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第五話 本命チョコはフォンダンショコラ
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凛太朗はその日は、将司の隣で眠った。翌日、朝ご飯の支度をしているとぱたぱた、とスリッパを鳴らして近づいてくる。
「おはよう」
この子はこんなかんたんな挨拶にすら、返事をすることはまれだ。その顔からはやっぱり、何も読み取れない。ただ静かに、私から目を逸らして洗面所へ向かっていく。
ぎゅ、と思わずエプロンの裾を掴んでいた。
その朝、凛太朗はいつもよりも穏やかだった。テレビに夢中なのはいつも通りだけれど、特にわがままを言うこともパニックを起こすこともなく、淡々と朝食を食べ歯磨きをして、無事に学校まで送り届けることができた。
ひょっとして凛太朗は、凛太朗なりにいい子になろうとしているのだろうか。
あの子は他の子と違うだけで、知能自体に問題はない。だから夕べの言葉の意味だって、正確に読み取っていたとしてもおかしくない。
だとしたら、私はあの子になんて残酷な言葉を吐いてしまったんだろう。
家に戻り、洗濯機を回しながらティーバックで紅茶を淹れてちょっと休憩していると、チャイムが鳴った。誰かと思ったら、義母だった。時代遅れの太眉がきっとつり上がって、ドアスコープの向こうから私を睨みつけていて、つい戦慄する。
逗子に住んでいる義母は、こうして時々、昼間に抜き打ちのお宅訪問をしてくる。いくら、来る時はひとこと言って下さいとお願いしても、その通りにしたことはない。
「あら里英さん、ティーバックの紅茶なんて飲んでるの」
「え、ええ……」
「まったく近頃の若い嫁は、ちゃんとした紅茶の淹れ方も知らないんだから」
呆れたようなため息を吐き、さささ、と部屋の至るところに素早く視線を走らせ、きつい目を向けてくる。
「いくら凛太朗が大変だからって、ちょっと掃除に手を抜きすぎじゃないの? ソファーの下は埃だらけ、窓の框も汚れてる。床に何かこぼしたの? すごい染みよ、汚したらちゃんと拭く、あなたはそれだけのこともできないわけ?」
「えと、それは。昨日凛太朗がジュースをこぼして」
「凛太朗のせいにするんじゃないわよ、あなたがだらしないんでしょう? そもそも、あなたがちゃんと凛太朗をしつけないから、こんなことになってるんじゃない!!」
言い返したいことは山ほどあるのに、何ひとつ口にできず黙って怒りを浴びるだけ。
家事にも育児にも協力する姿勢すら見せない将司を育てた義母は、逗子の名家に育ったお嬢様で、お父様は県会議員をしていたらしい。
義母が管理する将司の実家は、背筋がうっすら寒くなるほどきっちり整えられ、どこもかしこも片付いていた。礼儀作法から生活のいたるところまで、義母は何もかも完璧で、それを当たり前に嫁の私にも要求してくる。
「将司がどうしてもって言うから結婚を許したけれど、そもそも私は反対だったのよ! 掃除もできなきゃ紅茶も淹れられない、子どものしつけもできない。あなたは何ひとつまともにこなせてないじゃない」
「だらしないのはすみません、でも何度も仰っているとおり、凛太朗があのようになってしまったのは、しつけの問題ではなくて……」
「はあ、またそれ!? 発達障害って便利な言葉よね、ただわがままで手のつけられない子どもに対して、親の責任を免除するための方便じゃない!
あのね、言っとくけど昔から、凛太朗レベルの子はいたわよ。だけど昔は親も教師も甘やかさなかったから、ちゃんとした人間に育ったの!
強く叱れば精神的虐待、手を上げれば体罰。今の大人は甘すぎるわ。結局里英さんは凛太朗に嫌われたくなくて、強く出られないだけじゃない!」
やっぱり何も言えなくて、黙り込んだ。
たしかに昔だって、発達障害の子はいたはずで、でもその子たちが全員、「甘やかさない」ことで真っ当な大人になれたかというと、かなり怪しいところだと思う。
それにちゃんと定義する言葉がなかっただけで、彼らは彼らで苦しみを抱えていたはずで、親も本人も見過ごされていたんじゃないのか。
でも、凛太朗に嫌われたくないのは本当だ。今朝のように、明確な拒絶でなくとも距離を置かれていると感じただけで、心がざわついて仕方ない。
「それで、二人目は?」
「えっ……」
「とぼけた顔しないでよ。二人目よ、二人目。まさかあなた、凛太朗だけしか産まないつもりじゃないわよね。あんな変な子産んどいて、それっきりだなんてありえないわ。せめて次はまともな子を産んでくれないと」
今どきこんな露骨な二人目催促があるものかと、口をあんぐり開きかけ、ぐっと言葉を飲みこんで、無理やり苦笑いを作った。
「それはまあ、もちろん考えています」
「考えてますじゃないでしょう。あなたもう三十八じゃない!」
「もちろん年齢の問題もありますし、凛太朗自身の問題も……はっきりと言うとあの子が、ちゃんとしたお兄ちゃんになれるかがすごく心配なんです。
まだまだ手が離せないし、あの子は街中で赤ちゃんが泣く声がすると、怯えた顔をするんです。大きい音が苦手なので。だからせめて、凛太朗が高学年になるまで待って頂けないとーー」
「高学年って! いったい何年先の話をしてるの! その前にあなた、子どもが産める身体じゃなくなっちゃうわよ! 今だってかなり怪しいのに!!」
話にならない、と吐き捨てるように言って義母は立ち上がった。
「ほんっと将司が可哀想! ちゃんと子どもを育てない嫁に振り回されて。こっちはこっちで、手を打たせてもらいますからね!!」
「えと、手を打つというのは……」
その質問には答えず、義母はぷりぷりと肩を怒らせたまま家を出て行った。今しがた来たばかりなのに、文句をぶつけるだけぶつけて、嵐のように去っていく。
あまりにもメンタルが疲弊して、今度こそテーブルにつっ伏してしまった。
義母が凛太朗を嫌っているのは知っていた。人見知りがひどくてろくに挨拶もできない凛太朗は、会う度に義母に怒られ、その度パニックになり、そして最後には私も怒られる。
将司はいつもそれを気まずそうに見ているだけ。
ひどいことを言われているとは思う。でもひどいことを言われても仕方ないとも思う。
変な子、という冷たい言葉。それに対して真正面から反駁できない自分が苦しい。
私自身がいちばん、凛太朗を「変な子」だと思ってしまっているのだ。
「……紅茶、冷めちゃった」
ティーバックで淹れた安物の紅茶は、パックを漬けすぎてすっかり苦くなっていた。
「おはよう」
この子はこんなかんたんな挨拶にすら、返事をすることはまれだ。その顔からはやっぱり、何も読み取れない。ただ静かに、私から目を逸らして洗面所へ向かっていく。
ぎゅ、と思わずエプロンの裾を掴んでいた。
その朝、凛太朗はいつもよりも穏やかだった。テレビに夢中なのはいつも通りだけれど、特にわがままを言うこともパニックを起こすこともなく、淡々と朝食を食べ歯磨きをして、無事に学校まで送り届けることができた。
ひょっとして凛太朗は、凛太朗なりにいい子になろうとしているのだろうか。
あの子は他の子と違うだけで、知能自体に問題はない。だから夕べの言葉の意味だって、正確に読み取っていたとしてもおかしくない。
だとしたら、私はあの子になんて残酷な言葉を吐いてしまったんだろう。
家に戻り、洗濯機を回しながらティーバックで紅茶を淹れてちょっと休憩していると、チャイムが鳴った。誰かと思ったら、義母だった。時代遅れの太眉がきっとつり上がって、ドアスコープの向こうから私を睨みつけていて、つい戦慄する。
逗子に住んでいる義母は、こうして時々、昼間に抜き打ちのお宅訪問をしてくる。いくら、来る時はひとこと言って下さいとお願いしても、その通りにしたことはない。
「あら里英さん、ティーバックの紅茶なんて飲んでるの」
「え、ええ……」
「まったく近頃の若い嫁は、ちゃんとした紅茶の淹れ方も知らないんだから」
呆れたようなため息を吐き、さささ、と部屋の至るところに素早く視線を走らせ、きつい目を向けてくる。
「いくら凛太朗が大変だからって、ちょっと掃除に手を抜きすぎじゃないの? ソファーの下は埃だらけ、窓の框も汚れてる。床に何かこぼしたの? すごい染みよ、汚したらちゃんと拭く、あなたはそれだけのこともできないわけ?」
「えと、それは。昨日凛太朗がジュースをこぼして」
「凛太朗のせいにするんじゃないわよ、あなたがだらしないんでしょう? そもそも、あなたがちゃんと凛太朗をしつけないから、こんなことになってるんじゃない!!」
言い返したいことは山ほどあるのに、何ひとつ口にできず黙って怒りを浴びるだけ。
家事にも育児にも協力する姿勢すら見せない将司を育てた義母は、逗子の名家に育ったお嬢様で、お父様は県会議員をしていたらしい。
義母が管理する将司の実家は、背筋がうっすら寒くなるほどきっちり整えられ、どこもかしこも片付いていた。礼儀作法から生活のいたるところまで、義母は何もかも完璧で、それを当たり前に嫁の私にも要求してくる。
「将司がどうしてもって言うから結婚を許したけれど、そもそも私は反対だったのよ! 掃除もできなきゃ紅茶も淹れられない、子どものしつけもできない。あなたは何ひとつまともにこなせてないじゃない」
「だらしないのはすみません、でも何度も仰っているとおり、凛太朗があのようになってしまったのは、しつけの問題ではなくて……」
「はあ、またそれ!? 発達障害って便利な言葉よね、ただわがままで手のつけられない子どもに対して、親の責任を免除するための方便じゃない!
あのね、言っとくけど昔から、凛太朗レベルの子はいたわよ。だけど昔は親も教師も甘やかさなかったから、ちゃんとした人間に育ったの!
強く叱れば精神的虐待、手を上げれば体罰。今の大人は甘すぎるわ。結局里英さんは凛太朗に嫌われたくなくて、強く出られないだけじゃない!」
やっぱり何も言えなくて、黙り込んだ。
たしかに昔だって、発達障害の子はいたはずで、でもその子たちが全員、「甘やかさない」ことで真っ当な大人になれたかというと、かなり怪しいところだと思う。
それにちゃんと定義する言葉がなかっただけで、彼らは彼らで苦しみを抱えていたはずで、親も本人も見過ごされていたんじゃないのか。
でも、凛太朗に嫌われたくないのは本当だ。今朝のように、明確な拒絶でなくとも距離を置かれていると感じただけで、心がざわついて仕方ない。
「それで、二人目は?」
「えっ……」
「とぼけた顔しないでよ。二人目よ、二人目。まさかあなた、凛太朗だけしか産まないつもりじゃないわよね。あんな変な子産んどいて、それっきりだなんてありえないわ。せめて次はまともな子を産んでくれないと」
今どきこんな露骨な二人目催促があるものかと、口をあんぐり開きかけ、ぐっと言葉を飲みこんで、無理やり苦笑いを作った。
「それはまあ、もちろん考えています」
「考えてますじゃないでしょう。あなたもう三十八じゃない!」
「もちろん年齢の問題もありますし、凛太朗自身の問題も……はっきりと言うとあの子が、ちゃんとしたお兄ちゃんになれるかがすごく心配なんです。
まだまだ手が離せないし、あの子は街中で赤ちゃんが泣く声がすると、怯えた顔をするんです。大きい音が苦手なので。だからせめて、凛太朗が高学年になるまで待って頂けないとーー」
「高学年って! いったい何年先の話をしてるの! その前にあなた、子どもが産める身体じゃなくなっちゃうわよ! 今だってかなり怪しいのに!!」
話にならない、と吐き捨てるように言って義母は立ち上がった。
「ほんっと将司が可哀想! ちゃんと子どもを育てない嫁に振り回されて。こっちはこっちで、手を打たせてもらいますからね!!」
「えと、手を打つというのは……」
その質問には答えず、義母はぷりぷりと肩を怒らせたまま家を出て行った。今しがた来たばかりなのに、文句をぶつけるだけぶつけて、嵐のように去っていく。
あまりにもメンタルが疲弊して、今度こそテーブルにつっ伏してしまった。
義母が凛太朗を嫌っているのは知っていた。人見知りがひどくてろくに挨拶もできない凛太朗は、会う度に義母に怒られ、その度パニックになり、そして最後には私も怒られる。
将司はいつもそれを気まずそうに見ているだけ。
ひどいことを言われているとは思う。でもひどいことを言われても仕方ないとも思う。
変な子、という冷たい言葉。それに対して真正面から反駁できない自分が苦しい。
私自身がいちばん、凛太朗を「変な子」だと思ってしまっているのだ。
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