竜人さまに狂愛される悪役令嬢には王子なんか必要ありません!

深月カナメ

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第二章

閑話 ラーロさんの独り言

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「ここの術式をこうして書き換えて…良し上手くいった!」

シャルちゃんに掛けられたチビ竜が施した、術式を少し書き換えさせてもらった。

「イヒヒッ!俺様に掛かればこんな術式なんて、ちょろいちょろいんだよ」

日々の研究の賜物だな、後でメモに書いておこう!

正直、俺はねお前達に怒っている。

チビ竜達よ…お前らはそれでもいいかもしれないが、この術は彼女の力で解けてしまうよ。
それは早くて半年以内、遅くても1年くらいかな?

チビ竜達を思い出したシャルちゃんが竜人の国向かい、チビ竜達がいなくなったと、消えてしまったと知った後の彼女はどうする?

誰が支えるんだ?
彼女の流した涙を誰が止めてあげるんだ!

絶望に喪失感…。
チビ竜お前等には、お前達を思い泣き叫ぶ彼女の姿が見えなかったのか!

大切なシャルちゃんを傷つけたく無いという気持ちはわかるよ。

それと同じ様にシャルちゃんもチビ竜達の事を大切に思っている。
大切なチビ竜達が傷つく姿など見たくないと思っているよ。
俺の庭の片隅でひよこ豆を必死に、チビ竜達のことを思い竜人の国を思い願って育てていんだ。

術が解けてチビ竜達が消え1人になったら。
多分シャルちゃんはあの時こうしていれば!
私がもっとしっかりしていれば!

私に力があれば!こう考え後悔の念にかられる。

「ふふっ、チビ竜達よ。しっかり記憶の戻ったシャルちゃんにこっ酷く怒られろ!」

あー、楽しくなってきた!
早く目を覚ませシャルちゃん。

彼女が記憶を思い出したら、最初になんと言うかな?

許るさないわチビ竜供!
首根っこ洗って待ってなさいよ!

その後に俺の所に来て「箒の乗り方教えてラーロさん!」だったりして…だとすればシャルちゃん用の魔女の秘薬を用意しないと…。

「材料はまだ研究室に残っていたな」

ふふふっ、これは面白い事になりそうだ!
今日は徹夜かな?
後でマリーさんに夜食をお願いしよう!

その前に竜人の人々をアル様の元に、魔法協会へと送らないとな。
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