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【第23章 王后たちの第2子出産】
チタニアの王后たち 第91話
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新年度、4月1日を迎え、チタニア各地でお祭りが催されていた。
王宮でも、晩餐会が開かれた。
望月享上王42歳、西山準大后39歳、西山幸之介王21歳、
古野義人第1王后26歳、和田伸彦第2王后29歳、尾崎崎豪第3王后28歳、
上村克司第4王后27歳、中井勝彦第5王后24歳、
それぞれの王后の長男11歳、青木小太郎首相34歳、妻宮本純太24歳、
前田聖也官房長官37歳、妻林勇希21歳、カーキ防衛大臣41歳になった。
西山準が望月享に
「俺も39歳、30代最後の年だ。歳を取ったもんだな」
と笑いながら言うと
「準はきっと、100歳まで生きるよ。まだまだ半分にも達していないぞ」
と享が笑い返した。
望月享と西山準の元には、次々と王族、重臣たちが挨拶に来た。
5人の王后たちを前に西山準は
「もうすぐ皆、第2子が生まれる。体を大事にな」
と声を掛けた。
幸之介王の第2子は、妊娠した順番通り、4月10日から、古野義人から出産した。
1週間後、母乳が出たのは第5王后中井勝彦だけだった。
これにより、第1子も含めて、王位継承の資格のある子どもは4人となった。
幸之介は第2子には、全て母の西山準の「準」の文字を付けた名前にした。
これで幸之介の子供は10人になったため、幸之介は、母西山準の提案を承諾し、5人の王后の体を元に戻した。
宮本純太と林勇希は、3人まで産んで、子宮を消すことになる。
古野義人第1王后に朝の挨拶に訪れた4人の王后。
中井勝彦第5王后が
「不思議なことに、体が元の男の体に戻った。なんか、ほっとした感じがする」
と言うと、第3王后の尾崎豪が
「中井はホモでもなかったのに、2人ともタチの子を産んだんだな。
羨ましい限りだ」
と言った。
上村克司第4王后が
「へ?何が羨ましいんだ?」
尾崎豪が
「2人とも世子候補じゃないか。将来の王になる可能性があるってことさ」
と返した。
古野義人第1王后が
「そんなこと、どうでもいいよ。王様と大后様がお決めになることだ」
尾崎豪は
「自分の産んだ子が王になれば、大后になれるんだぞ。
これは秘書の宗幣に聞いたんだが、王以外のタチの子は、王宮から出て暮らすことになるらしい。
その時、俺たちも一緒に王宮外で暮らすんだそうだ」
和田伸彦第2王后が
「それじゃあ、俺と上村は、将来、王宮の外で暮らすのが決まりってことだな。
俺は、その方が気が楽かもしれない」
と言い、上村克司も
「そうそう。色々気を遣わなくていいしな」
と笑った。
尾崎豪は、和田と上村を見て、呆れていた。
※次の表は、各王后と宮本純太、林勇希が産んだ子(この時点では生まれていない子も含む)のタチ・受けの区別と名前の表である。
チタニアでは、長男、三男、五男は妻の姓、次男、四男、六男は夫の姓となる決まりがあった。
それ故、西山準が産んだ長男は、西山幸之介、次男は、林勇希となっている。
勇希は3人とも受けの子を産んだが、仮にタチの子を産んでも女系(受け)であるので、後継ぎにはなれない。
和田伸彦と上村克司は、後継ぎとなる子供を産めなかった。
中井勝彦は5人の中で一人だけ長男も次男もタチを産んだ。
また、青木小太郎の妻、宮本純太が3人の子、全てタチを産むことになるのも、皮肉な運命となっていくのである。
王宮でも、晩餐会が開かれた。
望月享上王42歳、西山準大后39歳、西山幸之介王21歳、
古野義人第1王后26歳、和田伸彦第2王后29歳、尾崎崎豪第3王后28歳、
上村克司第4王后27歳、中井勝彦第5王后24歳、
それぞれの王后の長男11歳、青木小太郎首相34歳、妻宮本純太24歳、
前田聖也官房長官37歳、妻林勇希21歳、カーキ防衛大臣41歳になった。
西山準が望月享に
「俺も39歳、30代最後の年だ。歳を取ったもんだな」
と笑いながら言うと
「準はきっと、100歳まで生きるよ。まだまだ半分にも達していないぞ」
と享が笑い返した。
望月享と西山準の元には、次々と王族、重臣たちが挨拶に来た。
5人の王后たちを前に西山準は
「もうすぐ皆、第2子が生まれる。体を大事にな」
と声を掛けた。
幸之介王の第2子は、妊娠した順番通り、4月10日から、古野義人から出産した。
1週間後、母乳が出たのは第5王后中井勝彦だけだった。
これにより、第1子も含めて、王位継承の資格のある子どもは4人となった。
幸之介は第2子には、全て母の西山準の「準」の文字を付けた名前にした。
これで幸之介の子供は10人になったため、幸之介は、母西山準の提案を承諾し、5人の王后の体を元に戻した。
宮本純太と林勇希は、3人まで産んで、子宮を消すことになる。
古野義人第1王后に朝の挨拶に訪れた4人の王后。
中井勝彦第5王后が
「不思議なことに、体が元の男の体に戻った。なんか、ほっとした感じがする」
と言うと、第3王后の尾崎豪が
「中井はホモでもなかったのに、2人ともタチの子を産んだんだな。
羨ましい限りだ」
と言った。
上村克司第4王后が
「へ?何が羨ましいんだ?」
尾崎豪が
「2人とも世子候補じゃないか。将来の王になる可能性があるってことさ」
と返した。
古野義人第1王后が
「そんなこと、どうでもいいよ。王様と大后様がお決めになることだ」
尾崎豪は
「自分の産んだ子が王になれば、大后になれるんだぞ。
これは秘書の宗幣に聞いたんだが、王以外のタチの子は、王宮から出て暮らすことになるらしい。
その時、俺たちも一緒に王宮外で暮らすんだそうだ」
和田伸彦第2王后が
「それじゃあ、俺と上村は、将来、王宮の外で暮らすのが決まりってことだな。
俺は、その方が気が楽かもしれない」
と言い、上村克司も
「そうそう。色々気を遣わなくていいしな」
と笑った。
尾崎豪は、和田と上村を見て、呆れていた。
※次の表は、各王后と宮本純太、林勇希が産んだ子(この時点では生まれていない子も含む)のタチ・受けの区別と名前の表である。
チタニアでは、長男、三男、五男は妻の姓、次男、四男、六男は夫の姓となる決まりがあった。
それ故、西山準が産んだ長男は、西山幸之介、次男は、林勇希となっている。
勇希は3人とも受けの子を産んだが、仮にタチの子を産んでも女系(受け)であるので、後継ぎにはなれない。
和田伸彦と上村克司は、後継ぎとなる子供を産めなかった。
中井勝彦は5人の中で一人だけ長男も次男もタチを産んだ。
また、青木小太郎の妻、宮本純太が3人の子、全てタチを産むことになるのも、皮肉な運命となっていくのである。
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