身代わり吸魔が暴君騎士に思うこと

鹿音二号

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うれし恥ずかしひみつ道具

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このあと打ち上げとかどう?って思ったんだけど、パーティー半分が聖職者だからそういう発想ってないらしいのな。むしろミサっていう礼拝があって……俺寝そうだった。

夜になって、部屋は余ってるから、一人ひと部屋で広々使えるって。
こうやって一人になると……ああ、終わったんだなって。ちょっと実感が薄いけどな、はは。
ともかく生き残ることが目的だったけど、それはそれでゲーム世界だなっていうのはたまに楽しんでたな。不謹慎かもしれないけど。

生き残るのは……成功したっぽいな。突然アエリアーナが俺を処刑!とか言い出すことは絶対ないし……たぶん、だ、ダインも、ね?
他はわからないけど……もし俺が邪魔になった誰かにどうにかされそうになっても、こういう旅をしたって思い出だけもらってトンズラしてもいいかもしれない。
なんとなく、こんな俺でも生き方っていうのは分かった気がするし、ひとりでも大丈夫だろ。

……みんな、このあとどうするんだろ。
いや、元いた場所に帰るんだろ。
7つの災禍の討伐って、そうとう大きなことだよな。
ゲームではそれぞれ居場所がないみたいな感じだったけど、今まで邪魔者扱いしてきた人間を蹴散らせるくらいのもんだ、世界を救った英雄の一人って。

……ゲームだと、ハッピーエンドとノーマルエンドは、アエリアーナは旅を続けるんだ。7つの災禍が倒されても、まだ災禍は生まれ続けるし。
お供は、生き残った仲間たち。
……ええ、どういう心境で……?
なんか現実のここはうまいこと行って陵辱三昧とか回避だったけど!?ゲームさんざんだったじゃん!?

はあ、やっぱりよく分からんシナリオだ……
ばったりベッドで仰向けになって……うん、ねむ……
は、ちゃんと毛布かけないと、……って、なんか音したな?
コンって、ちっちゃい音だったけど、廊下かな?
ドアを開ける………

「……!?」

ダインが、ぬうって立ってた。
うっわぁ、おいしそうな、におい!
ふーっふーっ、って明らかに暴走しかけなんだけど、ぎりぎり。
俺がいきなりぎゅんって腹がこう、鳴る?くらいには、おいしそう……

「は、入って」

手を繋いだとたんに、ぶわっておいしいのがくる。幸せだけど、まずい。

「ダイン、まだ、大丈夫か?」

息はすごい荒いけど、こくん、って頷けるほど理性はあるみたい。
え、すごいな、我慢してるのか。
間違いなく、第七の戦闘のせいだよな……松田じゃないけどちょっと責任感じてしまう。それじゃなくても苦しそうでかわいそうだ。

「少し待って!」

手早く服を脱ぐ。
それと……あ、あった。
ひみつ道具?
前に、作ったからあげるよ!ってクリスティナがニッコニコでくれた魔道具ってやつ。
なんと、半径2メートルの音を外に漏れなくするらしい。

……うん。
ちょっとそれはあのって、もらってうれしいのとはずかしいので固まった俺に、クリスティナはグッ!って親指立てた。
ええ、使わせていただきますとも!

「ダイン!」

さあ、ひとおもいに!
って、後ろ向いてケツ出してベッドに乗った俺は……たぶん色々ほっとしてちょっとおかしかった……
唸り声みたいの聞こえた。
あ、これはやばい?
でもいまさらだし、あ、もう腰つかまった!
絶対痛い……!……って、あれ?

「ダイン……?」

おそるおそるうしろ振り返ると、う、ギラギラした目で、お、俺の尻を見つめるダイン……!
うわ、恥ずかしい!
やめて!だからひとおもいにしてくれって!
でも理性飛んでるわけじゃないんだ?なんで?
……って、うわ、んっ、えっ!?
ずぼって、その穴に、ダインが指を突っ込んだ。

「え?え?」

……手を動かしてる。
あんまり感覚はないから、ちょっと入り口?のところで広げられてるのが分かるくらい。
でも……ダイン?どうして?
もうほとんど我慢できなさそうなのに。
……もしかしなくても、俺の、ため?
我慢して、俺が痛くないように?

……っ、ちょ、待って、俺、うれし、あ、おっきい、それ……ぁ、あ、ああああぁあおいしぃ!
ぁふあああああ!
いっぱいぃぃいい!

「おおいっ、濃いの、あっ、あっ」

おいしい、おいしい、おいしい!
ダインの味、おれの、すきなっ……あぅん、そこ、ごりって、ああ……

「すき、あ、好き、ダインっ、おいしいの、っあ、くるぅ……ぅうう!」

ギシッギシッって、これ、ベッドのおと?、あん、腰うえに向いちゃって……!ふぁあ、おく、ながれて……!
ごんっごんっ、ってほんとの真上からダインが、俺を突いてっ、ん、だめ、きもちい、きもちいーよ……はぁっ、うれしいっ、おいしいっ、ダイン、ダイン……!

「っはぅぅうう!」

ばちゅっ、ってすごい、音した。

「……っ、……っ、なに、おれ、ふわン、あっつい、おなか、あつくてとける……あ、きもち、ぃ……」

あ、背中にダインのからだ……ある?ふぁ、おいしいの……あったかい……すき……
……ん?
あれ?おいしいけど……我に返っちゃっ……た?

「……ダイ、ン?」

うしろ振り返ったら……えっ!?泣いてる!?
どうした!?
ぐって、抱き締められた。
ふぁ、なんかいいところ入っ……ちがうちがう。

「ダイン?どうしたの」

髪でなんとなく巻いてみる。まだ瘴気はいっぱい残ってると思うんだ。その、大きいのが、まだ俺の中においしいのをちょっとずつ流してる。
でも、涙が俺の肩のところを濡らして……胸がきゅううって締め付けられる。

「嫌なことあった?」
「……」

すりって、首のところにダインの髪がこすれたけど……嫌なことあったのか。

「なにが嫌だったんだ?」
「……お前が、いなくなる、」

……声が小さくて聞こえなかった。
でもなんとなく分かった。胸が痛いなあ……ぐさぐさくる。

「……ごめんな、でも……俺は、うれしい」

ぎゅうって、骨を折るくらいじゃないけど、強く抱き締められて、ちょっと息が詰まる。

「ダインは、俺がいたほうがうれしいんだ?」
「……」

ちょっと間があった。
え?そうじゃないの?って不安になったら……スリスリスリって、ものすんごい。
くすぐったいって。

「……そっか。俺も、ダインとこうやって一緒なのがうれしいよ」

……危うく死ぬところだったんだ。
俺はいつの間にか危機を脱していたけど、がんばってくれたダインたちは……

ダインがとっさに聖域の効果範囲外に逃がしてくれなかったら、俺は消滅してたんだ。
溶けた足と手を、ダインがエネルギー補給してくれて再生させてくれて……すごい量をたぶん吸ったんだと思うんだけど……
申し訳なさもあるしうれしさもある。
怖がらせたんだよな、ごめんな。怖がってくれてありがとう。

「ダイン……抱きしめたい」
「……」
「ちょっと体勢変える」

一回下から出ようとしたら、ぎゅって嫌がられちまった。苦笑して、俺は髪をダインの体にいっぱい巻きつけた。
で、一度退いてもらって。
ベッドに仰向けになって、ダインに向かって腕を伸ばした。

「おいで」

……ううん、言い方が、犬に言ってるよな。
でも、ダインはぐしゃって顔を崩して、俺に覆いかぶさってまた抱きしめた。
俺も髪と腕でダインの大きい体を抱き締めて、あったかさにほっとした。

これはこれでいいんだけど、ダインがもう暴走だか本能だかで俺の腰にがんがん当ててくるんだ。
う、かわいい、我慢出来ないんだぁ……
足広げて、体は髪で支えて、ダインの大きいやつを手でつかんで。
それこそ俺、正気なのか?どくどくいってるダインのちんちんすごくかわいくて……、お、俺のなかに、自分で入れるの、すごくどきどきする。

「ふぁっん!」

先っぽ入ったとたんに、じゅぽっ、ってすごい音して、あ、おいしいうれしい!

「……っく、ぅ、ぐ……」
「ダイン!おれ、すきっ、おいしぃの!ダインッ!」

すき、おいしい、うれしい。
ずっと頭と腹んなか、それだけだった。


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