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23:公爵令嬢の護衛騎士
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ペトーキオ公爵邸の朝。
朝食の席に着くミルリィは、とてもにこにこしていた。
「どうしたの?いい夢でも見たのかしら」
「いいえ。今日は夢を見ませんでしたわ」
くすくすと笑って、ミルリィは続けた。
「今日はお父さまもいっしょにお食事できます!」
「そういえばそうね」
「ああ、いつもすまないな」
もう席に着いていたロンバルドは、少しバツが悪そうだった。
「何もなければ夕食も一緒にできる。ミズリィもどうだ?」
「ええ、わたくしも今日は家におりますわ」
夜会もないので、勉強をしようと思っていたところだった。
いろんなことが起こりすぎて――このままではいけないと、出来ないなりにやってみようと思ったのだ。
幸い、成績は上位のスミレがいる。負担ばかりかけているような気がするけれど……
ロンバルドはカトラリーを置いて、少し考え込んだ。
「ふむ、最近活動的だが……その、殿下とは、どうなっている」
「……予定が合わず、お誘いをお断りすることありますわね。次は皇宮にお伺いできるようにいたしますわ」
ミズリィの忙しさにかまけて何度か断っているのは事実で、皇子をないがしろにするのはよくないと、イワンにも言われている。夜会などは一緒に出席するが、やはり途中で帰ってしまうこともある。
どうしても、気が重くなってしまう。
まだ、前にテリッツが裏切ったのか、今は裏切るのか、わからないのに。
「必ずだぞ。……ところで、聞きたいことがあってな」
「なんでしょう」
「以前話したが、護衛騎士の件はどうするつもりだ?」
「え?」
何の話だろうか。
目をパチクリとしたミズリィに、父は淡々と、
「学院に入った頃に相談した、お前の護衛騎士の選定だが。その時も行先が学院と夜会、皇宮ならうちの騎士を貸し与えても問題はないとは言ったが……最近は市井に出入りするようだしな」
「わたくしの……護衛騎士」
すっかり忘れていた。
というより、今までついてくれていたのがペトーキオ家騎士団の見知った騎士だったので、もう自分の護衛騎士だとばかり勘違いしていたのだと思う。
ミズリィのような年頃の貴族の子女は、日中に教育機関へ通う者が多いのであまり重要視せず、護衛騎士の選定は教育が終わってからのことが多い。
本当のところは、ミズリィに騎士はいらない。
ほぼ帝国で最強となる魔術師に、誰が傷をつけられるのだろうか。ミズリィ固有魔法の制御魔法は、危ないと思うだけで無意識に結界が張られたりする。
しかし、貴族が騎士を連れ歩かないのもおかしなものだ。
(前は……どうだったかしら)
思い出そうとして、驚いた。
おぼろげで、あまりよく覚えていない。
(お名前と……お顔だけですわ)
『前』の護衛騎士は見れば分かる。けれど、ひととなりやどんな出自だったかも思い出せない。
記憶が抜け落ちているかもしれないとスミレは言たことがあるけれど、これは、違う。
今思うと、騎士にはとても失礼なことをしていた。
いても当然だけれども、身を守ると言ってもミズリィには必要ないもので、体裁を気にした父がつけてくれたのだ。……ミズリィにとっては、それだけだった。
騎士の誓いは神聖なもの。
主人へ忠誠を誓うことは、生涯でただ一度きりだというのに。
(本当に、わたくしはどうしようもないですわ)
そうやって、何人ものことをやんわりと無視していた、きっと。
「ミズリィ?」
父の呼びかけに、うなずき返しながら、ミズリィは後悔とともに思いを巡らせていた。
(護衛騎士――)
ふと、思い浮かぶ顔がある。
「――お父様。我が家の騎士でなくても構いませんこと?」
「ん?ああ、騎士なら誰でもというしきたりはもちろんだ」
「それなら……」
スミレを屋敷に呼び、護衛騎士のことと、自分なりの考えを相談すると、彼女はぱっと顔を輝かせた。
「それ、とてもいいと思います!」
騎士の誓いは、彼らにとって命よりも重い。
誓いを立てた主人を裏切ることはあってはならない。裏切りがあった場合、この国では帝国騎士団において即刻処刑だ――それがたとえ、主人が悪人であっても。
スミレは喜んだあとに、すこしばつが悪そうにした。
「言いにくいですが、これでメルクリニ様の気持ちも知ることができます」
そう、ミズリィの選びたい騎士というのは友人のメルクリニだ。
思いつきだったが、スミレが名案だと言ってくれたのは良かった。今の彼女の気持ちも確認できるという。
ミズリィへの友情は、信頼は、どれほどのものだったのか。
「……彼女はまだ騎士ではありませんし、それを理由に断られたりしないかしら」
「おそらく、ないですね。公爵家令嬢……未来の皇太子妃、皇后の騎士を断わる理由がありません」
「皇太子妃……」
「お気持はわかりますが、今は、です。このままですといずれそうなりますでしょう?」
スミレは分かっている、と首を振る。
「ともかく、メルクリニ様は絶対に騎士になられるんですよね?口約束であっても、そんな名誉なこと、聞くだけで嬉しいはずです。なにより、メルクリニ様は私達の友達です」
スミレは真面目な顔をして、指を立てた。
「もし、それでも不安だとおっしゃるなら、契約魔法付与の宣誓書をご用意すればいいと思います」
「そんなものもありましたわね」
契約魔法は約束を保証する魔法で、付与された紙は魔導具だ。
約束の内容、破った場合の補償や懲罰など、細かに決められるし、何より魔法は嘘をつかない。
特に教会で作られる宣誓書はあらゆる契約で重要視されるものだけれど、魔術師が個人的に作っても問題はない。
「ただ、制作者への依頼と費用が……」
「わたくしが制作するので問題ありませんわよ?」
たしかに契約魔法は高度な魔法で、固有魔法で制作する魔術師が依頼を受けることが多い。けれど、ミズリィにはそんなに難しいことではない。
「そうでした……」
スミレはなんだか呆れたような、それでいて楽しそうな顔をした。
「ミズリィ様は本当にすごい方ですね」
「私を……ミズリィの護衛騎士に!?」
驚愕するメルクリニに、ええ、と返事する。
「もしよろしければ、だけれども」
心臓が張り裂けそうなほど緊張している。
重要な話だと、公爵邸へメルクリニを招待した。あらかじめ呼んでいたスミレがいたことに驚いたようだったが、大事なことなので相談したと言えば一応納得してくれた。さらにミズリィのさっきの言葉にも絶句するほどで。
彼女の今までの反応はスミレの予想通りで、不自然なところはない。
護衛騎士という、今後ミズリィと苦楽をともにする存在に、彼女はなってくれるのだろうか。
ミズリィは、メルクリニが良かった。
友人だし、性格は誠実だ。信頼できると、思っている。
けれど、前世では、最期には冷たくあしらわれていた。
それがどういうことなのか、ミズリィには分からない。
(もし、もし、わたくしの騎士になってくれるなら)
あの彼女との別れを未来では体験しなくて済むかもしれない。
しばらくぽかんとしていたメルクリニだったが、やがて、じわりと表情を変えた。
今まで見たことがないような、嬉しそうな笑顔に。
「もちろんだとも!ああ、本当に!」
隣でスミレが、ほう、とため息をついた。安心したようだ。
「良かった……」
ミズリィは、胸が詰まってそれだけを言うのが精一杯だった。
良かった、本当に。
――騎士の誓いは、破られることはない。
泣きそうになっているのをこらえていると、メルクリニは、何か気づいたように、声を上げた。
「だが、私はまだ騎士ではないぞ、卒業後になってしまう」
メルクリニは進学コースに籍をおいているものの、最低限の単位で、他に従士として学んでいた。
学院の騎士課程で従士の訓練を受けている生徒は、騎士と認められるのは卒業後、他の正式な騎士に従士としてついて時期を見てということらしい。
前でのことだけれど、メルクリニの卒業後は、たしか騎士団長の父親についてすぐに騎士になったはずだ。
「ええ、それでよろしいですわ」
「だが、今すぐに護衛は欲しいのではないか?最近よく市井に行くじゃないか」
彼女はスミレをなんとなく見ている。スミレは苦笑している。
「でしたら、わたくしの未来の騎士としてあなたが、ぜひ一緒に来てくださると嬉しいわ」
「なるほど。分かったぞ」
楽しげにしているメルクリニを見て、ほっとする。
彼女は嘘をつくのもつかれるのも苦手だから。
「でも、よろしかったのかしら?お父様とお話しなさらなくても……」
「何を言うんだ。ペトーキオ公爵令嬢、ゆくゆくは皇太子妃の騎士だぞ。このような名誉は願ってもない。父に相談などと悠長なことを言っていたら、その父に怒られる」
腕を組み、メルクリニは重々しく言う。
「ミズリィと友人だからといって、そんな誉れはないと思っていたよ。もちろん、騎士となったからには剣にかけて、君を守ると誓おう」
「ふふ」
キリッとした顔つきになるメルクリニは、おどけて見せているが、本気なのだろう。剣にかけて、は、騎士の最上級の約束だ。
うれしくて、うれしくて、涙が出てしまう。
朝食の席に着くミルリィは、とてもにこにこしていた。
「どうしたの?いい夢でも見たのかしら」
「いいえ。今日は夢を見ませんでしたわ」
くすくすと笑って、ミルリィは続けた。
「今日はお父さまもいっしょにお食事できます!」
「そういえばそうね」
「ああ、いつもすまないな」
もう席に着いていたロンバルドは、少しバツが悪そうだった。
「何もなければ夕食も一緒にできる。ミズリィもどうだ?」
「ええ、わたくしも今日は家におりますわ」
夜会もないので、勉強をしようと思っていたところだった。
いろんなことが起こりすぎて――このままではいけないと、出来ないなりにやってみようと思ったのだ。
幸い、成績は上位のスミレがいる。負担ばかりかけているような気がするけれど……
ロンバルドはカトラリーを置いて、少し考え込んだ。
「ふむ、最近活動的だが……その、殿下とは、どうなっている」
「……予定が合わず、お誘いをお断りすることありますわね。次は皇宮にお伺いできるようにいたしますわ」
ミズリィの忙しさにかまけて何度か断っているのは事実で、皇子をないがしろにするのはよくないと、イワンにも言われている。夜会などは一緒に出席するが、やはり途中で帰ってしまうこともある。
どうしても、気が重くなってしまう。
まだ、前にテリッツが裏切ったのか、今は裏切るのか、わからないのに。
「必ずだぞ。……ところで、聞きたいことがあってな」
「なんでしょう」
「以前話したが、護衛騎士の件はどうするつもりだ?」
「え?」
何の話だろうか。
目をパチクリとしたミズリィに、父は淡々と、
「学院に入った頃に相談した、お前の護衛騎士の選定だが。その時も行先が学院と夜会、皇宮ならうちの騎士を貸し与えても問題はないとは言ったが……最近は市井に出入りするようだしな」
「わたくしの……護衛騎士」
すっかり忘れていた。
というより、今までついてくれていたのがペトーキオ家騎士団の見知った騎士だったので、もう自分の護衛騎士だとばかり勘違いしていたのだと思う。
ミズリィのような年頃の貴族の子女は、日中に教育機関へ通う者が多いのであまり重要視せず、護衛騎士の選定は教育が終わってからのことが多い。
本当のところは、ミズリィに騎士はいらない。
ほぼ帝国で最強となる魔術師に、誰が傷をつけられるのだろうか。ミズリィ固有魔法の制御魔法は、危ないと思うだけで無意識に結界が張られたりする。
しかし、貴族が騎士を連れ歩かないのもおかしなものだ。
(前は……どうだったかしら)
思い出そうとして、驚いた。
おぼろげで、あまりよく覚えていない。
(お名前と……お顔だけですわ)
『前』の護衛騎士は見れば分かる。けれど、ひととなりやどんな出自だったかも思い出せない。
記憶が抜け落ちているかもしれないとスミレは言たことがあるけれど、これは、違う。
今思うと、騎士にはとても失礼なことをしていた。
いても当然だけれども、身を守ると言ってもミズリィには必要ないもので、体裁を気にした父がつけてくれたのだ。……ミズリィにとっては、それだけだった。
騎士の誓いは神聖なもの。
主人へ忠誠を誓うことは、生涯でただ一度きりだというのに。
(本当に、わたくしはどうしようもないですわ)
そうやって、何人ものことをやんわりと無視していた、きっと。
「ミズリィ?」
父の呼びかけに、うなずき返しながら、ミズリィは後悔とともに思いを巡らせていた。
(護衛騎士――)
ふと、思い浮かぶ顔がある。
「――お父様。我が家の騎士でなくても構いませんこと?」
「ん?ああ、騎士なら誰でもというしきたりはもちろんだ」
「それなら……」
スミレを屋敷に呼び、護衛騎士のことと、自分なりの考えを相談すると、彼女はぱっと顔を輝かせた。
「それ、とてもいいと思います!」
騎士の誓いは、彼らにとって命よりも重い。
誓いを立てた主人を裏切ることはあってはならない。裏切りがあった場合、この国では帝国騎士団において即刻処刑だ――それがたとえ、主人が悪人であっても。
スミレは喜んだあとに、すこしばつが悪そうにした。
「言いにくいですが、これでメルクリニ様の気持ちも知ることができます」
そう、ミズリィの選びたい騎士というのは友人のメルクリニだ。
思いつきだったが、スミレが名案だと言ってくれたのは良かった。今の彼女の気持ちも確認できるという。
ミズリィへの友情は、信頼は、どれほどのものだったのか。
「……彼女はまだ騎士ではありませんし、それを理由に断られたりしないかしら」
「おそらく、ないですね。公爵家令嬢……未来の皇太子妃、皇后の騎士を断わる理由がありません」
「皇太子妃……」
「お気持はわかりますが、今は、です。このままですといずれそうなりますでしょう?」
スミレは分かっている、と首を振る。
「ともかく、メルクリニ様は絶対に騎士になられるんですよね?口約束であっても、そんな名誉なこと、聞くだけで嬉しいはずです。なにより、メルクリニ様は私達の友達です」
スミレは真面目な顔をして、指を立てた。
「もし、それでも不安だとおっしゃるなら、契約魔法付与の宣誓書をご用意すればいいと思います」
「そんなものもありましたわね」
契約魔法は約束を保証する魔法で、付与された紙は魔導具だ。
約束の内容、破った場合の補償や懲罰など、細かに決められるし、何より魔法は嘘をつかない。
特に教会で作られる宣誓書はあらゆる契約で重要視されるものだけれど、魔術師が個人的に作っても問題はない。
「ただ、制作者への依頼と費用が……」
「わたくしが制作するので問題ありませんわよ?」
たしかに契約魔法は高度な魔法で、固有魔法で制作する魔術師が依頼を受けることが多い。けれど、ミズリィにはそんなに難しいことではない。
「そうでした……」
スミレはなんだか呆れたような、それでいて楽しそうな顔をした。
「ミズリィ様は本当にすごい方ですね」
「私を……ミズリィの護衛騎士に!?」
驚愕するメルクリニに、ええ、と返事する。
「もしよろしければ、だけれども」
心臓が張り裂けそうなほど緊張している。
重要な話だと、公爵邸へメルクリニを招待した。あらかじめ呼んでいたスミレがいたことに驚いたようだったが、大事なことなので相談したと言えば一応納得してくれた。さらにミズリィのさっきの言葉にも絶句するほどで。
彼女の今までの反応はスミレの予想通りで、不自然なところはない。
護衛騎士という、今後ミズリィと苦楽をともにする存在に、彼女はなってくれるのだろうか。
ミズリィは、メルクリニが良かった。
友人だし、性格は誠実だ。信頼できると、思っている。
けれど、前世では、最期には冷たくあしらわれていた。
それがどういうことなのか、ミズリィには分からない。
(もし、もし、わたくしの騎士になってくれるなら)
あの彼女との別れを未来では体験しなくて済むかもしれない。
しばらくぽかんとしていたメルクリニだったが、やがて、じわりと表情を変えた。
今まで見たことがないような、嬉しそうな笑顔に。
「もちろんだとも!ああ、本当に!」
隣でスミレが、ほう、とため息をついた。安心したようだ。
「良かった……」
ミズリィは、胸が詰まってそれだけを言うのが精一杯だった。
良かった、本当に。
――騎士の誓いは、破られることはない。
泣きそうになっているのをこらえていると、メルクリニは、何か気づいたように、声を上げた。
「だが、私はまだ騎士ではないぞ、卒業後になってしまう」
メルクリニは進学コースに籍をおいているものの、最低限の単位で、他に従士として学んでいた。
学院の騎士課程で従士の訓練を受けている生徒は、騎士と認められるのは卒業後、他の正式な騎士に従士としてついて時期を見てということらしい。
前でのことだけれど、メルクリニの卒業後は、たしか騎士団長の父親についてすぐに騎士になったはずだ。
「ええ、それでよろしいですわ」
「だが、今すぐに護衛は欲しいのではないか?最近よく市井に行くじゃないか」
彼女はスミレをなんとなく見ている。スミレは苦笑している。
「でしたら、わたくしの未来の騎士としてあなたが、ぜひ一緒に来てくださると嬉しいわ」
「なるほど。分かったぞ」
楽しげにしているメルクリニを見て、ほっとする。
彼女は嘘をつくのもつかれるのも苦手だから。
「でも、よろしかったのかしら?お父様とお話しなさらなくても……」
「何を言うんだ。ペトーキオ公爵令嬢、ゆくゆくは皇太子妃の騎士だぞ。このような名誉は願ってもない。父に相談などと悠長なことを言っていたら、その父に怒られる」
腕を組み、メルクリニは重々しく言う。
「ミズリィと友人だからといって、そんな誉れはないと思っていたよ。もちろん、騎士となったからには剣にかけて、君を守ると誓おう」
「ふふ」
キリッとした顔つきになるメルクリニは、おどけて見せているが、本気なのだろう。剣にかけて、は、騎士の最上級の約束だ。
うれしくて、うれしくて、涙が出てしまう。
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