っぽで穿たれて広がり挿さって行く。
亀頭が嵌って、皺は伸びきってムニュっとエラを包み込もうと広がり咥え込み覆い隠してしまい、狭い肉輪を通り過ぎようと力強く刺さってくる。
孔縁の肉は皺を取り戻しつつ竿を掴んでくる。
グプッとカリ首は最初の関門を突破して次の場所へ進んでいく。腸壁を抉りながら進み、前立腺に到着。
竿を包むように掴む縁肉がズンズン入ってくる竿を飲み込んでるようだ。
美味そうに、もっとと催促するように肉棒を咥え込んでいく。
前立腺が集中的に抉られ往復擦られる。
縁肉が捲れ引き摺り込まれと彼を受け入れるのが当然と淫液と言っていいほどの腸液で濡れそぼつ竿と孔。
そこはいつしかローション要らずの彼の肉棒を受け入れる為だけの鞘のなっていた。
ヌポヌポと小刻みに出入りする竿の刺さる先は、先走りでヌルヌルの矢印のような亀頭が前立腺を苛めてる。
じっと受け入れていた尻が動き出してきた。
ゆっくりとした挿入に我慢出来なくなってきたのだろうか。
物欲しそうな尻穴もヒクついて竿を握ってくる。
赤く色づいてくる肌がしっとり汗を滲ませている。普段涼しい顔をしてる男をずくずくに濡れて乱したい。汗みどろでもダメぇぇって言わせたい。
想像するだけで愚息が大きく硬くなった。
もう記念的瞬間の観察は終わりだ。
『好き』をこの身体に刻みつける分からせてやる。
前立腺をグゥリュンと殴るように抉り奥に肉棒を突き刺すように腰を押し出した。
パァンと尻肉と接触したッ。
「あぁッ! ぅはぁぁあん…ん、んはぁ…」
鼻にかかり甘いひと啼き。
奥に突き立てられて、受け入れたいんだ衝撃に背を反らせて、頭を上げて、ふるふると左右に振ってる。
肉棒をこれでもかと肉壁で締め上げながら。
「イグ、イグゥゥゥん…ッ!」
薄い胸に手を当てると、グリっと引き寄せ抱き込んだ。
胸のちっさな突起を摘み捏ねて引っ張る。
下からドツドツ突き上げもっと奥へと勢いをつけて突き上げる。
「あ、あぁん、はぁぁぁ…イグ、またいぐ、もうダメっ、イってるかりゃぁぁ…」
なんだか簡単にイってる。イきっぱなしのようだ。
邪魔なモコモコを取っ払って、更に押し込むように上からも押す。結腸をぶち破り奥へ。
膝が跳ね上がり股が限界まで広がって尻を押し付けてくる。
どこまで俺が欲しんだ。
貪欲に認めてくる肉に望みのものを与えるべく結腸口をグポグポと抉り擦る。
子宮口と化してる結腸口にしっかり返しを引っ掛け嵌め込む。
膨れ上がり射精まで秒読み。
「受け取れッ!」
グリリっと捩じ込み発射。
ビュルルゥぅッと注ぎ込む。
胸をむぎゅって握り指の間に突き出てきた突起をそのまま挟み潰した。
「うぎゃぁぁぁぁあああああああッ!」
身体が跳ねまくってるが俺が押さえ込んでいるので、自由に動く一部の肢体が揺れるだけだった。
ビクッビクンと絶頂の余韻に揺れる身体を優しく撫でる。
汗と彼が放った精液か何かわからない液体でベタベタのドロドロだ。
チュッと弛緩して俺を受け入れたままの吸血鬼くんのほっぺにキスする。
ピクピクしながらもぽや~んとこちらを見た。
『好き』と口が動いた。出たのは甘い吐息。音にはなって無いがしっかり受け取った。
ああ、好きだ。
身体を捻じ曲げさせ深い口づけをした。
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やっとガッチリえっちできた。
書き手はちょっとまだモヤモヤしてるけど、これでいいかな。今のところこれで!
えーと、続けてとか、こういうの見たいとかあったらメッセージお願いします。
応援ありがとうございます!
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