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奉仕 2 *
さらに自分の名前を呼ばれてゾクリと背筋が震え、イクシオンの切羽詰まった息使いに切ない高揚感を感じ、体を捻って身動いだ。
「ッ、ぅ、ん! やっ! おやめ、くださぃっ」
イクシオンは情事のときにだけ、こうしてオリビアの名前を呼ぶ。
オリビアにはそれが特別なことのように感じてしまい、どうしても心が拒絶してしまう。
「あぁ……、悪い。お前は名前を呼ばれるのが、嫌いだったな」
気分を害したわけでもなく、イクシオンは緩やかに腰の動きを再開した。
「アッ! ゃ、まだっ、動か……ないっ、で、くださっ!」
まだ絶頂の余韻が抜け切らないうちに動かれるのは辛かった。
しかしイクシオンは容赦なく腰を上下に動かしている。
「俺は、まだ……イッて、いない。はぁっ……、熱くて、締まるっ」
イクシオンが動く度に結合部からぐちゅっ、ぐちゅっと淫靡な水音が鳴り、浴室に響いている。
「っ、んっ! ん! は、あッ!」
今度はオリビアの甘く切ない喘ぎ声が反響し、イクシオンの雄が結合部を擦る水音と共に耳に入り、オリビアの情欲をさらに刺激していた。
「んっ! んッ! ゃ、だっ、また、来るっ……!」
イクシオンの裸の背中に抱きつき、足も腰に絡めて快楽に耐えていたが、腟内を太い杭で擦られるとあっという間に追い詰められてしまう。
「それで……? ライアンにも、こうすることを許したのか?」
緩やかに腰を揺さぶり、オリビアを甘く問い詰めていく。
「う、ぁ! して、ませんっ! ん、あッ!」
「では、なぜあんな台詞が出てくるんだっ」
強く言葉を放ったイクシオンは、すぐ目の前までオリビアに顔を近づけ、動きを止めてしまった。
「っ、ライアン、卿が……勝手に言った、言葉で……ん、他意は、ないと……」
「男など下心の塊だ。いくらライアンでも、軽々しく女性を抱き上げたりしないっ」
イクシオンはまた不機嫌になり、繋がったまま動きを再開してくれない。
「卿は、私の護衛騎士、でしたので」
「護衛騎士でもだッ」
子宮がずくずくと疼き、動きを再開してほしくて、無意識に腰を揺らしてしまう。
「っ、ぁ、私には、殿下、だけなのでっ……卿など、どうでも……いい、です」
「こうするのも、俺だけか?」
「はいっ」
懇願するように快楽に染まった瞳で見上げ、返事を返すとイクシオンはオリビアに被さるように性急に唇を奪う。
「んぅっ!」
激しく奪われる口づけとともに、腰の動きも再開され、ようやく訪れた甘い感覚にくぐもった声を上げる。
「んッ! んんッ!」
キスされながらナカを突かれると、体が溶けてしまいそうなほど心地良い。
夢中になって舌を絡めていたが、すぐに追い詰められてまた限界がやってくる。
「んッ、ふぅッ、は……も、でんかっ!」
「ん? また、イクのか? ふっ、く! こら、締めすぎ、だっ」
そう言われるがオリビアの耳にはもう届いていない。
自分の腟内を出入りするイクシオンの太くて熱い杭に夢中になり、体に溜まった淫らな熱を解放することしか頭になかった。
「ぁッ! や、イッ、ちゃ……ぅ!」
「ぅ、オリビア……くっ、はっ」
「んッ、くっ! だっ、――やぁぁッ!!」
イクシオンの体にぎゅうっと力強く抱きついて、襲いくる激しい快楽の奔流をどうにか受け流している。
足の痛みなど気にならないくらい、蕩けるような甘い快楽を全身で感じていた。
「は、ぅっ……! ぁ……!」
イクシオンも強く腰を打ちつけ、ようやく吐精した。
「ッ、ふ、ぅッ……!」
イクシオンが一度達する間に、オリビアはすでに三度も絶頂を極めている。
行為が二度三度と続くと、オリビアの体力は大幅に削られて最後はぐったりとして動けなくなってしまう。
「ッ、ぅ、ん! やっ! おやめ、くださぃっ」
イクシオンは情事のときにだけ、こうしてオリビアの名前を呼ぶ。
オリビアにはそれが特別なことのように感じてしまい、どうしても心が拒絶してしまう。
「あぁ……、悪い。お前は名前を呼ばれるのが、嫌いだったな」
気分を害したわけでもなく、イクシオンは緩やかに腰の動きを再開した。
「アッ! ゃ、まだっ、動か……ないっ、で、くださっ!」
まだ絶頂の余韻が抜け切らないうちに動かれるのは辛かった。
しかしイクシオンは容赦なく腰を上下に動かしている。
「俺は、まだ……イッて、いない。はぁっ……、熱くて、締まるっ」
イクシオンが動く度に結合部からぐちゅっ、ぐちゅっと淫靡な水音が鳴り、浴室に響いている。
「っ、んっ! ん! は、あッ!」
今度はオリビアの甘く切ない喘ぎ声が反響し、イクシオンの雄が結合部を擦る水音と共に耳に入り、オリビアの情欲をさらに刺激していた。
「んっ! んッ! ゃ、だっ、また、来るっ……!」
イクシオンの裸の背中に抱きつき、足も腰に絡めて快楽に耐えていたが、腟内を太い杭で擦られるとあっという間に追い詰められてしまう。
「それで……? ライアンにも、こうすることを許したのか?」
緩やかに腰を揺さぶり、オリビアを甘く問い詰めていく。
「う、ぁ! して、ませんっ! ん、あッ!」
「では、なぜあんな台詞が出てくるんだっ」
強く言葉を放ったイクシオンは、すぐ目の前までオリビアに顔を近づけ、動きを止めてしまった。
「っ、ライアン、卿が……勝手に言った、言葉で……ん、他意は、ないと……」
「男など下心の塊だ。いくらライアンでも、軽々しく女性を抱き上げたりしないっ」
イクシオンはまた不機嫌になり、繋がったまま動きを再開してくれない。
「卿は、私の護衛騎士、でしたので」
「護衛騎士でもだッ」
子宮がずくずくと疼き、動きを再開してほしくて、無意識に腰を揺らしてしまう。
「っ、ぁ、私には、殿下、だけなのでっ……卿など、どうでも……いい、です」
「こうするのも、俺だけか?」
「はいっ」
懇願するように快楽に染まった瞳で見上げ、返事を返すとイクシオンはオリビアに被さるように性急に唇を奪う。
「んぅっ!」
激しく奪われる口づけとともに、腰の動きも再開され、ようやく訪れた甘い感覚にくぐもった声を上げる。
「んッ! んんッ!」
キスされながらナカを突かれると、体が溶けてしまいそうなほど心地良い。
夢中になって舌を絡めていたが、すぐに追い詰められてまた限界がやってくる。
「んッ、ふぅッ、は……も、でんかっ!」
「ん? また、イクのか? ふっ、く! こら、締めすぎ、だっ」
そう言われるがオリビアの耳にはもう届いていない。
自分の腟内を出入りするイクシオンの太くて熱い杭に夢中になり、体に溜まった淫らな熱を解放することしか頭になかった。
「ぁッ! や、イッ、ちゃ……ぅ!」
「ぅ、オリビア……くっ、はっ」
「んッ、くっ! だっ、――やぁぁッ!!」
イクシオンの体にぎゅうっと力強く抱きついて、襲いくる激しい快楽の奔流をどうにか受け流している。
足の痛みなど気にならないくらい、蕩けるような甘い快楽を全身で感じていた。
「は、ぅっ……! ぁ……!」
イクシオンも強く腰を打ちつけ、ようやく吐精した。
「ッ、ふ、ぅッ……!」
イクシオンが一度達する間に、オリビアはすでに三度も絶頂を極めている。
行為が二度三度と続くと、オリビアの体力は大幅に削られて最後はぐったりとして動けなくなってしまう。
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