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第一章 異世界の獣人女性
素材の換金とエロ本♡
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「はむっ⋯ちゅっ♡ちゅぷ⋯じゅぞっ⋯んっ♡」
「れろっ♡んふっ⋯あちゅ♡あむっちゅぶ⋯ぢゅ♡」
⋯⋯ん? あー、昨日も夜通しヤッてしまったなぁ。
3Pの5回戦後、3人でもう一度風呂入ったけど、結局風呂でもヤッてしまった。童貞卒業したてで、しかも精力尽きないから仕方ないよな。
なんかチンポがまだ気持ちいい⋯。
「ちゅぶ⋯あん♡タカシさん⋯ちゅ♡おはようございます♡はむっ♡」
「おはよう⋯ぢゅる⋯ございます♡じゅぞっ⋯んっんっ♡」
目が覚めたらダブルフェラとか⋯いやいや。
「ちょ⋯あっ⋯2人とも⋯くっ⋯な、何してるの?」
「んちゅ⋯タカシさんを⋯はふっ♡起こしにきたら⋯ちゅぞ♡」
「おチンチン⋯むちゅ♡⋯元気だった⋯ので♡⋯ちゅぶ♡」
き、気持ちいい! 起きたらケモ耳の美女2人が、俺のチンポを奪い合うようにフェラしてるとか⋯⋯凄い世界に来たもんだ。
「ああっ⋯それ⋯いい!」
「むちゅ⋯んっんっんっんっ⋯らして♡んぢゅ♡」
「おチンチン汁♡ちゅっ⋯飲ませて♡ちゅぷ♡」
「あっ⋯もうダメだ⋯イクよ⋯出すよ⋯うっ!イクッ!ううぅぅぅぅ!!!」
──ドピュドビュビュルルル ビュビュルルルルルル
「あんむ♡んんん♡うくっ♡んく♡」
「アイリ⋯私にも⋯飲ませて♡はむっ⋯んん⋯んく⋯んく⋯うんん♡」
チンポをユナに譲ったアイリが竿を扱き、ユナが吸い出してくれる。
「ああ♡はぁ⋯はぁ⋯気持ちよかったぁ♡ 2人とも、ありがとう♡」
「「ごちそうさまでした♡♡」」
素晴らしい朝だな。
「タカシさん、昨日洗った服、もう乾いてたので畳んで置いてます。 朝ご飯もできてますから♪」
「何から何までありがとうな」
「いえ、いっぱいエッチしてくださるお礼です♪」
おっぱいはいつでも触って良くて、エッチしたら感謝されて世話までしてもらえるとは⋯なんかダメ人間になりそうだな。
着替えて洗面所に行くとアイリがいた。ブラシで綺麗な銀色の長い髪をとかしているが、それよりも昨日までなかった大きな鏡が、洗面台の前にある。
あれ? いつの間に取り付けたんだ? しばらくすると髪をとかし終わったアイリが、鏡に手を当て「リリース」と唱えると鏡が消えた。え? そういうシステム?
「あ、すみません。お待たせしました」
「いや、気にしないで」
アイリがリビングに行ったのを見送って、俺もやってみる。
「リリース」って唱えたら消えたから、「ミラー」か?
洗面台の壁に手を当て、「ミラー」と唱える。
あれ? 出ないじゃねーか。ミラーじゃないのか? う~ん、今更聞くの迷うんだよな。
この国の人間じゃないとは言ったが、魔法の使い方知らないって国が違ってもおかしいと思われそうだし。
鏡だからミラーじゃねぇの? 壁に手を当て、鏡⋯だからえーと⋯⋯⋯えっ?鏡が現れた。
何だ? 何も唱えてないのに⋯。
いや、それより鏡に写ってるイケメン誰? 思わず振りかえるが誰も居ない。
これが⋯俺? ジャンケンしてみるが、あいこにしかならない。
いやいや、イケメン過ぎるだろ。男装した女性のような、まるでオスカルみたいじゃねーか。こりゃモテるわ。
自分がイケメンになってるのは理解したが、今は魔法だ。
「リリース」⋯⋯あれ? 消えないぞ。何で?⋯⋯念じるのかな? 収納魔法もそうだったし。ってか日本語か?
「解除」と念じる。すると鏡が消えた。なんだよそれ。
日本語で念じるだけで魔法使えるチート。めちゃくちゃだな、あの女神。
楽でいいけど、便利過ぎて日常生活が困る気がする。
いろいろ実験してみないとダメだな。
とりあえず顔を洗ってリビングに行くと、朝ご飯のスープをユナが用意している所だった。
朝ご飯も美味そうだ。ケモ耳美女と食べれば倍は美味い。
3人で手を合わせ、
「「「いただきます」」」
食べながら今日の予定を話していく。
「俺は今日は街に行ってくるよ。服を買わないといけないし、いろいろ実験したい事ができた」
「あたしはギルドの依頼を受けてきます」
「私は昨日タカシさんのおかげで、かなり稼いだから家で薬の精製してます」
3人の予定が決まったが、ユナがアイリに、
「アイリ、今日も泊まる?」
「いや、今日は帰らないと。また泊まりに来るよ。でもタカシさんとエッチしたいなぁ⋯♡」
「またいつでもできるよ。ってか俺も宿か住む所探さないとな。 いつまでもユナに甘えてる訳にもいかないし」
「えぇ! 私は大丈夫ですよ。何なら住んでもらっても♡」
「嬉しいお誘いだけど、ユナの家に人間の俺が入り浸ってるとか噂になると外聞が悪くないか? ユナが何か言われたりしないか心配だ。エッチはするし、依頼は手伝うけど⋯⋯」
「大丈夫ですよ。この辺りは街から離れてるし、森が近いからあまり人はいないですから」
「そうなの? まぁユナがいいって言うなら甘えるけど⋯⋯」
「そうですよタカシさん。ここに居てくれれば、あたしも会えますし。その⋯エッチも⋯♡」
「そうだな、じゃぁそうさせてもらうよ。あ、とりあえず世話になってばかりじゃ悪いから、金貨100枚渡しておくよ。飯食わしてもらってるし、毎晩汚しちゃうから、シーツの替えとかたくさんいるだろうし」
「「金貨100枚!?」」
2人とも驚いている。アイリは魔物討伐して、金目の素材だけでも換金すれば稼げない金額じゃないんじゃないか?
「えっ?」
「タカシさん、いくら何でも多すぎますよ!」
「いや、換金してない素材がまだまだあるし、昨日の感じだとすぐ稼げる金額だし」
「いやでも⋯⋯」
「すぐ稼げるんですか?」
2人が違うリアクションしている。
「アイリ。これは内緒なんだけど、俺は収納魔法が使える。どんな大きな魔物でも収納して持って帰れる」
「ええ! す、凄いですね。収納魔法なんて絵本の世界の物だと思ってました」
「まあ、だから魔物を狩ってギルドに持っていけば、簡単に稼げる金額だよ。ユナも遠慮しないでくれ。俺もその方が甘えやすいし、足りなかったら身体で払うから⋯」
「あっ♡ 私その方が⋯♡ タカシさんの身体⋯♡♡」
「ユナずるい!」
「まあそういう事で」
俺たちは朝ご飯を食べ終え、それぞれの予定に向かう。
俺は金貨100枚と、薬の精製に必要な量の魔物の内臓をユナに渡して、2人のおっぱいを揉んでから家を出る。
とりあえず服だな。
俺はこの世界のファッションがわからないので、街の大きめの服屋へ行き、店員に選んでもらいながら下着も含め10着づつ買った。
全部で金貨5枚でお釣りがきた。
路地裏へ行き、買った服だけ収納魔法で収納して、服の入っていた大きな袋に、昨日討伐して剥ぎ取っていた希少素材を30個ほど入れて、仕込み刀を出してギルドと向かう。
何があるかわからないし、一応できるだけ武器を手に持っていた方がいいだろう。置場所にも困るからあまり持ち歩きたくないんだが仕方ない。鐔が無いから腰に差せないんだよな⋯。
ギルドに入って買い取りカウンターに行くと、昨日のハーフエルフではなく、人間?(たぶん人間だろう。耳も普通だし変わった所は見当たらない)の職員がいた。
大きな袋を置き買い取りを頼むと、袋の中を見てビックリしている。これでも多いのか? まだまだ収納しているのだが⋯。
「は、はい。しばらくお待ちください」
と言って、番号の書かれた木札を渡してくれた。目立ってしまったかな? でも人間みたいだから大丈夫だろう。
ギルドのソファーに座って待っていると、焦げ茶色の髪の丸坊主の頭に青白い熊のようなカワイイ耳が生えた、いかにも悪そうな大柄の獣人男が隣に座ってきた。
歳は俺と同じくらいかな? 手には俺と同じ木札を持っている。厳つい風体なのに耳だけが青白くてカワイイので、かなり違和感があるな。
「こんにちは。俺は冒険者のバニーってんだ。あんた人間族だろう? 珍しいな」
珍しいのか? いや、それより「バニー」って。どう見ても熊だろう。
「ああ、俺は最近この街に来たばかりで、名前はタカシだ。冒険者ではないんだが、ギルドで買い取りをしてもらいに来た」
どう見てもウサギじゃないバニーが、ちょっと驚いている。
「冒険者じゃねぇのに、あんなにたくさん素材の買い取りを?」
やっぱり多かったのか。どうしよう? こいつ悪そうだし、嫌な絡み方だな。
「いや、あれは溜め込んでた物を一気に持ってきただけだ。他の仲間に頼まれた物もあるし」
我ながら都合のいい嘘が出た。するとバニーが小声で、
「そういう事か⋯。でも悪い事は言わねえ。狙われる事もあるから。この街のギルド近くは悪いヤツも多いから気を付けた方がいい。」
あれ? てっきりカツアゲでもされるかと思っていたら、意外にいいヤツだな。
「そうなのか。わざわざ教えてくれてありがとう。この街に来たばかりだから助かるよ」
しばらく話していると、バニーの木札の番号が呼ばれ、バニーは買い取りカウンターに向かった。
「買い取り金額は金貨3枚と銀貨12枚です」
「ああ、確かに」
バニーがどのくらい素材を持ち込んだのか知らないが、少なくないか?
その後すぐに俺の木札の番号が呼ばれた。
「こちらが買い取り金額の金貨120枚と銀貨80枚です。素材の状態も良かったのでギルドとしても助ります。お確かめください」
金貨と銀貨は10枚づつ積まれているので大丈夫だろう。
「はい、確かに」
俺は一緒に出された巾着袋に銀貨を入れ、昨日貰った巾着袋に金貨を入れてカウンターを離れた。するとソファー居たバニーが手招きをしていたので、さっきと同じように隣に座ると、また小声で、
「金貨120枚って、なんでそんな金額になるんだ? そんなに希少部位だったのか?」
「いや、どうなんだろう? 魔物に詳しくなくて、勉強中だからよくわからないんだ」
熊耳のバニーは難しい顔をして考えていたが、やがて思考を止め
「とにかく気をつけてな。そんな大金持ってたら狙われるぞ。 早くギルドから離れた方がいい」
昨日は金貨150枚もらって、その後に狙われるような事はなかったんだけど⋯⋯なんだろう?
「ああ、ありがとう。気を付けるよ」
バニーと別れ、ギルドを出て一応警戒しながら、また街へ行く。
誰にもつけられてないようだから大丈夫だろう。
街の中の本屋へ行く。魔法の本が欲しいのだ。
魔法の事がわからないのは、生活するのに不都合がある。念じるだけで発動するとはいえ、どんな魔法があるのか知っていないと困る。
戦闘よりも生活魔法みたいな本があればいいのだが。
かなり大きい本屋に入って探してみる。そう言えば字は読めるな。日本語じゃない見たことない文字なのに、見れば意味が解る。なんか不思議な感覚だが、女神のチートだろうと気にしない事にした。
物語や伝記、服の本などがあるが魔法の本がない。なんでだろう? いろんな棚を探して本屋の奥に行くと、見ただけで雰囲気の違う棚が店の一番奥にあった。
ここかな?と思い、本を手に取ってみると表紙に裸の女性の絵が描かれていた。ああ、エロ本だ。ここはエロ本コーナーか。
ちょっと興味あるので中を見てみると、官能小説だった。たまにエッチな挿し絵がある。数が多いのでパラパラと読み、興味をそそる表紙を探していると、獣人の女を人間の男が後ろから抱き締めている表紙の本があった。
この世界に来てからの自分の性生活に似た、なかなか面白そうな内容だったので、ユナへのお土産にしようと3冊ほど選んで、カウンターへ持って行く。
カウンターの店員は白く長い髪を両肩の上で三つ編みにした、白いウサギ耳の獣人女性だった。服の上からでもわかる凄い巨乳、いや爆乳だ。
頬を赤くしてニヨニヨしながら会計をしてくれた。本は全部で銀貨45枚だった。
「あの、魔法の本ってどこにあるんですかね?」
エロ本に夢中で忘れていたが、魔法の本を買いにきたのだ。
話しかけた俺にビックリし、顔を真っ赤にして、
「ひゃい! あ、えっ? エッチな獣人の魔法使い⋯みたいな内容の本ですか?」
違うわい! 太股を擦り合わせるようにモジモジしながら変な事を言ってくる。
「いやいや、普通の⋯魔法書みたいな本。基本的な魔法の事が書いてあるような」
「ああ、魔法書なら魔法屋に売ってます。魔法書は本屋で扱ってないので」
「あ、そうなんですね。魔法屋ってどこにありますか?」
「魔法屋なら前の通りより一本奥に入った、裏通りを北に進めば看板が見えてくると思います」
「ありがとう」
真っ赤なエッチな顔で見てくるウサ耳店員に見送られながら本屋を出る。あの子も獣人女性だし、人間の男の俺が獣人女性向けのエロ本買ってたから、欲情してたのかもしれない。
裏通りに入り北⋯いや北ってどっちだ? わからんが通りをどちらかに進めば大丈夫だ。魔法屋がなければ逆だろう。
しばらく通りを進むと、魔女が被っている尖った帽子と杖の絵が描かれている大きな看板のある建物が見えてきた。
間違いなくあれだろう。
「れろっ♡んふっ⋯あちゅ♡あむっちゅぶ⋯ぢゅ♡」
⋯⋯ん? あー、昨日も夜通しヤッてしまったなぁ。
3Pの5回戦後、3人でもう一度風呂入ったけど、結局風呂でもヤッてしまった。童貞卒業したてで、しかも精力尽きないから仕方ないよな。
なんかチンポがまだ気持ちいい⋯。
「ちゅぶ⋯あん♡タカシさん⋯ちゅ♡おはようございます♡はむっ♡」
「おはよう⋯ぢゅる⋯ございます♡じゅぞっ⋯んっんっ♡」
目が覚めたらダブルフェラとか⋯いやいや。
「ちょ⋯あっ⋯2人とも⋯くっ⋯な、何してるの?」
「んちゅ⋯タカシさんを⋯はふっ♡起こしにきたら⋯ちゅぞ♡」
「おチンチン⋯むちゅ♡⋯元気だった⋯ので♡⋯ちゅぶ♡」
き、気持ちいい! 起きたらケモ耳の美女2人が、俺のチンポを奪い合うようにフェラしてるとか⋯⋯凄い世界に来たもんだ。
「ああっ⋯それ⋯いい!」
「むちゅ⋯んっんっんっんっ⋯らして♡んぢゅ♡」
「おチンチン汁♡ちゅっ⋯飲ませて♡ちゅぷ♡」
「あっ⋯もうダメだ⋯イクよ⋯出すよ⋯うっ!イクッ!ううぅぅぅぅ!!!」
──ドピュドビュビュルルル ビュビュルルルルルル
「あんむ♡んんん♡うくっ♡んく♡」
「アイリ⋯私にも⋯飲ませて♡はむっ⋯んん⋯んく⋯んく⋯うんん♡」
チンポをユナに譲ったアイリが竿を扱き、ユナが吸い出してくれる。
「ああ♡はぁ⋯はぁ⋯気持ちよかったぁ♡ 2人とも、ありがとう♡」
「「ごちそうさまでした♡♡」」
素晴らしい朝だな。
「タカシさん、昨日洗った服、もう乾いてたので畳んで置いてます。 朝ご飯もできてますから♪」
「何から何までありがとうな」
「いえ、いっぱいエッチしてくださるお礼です♪」
おっぱいはいつでも触って良くて、エッチしたら感謝されて世話までしてもらえるとは⋯なんかダメ人間になりそうだな。
着替えて洗面所に行くとアイリがいた。ブラシで綺麗な銀色の長い髪をとかしているが、それよりも昨日までなかった大きな鏡が、洗面台の前にある。
あれ? いつの間に取り付けたんだ? しばらくすると髪をとかし終わったアイリが、鏡に手を当て「リリース」と唱えると鏡が消えた。え? そういうシステム?
「あ、すみません。お待たせしました」
「いや、気にしないで」
アイリがリビングに行ったのを見送って、俺もやってみる。
「リリース」って唱えたら消えたから、「ミラー」か?
洗面台の壁に手を当て、「ミラー」と唱える。
あれ? 出ないじゃねーか。ミラーじゃないのか? う~ん、今更聞くの迷うんだよな。
この国の人間じゃないとは言ったが、魔法の使い方知らないって国が違ってもおかしいと思われそうだし。
鏡だからミラーじゃねぇの? 壁に手を当て、鏡⋯だからえーと⋯⋯⋯えっ?鏡が現れた。
何だ? 何も唱えてないのに⋯。
いや、それより鏡に写ってるイケメン誰? 思わず振りかえるが誰も居ない。
これが⋯俺? ジャンケンしてみるが、あいこにしかならない。
いやいや、イケメン過ぎるだろ。男装した女性のような、まるでオスカルみたいじゃねーか。こりゃモテるわ。
自分がイケメンになってるのは理解したが、今は魔法だ。
「リリース」⋯⋯あれ? 消えないぞ。何で?⋯⋯念じるのかな? 収納魔法もそうだったし。ってか日本語か?
「解除」と念じる。すると鏡が消えた。なんだよそれ。
日本語で念じるだけで魔法使えるチート。めちゃくちゃだな、あの女神。
楽でいいけど、便利過ぎて日常生活が困る気がする。
いろいろ実験してみないとダメだな。
とりあえず顔を洗ってリビングに行くと、朝ご飯のスープをユナが用意している所だった。
朝ご飯も美味そうだ。ケモ耳美女と食べれば倍は美味い。
3人で手を合わせ、
「「「いただきます」」」
食べながら今日の予定を話していく。
「俺は今日は街に行ってくるよ。服を買わないといけないし、いろいろ実験したい事ができた」
「あたしはギルドの依頼を受けてきます」
「私は昨日タカシさんのおかげで、かなり稼いだから家で薬の精製してます」
3人の予定が決まったが、ユナがアイリに、
「アイリ、今日も泊まる?」
「いや、今日は帰らないと。また泊まりに来るよ。でもタカシさんとエッチしたいなぁ⋯♡」
「またいつでもできるよ。ってか俺も宿か住む所探さないとな。 いつまでもユナに甘えてる訳にもいかないし」
「えぇ! 私は大丈夫ですよ。何なら住んでもらっても♡」
「嬉しいお誘いだけど、ユナの家に人間の俺が入り浸ってるとか噂になると外聞が悪くないか? ユナが何か言われたりしないか心配だ。エッチはするし、依頼は手伝うけど⋯⋯」
「大丈夫ですよ。この辺りは街から離れてるし、森が近いからあまり人はいないですから」
「そうなの? まぁユナがいいって言うなら甘えるけど⋯⋯」
「そうですよタカシさん。ここに居てくれれば、あたしも会えますし。その⋯エッチも⋯♡」
「そうだな、じゃぁそうさせてもらうよ。あ、とりあえず世話になってばかりじゃ悪いから、金貨100枚渡しておくよ。飯食わしてもらってるし、毎晩汚しちゃうから、シーツの替えとかたくさんいるだろうし」
「「金貨100枚!?」」
2人とも驚いている。アイリは魔物討伐して、金目の素材だけでも換金すれば稼げない金額じゃないんじゃないか?
「えっ?」
「タカシさん、いくら何でも多すぎますよ!」
「いや、換金してない素材がまだまだあるし、昨日の感じだとすぐ稼げる金額だし」
「いやでも⋯⋯」
「すぐ稼げるんですか?」
2人が違うリアクションしている。
「アイリ。これは内緒なんだけど、俺は収納魔法が使える。どんな大きな魔物でも収納して持って帰れる」
「ええ! す、凄いですね。収納魔法なんて絵本の世界の物だと思ってました」
「まあ、だから魔物を狩ってギルドに持っていけば、簡単に稼げる金額だよ。ユナも遠慮しないでくれ。俺もその方が甘えやすいし、足りなかったら身体で払うから⋯」
「あっ♡ 私その方が⋯♡ タカシさんの身体⋯♡♡」
「ユナずるい!」
「まあそういう事で」
俺たちは朝ご飯を食べ終え、それぞれの予定に向かう。
俺は金貨100枚と、薬の精製に必要な量の魔物の内臓をユナに渡して、2人のおっぱいを揉んでから家を出る。
とりあえず服だな。
俺はこの世界のファッションがわからないので、街の大きめの服屋へ行き、店員に選んでもらいながら下着も含め10着づつ買った。
全部で金貨5枚でお釣りがきた。
路地裏へ行き、買った服だけ収納魔法で収納して、服の入っていた大きな袋に、昨日討伐して剥ぎ取っていた希少素材を30個ほど入れて、仕込み刀を出してギルドと向かう。
何があるかわからないし、一応できるだけ武器を手に持っていた方がいいだろう。置場所にも困るからあまり持ち歩きたくないんだが仕方ない。鐔が無いから腰に差せないんだよな⋯。
ギルドに入って買い取りカウンターに行くと、昨日のハーフエルフではなく、人間?(たぶん人間だろう。耳も普通だし変わった所は見当たらない)の職員がいた。
大きな袋を置き買い取りを頼むと、袋の中を見てビックリしている。これでも多いのか? まだまだ収納しているのだが⋯。
「は、はい。しばらくお待ちください」
と言って、番号の書かれた木札を渡してくれた。目立ってしまったかな? でも人間みたいだから大丈夫だろう。
ギルドのソファーに座って待っていると、焦げ茶色の髪の丸坊主の頭に青白い熊のようなカワイイ耳が生えた、いかにも悪そうな大柄の獣人男が隣に座ってきた。
歳は俺と同じくらいかな? 手には俺と同じ木札を持っている。厳つい風体なのに耳だけが青白くてカワイイので、かなり違和感があるな。
「こんにちは。俺は冒険者のバニーってんだ。あんた人間族だろう? 珍しいな」
珍しいのか? いや、それより「バニー」って。どう見ても熊だろう。
「ああ、俺は最近この街に来たばかりで、名前はタカシだ。冒険者ではないんだが、ギルドで買い取りをしてもらいに来た」
どう見てもウサギじゃないバニーが、ちょっと驚いている。
「冒険者じゃねぇのに、あんなにたくさん素材の買い取りを?」
やっぱり多かったのか。どうしよう? こいつ悪そうだし、嫌な絡み方だな。
「いや、あれは溜め込んでた物を一気に持ってきただけだ。他の仲間に頼まれた物もあるし」
我ながら都合のいい嘘が出た。するとバニーが小声で、
「そういう事か⋯。でも悪い事は言わねえ。狙われる事もあるから。この街のギルド近くは悪いヤツも多いから気を付けた方がいい。」
あれ? てっきりカツアゲでもされるかと思っていたら、意外にいいヤツだな。
「そうなのか。わざわざ教えてくれてありがとう。この街に来たばかりだから助かるよ」
しばらく話していると、バニーの木札の番号が呼ばれ、バニーは買い取りカウンターに向かった。
「買い取り金額は金貨3枚と銀貨12枚です」
「ああ、確かに」
バニーがどのくらい素材を持ち込んだのか知らないが、少なくないか?
その後すぐに俺の木札の番号が呼ばれた。
「こちらが買い取り金額の金貨120枚と銀貨80枚です。素材の状態も良かったのでギルドとしても助ります。お確かめください」
金貨と銀貨は10枚づつ積まれているので大丈夫だろう。
「はい、確かに」
俺は一緒に出された巾着袋に銀貨を入れ、昨日貰った巾着袋に金貨を入れてカウンターを離れた。するとソファー居たバニーが手招きをしていたので、さっきと同じように隣に座ると、また小声で、
「金貨120枚って、なんでそんな金額になるんだ? そんなに希少部位だったのか?」
「いや、どうなんだろう? 魔物に詳しくなくて、勉強中だからよくわからないんだ」
熊耳のバニーは難しい顔をして考えていたが、やがて思考を止め
「とにかく気をつけてな。そんな大金持ってたら狙われるぞ。 早くギルドから離れた方がいい」
昨日は金貨150枚もらって、その後に狙われるような事はなかったんだけど⋯⋯なんだろう?
「ああ、ありがとう。気を付けるよ」
バニーと別れ、ギルドを出て一応警戒しながら、また街へ行く。
誰にもつけられてないようだから大丈夫だろう。
街の中の本屋へ行く。魔法の本が欲しいのだ。
魔法の事がわからないのは、生活するのに不都合がある。念じるだけで発動するとはいえ、どんな魔法があるのか知っていないと困る。
戦闘よりも生活魔法みたいな本があればいいのだが。
かなり大きい本屋に入って探してみる。そう言えば字は読めるな。日本語じゃない見たことない文字なのに、見れば意味が解る。なんか不思議な感覚だが、女神のチートだろうと気にしない事にした。
物語や伝記、服の本などがあるが魔法の本がない。なんでだろう? いろんな棚を探して本屋の奥に行くと、見ただけで雰囲気の違う棚が店の一番奥にあった。
ここかな?と思い、本を手に取ってみると表紙に裸の女性の絵が描かれていた。ああ、エロ本だ。ここはエロ本コーナーか。
ちょっと興味あるので中を見てみると、官能小説だった。たまにエッチな挿し絵がある。数が多いのでパラパラと読み、興味をそそる表紙を探していると、獣人の女を人間の男が後ろから抱き締めている表紙の本があった。
この世界に来てからの自分の性生活に似た、なかなか面白そうな内容だったので、ユナへのお土産にしようと3冊ほど選んで、カウンターへ持って行く。
カウンターの店員は白く長い髪を両肩の上で三つ編みにした、白いウサギ耳の獣人女性だった。服の上からでもわかる凄い巨乳、いや爆乳だ。
頬を赤くしてニヨニヨしながら会計をしてくれた。本は全部で銀貨45枚だった。
「あの、魔法の本ってどこにあるんですかね?」
エロ本に夢中で忘れていたが、魔法の本を買いにきたのだ。
話しかけた俺にビックリし、顔を真っ赤にして、
「ひゃい! あ、えっ? エッチな獣人の魔法使い⋯みたいな内容の本ですか?」
違うわい! 太股を擦り合わせるようにモジモジしながら変な事を言ってくる。
「いやいや、普通の⋯魔法書みたいな本。基本的な魔法の事が書いてあるような」
「ああ、魔法書なら魔法屋に売ってます。魔法書は本屋で扱ってないので」
「あ、そうなんですね。魔法屋ってどこにありますか?」
「魔法屋なら前の通りより一本奥に入った、裏通りを北に進めば看板が見えてくると思います」
「ありがとう」
真っ赤なエッチな顔で見てくるウサ耳店員に見送られながら本屋を出る。あの子も獣人女性だし、人間の男の俺が獣人女性向けのエロ本買ってたから、欲情してたのかもしれない。
裏通りに入り北⋯いや北ってどっちだ? わからんが通りをどちらかに進めば大丈夫だ。魔法屋がなければ逆だろう。
しばらく通りを進むと、魔女が被っている尖った帽子と杖の絵が描かれている大きな看板のある建物が見えてきた。
間違いなくあれだろう。
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