ケモ耳女性達とハーレムライフ

錏陀羅龍

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第五章 姫様と宰相

飲み会と人間の精力♡

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 酒盛りが始まったが、3人ともお腹が空いているので、ラルロンドにはチキンバーガー、ジェニーにはチキンドックを収納から出してあげた。
 ちなみに俺はハンバーガーだ。
 バッファローのハンバーグを挟んだハンバーガーだから、肉汁が溢れて最高だ。

ラルロンド 「凄く美味しいな。パンに鶏肉を挟む料理なんて初めて食べたよ」

ジェニー 「ああ。それにこの白いソースがめちゃくちゃ鶏肉に合うな」

「ラルロンドが食べているのがチキンバーガー、ジェニーのはチキンドックっていう料理だ。もうすぐ南区で屋台販売する予定で、他にもいろいろ種類があるから、見掛けたら買ってみてくれ」

ラルロンド 「屋台販売とは、流石タカシだな。これは絶対流行るぞ!」

ジェニー 「他の種類って、どんなのがあるんだ?」

 ジェニーの顔に、他のも食べてみたいと書いてあるようだ。
 だが今収納にあるのは、チキン南蛮のチキンバーガーとチキンドック、ハンバーガーとハンバーグドックだけだ。

「トンカツという、豚肉にパンを細かく卸した物をまぶして油で揚げた料理を挟んだ物や、魚を同じように揚げた物、後はチーズを追加した物なんかだな。ジャガイモを細長く切って揚げた、フライドポテトっていうのもある」

ラルロンド 「本当に凄いな。油で調理してあるのに、野菜を一緒に挟んであるから、意外にあっさりしている」

ジェニー 「このパンに挟むっていうのが、手軽に食べられていいな。ギルドの依頼に行く時、弁当として持って行きたいぜ」

 ミーシャもそんな事を言っていたな。
 2人とも気に入ってくれたようだから、間違いなく流行るだろう。
 エルフも食べる物は人間とあまり変わらないみたいだが、草食の獣人や女性の為に、野菜多めのメニューも考えておこう。

ラルロンド 「ところでタカシ。フィリスの店の店員さんだが、どうやってキラービーの毒を治したんだ?」

「『解毒魔法』を使ったんだ」

ラルロンド 「なっ⋯!『解毒魔法』って、タカシは光魔法が使えるのか!?」

「ああ。フィリスさんがハイエルフの魔法使いに聞いた話では、急に光の精霊の力が届かなくなって、この世界では光魔法が使えなくなったらしいな」

ラルロンド 「ああ、それは俺も祖父に聞いた事がある」

「光の大精霊は、プラチナドラゴンのせいで力を封印されていたんだ。でも俺がプラチナドラゴンを討伐して封印が解けたから、今は光魔法が使えるようになっている」

ラルロンド 「そういう事か⋯。聞けば聞くほど凄い話だな」

ジェニー 「タカシは俺と同じ人間族なのに、魔法がたくさん使えるんだな。魔力量がエルフ以上にあるんじゃないか?」

「どうなんだろう? 正直俺も、自分の事なのによく分かってないし、魔法の事も詳しくは知らない。だからラルロンドにいろいろ聞いてみたい事がある」

ラルロンド 「あ、ああ、俺でわかる事なら、何でも聞いてくれ」

「人に『アプレェィザァル』を使うと、どういう事が分かる?」

ラルロンド 「ん? タカシも使えるだろ? 『アプレェィザァル』を人に使うと、名前、種族、性別、年齢が分かる」

 やはり俺の「鑑定」は違うみたいだ。
 使える魔法種が誰も分からないとミーシャが言っていたから、おかしいとは思っていた。

「俺が『アプレェィザァル』を人に使うと、使える魔法種や、その人の病気なんかも分かるんだ」

ラルロンド 「そうなのか!? 使える魔法種が分かるって凄い事だぞ! 状態異常が分かるのは、昔ハイエルフの魔法使いに聞いた事あるが、かなり『アプレェィザァル』を鍛練しないと無理だと言っていた」

 魔法にはレベルみたいな物があるみたいだな。
 だが使える魔法種が分かるのは、女神チートがある俺だからって可能性が高い。
 ラルロンドもそこまで詳しい訳じゃなさそうだから、鍛練したと言えば大丈夫だろう。
 かなり無理がある言い訳だが⋯。

ジェニー 「た、タカシ! 俺に『アプレェィザァル』を使って、どの魔法種が使えるか教えてくれないか?」

 凄く期待した表情で言ってくるが、ジェニーは「魔法種無し」なんだよな⋯⋯。

「言いにくいんだが、ジェニーが使える魔法種は無い。でも人間族で魔法が使える人には、今まで会った事ないから気にしなくていいと思う。それに例え使えたとしても、魔力量の関係で、使った瞬間に魔力切れで倒れる可能性が高い」

ジェニー 「そ、そうか⋯。まあそうだな。気にしても仕方ない」

 いろんな魔法が使える俺が言っても説得力がないだろうな、と思ったが、ジェニーは別に気にしてないみたいだ。

ラルロンド 「タカシ! 俺は何の魔法種が使える?」

「ラルロンドは土魔法だ。魔力量が多い人は、鍛練すれば無種魔法は使えるみたいだな」

ラルロンド 「無種魔法というのは、その名の通り種類が無い魔法だから、大きく分けると生活魔法とかと同じらしい。それより俺は土魔法が使えるんだな。明日から少しずつ鍛練してみよう」

 ラルロンドは土魔法が使えると聞いて嬉しそうだ。
 自分が何の魔法種を使えるのか分からないと、鍛練しようが無いもんな。

 もう少し魔法の事をラルロンドに聞きたいが、あまり聞くと俺の魔法について聞かれた時、答えに困るな。
 ジェニーに人間の事について聞いてみよう。

「ジェニーにも聞きたい事があるんだが、いいか?」

ジェニー 「ああ、何でも聞いてくれ」

 ジェニーが唐揚げを食いながら、エールを飲んで返事をした。
 かなり気に入ったようで、エールを飲むペースが早い。

「エルフのラルロンドの前で聞いていいか分からないけど、前に俺は人間族以外居ない国から来たって言っただろう?」

ジェニー 「ああ、そう言っていたな。他種族を見た事がないって」

「だから変な事を聞くと思うんだが、この国の人間は、何故獣人女性とあまり関わらないんだ?」

 そう聞くと、ジェニーとラルロンドが驚いたように顔を見合わせた。

ラルロンド 「他種族を見た事なかったなら、確かにそうか⋯」

ジェニー 「なるほど、だから変な事を俺に聞いていたんだな。だがそれなら、タカシに教えておかないといけない事がある」

 ほろ酔いのジェニーが、急に真剣な顔つきになった。
 何か俺の知らない、知っておかなければいけない事があるようだ。

ジェニー 「獣人やハーフエルフ、あと海洋人もそうだが、混血の種族は人間族に憧れがあって、人間の異性に欲情してしまうんだ。女性は特に欲情が凄く強い」

「ああ、それは知り合いに聞いた事がある」

ジェニー 「だから人間の男があまり関わると、欲情する混血種の女性を煽ったような勘違いをされてしまうんだ」

 ガーランドみたいな感じだな。
 だがエリダさん達は本気で嫌がっていたし、人間男性だからといって誰でもって訳じゃないと、かなり力説していた。
 まあ短小包茎の禿げオヤジだから、獣人女性に限らず嫌だろうな。
 
「ジェニーは獣人女性の事をどう思ってるんだ? 別に差別している訳じゃないんだろ?」

ジェニー 「獣人は男も女も、凄く真っ当な種族だから差別したりはしない」

ラルロンド 「タカシは混血種女性向けのエロ本を読んだ事があるか?」

「いや、表紙くらいは見た事あるけど、じっくり読んだ事はない」

 エロ本と関係があるのか?

ジェニー 「種族によって内容は少し違うが、混血種の女性が読むエロ本に登場する人間男性は、凄く精力が強く書かれてる事が多いんだ」

 絶倫って事か。
 だがエロ本だから、別に不思議じゃないと思う。

ラルロンド 「1度の行為で、3回くらい射精する人間男性が主人公のエロ本が多い」

 3回? 
 エロ本の主人公だったら普通じゃないか?
 というかラルロンドも普通にエロ話をするんだな。
 美男子のエルフだから、あまりエロい話は嫌がるのかと思っていた。

「エロ本なら普通じゃないか? 男性向けのエロ本でもそうだろ」

 エロ小説やエロ漫画もだいたいそうだ。

ラルロンド 「ハーフエルフ男性向けのエロ本か?」

「ハーフエルフ男性向けに限らず、人間男性向けのエロ本の主人公も、3回くらいは射精する内容のはあるだろ?」

ジェニー 「人間男性用のエロ本なんてあるのか?」

 え?

ラルロンド 「女性の裸の写真が載ってる本は、凄く高価だがあるらしいけど、エロ本は聞いた事がないぞ」

 エロ雑誌みたいな物はあるみたいだが、どうも話が噛み合わないな。
 この世界には漫画が無いみたいだけど、男性向けのエロ小説も無いのか⋯。
 う~ん⋯⋯。
 エロ本に詳しくて、エッチな道具の店の常連なユーリが、人間男性向けのエッチ道具が売っている店は聞いた事が無いと言っていた。
 獣人男性はオナニーしないとも言っていたし、もしかしてこの世界では、人間男性もオナニーしないのか?

「ジェニーは娼館が好きだよな?」

ジェニー 「ああ。かなり好きだな」

ラルロンド 「俺も嫌いじゃない」

 ラルロンドもか!

「エルフの男は、どの種族の娼館に行くんだ?」

ラルロンド 「ん? ああ、俺達エルフの男は、人間女性の娼館に行くんだ。 娼婦のエルフは居ないからな」

 理由は分からないが、ハーフエルフの娼館には行かないんだな。

「ジェニーに以前聞いたけど、その⋯⋯獣人女性の娼館は無くて、理由が誰も行かないからだって言っていたけど、どうしてなんだ? ハーフエルフ女性の娼館にもハーフエルフ男性以外行かないとか⋯」

ラルロンド 「やっぱりそこが疑問に思うんだな⋯。俺達以外にそれを聞いた事が無いみたいで良かったが、いくら俺の家のリビングとはいえ、大丈夫かな?」

ジェニー 「今のタカシの感じからして何も知らないみたいだけど、これは俺達から言わないと駄目だろう。しかし⋯⋯」

 どうやら誰かに聞かれたら不味い内容みたいだ。
 ラルロンドの家のリビングだから大丈夫じゃないか?
 それとも王都はそんなに治安が悪いのか?

ラルロンド 「酒を飲むと言ったから店は閉めてきたが、ちょっと不安だな」

「今このリビングには、音が外に漏れない魔法がかけてあるから、店を閉めてるなら大丈夫だよ」

ラルロンド 「そうなのか!? なら⋯大丈夫だな」

ジェニー 「いろんな魔法が使えるんだな。でもタカシも自分で分からないなら、もうタカシはそういう人間族なんだと思う事にするよ」

ラルロンド 「そうだな。いちいち驚いていたらキリが無さそうだ」

 呆れられたようだが、その方が都合がいい。
 しかしそんなに聞かれたら不味い話なのか⋯。
 2人に質問して良かったかもな。
 
ジェニー 「いいかタカシ。混血種の女性は、人間男性とのセックスが、自分達が読んでいるエロ本みたいなんだと思っている」

 違うのか?
 いや、妄想で書いてるから、かなり違うか。
 アイリのエロ本なんて、分身3Pエッチをする内容だったしな。
 でもミーシャに読ませてもらったペルセウスが主人公のエロ本は、普通のエッチだった気がする。
 アイリのエロ本が特別ハードな内容だっただけで、ペルセウスのエロ本は、この世界の獣人女性ならみんな知っているエロ本だと、ミーシャが言っていた。

「エロ本の内容なんて、いろいろあるだろ? そりゃ中にはハードな内容の本もあるだろうけど⋯」

ラルロンド 「混血種女性向けのエロ本は、人間男性が激しくセックスして、3回くらい連続で射精する内容のがほとんどなんだ」

ジェニー 「混血種の女性は、人間男性が何度か連続で射精できると思っていて、俺達とセックスしたら、何度も射精してくれると思っているんだ」

 ⋯⋯ああ、なるほど。
 人間男性とセックスした事がないから、エロ本の内容のようなセックスをする、と思っているって事か。
 ん? 今のジェニーの言い方だと、連続で射精できないみたいな感じだな。
 娼館が好きなのに、元の世界の俺のように精力が弱いのかな?
 だがオナニーなら3回くらい連続でした事もあったし、中学の同級生には10回したってヤツもいた。
 それに元の世界の俺でも、ユナ達みたいな巨乳美女となら、3回くらいは出来る自信がある。

ジェニー 「つまり⋯⋯もう分かると思うが、混血種の女性が読むエロ本と、現実が違い過ぎる」

 現実?

ジェニー 「俺達人間族やエルフは、混血種の女性が嫌いって訳じゃない。だが人間男性は、獣人の耳や尻尾が動物みたいだと嫌悪感を持つヤツがほとんだ。でも俺は獣人女性の事を、美人が多いし、胸が大きいから魅力的だと思う。ちょっと変態かも知れないが⋯⋯」

 はあ? 俺が思っていた、この世界の人間男性の獣人女性に対する印象と、かなり違うな。
 それにジェニーは気にしているが、人間男性がケモ耳や尻尾に嫌悪感を持たないと、変態扱いされるのか。
 
「なら獣人女性の娼館があったら、ジェニーは行きたいだろ?」

ジェニー「いや、さっきも言ったが、混血種の女性は、人間とのエッチがエロ本みたいだと思っている」

ラルロンド 「だから俺達エルフや人間の男とのセックスが、エロ本の内容とは全く違う事を、混血種に知られてはいけないっていう暗黙のルールがあるんだ!」

 なん⋯だと⋯!
 今の話をまとめると、この世界の人間やエルフの男は連続で射精できない。
 それをエロ本の影響で、何度か連続で射精できるって勘違いしている混血種族に知られてはいけない、って理由で混血種の女性を避けているのか!
 凄い世界だな。

「で、でも、ジェニーやラルロンドは、人間の娼館に行って1回セックスしたら終わりなのか? 娼館には行った事ないが、確か王都の娼館は、2時間で金貨3枚が相場な店ばかりだった。2時間も何をするんだ?」

 おっぱい星人でパイズリ好き、なおかつ無限に射精できる俺なら、2時間くらいおっぱいだけで楽しめる。
 ユーリの爆乳なら当たり前だし、ユナ達みたいな愛する女性が相手なら、1日中パイズリで射精できる自信がある。

ジェニー 「娼館に行ったら、娼婦が風呂場で身体を密着させて洗ってくれる。その後湯船に浸かって、娼婦の身体を好き放題触って、次にマットプレイだ」 
 
ラルロンド 「ウィードネクターを使って、柔らかいマットの上で、娼婦に身体中を舐めてもらったりするんだ」

 予想通りのソーププレイだな。
 だが連続で射精できないなら、ずっとマットプレイをしているのか?

「それからセックス?」

ジェニー 「セックスは1番最後に決まっている」

ラルロンド 「すぐにセックスしたら、時間が勿体ないだろう?」

 やはり話が微妙に噛み合わない。
 娼婦の身体を触りまくって、マットでヌルヌルプレイをして、2時間も我慢できるのか?
 ソープ物のアダルトDVDでも、エマちゃんがしてくれた娼館プレイのように、服を脱がせてもらってフェラで1回。
 それが無くても、身体を洗ってもらいながら1回か、湯船で潜望鏡プレイで1回、もしくは少し休憩を挟んでマットで挿入して1回、それからベットでセックスだった。
 2時間なら、最低でも2回くらいはセックスで射精するだろう。
 
「よく分からないんだが、2時間も我慢できるのか? ウィードネクターでヌルヌルと密着されたら、射精したくて仕方ないだろう?」

 そう言うと2人とも、凄く不思議そうな顔で俺を見てきた。

ラルロンド 「もしかしてタカシは、1日に何回か射精できたりするのか?」

 1日に?
 連続で射精できないって、1日にって事なのか?
 1日1回しか射精できないみたいな感じだな。

ジェニー 「射精したら、その後身体が怠くなって眠くなってしまうと思うが、まさかタカシは違うのか?」

 賢者タイムがかなり酷いのかな?
 俺は女神チートのせいで、身体が怠くなるどころか、賢者タイムすら無い。
 今更ながらエロ過ぎるチート能力だな。
 猿のようにセックスしたくなって当たり前だから、寧ろよく我慢できてる方かも知れない。

「俺はその⋯⋯何回もできる。だから疑問に思っていたんだ」

ジェニー 「な、何だと⋯! 凄いヤツだと思っていたが、精力まで凄いとはな」

ラルロンド 「長く生きているが、そんな人間男性は聞いた事がない。エルフや人間の男は、スケベだが精力が弱いのが普通なんだ」

「そうだったのか⋯⋯」

 そんな理由があったとは、正直驚いた。
 つまり1日1回しか射精できないのに、混血種の女性にはエロ本の主人公のように何度も射精できると思われているから、それがバレないように暗黙のルールがあると言う事か。
 カルチャーショックが大き過ぎるな。
 
ジェニー 「何度か射精できるなら、タカシはこの国で唯一、混血種の女性とセックスしても大丈夫な人間の男だな」

ラルロンド 「ああ。いや寧ろ混血種の女性とセックスするべきかも知れない」

 なるほど。
 何度も射精できる俺が混血種の女性とセックスしたら、エロ本の通りだと証明するようなものだな。


 その後も唐揚げをツマミにエールを飲みながら、暗黙のルールの事や娼館の話を詳しく聞いた。
 この暗黙のルールは、混血種の女性を差別しているヤツや、盗賊みたいな悪党でも、それをバラす事は無いという。
 だから自分の家のリビングなのに、誰かに聞かれないか用心したんだな。
 2人の話だと、女性の身体を触りたいという性欲はあるが、別に射精して気持ち良くなりたいという気持ちは、あまり無いそうだ。
 射精したい気持ちより、射精した後の怠さが辛い気持ちの方が強いという。
 だが娼館に行ったら、最低1回は射精するのが娼婦に対するマナーなので、散々娼婦の身体を堪能した後、最後にセックスするのが普通らしい。
 
 それにこの国で精力が強い人間男性は、人間女性にすらモテるという。
 人間男性の精力が弱い理由はよく分からないらしいが、エルフ男性の精力が弱いのは、長寿種だから精力が弱くないと、この世界がエルフだらけになってしまうからだと云われているそうだ。
 それから俺が娼館に行くと、逆に金を払う娼婦が殺到するかも知れないと言われた。
 なんでもこの国の人間女性は、人間男性の精力が弱いから、混血種女性向けのエロ本のようなセックスに憧れているらしい。
 この世界は、エッチな女性ばかりなのかも知れないな。
 それを2人に聞くと、「だから露出の多い服を着ている女性が多いんだ」と言われた。
 ケイトさんの店に、エッチな種類の服が多い理由が分かったな。

 かなりビックリする内容だったが、この世界の事情について、詳しい話が聞けて良かった。
 そのまま楽しい飲み会が続き、ジェニーがベロベロに酔って寝てしまい、ラルロンドもかなり酔っ払ったので、お開きにする事になった。
 俺も結構飲んで酔っ払ったが、「回復」の魔法をかけたら、ホロ酔いくらいになった。
 完全に酔いが覚めると思ったが、丁度気持ちいいホロ酔いくらいになるのはいいな。
 俺の「回復」は、かなり万能な魔法かも知れない。

 ジェニーはそのまま、酔いが覚めるまでラルロンドの家で寝かせると言うので、ラルロンドにまた飲もうと約束して、店を出てカルシェ村に「転移」した。


 まだ夕方くらいなので、カルシェ村の山へ行って、魔吸木を引っこ抜いた場所を見に行く。
 セドム村の山の魔吸木は同じ場所にまた生えていたし、地中に大きなフローライトが埋まっていたのが気になったからだ。
 
 魔吸木を引っこ抜いた場所に「転移」すると、別に何も変わっていなかった。
 引っこ抜いた後の穴を覗き込んでみると、フローライトではなく、黒い石があったので、土魔法で掘り出した。
 手に取って光に翳すと、黒い石ではなく薄紫色の魔石のようだった。
 大きさが唐揚げくらいなので、「探索魔法」で他にも無いか調べたが、これ1つだけみたいだ。
 またドラム缶サイズのフローライトが埋まっていると思っていたが、そうとは限らないみたいだな。
 だが魔吸木の生えてくる所には、やはり魔石が埋まっているのは間違いなさそうだ。
 この魔石に関しては、帰って詳しいユナ先生に聞いてみよう。

 ついでに渓流へ行って、ツレナイを何匹か捕まえようかと思って、1つ思い出した。
 ワサビだ。
 ワサビは山の綺麗な水が湧き出す所に自生している事があると、何かの番組で見た事がある。
 名称が違う可能性が高いので、ダメ元で「探索魔法」を使って探してみると、山の中腹の渓流にたくさん生えていた。
 俺は嬉しくなり、すぐに「転移」してワサビを収穫していった。
 あまり乱獲するのは良くないので、とりあえず30個ほどにしたが、ワサビもビーフさんに人口栽培できないか相談してみよう。

 ツレナイもたくさん居たので、また30匹ほど捕獲したが、ツレナイの養殖というのもいいな。
 そんな事を考えながら、カルシェ村のお風呂屋の前に「転移」した。


 ちょうどラルフさん達が居て、今日の仕事が終わったので東区に帰るところだった。

ラルフ 「あっ、タカシさん」

「お疲れ様です。明日でいいので、またエアコンを作って貰えますか?」

ラルフ 「はい。エアコンなら任せてください!」

 やる気満々だな。

「実は西区の高級宝石商のオーナーに、エアコンの設置を頼まれたので、急で申し訳ないですがお願いします。色は白がご希望なんですが、前に服屋に取り付けた物と、壁に取り付ける大と小をお願いします」

ラルフ 「に、西区の高級宝石商!? あ、あの⋯今すぐ⋯」

 お客が西区の高級宝石商と聞いて、ラルフさんが慌ててしまった。
 隣のベンさんも緊張しているようだ。

「いえいえ、明日で大丈夫ですから、また作ってもらって、出来たら取り付けに行きましょう。俺が一緒に行きますから、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」

 そう言ったが、ラルフさん達は驚き過ぎたのか、あたふたしている。
 フィリスさんの家のリビングの広さが分からないから、白い大と小を2つずつ作ってもらおう。

「もう夕方ですから、明日の朝から作ってもらえば大丈夫です。ジョーイ社長は図面の作成で忙しいでしょうから、ベンさんとラルフさんの2人で取り付けに行きましょう」

ベン、ラルフ 「「は、はい!」」

「唐揚げとエールを用意しているので、明日の仕事が終わったら、また休日を楽しく過ごしてください」

 そう言うと2人とも少し緊張が解けて、だらしない表情になった。

 他の社員達は、セドム村でサムさんの屋台や鶏小屋を作ってくれていると言うので、ベンさん達と一緒にセドム村に「転移」した。


 セドム村の休憩所の前に「転移」すると、鶏小屋は作りかけだったが、サムさんの屋台は出来ていて、綺麗な色が塗られていた。

ニール 「ああ、タカシさん」

「凄いですね! もう屋台が完成してるじゃないですか」

ニール 「荷車を改造するだけでしたし、サムが凄くやる気だったから、あっという間でしたよ」

 屋台については敢えて指示していなかったが、俺の思ってた通り、元の世界のラーメン屋の屋台みたいな感じだった。
 これを引いて南区の広場とかで販売すればいいだろう。
 簡単に真似される事は無いと思うが、ハイデルベルク社長に相談して、権利を取っておいた方がいいな。
 それにハンバーガーの屋台が流行れば、軍隊に目を付けられて、チンピラが嫌がらせをしてくるだろうから、その辺りの対策もしておこう。
 ジョーイ建築会社やハンバーガー屋台に俺が関わってると分かれば、ガーランドが動いてくるかも知れない。
 キラービーの毒で衰弱死してくれればいいが、ああいうヤツほどしぶといからな。
 でもそうなったら、いよいよガーランドと対決だ。

サム 「ハンバーガーの屋台って、どんな感じにした方がいいですかね?」

 いろいろ考えていると、サムさんが嬉しそうに聞いてきた。
 自分の屋台が出来てワクワクしているみたいだ。

「屋台に『サムのハンバーガーショップ!』と書いて、ハンバーガーやフライドポテトの絵を描きましょう。それから販売する料理を覚えてもらって、それを作るキッチンも必要ですから、東区のサムさんの家の近くに作ってもらう。それからメニュー表も必要ですし、商品の値段も考えないといけません」

サム 「すみません。まだまだやる事が多いのに、すっかり舞い上がってしまいました。でも頑張ります!」

 サムさんは、ちょっと先走るところがあるな。
 でもやる気満々で嬉しそうだから、俺も出来るだけサポートしてあげよう。
 とりあえず明日はバッファローやホロリ鳥、あと魚やジャガイモをたくさん仕入れてこよう。

 もう日が暮れてきたので、今日の仕事は終わりにしてもらって、みんなを東区に送り届けた後、ユナの家の玄関前に「転移」した。


 ドアを開けて中へ入ると、ユナがキッチンに居たので声を掛ける。

「ただいま~」

「うっ⋯あっ、お、お帰り⋯なさい、タカシさん」

 返事が少しおかしいので、駆け寄ってユナを見ると、少し涙目になっていた。

「どうした? 何かあったのか?」

「い、いえ、あの⋯大丈夫⋯です」

 どう見ても大丈夫じゃないから、何か悲しい事があったに違いない。
 俺には言えない事だろうか?
 とりあえず俺は、ユナを抱き締めて狐耳を撫でた。

「あっ⋯♡」

「大丈夫なら、どうして泣いているんだ? 俺には言えない事?」

「えっ⋯あっ、違うんです。エマやアイリ達が、マヨネーズが食べたいって言うので作っていたんですが、全然上手くできなくて⋯⋯」

 そんな事で泣いていたのか。
 料理が上手いユナでも、マヨネーズはちょっと難しいからな。
 俺が側に居てやれば教えてあげられたのに⋯。
 だがマヨネーズが上手く作れなくて泣いてしまうなんて、ユナらしくて可愛いな。

「なら『テレパシー』で聞いてくれたら良かったのに⋯。ごめんな。俺がもっと一緒に居てあげられたら⋯」

「そんな! タカシさんは忙しいのに、私の我儘で無理しないでください」

 別に「念話」でマヨネーズの作り方を聞くくらい、我儘でも何でもないだろう。
 もしかしたらユナは誰よりも俺に遠慮⋯⋯いや、メルさんのように、嫌われるのを怖れているのかも知れない。
 だが俺はユナを愛している。
 エッチもそうだが、ユナの居ないこの世界での生活なんて、もう考えられない。 

「無理なんてしてないよ。前にも言ったけど、もっと我儘言っていいんだよ? 本当に大丈夫? おチンポ触る?」

 元の世界で、「大丈夫? おっぱい揉む?」という、女性に言われたら悩みが全て吹き飛んでしまう魔法の言葉を思い出したので言ってみた。

「んふっ、はぁぁぁ♡」

 すると狐耳を伏せて、少しションボリしていたユナが、凄くスケベなニヤケ顔になった。
 やはり魔法の言葉の効果は、この世界でも通用するらしい。
 
「そ、そんな事言われたら、顔が⋯⋯やっ! 見ないでください」

 自分でもスケベな表情になっている事に気付いて、ユナが真っ赤になってしまった。
 だがそのままズボンの上からチンポを触ってきたので、俺もユナのおっぱいを揉んだ。

「あっ、あんっ、タカシさん♡ あの⋯おしゃぶりしたらダメですか?♡」

「いいよ。あっ、でもエマちゃんは?」

「エマは部屋で眠ってます。その⋯ちょっと疲れているみたいで⋯。でも具合が悪い訳では無いので、心配しないでください」

 ユナの表情と言い難そうな感じからして、エッチな理由だという事が伝わってきた。
 オナニーして、疲れて眠っているのかもな。
 エマちゃんは大丈夫そうだが、ゆっくり寝かせてあげたいので、エマちゃんの部屋に「防音」をかけ、俺はズボンとパンツを膝まで下げた。

「あはっ♡ タカシさんのおチンチン、今日はまだ勃っていませんねぇ。ならちょっとお願いしてもいいですか?」

 まだ生おっぱいを触ってないから、チンポは下を向いていた。
 勃起してないからお願いって何だろう?

「うん。ユナが元気になるなら、何でも聞いてあげるよ」

「うふっ♡ ユナ、タカシさんのおチンチンが大きくなるところを見てみたいです♡」

 なるほど、いつもパンツを脱いだ時には、すでにチンポがビンビンだからな。
 最近は、勃起しないように気を付ける事が多かったから、多少耐性が付いた。
 だがユナの魅力的過ぎるおっぱいを生で揉んだら、未だに勃起しない自信は無い。

「わかった。じゃあ俺のチンポから目を離さないで、おっぱいを見せてくれる?」

「はい♡」

 ユナが期待した表情で、チンポを見ながら胸のボタンを外して、薄い緑のワンピースから器用に肩と腕を抜いていき、上半身だけを露出させた。
 ユナの魅力的なおっぱいが目の前にある。
 綺麗な桜色の乳首は、すでに期待でピンピンだ。

「今からユナのおっぱいを触るから、そのままチンポを見ててね」

「あっ、エマに聞いたんですが、さつえい?というのをしたらダメですか?」

 俺のチンポが勃起する様子を撮影したいのか。
 まあ気持ちは分からなくも無いし、ユナが元気になるなら、恥ずかしいが断る理由は無い。
 俺は収納からカメラを取り出した。

「これは撮影する為のカメラという魔道具なんだけど、カメラ越しにチンポを見ながら、このボタンを押して」

「はい♡♡」

 ユナは興奮しているが、同時に凄く嬉しそうだ。
 ユナがカメラを構えてボタンを押したので、俺はユナのおっぱいを下から掬い上げるように揉んだ。

「あっ⋯♡ はぁ⋯はぁ⋯んっ、あはぁぁぁ♡」

 おっぱいを優しく揉んで、乳首が指に触れたと同時に、チンポが硬くなって上を向いていく。
 カメラ越しにチンポが勃起していくのを見て、ユナの息遣いが荒くなっている。

「す、凄い⋯⋯素敵♡ タカシさんのおチンチン、ユナの胸を触っただけで、どんどん大きく⋯♡」

 どうやら自分のおっぱいを触っただけで、俺のチンポが勃起した事が嬉しかったみたいだ。
 乳首を指の間に挟んだまま、柔らかいおっぱいを寄せたり広げたりすると、チンポが完全に勃起して上を向いた。
 おっぱいを触ってから完全に勃起するまで、僅か10秒くらいだ。

「はぁ⋯はぁ⋯凄くイヤらしい♡ んっ、あはぁぁ、ユナ我慢できないです♡ 舐めていいですよね?♡」

 チンポが勃起していく様子を見て、ユナは我慢できなくなったようだ。
 さっきまで泣いていたのが、嘘みたいなスケベ顔になっている。

「うん。じゃあユナがフェラチオしてくれているのを撮影しておくよ」

 そう言うとユナが、嬉しそうにカメラを俺に渡して床に膝をついた。
 俺が上からカメラを構えて撮影ボタンを押すと、ユナがチンポを優しく握って扱いてから、裏筋にキスをした。

「ちゅっ♡ んっはぁぁ、タカシさんのおチンチン、今日は凄く匂いが濃いです♡」

 もう酔いは覚めたが、久し振りに酒を飲んだからだろうな。
 流石に「洗浄」をかけておけば良かったと後悔したが、ユナは逆に嬉しそうだ。

「昼間にお酒飲んだから⋯。そんなに嗅いだら恥ずかしいよ、ユナ」

「とってもエッチな匂いです♡ はぁ⋯んっ、おチンチン、素敵♡」

 エッチな匂いって、フェロモン的な匂いだろうか?
 自分の匂いって、自分ではよく分からないんだよな。
 汚れていると思うが、ユナ達は俺の洗ってないチンポの匂いを嗅ぎたがるし、俺が汗をかいてるほど喜ぶ。
 カメラ越しに見ていると、ユナがチンポに頬擦りしてから、亀頭をペロペロと舐めてきた。

「れるっ、ちゅっ、ちゅるるっんっ♡ おチンチン、美味しいです♡ んっぢゅるるる、はぁ⋯ちゅっ、れろっ、んっむちゅっ♡」

 亀頭を咥え込んだ後、チンポをシコシコと扱きながら、竿を隅々まで丁寧に舐めていくユナ。
 俺のチンポを口で綺麗にしてくれているような感じだな。
 撮影されているのを意識しているのか、下からカメラ越しの俺を上目遣いで見ながら、イヤらしく舐めている。

「あっ、んんっ⋯凄くイヤらしいよ。はぁ⋯うっ、気持ちいい!」

「んふっ、ちゅるるっ、ユナがおチンチン舐めてるの、いっぱい撮影してください♡ あふっ、んっむちゅっ、れろっんちゅっ♡」

 フェラしているのを撮って欲しいみたいだな。
 アイリもそうだったが、エマちゃんに聞いて撮影に興味を持ったんだろう。
 ユナがいつもより時間を掛けてチンポを舐めていくので、少し焦らされているような感じで、ガマン汁が鈴口から溢れて竿に垂れてくる。
 そのガマン汁を嬉しそうに舌に絡ませ、チンポをゆっくり扱きながら玉まで舐めてくれる。
 エアコンをかけていたが、酒を飲んでいたので汗をかいて玉が少し蒸れているのに、更に嬉しそうな表情で玉を口に含んで舌でコロコロと転がされる。

「んっ、あむっぢゅっ、んっんんっ、タカシさんのここ、凄く美味しい♡ ちゅっ、むちゅぅぅぅぅっ、んっちゅぽっ♡」

「あっ、ああっ! そんなとこまで⋯⋯気持ちいいよ。最高だ! んっ、ああぁっ!」

 玉を舌で刺激され、チンポを握っている手にガマン汁が垂れると、自分の指ごと嬉しそうに舐めていく狐耳美女。
 俺はユナが愛しくなり、狐耳を優しく撫でた。

「あっ⋯耳、気持ちいい♡ そのまま頭を撫でて欲しいです♡」

 ユナの希望通り、耳を含めて綺麗な髪を撫でていると、竿を垂れるガマン汁を舌で掬い上げるように舐めてから、亀頭にしゃぶりついた。

「あむっ、ちゅっぢゅぅぅぅっ、んふっタカシさんのお汁、凄く濃くて素敵♡ んちゅっ、んっ、んんっんふっ♡」

 よく分からないが、今日の俺のチンポは、ユナにとって凄く美味しいらしい。
 たぶん酒や汗の影響だろうな。
 だがユナの頭を撫でているので、自然と頭を押さえてフェラをさせているような感じになってしまう。

「んっ、くぅぅぅっ! ユナ、気持ちいいけど、苦しくないか?」

 押さえ付けている訳ではないが、見た目が無理矢理フェラさせているようで、罪悪感と同時に興奮が湧いてくる。

「ふちゅっ、そのまま⋯ユナの頭を押さえてください♡ んむっ、んっ、んんっ、うっちゅっ、はちゅっ、ぢゅぞぞぞっ♡」

 むしろ頭を押さえられたいのか!
 だがミーシャのように喉までチンポを突っ込んで欲しい訳じゃないだろう。
 俺がユナの後頭部を優しく押さえると、ユナが凄くリズミカルにチンポをフェラしだした。
 なるほど!
 これならユナは頭を後ろに動かして、俺が丁度いい所まで頭を押せば、リズミカルにフェラ出来るな!

「凄く気持ちいいから、このままフェラして!」
 
「んふっ、ふぁい♡ ちゅっ、んふっ、んんっむちゅっ、んっんっんっんふっ♡」

 少し焦らされていたから、リズミカルに激しくフェラされるとたまらない。
 カメラ越しに見ているから、めちゃくちゃエロいな。
 自分の理想のエロ動画を撮っている満足感がある。

「ううっ、あっ⋯⋯はぁ⋯はぁ⋯い、イキそう! ユナ⋯もう出ちゃう!」

「んちゅっ、あはっ♡ いつでも⋯出してください♡ んふっ、んんっ、んっんっんっ♡」

 射精感でカメラがブレないように気を付け、ユナの頭を押さえていた手をモフモフの狐耳に這わせて、撫でながら射精の快感に身を任せる。

「んっんっんんっ、らして♡ んぢゅるっ、んふっちゅっ、ぢゅぞぞっんっふぅっちゅっ♡」

「あっあっ、んくっ! もう⋯⋯イッ、イクッ! んっあぁっ、ああっ⋯⋯ううっ!!!」

──ドビュルッ! ドピュッ! ビュルルルッ! ドピュッドピュッ! ビュルッ!

 射精する瞬間、ユナが口からチンポを離して、チンポを激しく扱きながら口開けたので、そのままユナの顔に射精した。
 どうやら顔に掛けて欲しかったみたいだ。

「あんっ、はぁっ♡ いっぱい⋯♡♡ タカシさんの精子⋯⋯幸せ⋯♡」

──ビュルッ! ビュッ!

 射精の勢いが収まると、残っている精子を搾り出すようにチンポの根元から亀頭に向かって扱かれ、尿道の精子がユナの胸に飛び出した。

「ううっ、はぁ⋯はぁ⋯気持ちいい! ユナ、顔に掛けて欲しかったの?」

「んふっ、はい♡ エマに誕生日の事を聞いて、羨ましくなって⋯⋯」

 確か誕生日翌日の朝に、エマちゃんに馬乗りパイズリして、顔に2回連続で射精したな。
 初めてのメイド御奉仕だったし、可愛過ぎるメイドエマちゃんが、凄く顔射して欲しくて興奮していたから遠慮なくぶっかけた。
 ユナが羨ましがっているから、エマちゃんが自慢するように話したのかもな。

「ユナとエマちゃんは、顔に掛けられるのが好きなんだな」

「はい♡ タカシさんに精子を掛けてもらうと、凄く愛を感じるんです♡」

 愛か⋯。
 たぶん顔射した後、俺は満たされた表情をしているのかもな。
 ユナ達や俺も、中出しが1番満たされるのは間違いないが、顔や身体に射精すると、俺はユナ達を自分の物にしたという満足感が湧く。
 ユナ達は、俺の物にされたという安心感があるのだろう。

「あっ、むちゅっ⋯んふっちゅぅぅ、ぢゅるるるるっ、んふっ♡ 綺麗になりました♡」

 お掃除フェラをしてくれてチンポは綺麗になったが、ユナの顔は精子まみれだ。
 ユナが顔や胸に飛び散った精子を舐め終わったので、「洗浄」を掛ける。

「ありがとうユナ。じゃあ今から、マヨネーズを一緒に作ろうか? マヨネーズは少しコツが要るけど、料理が上手なユナなら、すぐ作れるようになるよ」

「はい。よろしくお願いします、タカシ先生♡」

 先生と呼ばれると、またチンポが硬くなってしまうじゃないか。


 2人とも服を着直して、マヨネーズを作っていく。
 ハーストイーグルの卵がまだたくさんあるし、サムさんのハンバーガー屋台の為に、たくさん作っておこう。
 ユナがマヨネーズを作るのに失敗した理由は、油を垂らしながら凄くかき混ぜなければいけないのが原因だった。
 マヨネーズは2人で作らないと無理がある事を教え、ユナが失敗して卵と油が分離してしまっている物も少しずつ混ぜて、材料を無駄にせず大量のマヨネーズを作った。
 ユナは失敗した物が無駄になってしまうと思っていたので、凄く喜んでくれた。

 明日はユーリの家に泊まるから、今日は狐耳姉妹をたくさん可愛がってあげよう。
 
 ユナとマヨネーズを使った夕食を作っていると、玄関がノックされた。

コンコン! 「ユナ~! ミーシャだけど、入っていい?」

 ミーシャが来たようだ。
 アイリの事が気になるので、ミーシャに聞いてみよう。
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