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第1章~すみれの陥落~
地獄の人間ごみ箱~後片付け編1~
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「お、ずいぶんつらそうな顔してるじゃん」
そういって三人組が再び男子トイレに戻ってきたのは1時間後のことであった。もっとも、すみれの体感時間はその数倍はあったが。明日しびれすぎてもう感覚がない。一方体操服の中のごみはほとんど水分が抜けたらしい。
「じゃあそのごみこの袋に入れて。」
すみれは首元から手を入れて中のごみをつかむとそれを取り出し、その袋の中に入れていった。やっとこの気持ち悪い物体から解放されるのはうれしかったが、そもそも素手で触るのことにも抵抗があるので複雑な心境だった。どうしても背中側に入り込んだゴミは住みて取り除くことはできなかったが、大方のごみはとることができた。ゴミをすべて合わせると大きなゴミ袋の2/3程度になった。もとが6袋だったので、約1/9といったところだろう。と言っても分別されていなかった燃えないゴミの存在忘れてはいけない。しかし、それを考慮したうえでも普通に詰めた燃えるゴミが空間的にスカスカであることがわかるだろう。実はこれはいじめっ子3人が所属している陸上部の活動の一環である。陸上部、と言っても名前だけである。昔は真剣に陸上をする部員もいたが、時代が慣れるにつれて「中学時代に運動部に所属していた肩書が欲しい」生徒だけが集まるようになり、今では部員はこの3人だけになってしまった。部が部として活動していないと予算がもらえない。そこで目を付けたのがごみ整理ビジネスだった。すみれが通う中学の市はゴミ袋が有料であるため、一つの袋により多くのごみが入る方が良い。また、分別が完璧に行われていると判断されると市から補助金が出る。陸上部はこのごみ整理の仕事を請け負う代わりに浮いたゴミ袋代と補助金の一部を学校から部の予算として受け取る仕組みを作ったのだ。顧問の先生も今までの名前だけの部活動の状況にうんざりしていたため、陸上ではないものの学校の役に立つ活動をしたいと普段やる気のない生徒たちが言い出したので感激し、了承してしまったのである。たかがゴミ袋代といっても学校全体となると大変の量である。三人組は今までこの作業を捕まえてきた奴隷にすべてさせて、おいしいところだけを受け取っていたのだ。そしてその受け取った予算はその奴隷を調教するための道具に毎年使われていた。
そういって三人組が再び男子トイレに戻ってきたのは1時間後のことであった。もっとも、すみれの体感時間はその数倍はあったが。明日しびれすぎてもう感覚がない。一方体操服の中のごみはほとんど水分が抜けたらしい。
「じゃあそのごみこの袋に入れて。」
すみれは首元から手を入れて中のごみをつかむとそれを取り出し、その袋の中に入れていった。やっとこの気持ち悪い物体から解放されるのはうれしかったが、そもそも素手で触るのことにも抵抗があるので複雑な心境だった。どうしても背中側に入り込んだゴミは住みて取り除くことはできなかったが、大方のごみはとることができた。ゴミをすべて合わせると大きなゴミ袋の2/3程度になった。もとが6袋だったので、約1/9といったところだろう。と言っても分別されていなかった燃えないゴミの存在忘れてはいけない。しかし、それを考慮したうえでも普通に詰めた燃えるゴミが空間的にスカスカであることがわかるだろう。実はこれはいじめっ子3人が所属している陸上部の活動の一環である。陸上部、と言っても名前だけである。昔は真剣に陸上をする部員もいたが、時代が慣れるにつれて「中学時代に運動部に所属していた肩書が欲しい」生徒だけが集まるようになり、今では部員はこの3人だけになってしまった。部が部として活動していないと予算がもらえない。そこで目を付けたのがごみ整理ビジネスだった。すみれが通う中学の市はゴミ袋が有料であるため、一つの袋により多くのごみが入る方が良い。また、分別が完璧に行われていると判断されると市から補助金が出る。陸上部はこのごみ整理の仕事を請け負う代わりに浮いたゴミ袋代と補助金の一部を学校から部の予算として受け取る仕組みを作ったのだ。顧問の先生も今までの名前だけの部活動の状況にうんざりしていたため、陸上ではないものの学校の役に立つ活動をしたいと普段やる気のない生徒たちが言い出したので感激し、了承してしまったのである。たかがゴミ袋代といっても学校全体となると大変の量である。三人組は今までこの作業を捕まえてきた奴隷にすべてさせて、おいしいところだけを受け取っていたのだ。そしてその受け取った予算はその奴隷を調教するための道具に毎年使われていた。
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