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第46話 告白
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「ハァ、ハァ、ハァ……やった…のか…?うぐっ…!」
あ、安心したら、痛みがぁぁぁぁ………!!!か、回復魔法…はレベルが足りないんだった~~~!
…あっ!でも封印魔法と組み合わせれば………いや、でも、封印だよな…?実験してからにしよう…怖いし…
『康介様、大丈夫ですか!?』
「か、かなり痛い……」
「軟弱な…そのくらい耐えたらどうなんです?残念勇者」
「む、ムリ……息、吸うのも痛い…」
骨折の痛みに悶えていると、気を失っていたイリーナが目を覚ました━━━
「う、うーん………ここは…?」
「イリーナ!良かった…目が覚めて……」
「康介…?私はいったい…………ハッ!そうだ!私、サライカに…!それに、その傷は…ッ!?」
「あ、えっと…これは━━━」
イリーナにまた心配をかけると思い言葉を探していると、まるで怨鬼のような声が聞こえてきた。
「………よくも…やってくれたな………」
バッ!と振り向くとそこには、全身から血を流しながらも立ち上がりこちらを睨むサライカがいた。
「ごほっ………ムカつく、ムカつくなぁ~…今のイリーナの【二重詠唱】だろ………なんで貴様が使えるのかな~…?僕のイリーナと一緒なんて………ほんっっっっっっとに、殺してやりたい」
「………そんな……まだ立ち上がれるなんて………」
「この程度でやられる僕じゃないさ━━━だけど、今日のところは退散するよ。これ以上邪魔が入ると流石に厳しいからね」
その時遠くからガチャガチャと騎士達がこちらに向かってくる音が聞こえてきた。
「イリーナ、しばらく待っててね?次こそはそこの偽物を消して僕だけのものにしてあげるから」
「…!サライカ…!私はッ━━━」
「じゃあまたね」
そしてサライカはイリーナの話を聞かずに、手薄になった門を突破し、あっという間に消えてしまった…
「サライカ………」
その呟きは誰の耳にも入らず雨の音に消えていった。
*****
「………康介…本当に大丈夫…?」
「あぁ、大丈夫。やっぱり魔法はスゴいな、こんなすぐに治るんだから━━━また折ったの?って呆れられたけど…」
あの後、怪我を治してもらい泊まってる宿へと戻ってきた俺たち。今は俺とイリーナの二人だけで、アリアとユリアさんは気を利かせて二人きりになるように早々に部屋に戻った。
その際アリアが小声で「(頑張って下さい!)」と言ってくれた。
「ごめんね………康介…私のせいでまた怪我させちゃて………」
「気にしなくて良いよ。そ、その…イリーナを助けるためなら、これくらいどうってことないさ…!」
「康介……!」
…かなりキザったらしいセリフで内心恥ずかしかったが、それでもイリーナの喜ぶ顔を久しぶりに見れてホッとして………アレを渡す絶好のチャンスだと思った。
「イリーナ…!実は君に渡したいものがあるんだ━━━」
「え………これって………」
「その…こ、これは婚約指輪で………お、お、お…俺と結婚して欲しいッ!!!」
言った!言ってしまった!!うわ~~!うわぁぁ~~!!!ヤバイ、心臓が…心臓が破裂しそう…
俺の告白に…イリーナは目を見開くと、堰を切ったようにポロポロと涙を流し、震える声で答えた。
「………いいの…?私…弱いよ…?」
「俺が守るよッ!」
「でも…足手まといになるよ…?」
「そんな事ないッ!魔法の制御とか精度とか足元にも及ばないし」
「…また狙われるかもしれないよ…?」
「次も絶対に追い返すッ!」
イリーナの問いかけに答えるうちに涙は止まり……これまで見たことのない程の可憐な表情に、ドクンッと胸が高鳴り、イリーナを好きな気持ちが…さらに好きな気持ちが積み重なった。
「………康介…ありがとう…!私、私ね…不安だったの…うまく行かなくて…康介にケガをさせて…足手まといで…頑張ったけど…ダメで…………でも、どうしても、康介の側に居たかったの…!だから━━━こんな私でよければ……ふつつかものですが、よろしくお願いします…!」
「…ッ!イリーナ、好きだッ!!!大好きだッ!!!君がいいんだッ!君じゃなきゃ、ダメなんだッ!」
気がつくとイリーナの身体を抱き締めていた。
「イリーナ、結婚しよう」
「はい…!」
そして、イリーナの…潤んだ瞳と…ぷっくりした唇に吸い寄せられるように………二人の距離が自然と近付き………
一つに重なった。
あ、安心したら、痛みがぁぁぁぁ………!!!か、回復魔法…はレベルが足りないんだった~~~!
…あっ!でも封印魔法と組み合わせれば………いや、でも、封印だよな…?実験してからにしよう…怖いし…
『康介様、大丈夫ですか!?』
「か、かなり痛い……」
「軟弱な…そのくらい耐えたらどうなんです?残念勇者」
「む、ムリ……息、吸うのも痛い…」
骨折の痛みに悶えていると、気を失っていたイリーナが目を覚ました━━━
「う、うーん………ここは…?」
「イリーナ!良かった…目が覚めて……」
「康介…?私はいったい…………ハッ!そうだ!私、サライカに…!それに、その傷は…ッ!?」
「あ、えっと…これは━━━」
イリーナにまた心配をかけると思い言葉を探していると、まるで怨鬼のような声が聞こえてきた。
「………よくも…やってくれたな………」
バッ!と振り向くとそこには、全身から血を流しながらも立ち上がりこちらを睨むサライカがいた。
「ごほっ………ムカつく、ムカつくなぁ~…今のイリーナの【二重詠唱】だろ………なんで貴様が使えるのかな~…?僕のイリーナと一緒なんて………ほんっっっっっっとに、殺してやりたい」
「………そんな……まだ立ち上がれるなんて………」
「この程度でやられる僕じゃないさ━━━だけど、今日のところは退散するよ。これ以上邪魔が入ると流石に厳しいからね」
その時遠くからガチャガチャと騎士達がこちらに向かってくる音が聞こえてきた。
「イリーナ、しばらく待っててね?次こそはそこの偽物を消して僕だけのものにしてあげるから」
「…!サライカ…!私はッ━━━」
「じゃあまたね」
そしてサライカはイリーナの話を聞かずに、手薄になった門を突破し、あっという間に消えてしまった…
「サライカ………」
その呟きは誰の耳にも入らず雨の音に消えていった。
*****
「………康介…本当に大丈夫…?」
「あぁ、大丈夫。やっぱり魔法はスゴいな、こんなすぐに治るんだから━━━また折ったの?って呆れられたけど…」
あの後、怪我を治してもらい泊まってる宿へと戻ってきた俺たち。今は俺とイリーナの二人だけで、アリアとユリアさんは気を利かせて二人きりになるように早々に部屋に戻った。
その際アリアが小声で「(頑張って下さい!)」と言ってくれた。
「ごめんね………康介…私のせいでまた怪我させちゃて………」
「気にしなくて良いよ。そ、その…イリーナを助けるためなら、これくらいどうってことないさ…!」
「康介……!」
…かなりキザったらしいセリフで内心恥ずかしかったが、それでもイリーナの喜ぶ顔を久しぶりに見れてホッとして………アレを渡す絶好のチャンスだと思った。
「イリーナ…!実は君に渡したいものがあるんだ━━━」
「え………これって………」
「その…こ、これは婚約指輪で………お、お、お…俺と結婚して欲しいッ!!!」
言った!言ってしまった!!うわ~~!うわぁぁ~~!!!ヤバイ、心臓が…心臓が破裂しそう…
俺の告白に…イリーナは目を見開くと、堰を切ったようにポロポロと涙を流し、震える声で答えた。
「………いいの…?私…弱いよ…?」
「俺が守るよッ!」
「でも…足手まといになるよ…?」
「そんな事ないッ!魔法の制御とか精度とか足元にも及ばないし」
「…また狙われるかもしれないよ…?」
「次も絶対に追い返すッ!」
イリーナの問いかけに答えるうちに涙は止まり……これまで見たことのない程の可憐な表情に、ドクンッと胸が高鳴り、イリーナを好きな気持ちが…さらに好きな気持ちが積み重なった。
「………康介…ありがとう…!私、私ね…不安だったの…うまく行かなくて…康介にケガをさせて…足手まといで…頑張ったけど…ダメで…………でも、どうしても、康介の側に居たかったの…!だから━━━こんな私でよければ……ふつつかものですが、よろしくお願いします…!」
「…ッ!イリーナ、好きだッ!!!大好きだッ!!!君がいいんだッ!君じゃなきゃ、ダメなんだッ!」
気がつくとイリーナの身体を抱き締めていた。
「イリーナ、結婚しよう」
「はい…!」
そして、イリーナの…潤んだ瞳と…ぷっくりした唇に吸い寄せられるように………二人の距離が自然と近付き………
一つに重なった。
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