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彼は答えを知らないので
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……俺は、なにを。
時間が始まった……気がついたら、俺はリュートを抱き締めていた。
腰のあたりがだるくて、腫れたりする長いやつ……性器が、リュートの広げられた股に入っている。
また、『同意』を得られていないのでは、と苦しくなりかけたが……いや、リュートは俺を抱き締めてくれた。
だから、俺は……
「ふぅ……ん」
リュートが、ふにゃふにゃと声を上げた。
ほそい足が、俺の脇腹を滑る。
俺の肩に手をかけて、ふうふうと息を荒くして。
目が濡れていて、溶け落ちてしまうのではないか?まぶたが半分降りている。
赤い頬もベタベタだった。唇が半月のようになっていて……俺をうれしそうに見上げる。
それを見るだけで――俺は胸が苦しくなる。
頭が熱くなる、体中がしびれて腰が重くなる。
これをしていると、みんなそうなるのだとフレェイは言った。悪いことではなくて。
ただ、この人間とならできる、と思えて、その人間からしてもいいと返事をもらえなければ……それは悪いことで、相手は苦しく痛い思いをするだろうと。
――俺はリュートに、悪いことをしたんだ。
けれど、リュートは『許し』てくれて、俺とこれをしてもいいと言った。
こんなふうに……背中をぎゅっとしてくれて、髪を巻いてくれる。
体を軽くしてくれる。
……リュートが触るところはどこも『気持ちがいい』。
ずっと、触れていたい。
リュートなかはひんやりしていて、俺の熱くなっているものに吸い付いている。
これも気持ちがいい。
……これは、我慢ができない。
中にもっと入りたい。
何度も腰で強く押したらリュートの下半身は何度も持ち上がる。
「……ふ、あ……ん、すき、」
好きとはなんだろうな。
それを言うときのリュートは笑う。
俺は……それを見て、苦しくなる。
好きとは、俺のものがお前に入ることとは違うのか。
腰を動かしたらお前が喜んでくれるのを見るのとは。
髪が俺の身体に巻きついてくれる、細い腕が俺の首を抱える。
俺のを腹で噛んでびくびくと反り返るお前を見るのは、いつもより弾んだ高い声で俺の名前を呼んで。
腰が上に行こうとしてカクカク揺れて、ちいさいお前のものが震えているのを見て噛みつきたい、ずっと俺を見て、笑って、気持ちいいおいしいと叫んで。
……そんなお前を見て胸が苦しいのは、違うのか。
――だが、おかしい。
こんなに苦しいのに、時間が途切れない。暴走しない。
『我慢』というものができるとわかってから、できるだけ我慢するようにしているが、だとしてもリュートに感じる『苦しい』は、我慢しなくてもかまわないんだ……
「あーあー……っ、ダイン、ふ、おいし……な、好き、すきぃ……」
うすいまっしろな胸がふるふると震えて、ぎゅううと中で食いしめられて、……くっ、出る。
リュートの中に、俺の精が入っていく……食べさせている……なぜか背筋がぞくりとした。
リュートははあああ、と長い息を吐いて、喉をそらした。その足がピクピク震えて、俺の腰をくすぐる。
「……ダインのぉ……おいしい……!」
そうか、おいしいか。
いくらでもくれてやりたいが、やりすぎると苦しそうになるからな……
だが、お前が欲しがるなら、いくらでもやろう。
吸魔だというお前は、命も吸うのだろう。
それだってかまわない。俺の命が、お前を生かすのなら。
――もう、俺からお前が奪われることは、考えたくもない。
身が凍る。
胸が引き裂かれるように痛い。
息が、止まる。
しゅるっと、髪が俺の頬に触れた。
……大丈夫だと、いつも言ってくれるな。
キス……とやらを、してもいいだろうか。
おそるおそる口を近づけると、むに、と唇がくっついた。ほそい腕がぎゅっと俺の首を抱く。
舌をリュートの口の中に入れると、舌がぬるりと絡んだ。……じん、と頭が痺れる気がする……
リュートはキスが始まってから、くいくいと腰を擦り付けてくる。
俺のがその中でねっとり揉まれて……腰がぞくぞくし……っ
「……ん、ん、んぅ……っ」
ほそい足を俺の腰に回して、まるでキスと同じようにやめさせないように、離れられないように……ああ、苦しい、胸が破裂しそうだ!
「……ふっ、ぐぅ……っ」
「ふぁあ、だいん……、だいん……!すき、おいしいっはぁあん!」
甲高い、上ずった声が俺を呼ぶ。
しゅるしゅると俺の体を這う髪が、心地いい。
……腰が揺れる、止まらない。
お前に注ぎたい。
もう、耐えられない――!
「き、たああぁ!ダインの!すごく、おいしいぃいい!」
とろんと目を細めて、叫ぶリュートを抱きしめる。腕の中にすっぽりと収まってしまうな、固くてほそい身体が。
ああ、このまま、ずっとこうしていたい……
……もぞりと、腕の中のリュートが動く。
「んぁ……あれ、おれ……」
パチパチと大きな目がまばたきする。
ふと、笑い出したくなるのは、どうしてなんだ。
お前を見ていると、俺の中のどこかが苦しくなる。
なのに、時々身体が空に飛んでいきそうになるほど軽く感じる。
俺の何を吸ってるんだ?リュート。うまいならそれでいいが。
時間が始まった……気がついたら、俺はリュートを抱き締めていた。
腰のあたりがだるくて、腫れたりする長いやつ……性器が、リュートの広げられた股に入っている。
また、『同意』を得られていないのでは、と苦しくなりかけたが……いや、リュートは俺を抱き締めてくれた。
だから、俺は……
「ふぅ……ん」
リュートが、ふにゃふにゃと声を上げた。
ほそい足が、俺の脇腹を滑る。
俺の肩に手をかけて、ふうふうと息を荒くして。
目が濡れていて、溶け落ちてしまうのではないか?まぶたが半分降りている。
赤い頬もベタベタだった。唇が半月のようになっていて……俺をうれしそうに見上げる。
それを見るだけで――俺は胸が苦しくなる。
頭が熱くなる、体中がしびれて腰が重くなる。
これをしていると、みんなそうなるのだとフレェイは言った。悪いことではなくて。
ただ、この人間とならできる、と思えて、その人間からしてもいいと返事をもらえなければ……それは悪いことで、相手は苦しく痛い思いをするだろうと。
――俺はリュートに、悪いことをしたんだ。
けれど、リュートは『許し』てくれて、俺とこれをしてもいいと言った。
こんなふうに……背中をぎゅっとしてくれて、髪を巻いてくれる。
体を軽くしてくれる。
……リュートが触るところはどこも『気持ちがいい』。
ずっと、触れていたい。
リュートなかはひんやりしていて、俺の熱くなっているものに吸い付いている。
これも気持ちがいい。
……これは、我慢ができない。
中にもっと入りたい。
何度も腰で強く押したらリュートの下半身は何度も持ち上がる。
「……ふ、あ……ん、すき、」
好きとはなんだろうな。
それを言うときのリュートは笑う。
俺は……それを見て、苦しくなる。
好きとは、俺のものがお前に入ることとは違うのか。
腰を動かしたらお前が喜んでくれるのを見るのとは。
髪が俺の身体に巻きついてくれる、細い腕が俺の首を抱える。
俺のを腹で噛んでびくびくと反り返るお前を見るのは、いつもより弾んだ高い声で俺の名前を呼んで。
腰が上に行こうとしてカクカク揺れて、ちいさいお前のものが震えているのを見て噛みつきたい、ずっと俺を見て、笑って、気持ちいいおいしいと叫んで。
……そんなお前を見て胸が苦しいのは、違うのか。
――だが、おかしい。
こんなに苦しいのに、時間が途切れない。暴走しない。
『我慢』というものができるとわかってから、できるだけ我慢するようにしているが、だとしてもリュートに感じる『苦しい』は、我慢しなくてもかまわないんだ……
「あーあー……っ、ダイン、ふ、おいし……な、好き、すきぃ……」
うすいまっしろな胸がふるふると震えて、ぎゅううと中で食いしめられて、……くっ、出る。
リュートの中に、俺の精が入っていく……食べさせている……なぜか背筋がぞくりとした。
リュートははあああ、と長い息を吐いて、喉をそらした。その足がピクピク震えて、俺の腰をくすぐる。
「……ダインのぉ……おいしい……!」
そうか、おいしいか。
いくらでもくれてやりたいが、やりすぎると苦しそうになるからな……
だが、お前が欲しがるなら、いくらでもやろう。
吸魔だというお前は、命も吸うのだろう。
それだってかまわない。俺の命が、お前を生かすのなら。
――もう、俺からお前が奪われることは、考えたくもない。
身が凍る。
胸が引き裂かれるように痛い。
息が、止まる。
しゅるっと、髪が俺の頬に触れた。
……大丈夫だと、いつも言ってくれるな。
キス……とやらを、してもいいだろうか。
おそるおそる口を近づけると、むに、と唇がくっついた。ほそい腕がぎゅっと俺の首を抱く。
舌をリュートの口の中に入れると、舌がぬるりと絡んだ。……じん、と頭が痺れる気がする……
リュートはキスが始まってから、くいくいと腰を擦り付けてくる。
俺のがその中でねっとり揉まれて……腰がぞくぞくし……っ
「……ん、ん、んぅ……っ」
ほそい足を俺の腰に回して、まるでキスと同じようにやめさせないように、離れられないように……ああ、苦しい、胸が破裂しそうだ!
「……ふっ、ぐぅ……っ」
「ふぁあ、だいん……、だいん……!すき、おいしいっはぁあん!」
甲高い、上ずった声が俺を呼ぶ。
しゅるしゅると俺の体を這う髪が、心地いい。
……腰が揺れる、止まらない。
お前に注ぎたい。
もう、耐えられない――!
「き、たああぁ!ダインの!すごく、おいしいぃいい!」
とろんと目を細めて、叫ぶリュートを抱きしめる。腕の中にすっぽりと収まってしまうな、固くてほそい身体が。
ああ、このまま、ずっとこうしていたい……
……もぞりと、腕の中のリュートが動く。
「んぁ……あれ、おれ……」
パチパチと大きな目がまばたきする。
ふと、笑い出したくなるのは、どうしてなんだ。
お前を見ていると、俺の中のどこかが苦しくなる。
なのに、時々身体が空に飛んでいきそうになるほど軽く感じる。
俺の何を吸ってるんだ?リュート。うまいならそれでいいが。
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